計量経済学 #15 ・復習問題解答
担当:鹿野(大阪府立大学)
2011 年度後期
解答
1. (a) G = 2。 (b) G = 1。 (c) G = K。
2. SSEは、すべての係数を調節して残差2乗和を最小化した結果得られるが、 制約付きの
SSE0は一部の係数だけを調節して最小化している。(残りの一部は、線形制約で固定され ている。)そのため一般的にSSE0 ≥SSEとなり、前者の予測誤差は大きくなる。
3. (a) χ20 = 49 ×15−1010 = 49 × 12 = 24.5。 (b) 臨界値はχ2(5) = 11.07。
(c) χ20 = 24.5 > 11.07 ⇒ H0は棄却される。 ○ 。
(d) 補足:カイ2乗統計量とF統計量を比較すると
χ2 = m2
SSE0−SSE SSE
∼Chi(m1), (1)
F = m2 m1
SSE0−SSE
SSE
∼F(m1, m2). (2)
よって数値計算上χ2 = m1Fという関係にある。 ここでm1 = G、m2 = n − (K + 1)。 またm2≈ nと置けば、両者は
χ2 ≈サンプル数×SSEの増加率, (3) F ≈制約一つ当たりのサンプル数×SSEの増加率 (4)
と見ることもできる。
(e) 補足:カイ2乗検定は、 サンプル数nがある程度大きい場合にのみ有効な近似であ る。経済・経営データはnが多い場合が多いので、 カイ2乗検定が使いやすい。
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