1.個別事務事業の内容
2.インプット指標及びアウトプット指標
3.アウトプット指標またはアウトカム指標
869
1,848 335
3,241
644,386 1,074,536
15,988,365 10,197,436 529,200 0
0.50 0.20 0.30 0.00 10,040,779 6,269,000
4,774,000 2,853,900
5,378,000
6,849,181
13,383 1,074,536
12,227,181
5,378,000 1,915,000
0
0.20 0.00
10,000,000 6,269,000 10,000,000 6,269,000
4 1 事業番号
1 3 年度
決 算
事 務 事 業 名
移送サービス(レモンキャブ)事業
主管課目 的
ドアツードアの移送サービスを運行し、身体的事由により公共交通機関の利用が困 難な高齢者及び障害者が気軽に安心して外出できるようにします。
1 2 年度
11,733
利用者数 1年間の延べ利用者数
目標値
実 績
555
会員登録した高齢者や障害 者の数
目標値 単 価
総支出単価 ( A) / ( D)
純支出単価 ( C) / ( D) アウトプット指標(D)
1人当たりの純コスト 利用者数
914 1人当たりの総コスト
512 11,733
4,933
1 4 年度
決 算
9,237,645
(単位:円)
決 算
地域の商店主を中心とした運行協力員により、7 台の福祉型軽自動車(レモンキャ ブ)を運行し、会員登録した高齢者や障害者の外出を支援します。管理運営を(財) 武蔵野市福祉公社に委託しています。なお、緊急・予備用に平成1 4 年9月に1台増車 し合計8台としました。利用料等:年会費1 ,0 0 0 円、利用料8 0 0 円/ 3 0 分
内 容
区 分
3,000
高齢者福祉課
インプット 指標
職員業務量(正規|嘱託)
減価償却費 支 出
支出 計(A) 人件費
嘱託職員 正規職員
1 3 年度 1 4 年度 指 標 の 説 明 区分 1 2 年度
平成1 5 年度個別事務事業評価シート
事業費
差引 (C)=(A)−(B) 収 入
( 都) 高齢者いきいき事業補助金
収入 計(B) ( 都) 福祉改革補助金
5,988,365 3,928,436
実 績 342 684
13,383 3,241
順調に利用者、会員登録者ともに増えています。 単価等に対する
コメント
平成1 2 年度は9月末までがモデル事業で、無料モニターとしての利用であったため、単 価が高くなりました。平成1 3 年度から、7台による稼動が本格実施されました。利用料基 本額(8 0 0 円/3 0 分)は、利用者1人当たりの総コストとほぼ等しいものとなっていま す。平成1 4 年度については、1台増車したたものの、予備・緊急用として常時運行を行わ なかったため、若干単価が上がっています。
1 5 年度
15,000 10,000
会員登録者数
備 考 指 標 名
4.評価
5.見直し方針
利用者および運転者とも会員制となって おり、会員相互の助け合いという地域共助 の先駆的な事業です。身体的事由により公 共交通機関の利用が困難な高齢者及び障害 者の生活の利便性を高め、閉じこもりの防 止など介護予防や生きがい増進などを図る 事業です。
利用者数の伸びを見る限り、潜在的な ニーズは、またまだ有ると考えられます。 これは、高齢者にとって安心して利用でき る移動手段の確保がいかに必要であるかを 物語っています。
自家用自動車による運送許可を得るため の条件として、会員制を取らざるをえませ ん。利用希望者の利用しやすさを図るた め、会員登録を迅速に行い、直ちに利用で きる体制はとっています。しかし、会員制 であることを知らない方もまだまだ多く、 市報や事業委託先の福祉公社の機関紙など でPRに努めていきます。
会員登録者及び延べ利用者の増加により、運行管理者・運行協力員の負担感(本業に支障も)が生じ ているため、共助の精神の減退を招くことの無いように、増車、運行管理者・運行協力員の増員も視野 に入れた事業展開が必要です。
総合評価 公平性 項
目 別 評 価
必要性 効率性 達成度
モデル事業開始から3 年を経過し、毎年 利用者(会員登録者及び延べ利用者とも) が増えつづけています。
会員制、利用料(8 0 0 円/ 3 0 分)等に関 して、特段の苦情も無く、利用者には好評 です。
本格的な高齢社会の進展に伴い、今後さ らにニーズの多い事業といえます。会員登 録者も増加していることから、この事業の 果たす役割はいっそう重要になります。地 域の運行管理者及び運行協力員との調整・ 連携を図りながら、充実していくことが大 切です。
道路運送法に基づく運送の許可条件とし て、利用者は会員登録をし、利用日の2日 前までに運行管理者に予約することが必要 です。会員制であることを含め定期的な P R を行い、受益機会の公平性を保ちなが ら需要を汲み上げていくことが大切です。 地域の実情に詳しい、お米屋さんや酒屋 さんなどの商店主を中心とした地域のボラ ンティアの参加と協力を得て、運行は柔軟 で効率的に行われています。
通常のバス、タクシー等の公共交通機関 を利用することが困難な車いす利用等の高 齢者及び障害者を対象に、通院や買物など 個別の二ーズに対応したドア・ツー・ドアの 送迎サービスとして順調に利用されていま す。
二 次 評 価
地域の商店主の運行管理者と運行協力員 という地域を熟知した方々に運行をお願い し、若干の報酬は有るものの、ボランティ ア的な心の通うサービスとして、共助の精 神を具現化した事業として効率性は、高い と考えられます。
利用者数は、年度を追うごとに順調に伸 びており、事業目的である、公共交通機関 利用による外出困難高齢者・障害者の日常 の足として、大きな役割を果たしていま す。