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第1章 要約 平成14年度市政アンケート調査報告書|武蔵野市公式ホームページ

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Academic year: 2018

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第1章

このアンケート調査は、毎年、武蔵野市の全世帯を対象に実施しています。今年度も9月に実施 し、計8, 296通の回答がありました。アンケートの目的は、これまでと同じ「市政のなかでどの 施策を重点的にすすめてほしいか」という設問で、あらかじめ用意された項目のなかから3つあげ ていただき、その回答から市民の要望を統計的にとらえることです。

また、市民の要望の具体的な内容もこれまでと同じく自由に書いていただきましたが、この内容 記入の件数は上記のうち4, 419通でした。

以上の結果のあらましは次のとおりです。

1.市行政の中でどの施策を重点的にすすめてほしいか

市民の多くが行政に対して、積極的にすすめてほしいと望んでいる施策を第10位まであげてみます。

重点的にすすめてほしい施策第10位まで

第1位 『高齢者福祉の推進』

第2位 『廃棄物対策の推進』

第3位 『安全な市民生活の確保』

第4位 『駅周辺の整備』

第5位 『市民の健康』

第6位 『緑の育成、水系の整備』

第7位 『自転車対策の推進』

第8位 『子ども施策・青少年施策の充実』

第9位 『交通システムや道路環境の整備』

第10位 『環境負荷が少ないまちづくり』

… … 35. 3%

… … 26. 0

… … 23. 7

… … 21. 3

… … 21. 0

… … 20. 9

… … 19. 3

… … 16. 2

… … 15. 5

… … 15. 1

(1)全体として

高齢者福祉、次いで廃棄物対策に高い要望

第1位の『高齢者福祉の推進』の回答比率は35%をこえ、3人に1人があげている。第2位の『廃 棄物対策の推進』は回答比率が26%であり、4人に1人となっている。第3位には、本年度から新 たに加わった項目である『安全な市民生活の確保』があげられている。

(2)

5

(2)性・年代別にみると

行財政改革の推進は男性が、環境負荷が少ないまちづくりは女性が要望

男女間の回答比率の差が大きい施策に、『行財政改革の推進』『環境負荷が少ないまちづくり』があげられ

る。男性に関心が高い施策は『行財政改革の推進』で、30代から女性との差が大きくなっている。女性

に関心が高い施策は『環境負荷が少ないまちづくり』で、とくに40代以降での差が大きい。

各性年代に特徴がある項目に、『情報化の推進』『子ども施策・青少年施策の充実』『小・中学校教育の充

実』『行財政改革の推進』『高齢者福祉の推進』があげられる。『情報化の推進』は20代男性での回答比率

が他性・年代より顕著に高い。『子ども施策・青少年施策の充実』は30代の男女で第1位にあげられてい

る。『小・中学校教育の充実』は、30代、40代の女性で回答比率が高く3割近くになっている。『行財

政改革の推進』は、40代以上の男性では上位10項目にあげられているが、他性・年代では関心が低い。

『高齢者福祉の推進』は、50代、60代、70代の男女で第1位にあげられている。

性・年代間に回答比率の大きな差がない施策に『廃棄物対策の推進』があげられる。どの層においても

25%近い回答がよせられており、幅広い層の市民から高い関心を集めていることがわかる。

(3)居住地区別にみると

駅周辺の整備は西部地区、自転車対策の推進は東部地区が要望

特に地区間の差が大きい施策は『駅周辺の整備』『自転車対策の推進』である。

『駅周辺の整備』については、【西部】で回答比率が高く、もっとも関心の高い項目となっている。 武蔵境駅・三鷹駅へのエスカレーターの設置、JR中央線の高架が完成するまでこの傾向は続くと思 われる。

『自転車対策の推進』については、【 東部】で回答比率が高く、吉祥寺駅 周辺の放置自転車や走行 時のマナーに対する不満が表れている。

(4)各年度の比較

市民生活の充実に関心の高まり

例年回答比率が高い施策に『高齢者福祉の推進』『廃棄物対策の推進』があげられる。両項目とも依然と

して回答比率が高く、ここ数年順位の変動は無いものの、年々ポイントを落としており、市民の関心が他

の項目に移ってきていることがうかがえる。

例年にくらべ関心の高まっている施策は『市民生活の充実』であり、コミュニティ活動などの地域社会

生活への項目に関心が高まっている。

例年にくらべ関心の低くなっている施策は『行財政改革の推進』『高齢者福祉の推進』『交通システムや

道路環境の整備』『災害に強いまちづくり』『情報化の推進』『廃棄物対策の推進』である。『行財政改革の

推進』は昨年大きくポイントを落としたが、今回も引き続きポイントを落としている。『災害に強いまちづ

くり』『情報化の推進』はそもそも回答比率の低い項目であるにもかかわらず、さらにポイントを落として

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2.自由記入欄にみる具体的な要望内容について

自由記入については、その内容にしたがって、武蔵野市第三期長期計画第二次調整計画におけ る施策体系の項目に当てはめて分類し、カウントしました。各項目は、分野・大項目・中項目まで 分類されていますが、ここでは、おおよその傾向を見るために、次表のように大項目別にまとめて 回答数の多い項目をあげてみました。

自由記入による具体的な要望内容第10位まで

第1位 自転車対策の推進 ・・・・・・・ (吉祥寺駅周辺/三鷹駅周辺など)

656件

第2位 ハイモビリティ施策の推進 ・・・・・・・ (ムーバスの展開/モビリティの向上など)

615

第3位 市政一般 ・・・・・・・ (感想/広聴など)

525

第4位 環境との調和を目指した廃棄物対策 ・・・・・・・ (歩きタバコ、ポイ捨て/資源循環型ごみ処理システムの構築など)

480

第5位 学校教育の充実 ・・・・・・・ (子供の学力と「生きる力」を伸ばす教育/中学生の昼食など)

326

第6位 緑化の推進、水の涵養と自然の営みへの配慮 ・・・・・・・ (緑の保全と緑化の推進/公園の新設と拡充など)

290

第7位 道路の整備 ・・・・・・・ (歩行者にやさしい道づくり、都市計画道路の整備など)

289

第8位 子ども施策の充実 ・・・・・・・ (保育サービス体制の充実/子育て支援環境の整備など)

275

第9位 時代のニーズに合ったサービス ・・・・・・・ (住基ネットワーク/市民サービスの向上など)

257

第10位 環境負荷が少ないまちづくり ・・・・・・・ (地球環境保全の推進/エネルギーの効率的利用、資源の循環的利用)

242

第1位『自転車対策の推進』、第2位『ハイモビリティ施策の推進 』、第3位『市政一般』に は500件をこえる意見が寄せられている。また、第9位の『時代のニーズに合ったサービス』は、 昨年はわずか66件であったが、今回は4倍近くの意見が寄せられており、住基ネットワークに対 する市民の関心の高さを反映したかっこうとなっている。

参照

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