府中市学校施設改築・長寿命化改修計画策定支援業務委託仕様書
1 目的
府中市が所管する小・中学校については、昭和30年代から昭和40年代までに建 設された校舎が全体の7割を超えており、老朽化が深刻な状況となっている。このこ とから、厳しい財政状況の下、効率的・効果的な老朽施設の再生によるトータルコス トの縮減及び予算の平準化を図るため、「府中市学校施設改築・長寿命化改修計画(仮 称。以下「計画」という。)」を策定する予定である。
本計画では、現状の改築・長寿命化改修のみならず、文部科学省が提唱している学 校施設整備指針や適正規模・適正配置、防災機能、エコスクール等の事案を積極的に 取り入れ、児童・生徒にとってより良い学習・生活環境を整備するとともに、地域コ ミュニティの拠点としての機能を有するような学校施設の在り方を示したい。
このことにより、学校関係者や市民等の意見を充分に反映させた計画を策定したい ため、基本情報の整理や「府中市学校施設老朽化対策推進協議会(仮称。以下「協議 会」という。)」の運営についてコンサルティング業務を行うものである。
2 業務概要 ( 1) 業務件名
府中市学校施設改築・長寿命化改修計画策定支援業務委託仕様書 ( 2) 履行期間
契約締結の日の翌日から平成31年3月31日まで ( 3) 適 用
本仕様書(以下「仕様書」という。)は、本委託に適用する。 ( 4) 本委託の実施上の留意事項等
ア 本委託を受託したもの(以下「受託者」という。)は、発注者の方針や意向を十 分に理解し、関連する各分野における専門性の高い技術力を有する者を適宜配置 し、本委託に係る業務(以下「本業務」という。)にあたるとともに、良質かつ安 定的な支援を契約期間中継続的に履行するものとする。
イ 受託者は、常に発注者の支援者としての立場に立ち、発注者の利益を守ること を最大の任務と捉え、発注者との高い信頼関係及び倫理性を以って本業務を履行 するものとする。
ウ 受託者は、「府中市学校施設改築・長寿命化改修計画策定支援業務委託に関する 公募型プロポーザル募集要項」(以下「募集要項」という。)における所定の条件 を満たすとともに、本業務の実施にあたり、本事業に係る関係法令等の遵守を徹 底すること。
3 業務仕様
本業務は、仕様書によるほか、別紙の関係法令等に基づいて行うものとし、仕様書 に定めなき事項については、受託者は発注者とその都度協議すること。
( 1) 主任技術者、照査技術者及び担当技術者の資格及び業務実績要件
本業務の主任技術者、照査技術者及び担当技術者は、「ア:資格要件」を満たし、 照査技術者及び担当技術者は、「イ:業務実績要件」を満たす者を配置すること。 ア 資格要件
次のいずれかの資格を有する者。 ( ア) 一級建築士
( イ) 技術士「建設部門−都市及び地方計画」、技術士「建設部門−鋼構造及びコン クリート」、技術士「建設部門−施工計画、施工設備及び積算」
イ 業務実績要件
過去10年以内に、本業務と同種 ※ 1
・類似 ※ 2
の業務実績を有する者。
※ 1:公共事業における施設の修繕計画策定(支援)業務及びそれらに相当す る業務
※ 2:民間事業における施設の修繕計画策定(支援)業務及びそれらに相当す る業務
( 2) 業務の履行
受託者は、募集要項に基づき提出した業務実施体制により、当該業務を履行する とともに、業務提案書における提案事項については、実現に向けて課題を整理し、 問題点がある場合は改善策の提案を行うなど、発注者の承認を得て業務を履行する こと。
( 3) 業務計画書の提出
受託者は、契約締結後速やかに、次に掲げる事項を記載した業務計画書を作成の 上、発注者に提出し、発注者の承認を得るものとする。仕様書等に定めの無い業務 計画については、協議事項とし、適宜追加するものとする。なお、募集要項に基づ き提出した配置予定の主任技術者の変更は原則として認めない。ただし、やむを得 ない理由により変更を行う場合は、同等以上の技術を有する者とし、発注者から承 認を得るものとする。
ア 業務工程表
業務工程計画の作成、打合せ計画の作成 イ 業務実施体制
業務体制、業務担当表、連絡体制、連絡先 ウ 配置技術者名簿
担当分野、氏名、生年月日、所属、役職、保有資格、実務経験及び手持ち業務 エ 協力企業名簿
オ その他
発注者が他に必要とする事項
4 委託業務内容 ( 1) 目標設定
ア 学校施設の老朽化対策計画の策定に当たっての背景や目的を設定する。 イ 学校施設の目指すべき姿を整理し設定する。
ウ 計画の対象施設及び対象期間を設定する。 ( 2) 学校施設を取り巻く現状と課題の整理
次のアからオの内容及び課題について整理する。 ア 学校規模(教室数、校舎内のスペース構成) イ 児童・生徒数の推移
ウ 各小中学校の近隣地域状況 ※ 1
の整理 エ 施設修繕・改修の経過(費用・項目) オ 施設の老朽化対策調査結果等
※ 2
の把握及び課題の整理
※ 1:都市計画。近接する工業施設、商業施設、住宅及び道路の状況。 老朽化対策調査(H26∼H28 実施)により確認済みである内容について整 理することを主たる業務とする
※ 2:基本事項については次のとおり。その他本市の実情に応じた評価項目に ついては、別途協議して決定していくものとする。
構造躯体の健全性の評価方項目 根拠資料 借用
安
全
面
内装や外装の仕様・劣化状況 老朽化対策調査報告書(H26∼H28 実施)より
可
外装の仕様・劣化状況 老朽化対策調査報告書(H26∼H28 実施)より
非構造部材の耐震対策状況 老朽化対策調査報告書(H26∼H28 実施)より
防災機能の状況 その他調査報告書より
防犯対策の状況 老朽化対策調査報告書(H26∼H28 実施)より
アスベスト含有建材の使用状況 その他調査報告書より
機
能
面
設備の仕様・劣化状況 老朽化対策調査(H26∼H28 実施)より
学習環境等の整備状況 工事契約に係る書類より(LED 照明、空調設備等)
バリアフリー状況 その他調査報告書より
エレベータの仕様・劣化状況 老朽化対策調査(H26∼H28 実施)より
( 3) ソフト面の方針を市とともに検討し、取りまとめをした上で原案を提出する。 ア 児童・生徒数の適正規模・適正配置について(学区再編成含む)
イ 学習環境・生活環境面の機能性向上について ウ 複合化及び改修方針について
エ 義務教育学校(小中一貫校)について
施設整備の手法として、改築、長寿命化改修、大規模改修、小規模修繕等のい ずれが適切か判別するための、基準を設定する。
イ 施設整備周期を設定
アで掲げた施設整備の手法のそれぞれの改修周期について、方針を設定する。 なお、大規模改造、小規模修繕等の種類は個別具体的であることが望ましい。 (例:大規模改造=屋上防水、外壁改修、内壁改修、トイレ改修)
ウ ア、イに各種経費を踏まえた各校の長期修繕計画(およそ60年間)の策定 ( 5) 協議会の運営支援
計画に広く意見を取り入れるため、有識者や公募市民等で構成される協議会を設 置して検討を進める予定である。
協議会を2年間で9回程度開催するにあたり、必要となる資料や議事録等を作成 するなど、会議運営に必要な支援を行うこと。また、議案については、( 1) から( 4) の内 容を基に協議会前に提案すること。なお、当該提案については、各協議会の開催前 に、関係各課の管理職から構成される「庁内関係課長会議」において確認するものと し、当該会議において必要となる資料や議事録等の作成なども支援すること。
委員の選定や報酬、会議の日程や場所については、発注者が調整及び負担する。 ( 6) 学校施設改築・長寿命化改修計画の原案を策定
( 1) から( 4) のほか、( 5) の協議内容を踏まえて、計画(各校において改築、長寿命化改 修もしくは大規模改修を実施するもの)の原案を策定する。ただし、社会情勢(政治、 経済その他)の変化に柔軟に対応できるよう、計画当初から概ね10年間は、個別具 体的な短期計画を策定し、11年目以降については適宜修正ができるような中長期 計画を策定すること。
なお、インフラ長寿命化基本計画(平成25年11月29日 総務省)及び府中市 公共施設等総合管理計画(平成29年3月策定予定)との整合性を図るように配慮 し、本計画が総務省及び文部科学省が要請する個別施設計画としての機能も果たす ように留意すること。
また、個々の施設の規模・配置計画等の方針が立っていない場合は、当面の検討計 画とその後の検討時期を示すこと。
( 7) 計画の継続的運用方針
計画を継続的に運用していくために必要な事項について整理し、計画の実行性を 高める。
( 8) パブリックコメントの実施について
本業務において、パブリックコメントの実施を支援すること。ただし、意見を求 める対象者を市民全体のほか、施設利用者及びその保護者にするなど、その手法に ついては業務中に協議を行い決定すること。
5 業務の実施条件等
( 1) 情報マネジメント ア 打合せ及び記録等
次の受託者が関与した打合せ、協議等については、速やかに議事録を作成し、 発注者に提出すること。また、協議等によって受託者による検討が必要になった 場合は、検討結果について発注者に報告し、わかりやすく分類し、一元管理する こと。
( ア) 連絡調整の記録等
( イ) 定例打合せ(2週間に1度程度を基本とする)の記録等 ( ウ) その他発注者の行った会議や説明会における記録等 イ 情報の取り扱いについて
受託者は、本業務の遂行にあたり、発注者が保有する情報資産の保護について 万全を期すものとし、その機密性、安全性、可用性を維持するために必要な対策 を講ずるとともに、本業務において知り得た情報を正当な理由無く第三者に知ら せるほか、本業務の目的外に使用することの無いよう関係者全員に徹底させるこ と。また、個人情報の取り扱いについても、府中市個人情報の保護に関する条例 (平成15年6月条例第8号)及び関係法令等を遵守し、適切に保護すること。 ( 2) 業務報告
本業務期間中の発注者の指定した時期に、事業進捗状況その他指定内容について、 とりまとめて報告する。
ア 定期報告内容
( ア) 月間業務結果報告
( イ) 各会議・打合せ検討結果(資料は変更内容を明確に示す)
( ウ) 事業進捗状況(マスタースケジュール、クリティカルパスの表示) ( エ) 翌月の業務計画
( オ) その他(指定時のみ)事業費概算等各種説明資料 イ 報告の仕様
( ア) 定期報告 資料をA4縦にまとめ左綴じとしたもの ( イ) 上記の電子ファイル(月報告はメールによる)
6 成果物及び提出部数
成果物等については次の( 1) から( 4) のとおり基本とする。なお、ここに定めがないも のについては、発注者の指示によるものとする。
( 1) 成果物等の提出先
府中市教育部総務課学校施設係担当 ( 2) 成果物の構成
ア 紙データ版
成果物 規格 部数 備考
(1)業務計画書
①業務工程表
②業務実施体制
③配置技術者名簿
④協力企業名簿
⑤その他
A4縦版
※ 図表等を使
用しA4では
納まらない場
合は、A3版
を可とする。
2部
共通:文書表記は11
ポ イ ン ト 以 上 を 原
則とする。ただし、
図 面 内 に 表 記 さ れ
て い る 画 像 処 理 さ
れ た 文 字 に つ い て
は、読み取れれば可
とする。 (2)業務報告書(月例)
①月間業務結果報告
②各会議・打合せ検討結果(議事録、そ
の他資料含む)
③事業進捗状況
④翌月の業務計画
⑤その他
(3)業務中間報告書(平成29年度末)
① 年間業務結果報告
② 各会議・打合せ検討結果(総括)
③ 事業進捗状況
④ 翌年の業務計画
⑤ その他
A4縦版
※ 図表等を使
用しA4では
納まらない場
合は、A3版
を可とする。
2部
共通:文書表記は
11ポイント以上を
原則とする。ただ
し、図面内に表記
されている画像処
理された文字につ
いては、読み取れ
れば可とする。 (4)業務完了報告書(平成30年度末)
① 年間業務結果報告
② 各会議・打合せ検討結果(総括)
③ 事業進捗状況
④ その他
(5)府中市学校施設改築・長寿命化改修計画
A4縦版
簡易製本
5部
(6)府中市学校施設改築・長寿命化改修計画
(概要版)
A4縦版 100部
イ 電子納品版
次の構成により電子納品版を作成し、提出する。
成果物 規格 部数 備考
紙データ版に収めた全てのデータ CD−R
又は
DVD−R
2部 それぞれケースに
収める。
(注)1)成果物のファイル形式は発注者と受託者との事前協議により詳細を決定すること。
本版と同じタイトルを付したフォルダやファイル名を作成し、焼き付けること。
3)データについては、製本版と同じ体裁で作成したPDF版とともに、以下の形式により格納する
こと。
①文書:Mi c r os of t Wor d 形式又は Mi c r os of t Exc el 形式
②表、グラフ:Mi c r os of t Exc el 形式又は Mi c r os of t Power Poi nt 形式
③写真データ:J peg 形式
( 3) 記載内容の整理
計画書、報告書等については、電子データ及び業務種目等により分かりやすく整 理し、目次や図面番号、インデックス等を適宜付けること。
( 4) 著作権
本業務の成果物の著作権及び所有権は、すべて発注者に帰属するものとする。ま た、著作者人格権については、これを行使しないものとする。
7 委託料の支払時期等
本業務に係る委託料の支払時期等については原則として次のとおりとする。
支払時期 支払方式
中間報告時(平成30年4月頃) 完了一括払
業務完了時(平成31年4月頃) 完了一括払
8 その他
( 1) 受託者は、業務の実施にあたっては、関係法令及び条例を遵守するとともに、発 注者と協議を行い、その意図や目的を十分に理解した上で適切な人員配置のもとで 進めること。
( 2) 受託者は、本事業全般に関わる発注者の業務支援者として、発注者の指示に基づ き、本事業に係わる関係者との協議事項や質疑が行われた場合には、発注者の立場 をもって対応すること。この際、受託者は関係者に対し、発注者の業務支援者であ ること及びその役割を明らかにするとともに、公正で中立的な立場を厳に保持する ものとする。
( 3) 委託契約書における甲、乙は、仕様書において、それぞれ、発注者、受託者と読み 替えるものとする。
( 4) 委託契約書第1条に記載する仕様書とは本仕様書を示すものとする。
( 5) 委託契約書第8条に記載する「かし」とは、受託者の注意義務違反のことを示し、 受託者は善良なる管理者の注意をもって本委託業務を実施するものとする。
表 市立小中学校の概要
No. 小学校名 延床面積
校舎のしゅん工年度
※ 1
築年数 ※ 2 児童数
※ 3
学級数
※ 3
校舎 体育館
1 府中第一小学校 9, 217 ㎡ S52年(1977 年) 39 年 32 年 845 人 27
2 府中第二小学校 8, 182 ㎡ H 1年(1989 年) 27 年 51 年 1, 017 人 33
3 府中第三小学校 8, 059 ㎡ S39年(1964 年) 52 年 51 年 797 人 29
4 府中第四小学校 5, 486 ㎡ S38年(1963 年) 53 年 51 年 425 人 17
5 府中第五小学校 6, 443 ㎡ S38年(1963 年) 53 年 51 年 600 人 22
6 府中第六小学校 6, 469 ㎡ S38年(1963 年) 53 年 51 年 774 人 22
7 府中第七小学校 5, 826 ㎡ S37年(1962 年) 54 年 49 年 355 人 12
8 府中第八小学校 8, 508 ㎡ S38年(1963 年) 53 年 51 年 907 人 32
9 府中第九小学校 7, 649 ㎡ S40年(1965 年) 51 年 49 年 440 人 23
10 府中第十小学校 8, 293 ㎡ H24年(2012 年) 4 年 4 年 765 人 23
11 武蔵台小学校 6, 119 ㎡ S41年(1966 年) 50 年 49 年 310 人 12
12 住吉小学校 7, 535 ㎡ S42年(1967 年) 49 年 49 年 643 人 26
13 新町小学校 5, 223 ㎡ S43年(1968 年) 48 年 47 年 311 人 12
14 本宿小学校 6, 558 ㎡ S44年(1969 年) 47 年 46 年 754 人 22
15 白糸台小学校 5, 319 ㎡ S44年(1969 年) 47 年 46 年 483 人 17
16 矢崎小学校 5, 119 ㎡ S45年(1970 年) 46 年 45 年 348 人 12
17 若松小学校 5, 778 ㎡ S47年(1972 年) 44 年 44 年 693 人 21
18 小柳小学校 6, 387 ㎡ S47年(1972 年) 44 年 43 年 642 人 22
19 南白糸台小学校 6, 074 ㎡ S48年(1973 年) 43 年 43 年 627 人 24
20 四谷小学校 6, 602 ㎡ S48年(1973 年) 43 年 42 年 613 人 18
21 南町小学校 6, 548 ㎡ S49年(1974 年) 42 年 41 年 472 人 19
22 日新小学校 5, 893 ㎡ S52年(1977 年) 39 年 38 年 484 人 16
計 小学校 22 校 147, 287 ㎡ 全ての学校で耐震化済み 13, 305 人 461
No. 中学校名 延床面積
校舎のしゅん工年度
※ 1
築年数 ※ 2 生徒数
※ 3
学級数
※ 3
校舎 体育館
1 府中第一中学校 10, 348 ㎡ S38年(1963 年) 53 年 40 年 592 人 20
2 府中第二中学校 12, 107 ㎡ S41年(1966 年) 50 年 26 年 719 人 24
3 府中第三中学校 13, 344 ㎡ H19年(2007 年) 9 年 26 年 622 人 21
4 府中第四中学校 12, 483 ㎡ S44年(1969 年) 47 年 25 年 654 人 21
5 府中第五中学校 13, 339 ㎡ S51年(1976 年) 40 年 25 年 513 人 15
6 府中第六中学校 11, 612 ㎡ S40年(1965 年) 51 年 25 年 612 人 17
7 府中第七中学校 9, 974 ㎡ S42年(1967 年) 49 年 23 年 262 人 8
8 府中第八中学校 9, 621 ㎡ S48年(1973 年) 43 年 43 年 670 人 18
9 府中第九中学校 9, 384 ㎡ S51年(1976 年) 40 年 39 年 410 人 12
10 府中第十中学校 8, 757 ㎡ S54年(1979 年) 37 年 36 年 338 人 10
11 浅間中学校 9, 162 ㎡ S56年(1981 年) 35 年 34 年 520 人 16
計 中学校 11 校 120, 131 ㎡ 全ての学校で耐震化済み 5, 912 人 182
※ 1 校舎のしゅん工年度は、児童・生徒の利用する最も古い棟の年度
※ 2 築年数の網掛けは、平成27年度末時点の経過年数が30年以上経過している施設