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「保護観察・社会復帰支援施策の充実」,「社会内処遇における新たな措置の導入」及び「施設内処遇と社会内処遇との連携の在り方」(検討課題等)

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Academic year: 2018

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全文

(1)

法 制 審 議 会 少 年 法 ・ 刑 事 法 ( 少 年 年 齢 ・ 犯 罪 者

1 0 処 遇 関 係 ) 部 会 第 3 分 科 会 第 4 回 会 議 配 布 資 料

(2)

「保護観察・社 会復帰支援施策 の充実」,「社会内処遇にお ける新たな措置 の導入」 及び「 施設内処遇と社 会内処遇との連 携の在り方」(検討課題等 )

第1 保護観察 における新たな 処遇手法の開発 ,特別遵守事項 の類型の新設等

第2 更生保護 施設における指 導監督の実施等

第3 犯罪被害 者等の視点に立 った処遇の充実 等

第4 刑の執行 猶予中の保護観 察の仮解除の活 用促進等

第5 外部通勤 作業や外出・外 泊の活用等

第6 保護観察 における少年鑑 別所の調査機能 の活用の在り方 等

(3)

第1 保護観察 における新たな 処遇手法の開発 ,特別遵守事項 の類型の新設等 考えられ る施策・制度の 概要

1 保 護 観 察 所 が 充 実 し た 調 査 を 行 い , 対 象 者 の 再 犯 リ ス ク や 更 生 促 進 要 因 等 を よ り 適 切 に 評 価 す る た め の ア セ ス メ ン ト ツ ー ル を 開 発 す る と と も に , 評 価 結 果 を 踏 ま え , 罪 種 や 問 題 性 に 応 じ て 効 果 的 な 処 遇 を 行 う た め の手法 をガ イドラ イン又 はプ ログラ ムと して開 発・ 整備す る。

2 対 象 者 の 改 善 更 生 を 促 進 す る た め , 自 助 グ ル ー プ を 含 む 民 間 支 援 団 体 等 が 実 施 す る ミ ー テ ィ ン グ へ の 参 加 や 更 生 保 護 施 設 が 実 施 す る プ ロ グ ラ ム の 受 講 及 び 民 間 施 設 へ の 宿 泊 や 当 該 施 設 か ら の 外 出 禁 止 に つ い て , 特 別遵守 事項 で設定 するこ とを 可能と する 。

3 施 設内 処遇と 社会 内処遇 とで 指導内 容をよ り一 貫性あ るも のとす る。

【検討課題 】

1 保護 観察処遇におけ る新たなアセス メントツールの 開発及び新たな 処遇 手法の 開発・整備

⑴ 新 たなアセスメン トツールの開発

○ 必要 性

・ 対象 者の 再犯 リスク や更生 促進要 因の 把握

・ ど の よ う な 処 遇 が , い か な る 対 象 者 に 効 果 的 で あ る の か と い う

ことの 見極め

⑵ 新 たな処遇手法の 開発・整備及び 当該処遇手法の 特別遵守事項と して の義 務付け

○ 必要性及び相当 性

・ 特 別 遵 守 事 項 と し て 設 定 す る こ と が で き る 処 遇 手 法 に つ い て ,

性 犯 罪 者 , 薬 物 事 犯 者 , 暴 力 事 犯 者 及 び 飲 酒 運 転 事 犯 者 に 対 し て

行 わ れ て い る 高 度 に 「 体 系 化 さ れ た 」 認 知 行 動 療 法 に 基 づ く 専 門

的処遇 プログ ラム に限定 するこ とな く,拡 大す る必要 性

・ 現行 の特 別遵 守事項 との関 係

○ 時期に応じた各 遵守事項の組合 せ

○ 具体 的内容

○ 義務付けの在り 方

・ 現行法上の「 専門的知識に基 づく特定の犯罪 的傾向を改善す るた

めの体系化され た手順による処 遇として法務大 臣が定めるもの 」と

いう特別遵守事 項の類型(更生 保護法第51条 第2項第4号) など

によって可能か 否か。

○ 法整備の要 否

(4)

○ 民 間 施 設 が 実 施 す る ミ ー テ ィ ン グ へ の 参 加 や プ ロ グ ラ ム 等 の 受 講

を 特別遵 守事 項の 類型に 追加す る必要 性及 び相当 性

・ 民 間 支 援 団 体 等 が 実 施 す る 改 善 更 生 の た め の 次 の よ う な ミ ー テ

ィング に参加 する こと等

( 例)

・ ア ル コ ー ル , ギ ャ ン ブ ル , 薬 物 等 へ の 依 存 者 に 対 す る グ ル ー

プミー ティ ング

・ 万 引きを 繰り 返す者 に対す るグ ループ ミー ティン グ

・ 非 行 か ら 立 ち 直 っ た 経 験 を 有 す る 者 を 交 え た グ ル ー プ ミ ー テ

ィング

・ 専 門家が 行う 問題性 の改善 に資 するカ ウン セリン グ等

・ 更生 保護施 設が 行うプ ログ ラムを 受け ること

○ 対象者

・ 新設する特別 遵守事項の設定 は,保護観察対 象者全般を対象 とす

るか,特定の保 護観察対象者に 限定するか。

○ 特別遵守事項の 設定のための手 続

⑵ 民 間施設への宿泊 の義務付け及び 外出禁止

○ 民間施設への宿 泊の義務付けの 必要性及び相当 性

・ 更生保護施設 への宿泊を義務 付けることが有 用なのはどのよ うな

場合か。

・ 更生保護施設 以外に,宿泊を 義務付けるべき 施設があるか。

○ 民間施設への宿 泊を義務付ける べき時期・期間

○ 宿泊を義務付け られた施設から の外出を禁止す る必要性及び相 当性

・ 外出を禁止す ることが有用な のはどのような 場合か。

○ 外出を禁止すべ き時間帯・期間

○ 法整備の要否

・ 更生保護施設 への宿泊につい ては,現行の更 生保護法第51 条第

2項第5号で設 定可能か。

・ 宿泊を義務付 けられた施設か らの外出禁止に ついては,現行 の更

生保護法第51 条第2項第1号 で設定可能か。

3 施 設内処 遇と社 会内 処遇と での 指導内 容の 一貫性

○ 内 容

・ 刑 事 施 設 で の 特 別 改 善 指 導 と 保 護 観 察 所 で の 専 門 的 処 遇 プ ロ グ ラ

ム の一貫 性

・ 処 遇 の 成 否 や ア セ ス メ ン ト の 情 報 に つ い て の 前 刑 及 び 後 刑 を 通 じ

た 矯正・ 保護 での 共有

○ 具 体的方法

(5)

第2 更生保護 施設における指 導監督の実施等 考えられ る施策・制度の 概要

更生保護 施設での処遇を 充実させるため ,保護観察にお ける指導監督を 同 施設に担わ せる。

【検討課題 】 1 趣旨 等

○ 更 生保護施設に指 導監督を担わせ ることの趣旨・ 目的や意義

○ 更 生保護施設にお いて指導監督を 担わせることの 相当性

・ 現行法上,指導 監督の実施者は 保護観察官又は 保護司に限定さ れて

い ることとの関係

・ 近年の更生保護 施設における処 遇の体制や内容 との関係

2 指導 監督を担う更生 保護施設の対象

○ 主 体となる更生保 護施設の範囲

・ 全ての更生保護 施設が担うこと とすべきか,特 定の更生保護施 設に

限 定すべきか。

・ 限定すべきとし た場合,更生保 護施設のうちど のような施設が 相当

か 。

3 指導 監督の内容

○ 更 生保護施設が担 う指導監督の範 囲

・ 指導監督全般を 担わせることと するか,指導監 督のうち特定の もの

に 限定すべきか。

・ 限定すべきとし た場合,指導監 督のうちどのよ うな内容のもの とす

べ きか。

4 法整 備の要否・在り 方

○ 法 整備の要否

(6)

第3 犯罪被害 者等の視点に立 った処遇の充実 等 考えられ る施策・制度の 概要

1 刑の執 行の初期段階に おいて,犯罪被 害者等から心情 等を聴取し,伝 達 すべき もの につい ては加 害者に伝達 するとともに, 聴取した心情等 を踏ま えた矯 正処 遇を行 い,そ の処遇状況 ・結果を踏まえ た仮釈放審理等 を行う こととする。

2 保護観 察における指導 をより犯罪被害 者等の視点に立 ったものにする 。

【検討課題 】

1 刑の 執行初期段階に おける犯罪被害 者等の心情等伝 達制度

○ 趣 旨

○ 対 象となる被害者 等

○ 意 見・心情等の聴 取を担当する主 体

○ 聴 取の手続

・ 聴取の方法・場 所

・ 聴取すべきとき (被害者等から 申出があったと き等)

○ 聴 取した意見・心 情等の処遇への 活用方法

・ 矯正処遇へのい かし方

・ 仮釈放等審理へ のいかし方

・ 仮釈放等の後の 保護観察へのい かし方

・ 上記結果につい て聴取した被害 者等への通知の 要否や方法

○ 現 行法上の被害者 等の意見等の聴 取制度(更生保 護法第38条) や心

情等 伝達制度(同法 第65条)との 関係

2 より 犯罪被害者等の 視点に立った指 導 ⑴ 損 害賠償を促すた めの措置

○ 趣旨

○ 特別遵守事項又 は生活行動指針 による義務付け の必要性及び相 当性

○ 法整備の要 否

⑵ 被 害者の被害を理 解してそれを踏 まえて行動する ことを促すため の指 導

○ 具体的内容

・ 自ら犯した罪 を振り返らせ, 被害者の被害の 現実を正しく理 解さ

せ,それを踏ま えた行動を促す ための働き掛け や処遇

・ 損害回復に向 けた被害者の意 向確認及び当該 意向を踏まえた 具体

的な行動のため の計画策定や当 該計画を実行さ せるための指導

○ 対象者

○ 特別遵守事項又 は生活行動指針 による義務付け の必要性及び相 当性

(7)

⑶ 接 触禁止等の特別 遵守事項の拡大

○ 拡大の必要性及 び相当性

・ 被害者への接 触禁止や立入禁 止について,現 行法上設定する こと

ができる特別遵 守事項よりも, 拡大すべきもの はあるか。

参照

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