成29 10月5日
名古屋大学大学院医学系研究科 研究科長:門松 健治 分子病理学 白木 之浩 し ゆ ひ 助教 筆頭著者 橋 雅英 た し まさひ 教授 理事 副総 長 研究 ル プ 神経膠腫 い GPIアン 型膜 ンパ 質CD109 発 現 血管周囲 腫瘍細胞 腫瘍 悪性化 大 く関 し い こ 明 しま した
神経膠腫 原発性悪性脳腫瘍 中 最も頻度 い腫瘍 手術や化学放射線療
法 治療 抵抗性 示し 進行 も稀 あ ま 腫瘍 進展や治療
へ 抵抗性 腫瘍内 血管周囲 存在 言わ 脳腫瘍幹細胞 深く
関わっ い 考え いま そ 詳細 ニ 関し 明 点 多く
残さ いま 本研究 CD109 ンパ 質 注目し 悪性度 く 予後 良 神 経膠腫 い 血管周囲 腫瘍細胞 CD109 多く発現し い こ 明
し さ 神経膠腫 ウ ル 単離した 脳腫瘍幹細胞 い CD109 発現し い こ 示しました また 神経膠腫 ウ ル 対し 化学療法
ロ ド 投 行った こ 血管周囲 CD109 発現 腫瘍細胞 治療後 も関わ 生 残っ こ 細胞 化学療法 抵抗性 示 細胞 あ 可能性 示唆さ ました 本研究 成果 血管周囲 脳腫瘍幹細胞 CD109 発現さ
こ 腫瘍 悪性化さ 治療抵抗性 も深く関 し い こ 示し 今後 CD109 標的 した治療法 開発 期待 持 成果 言えま
本研究 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 次世代 医療創生研究事業 支援 行わ ました 研究成果 2017 9月9日 英国 アイルランド病理 学会誌 The Journal of Pathology ンライン版 公開さ ました
神経膠腫 悪性化 重要 分子を発見
―新た 治療標的 し 期待―
神経膠腫 悪性化 重要 分子を発見 ―新た 治療標的 し 期待―
イン
○ 神経膠腫 い GPIアンカ 型膜 ン ク質CD109 多 発現し い 場合 そう い場合 比 悪性度 高いこ を発見しました
○ CD109を発現 腫瘍細胞 腫瘍内 血管周 存在し 神経膠腫 元 脳腫 瘍幹細胞 特徴を持 こ を示しました
○ CD109を発現 脳腫瘍幹細胞 治療抵抗性 高い可能性 あ こ 今後 CD109を標的 した治療開発 期待さ ま
.背景
神経膠腫 い 腫瘍 血管周 存在し い 考え い 脳腫瘍幹細
胞 腫瘍 進行や治療 抵抗性 深 関わ い 言わ いま 詳細 カニ い 明 点 多 残さ いま 本研究 GPIアンカ 型膜 ン ク質CD109 注目し 脳腫瘍幹細胞 カニ 一端を解明 こ を目的 し
行わ ました
.研究成果
神経膠腫内 CD109 発現量を免疫組織化学染色 計測した結果 CD109高 発現群 低発現群 比較し 予後 良 あ こ わ ました また 免疫組織化学 染色を詳細 検討した こ 特 悪性度 高い神経膠腫 CD109 血管周 腫瘍細 胞 多 発現し い いう結果 得 ました
神経膠腫 ウ ル及び CD109 ノックアウ ウ を用いた動物実験
結果 同様 結果 得 ました CD109 高発現 神経膠腫 ウ 死 亡率 上昇し 悪性度 高い腫瘍 ウ 形成さ ました 更 血管周 腫瘍 細胞 CD109 存在 こ 確 ました
こ ウ ル 脳腫瘍幹細胞 を単離し CD109 発現を計測 脳腫 瘍幹細胞 い CD109 高発現 血管周 腫瘍細胞 脳腫瘍幹細胞
あ こ 示唆さ ました
更 神経膠腫 ウ ル 対し 化学療法 ロ 投 を行 た結果
治 療 後 関 わ CD109 を 高 発 現 し い 血 管 周 腫 瘍細 胞 生 残
CD109を発現し い 細胞 化学療法 耐性 あ 細胞 あ こ 示唆さ ました
.今後 展開
CD109を標的 した治療法を開発 こ 悪性化や治療抵抗性 関わ い 細 胞を直接攻撃 こ ま 治療 対し 効果 た症例 効果 あ 治療法
得 こ 本研究 CD109 対 治療開発 期待 持 成果 あ 言え ま
: CD109 免疫組織化学染色 生存曲線
.用語説明
GPIアンカ 型膜 ン ク質:GPIアンカ いう構造 細胞膜 止 い ン ク質
脳腫瘍幹細胞:脳腫瘍を構成 細胞 うち 幹細胞 性質 自己複製能 分化能 を持 た細胞
ロ :悪性神経膠腫 対 標準的 治療薬
免疫組織化学染色:抗原抗体反応を用い 組織標本中 ン ク質 抗原 を検出 手法
.発表雑
Yukihiro Shiraki, Shinji Mii, Atsushi Enomoto, Hiroyuki Momota, Yi-Peng Han,
Takuya Kato, Kaori Ushida, Akira Kato, Naoya Asai, Yoshiki Murakumo, Kosuke Aoki, Hiromichi Suzuki, Fumiharu Ohka, Toshihiko Wakabayashi, Tomoki Todo, Seishi Ogawa, Atsushi Natsume, and Masahide Takahashi.
“Significance of perivascular tumour cells defined by CD109 expression in progression of glioma.”
The Journal of Pathology 2017年9月9日付け電子版 DOI: http://dx.doi.org/10.1002/path.4981
English ver.
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_E/research/pdf/Journal_of_P_20171005en.pdf