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審議概要 建築審査会/札幌市

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(1)

建築審査会審議概要

会議名 平成 29 年度第 2 回札幌市建築審査会

開催日時 平成 29 年 6 月 12 日(月) 午後 3 時 00 分∼午後 5 時 00 分 開催場所 札幌市役所本庁舎 7階都市局会議室

出席者

委員 石山会長、太田委員、園田委員、星原委員

事務局 建築指導部長、管理課長、制度担当係長、係員1名 説明員 指導係長、係員2名

会議の結果 議案第 4 号から第 6 号はいずれも「同意」 議題 (1)議案第 4 号

総合設計制度により、容積率の限度を超えてホテルを新築したい旨の 許可申請(法第 59 条の 2 第 1 項)

【主な質疑】(○は委員の発言、●は説明員の発言)

○本件のホテルは、許可した場合に許容される容積率の上限(許容容積 率)ぎりぎりの容積率で計画されているのか。

●許容容積率から 10%ほど低い容積率で計画している。工事中に計画 変更があり容積率が増加した場合も、許容容積率の範囲内であれば変 更を認めることとなる。

○公開空地のスケッチによると、公開空地内に段差があるように見える が、どのような状況になっているのか。

●植栽とベン チが設置された 部分の描き方により段差があるように見 えるが、公開空地内の歩行面は段差なく平坦になっている。

○付近見取図を見ると、敷地周辺のビルは、それぞれかなりの空地を持 ちながら建てられており、本件の計画部分だけが非常に高密になって いる印象を受ける。

●本件の敷地 の周辺には総合 設計制度により公開空地を確保して建て られた建築物が多数あり、結果として周辺のビルの敷地内にゆとりが 生まれているものである。

○審査にあた っては総合設計 制度許可取扱要綱への適合をチェックし たとのことだが、「公開空地は敷地面積の何%設けなければならない」 などの規定はないのか。

(2)

●要綱第 8 条が敷地面積に対する空地面積の割合(空地率)を示してい る。

○計画上の空地率が、要綱第 8 条で必要としている空地率に対してぎり ぎりの数値となっている。空地率の算定にあたり、公開空地の評価が 恣意的となっていないか。なぜ 2.0 倍や 1.5 倍という係数が適用され ているのか、あるいは、ほかの係数を適用することはあり得るのかな どについて説明いただきたい。(事務局注:係数とは、公開空地の評価に応じ て公開空地面積に掛ける倍率のことであり、公開空地面積に係数を掛けて算出され た面積が公開空地の有効面積となる。公開空地の有効面積は、許容容積率を算定す る際に用いられる。

●空地率の算定に用いる空地面積には、係数を掛けていない実際の空地 面積を用いている。なお、要綱で定めている係数については、国が定 めた数値と、都市計画部が都市計画審議会や議会で説明したうえで定 めた数値を用いており、特定行政庁の裁量でこれらと異なる係数を適 用することも可能だが、そのようなことはせずに、これらの数値のと おり制度運用している。

○この公開空地ができることによって、中通の端から端まで歩道状公開 空地がつながることになるのか。

●本件の敷地の西隣の敷地には、中通に沿った歩道状公開空地が設けら れていないため、現時点では、歩道状公開空地はつながらない。将来 的に、西隣の敷地で総合設計制度を活用した建築が計画されるのであ れば、歩道状公開空地がつながる可能性はある。

○落雪への対策はどうなっているか。

●落雪のおそれがある建築物の頂部と公開空地上の庇の部分には、積雪 センサー付きのヒーティング設備が設けられており、積もった雪が解 けるようになっている。また、水が内側に流れるように屋根勾配をと っているため、溶けた水も内側に落ちるようになっている。

○誓約書を提出させているとのことだが、どのような趣旨の誓約書か。

●空地を公開空地として一般に提供することと、公開空地を適切に維持 管理することを誓約するものである。また、建築物等の所有者が変わ った場合に は、この誓約 書の内容を引き継ぐことも盛り 込まれてい る。

○福祉環境の整備とはどういった意味合いか。

(3)

●札幌市福祉のまちづくり条例に適合することを求めている。この条例 には通路や階段などを、車椅子利用者など、どのような方でも使いや すい仕様にするような内容が盛り込まれている。

○市の担当者としては、この制度が利用されることによる成果について どのように考えているか。

●都心や拠点においては市街地環境の整備改善に一定の 効果があると 考えられる。事業者への働きかけも含め、公開空地を地道に整備して いくことが重要であると考える。

○公開空地の維持管理に関する報告書が提出されない場 合の罰則等は あるのか。提出されないことが常になってしまうようなことは考えら れないのか。

●罰則というよりは、提出時期が決まっているため、市からも連絡して 提出させるようにするというのが第一である。現時点では、提出すべ きものはすべて提出されている。

(2)議案第 5 号

道路に接しない敷地に、一戸建ての住宅を 新築したい旨の許可申請

(法第 43 条第 1 項ただし書)

【主な質疑】(○は委員の発言、●は説明員の発言)

○橋は誰が築造したものか。

●この土地の利用者が、河川占用許可を受けて築造したものである。

○本件については、包括同意基準に当てはまるものとならないのか。

●包括同意基準は、一般的な住宅を想定して、延べ面積が 200 ㎡以下の ものを対象とする旨定めているが、本件の住宅は延べ面積が 200 ㎡を 超えているため、包括同意基準の対象とはならない。

(3)議案第 6 号

建築基準法第 55 条第 3 項第 2 号(高さ制限)の規定に基づく許可の 包括同意基準の策定(法第 55 条第 3 項第 2 号)

【主な質疑】(○は委員の発言、●は説明員の発言)

○建築基準法第55条の中に、学校、神社、寺院、教会という言葉は使 われているのか。

●「学校その他の建築物」となっており、神社などの言葉は使われてい ない。

(4)

○「その他」を神社、寺院、教会に限定した理由は何か。

●特定行政庁 等からの質疑に 対する国の回答をまとめた質疑応答集の 中で、「その他」の範囲として「神社、寺院、教会など、宗教上の理 由からその建築がやむを得ないもの」が示されている。その範囲をそ のまま準用したものである。

○想定される件数は、かなり多くあるのか。

●主に学校だが、過去に高さの許可を受けているものが数十件ある。包 括同意基準を定めておくことにより、これらの増築の際の手続きを円 滑に進めることができると考えられる。

○幼稚園や子ども園は対象となるのか。

●包括同意基準はあくまでも学校、神社、寺院、教会に限定しているた め、学校とその他のものを複合化したものなどは対象としない。同意 の必要な許可により対応することとなる。

○例えば、反社会的な宗教団体等が許可を申請した場合に、この手続き の中で建築を阻止するようなことは想定していないのか。

●本件の包括 同意基準は過去 に高さの許可を受けている建築物を対象 としているが、過去に許可を受けている宗教施設は 1 件のみであり、 反社会的な宗教団体からの許可申請を包括 同意基準により扱うこと は、現時点では想定されない。包括同意基準によらない許可申請の場 合であっても、「宗教上等の理由からやむを得ないと認められる計画 であること」とあるのは、教会の尖塔など、建築様式上やむを得ない 場合が該当するものであり、単に宗教団体の施設であるから許可する ものではない。

以 上

連絡先 札幌市都市局建築指導部管理課(制度担当)

電話番号:011-211-2859

参照

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