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特許庁への大きな期待-先人達に感謝し よう- 「特技懇」誌のページ(特許庁技術懇話会 会員サイト)

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tokugikon

2003.9.19. no.230 ご紹介いただきました衆議院議員の原田義昭でございま

す。私は、特許庁育ちの衆議院議員は私1 人ではないかな

と密かに誇りに思っているところであります。総務課長補

佐として1年半ほど在職しました。

特許制度、知的財産制度が本当に大事なところに来まし

た。たくさんの先人たちの努力、汗と涙の成果が少しずつ現

われております。お話にありましたように、例えば特許高等

裁判所、今はもう制度議論の中の1丁目1番地になっている

ところですが、裁判の迅速という問題についても、政治・

行政の一番大きなテーマになっているわけでございます。

それに関して先程、太田長官から知財立国の話もでました。

長官と言いますと、太田さんも今日で大きなお仕事を終

えられるわけでありますけれども、その前の荒井長官も現

在知的財産戦略推進事務局の事務局長として、それこそ

縦横無尽の働きをしておられます。

実は私は古い特許庁のビルにおりました。昔のことでご

存知ない若い特技懇メンバーも今日はたくさんおられます

けど、私もいろいろな仕事をさせていただきました。特許

特別会計(特許特会)というのが通産省の中で、またおそ

らく各省庁の予算制度の中で、今や一番元気がいい制度で

はないかと思いますけど、この特許特会も私のときに発案

をさせていただきました。

何でも原山さんが総務課長として明日から来られるとさ

っき聞きましたけど、私の時に原山さんもこの制度創設に

大変な努力をされたわけであります。当時は若杉長官もお

られましたし、技監は齋田さん、そのときの調整課長が梅

田勝さんといって、残念ながらそれから数年して亡くなら

れました。私はやはりそういう先人たちをきちっと評価し、

かつそれに敬意を表して、そして新しい時代に生きていっ

て欲しいといつも思っています。

私が在職中の昭和5 7∼5 8年頃、たまたま、これはたま

たまですが、古い建物の地下に昔の長官の写真が保存され

ていたのに気付きました。それで、私は皆さんに声を掛け

まして、その古い長官の肖像画を全部きれいにふいて、そ

して、それを庁議室といわれる中央の会議室に全部掛けて

もらったんです。なぜなら、この長官をはじめとする先人

たちの汗と涙で私たちの今があるんだということを私たち

はやはり毎日振り返るべきだと、こう思ったんです。初代

の高橋是清長官、それ以降ずっと何十人もの歴代長官の肖

像画を並べた庁議室は、それは壮観でした。

新しいビルが建ちました。これも実は特許特会の直接的な

効果であるということを若い方に申し上げておきます。最初

はあそこのロビーにその写真が全部飾られたのを私は本当に

良かったと思ったんです。皆さんどうですか。私は少し前、数

年ぶりに特許庁に行きました。そうしたら、いつの間にかこ

の写真がなくなっている。守衛さんから、また地下のどこか

に置かれているのではないかということを聞きました。高橋是

清の銅像だけはちゃんとありました。しかし、先ほど言いまし

たように、太田さんの、荒井さんの、また若杉さんの、別に

長官が偉いというのではなくて、そのときそのときでこの長官

と苦楽を共にしたという思いを持つことも面白いのではな

いかというのが特許庁O Bの偽らざる気持ちでございます。

今振り返ると、2 0年前特許庁に私も行かされたときは、

正直言ってこれで俺も島流しかと思いました。しかし、私

は行ってから、これぐらい仕事の多い、またやらなきゃなら

ない役所がほかにあるだろうかと思うようになりました。

私は1年半お世話になりましたけど、皆さん、もう今や、特許

行政、知的財産所有権、これこそが日本の明日を、日本の活

力を救う唯一無二の制度であると、特に若い皆さんがそのこ

とに思いをいたし、自信と誇りを持ってこれに臨んで頂きた

いと思います。皆さん、今日はおめでとうございました。

特許庁への大きな期待

原田

義昭

衆議院議員

平成15年度

特技懇懇親会開催

原田 義昭(はらだ・よしあき)

昭和1 9 年1 0 月1 日生まれ 衆議院議員(自由民主党)

<主な現職>

衆議院議院運営委員会理事

自由民主党国会対策副委員長

自由民主党司法制度調査会小委員長

自由民主党経済産業部会知的財産政策小委員会委員

知的財産制度に関する議員連盟事務局次長

PROFILE

参照

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