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第2回論文発表(第4・5回演習)要項 卒論マニュアル(名大東洋史)

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Academic year: 2018

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名古屋大学東洋史学研究室 2017

第 4・5 回卒論演習/アジア史研究方法論演習 要項

名古屋大学 東洋史学研究室 日時:2017 年 7 月 11・25 日(火)16:30~

場所:東洋史学リテラボ

課題:論文題目および研究史整理と問題設定

特に問題設定(卒論で,具体的にいかなる問題を取り上げて解明するのかを確定する作業)の確 立が主たる課題。問題設定は,まず何よりも自身の問題関心から発するのは言うまでもないが,同 時に先行研究の問題点を指摘し批判することを通してなされるものであるため,関係する既存の研 究は可能な限りすべて読み,検討されていることが前提とされる。また特に重要な点として,当の 問題設定が,半年間の勉強・研究で一定の解決を果たせる程度の設定かどうか(つまり,半年で書 けるかどうか),十分に検討しておく必要がある。その際に最も重要な指標となるのが史料である ので,あらかじめ史料を一通り見ておき,設定した問題が当の史料から明らかにできるかどうか, あたりをつけておくことが望ましい。

これ以降テーマを変更すると,時間的に見て卒論完成が非常に危ぶまれるので,問題設定は慎重 に行うこと。

報告事項

卒論題目

漠然としたものではなく,卒論で何を論ずるのかがわかるような,具体的かつ絞り込まれたタイ トルを考えて提示。雑誌論文のタイトルを参考にするとよい。

研究史整理と問題設定(今回の中心的課題)

取り上げるテーマないし問題に関係する従来の諸研究(研究書・研究論文)を紹介し,何が論争 点となっているか,どのような問題が未解決であるか(以上,研究史整理),そうした様々な未解決 の問題のうち,特に何を卒論で取り上げて解明していくのか(問題設定)を提示する。

その問題を取り上げることに研究史上どのような意味があるのか,を指摘できるようにしておく ことが望ましい(最終的に卒論を書く際に,これは必ず必要となる)。

史料

上記の設定された問題の解明のために必要な史料,したがって卒論で利用する史料をすべてリス トアップし,その特徴・利用価値もあわせて説明する。というのは,個々の史料は,どのような人 が何のために書いたか,何がどの程度記されているかなどによって,その史料が何をどの程度証明 できるかが決まってくるからである。したがって今回の報告では可能な限り史料にも接しておくこ とが望まれるし,また,マニュアルにも記したとおり,上記問題設定は,その問題を解明するに足 る史料が利用できることを確認していることを前提とすることになる。

史料が利用できるかどうかが鍵となるので,まだ入手できていない史料がある場合は,あわせて その史料の所在も確認し報告する。

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名古屋大学東洋史学研究室 2017

文献リスト

研究史整理に必要な論文・書籍はもちろん,テーマに関係する文献は全てリストアップする。た だし,前回よりもテーマが絞り込まれているはずなので,文献リストも自ずと前回よりも絞られた 分野のリストになるはず。やむを得ず多分野の文献リストになる場合は,必ず分類分けしてリスト を作るように。

なお,ここで作成した文献リストは最終的な論文末尾の文献リストのもとになるものなので,こ の段階から執筆要領にしたがって,正しいフォーマットのリストを作成しておくこと。

章編成の提示

仮のものでよいので,論文全体の章立てを構成してみること。各章にタイトルを付し,章ごとに 論じる内容を記す。これは卒論全体のイメージを具体化する上で,重要な作業である。

論じる内容については,単に「~について」と列挙するのでなく,それをどのような方向から論 じるのか,現時点での暫定的な結論は何か,を仮説として提示することが望ましい(もちろん,あ くまで仮説なのだから,研究が進むにしたがっていくらでも変化していくものと考えてよい)。

*今回の問題設定では,卒論が書けるかどうかの判断を要するので,事前に教員や上級生にも相談 してみるとよい。

参照

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