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第 2 回「新・いわき市商業まちづくりプラン策定検討懇談会」 会議録
【日 時】 平成 21 年 9 月 30 日(水) 午後 2 時 00 分∼午後 4 時 00 分
【場 所】 いわき産業創造館 企画展示ホールA
【出 席 者】 24 名
【委員】
福迫会長、小野副会長、芥川委員、木町委員、猪狩委員、渡邊委員、山崎委員、 飯間委員、碇川委員、菊地委員、武田委員、永木委員、庄司委員、鈴木委員、 石 委員、滝口委員
【事務局】
新妻課長、杉岡主幹、志賀係長、平山主査、間部主査
【その他】
アルファ社会科学㈱:関澤氏
いわき商工会議所:小林局長、佐藤博史次長
【会議経過】 1 開会
2 あいさつ
⑴ 会長挨拶(福迫会長)
○ 本日は、現プランの取り組み状況と評価、商業の現状と課題について議論したいので忌 憚のないご意見をお願いしたい。
⑵ 委員自己紹介(前回欠席委員)
(芥川委員、飯間委員、武田委員)
3 議事
⑴ 商業まちづくりプランにおける取り組みの状況について
○ 資料1に基づき、事務局より説明
成果のあったものは完了というだけでなく継続も検討、成果が不十分だったものは見直し だけでなく中止も検討していきたい。
<質疑応答>
【委員】
各施策・事業の中で最も効果があったものは何か。重要なのは「評価」だ。何を基準に継続 するのか。資料での「成果」の記述は定性的なものだけであり、これでは不十分ではないか。
【事務局】
確かに定量的評価は欠けている。今後、明示できるものは示していきたい。成果があった事 業例としては、「繁盛店づくりモデル事業」は参加店の数もかなりあり、様々な刺激になったと 考えられる。
【委員】
各事業について、当事者の商店等に対し成果に関するアンケート等の調査をやっているか。
【事務局】
それに類する調査は行っている。比較的良い結果で出ており、意欲的な店舗が多く見られる。
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【委員】
正直な意見を把握することが重要だ。本音の議論をしていくべきだ
【事務局】
かつては商店街等の団体に補助金を出す施策が多かったが、近年は個店に光を当てるように なってきた。「繁盛店づくり事業」はその筆頭だと考えている。本事業では、毎年5∼6店が指 導を受けてグループ討議をし、その結果を地域に広げるプロセスでのぞんでいる。「商工業活性 化助成事業」は、地道な事業ではあるが、続けていることが意義深い。
【会長】
結果が良かった事業であっても修正は必要であろう。悪かったものでも見直して継続が必要 な場合もある。「評価」の部分も目標値を設定してその成果を明らかにすることを新プランには 盛り込む必要がある(現プランでは不十分)。
【委員】
植田商店会では、平成 17 年に7店舗、平成 20 年度には5店舗が「繁盛店づくり事業」に参 加し、それ以降変わってきた感がある。それまではデスクワーク主体の議論だったが、個店の 意欲を育てる方向で、動きが活発になってきた。資料P21 にある「うえだ街なか広場」は、場 所を変えつつもその後継続している。農家との連携が生まれてきた。資料P25 にあるように、 いわき市南部地区中心市街地活性化協議会が補助を受けて空き店舗活用により「ドンワッセう えだ」を7月から展開している。実際の運営主体は植田商店会で、地産地消を実践し、これま で 55 日間で 11, 000 人の来場があり、一日平均 15∼20 万円の売上を得ている。補助金打ち切り 後の自立運営のため、人件費の確保を考えるとさらに付加価値を上げていきたい。補助金は2 年間では継続のためには正直言って苦しい。また、補助制度の申請には事務手続きが大変だ。 当事者は日々の仕事に追われて大変であり、支所の地域振興担当員の支援があったからできた が、そういうノウハウ面の支援も大事だ。
【委員】
イベントやセミナー等の事業が多いが、それらが本当に必要なのか。市で歩道や外装の整備 等を支援して、それで本当に個店の意欲が高まるなら、そういう方向で考えるべきではないの か。イベントでそれほど活性化するのか疑問だ。
【委員】
ネーブルシティ鹿島では、「繁盛店づくり事業」にいわき飲食店会メンバーが参加して小熊先 生の指導を受け、その翌日から実践した例もあり、経営改善ができた。このような個店の指導 は画期的な施策だと思う。また、資料P20 にあるユニバーサルデザイン店舗についても、ハー ドだけでなくソフト面、精神面でも成果があった。新プランでは、環境、子育て、高齢化、地 産地消など新たな視点の導入が重要だ。
【委員】
産学官ネットワーク協会の設置により進んだ事例は何か。
【事務局】
インキュベートルームを設置し起業の支援を行っている。また、農商工連携に向けた活動を 立ち上げてきており、国からの補助事業等も実施している。
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【会長】
ネットワーク協会は、商業まちづくりの観点からは、成果はまだこれからという段階ではな いか。
【委員】
「繁盛店づくり事業」のような事業は、手段が先にある感も強く、目的が不明確な面もある のではないか。お客の感動・満足が第一であり、PDCAサイクルの視点も欠けており、尻切 れトンボの感も強い。評価をして達成できたところにはさらに補助をするなどの、スパイラル アップのシステムが必要ではないか。
【委員】
今の商店が時代変化に対応できていないことは明らかで、それを助けるために補助が必要で ある。個店指導の原点は、「まず何をすれば良いのか」という入門編の部分で、そこからの起承 転結を追う必要がある。最後は自立していかなければならないのであり、そのためのビジネス ノウハウの指導が必要となる。お金よりもノウハウの提供が重要で、そういう事業が必要なの ではないか。
【会長】
資料では課題の大半が「今後の継続の必要性」に関する記述だが、イベント等の単発・一括 型の事業から、今後の発展につながるものに移行すべきで、評価の上で次へ進むことを考えな ければならない。
⑵ 市の商業の現状と課題について
○ 資料2に基づき、事務局より説明
資料最後の問題点・課題は、現段階の調査経過から仮の設定をしたもので、今後の議論を 踏まえさらに検討していきたい。
<質疑応答>
【委員】
商業集積力・吸引力が弱いことと、閉鎖型商圏は、いわきの宿命である。陸の孤島的な位置 にありやむを得ない。従って内需拡大しかない。これを問題点として指摘するのはどうか。
【事務局】
そのような現状を変えようということではなく、問題点として共通認識した上で対応策を考 えていくべきということである。
【委員】
小名浜は、これまでは港への観光客をまちなかに誘導する方針でやってきたが、観光商業と 生活商業の違いからこの方針を見直そうとしている。この両者は分けて考える必要があると思 っている。
【委員】
分散型都市構造で、最後に残れるのは平、小名浜、勿来だろう。各地区が特色を出していく べきだ。郊外立地は、一般的には環状線沿道が多いが、いわきは必ずしもそうではなく都市構
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造的な宿命による形態である。そういうことを前提として考えた上で具体策を検討すべきだ。 課題の中にある「新ビジネス」としては、残るのは「福祉」しかないと思う。福島県内でも気 候に恵まれた地域で、それらを生かしてトータルに考えるべきだ。
【委員】
観光商業と商業まちづくりを分けて考えるというのは、どういうことか。
【委員】
売るものが違うということだ。また、観光客は面としての移動がない。横浜のような例もあ るが、それをやるには地元の力が小さすぎる。
【委員】
高齢化時代であり、人口の推移に見合ったプランを考えるべきだ。特に一人暮らしの高齢者 が増えており、クルマで買物に来られない人のまちなかでの買物需要が拡大している。若い人 は流出し、高齢になってから戻ってくる。地区ごとに生活圏を形成できるようなプランにして も良い。地区内での内需拡大をしなければ街は消滅する。下川にシネコンが認可されたが、そ のような複合商業施設に狙われる地域でもあり、その中で既存商業が生き残れる方向を打ち出 せれば良いと思う。
【会長】
以上の議論を踏まえて今後新プランを作成していきたい。本日の資料に関連して、市民の購 買力の外への流出がある。市内、地区内の需要を的確に把握した上で、内需拡大、地産地消の 方策を議論する必要がある。今後、地区懇談会が予定されるが、そこでは各委員のご協力、リ ードをお願いしたい。市内のモデル事例もあるので、それを他地区でも応用するなど広い視点 でみて実践していくべきだ。
4 その他
○ 事務局より、次回は 12 月中旬頃を予定。それまでの間に、地区懇談会を実施する予定で あり、委員の皆さんの御協力をお願いしたい。
5 閉会
以上