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波田学長 兵庫医科大学|事務局からのお知らせ(平成21年度)

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Academic year: 2018

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波田学長:

学長の波田です。平素は本学のために大変ご協力とご支援を頂いておりますことに厚くお 礼を申し上げます。本日は教育に関係する沢山の先生方や病院長、事務局長なども出席さ れていますので、私は大学全体の総論的なことを簡単にお話させていただきます。

皆さん新聞でご覧になったと思いますが、7月17日の新聞に平成22年度の医学部の入 学定員を370名程度増やすという記事が掲載されておりました。本学にも7月17日付 けで文部科学省から連絡が来まして、平成22年度の医学部定員を370名程度増やすの で、その説明会を7月23日にするから出席されたい、という内容でした。説明会の内容 は結論的に言えば「地域の医師確保等の観点から、緊急臨時的に医学部入学定員増を認め る。(最大370名程度)」というものでした。入学定員増員の枠組みは3つのカテゴリー に分かれていまして、①地域の医師確保の観点からの定員増、②研究医養成のための定員 増、③歯学部入学定員の削減を行う大学の特例、というものです。この中で本学が関係し ますのは①ということになりますが、これは各都道府県あたり①県内大学5名以内、②県 外大学2名以内(①と併せて7名以内で増員可)ということになり全国で最大329名の 増となります。前提はこの増員には各都道府県が学生に奨学金を出すということになって いますのと県がどの大学に依頼するかということで各大学の受け入れ数が決まるというこ とです。兵庫県はこの増員は兵庫医科大学にはお願いしないと言ってきましたので、本学 の平成22年度の入学定員は今年度と同じ110名ということになります。因みに、全国 の状況は私立医科大学協会からの資料では私学に依頼しているのは、岩手県が岩手医科大 学に栃木県が獨協医科大学に、埼玉県が埼玉医科大学にお願いしていますが、あとは検討 中という都道府県が11ありますが、それを除けば国公立大学へ依頼しています。大阪府 は22年度は見送るということのようであります。

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私立医科大学は7大学ありますが、この中で科学研究費の取得額が多いのは第1位が京都 府立医科大学で第2位が兵庫医科大学であります。件数で見ますと兵庫医科大学は4位と いうことになり、更なる努力が必要ではありますが、全国的に見ても研究面でも高い評価 を受けていると言えます。

学内の組織の変更を申し上げますと、今年4月からこれまで学科目であった救急・災害医 学教室を社会的に見ても充実を期待されている現状に鑑みて講座に昇格させて、救急・災 害医学講座といたしました。この講座が救急救命センターの診療を引き続き担当すること になります。もう一つは、これまで中央診療施設に属していました総合診療内科を学科目 である総合診療内科教室が担当していましたが、診療、教育の内容が内科学講座の各診療 部門と同様な働きをしているという観点から、これを内科学講座の一部門にして内科学講 座総合診療科という形に今年4月から再編いたしました。診療科の組織変更は以上ですが、 現在学生の国際交流が盛んになり、その事務をこれまで統括して行う部署がありませんで したので、やはり今年4月から国産交流センターを設置し、学生の海外渡航や外国からの 学生又は研究生の受け入れを支援することにいたしました。本学はクロアチアのリエカ大 学、中国の天津医科大学同じく汕頭大学と学術交流協定を締結しており、それに基ずいて 学生又は研究者の交流を行っておりますが、このような交流をスムースに行くように支援 をするということになります。その他に米国コロンビア大学、ワシントン大学(本学4期 生、山西博道先生のご支援による)、カナダのトロント大学などへも学生を派遣しておりま して、今後共に国際交流を活発にしていきたいと考えております。

このように本学は全国的に見ても教育、研究、診療面のいずれでも非常に高いレベルにあ ることを大学の教職員、学生、同窓会会員、後援会会員の方々に知っていただくと共に、 更なる飛躍、発展の為に、ご支援、ご協力をお願いいたしたいと存じますが、学生諸君に は自信と誇り、勇気と希望を与えていただきますようお願い致します。

参照

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