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提出された意見の概要と市の考え方【PDF】 中心市街地活性化基本計画(素案)に対するパブリックコメント(意見公募)手続きの実施について(募集期間:平成24年5月1日~5月31日) | 函館市

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函館市中心市街地活性化基本計画(素案)に対するパブリックコメント手続の実施結果について

案 件 名 函館市中心市街地活性化基本計画(素案)

募 集 期 間 平成24年5月1日(火)から5月31日(木)まで

担 当 課 経済部中心市街地等再生担当

意 見 提 出 者 数 6人

○函館市中心市街地活性化基本計画(素案)に対する意見の概要と市の考え方

№ 意見の概要 市の考え方

1 観光との結び付きが弱いように思う。観 光案内だけでなく,もっと観光を中心市街 地の活性化に活用する方策を考える必要が ある。

観光客の利便性の向上や歩いて回遊しやすい 環境づくりを図るため,ワンストップ窓口機能 を備えた(仮称)観光センターの整備を図ると ともに,駅前通やグリーンプラザの整備,さら には歩行者用案内サインの設置などを実施する 予定としており,観光客も回遊しやすい中心市 街地を目指してまいりたいと考えております。

2 ボランティアセンターの概念が,福祉活 動に限られたものになっている。NPO法 上の20分野を総合的にカバーする必要が ある。ボランティアのマッチングだけでな く,パラレルキャリア支援やコミュニティ ビジネス,社会起業家支援,コワーキング 支援,CSR支援の機能を持たせなければ 活性化には繋がらない。

福祉ボランティアセンターにつきましては, ボランティア団体等の活動の場,交流の場とし て設置を考えており,高齢者サロンや福祉ショ ップなどと併設し,連携を図ってまいりたいと 考えております。

また,「若手起業家活動支援」として,本町・ 五稜郭・梁川地区での事業展開を想定しており ますが,その中でコワーキング支援についても 取り組んでまいりたいと考えております。

なお,パラレルキャリア支援やコミュニティ ビジネス,社会起業家支援,CSR支援につき ましては,今後,事業ニーズを踏まえながら, 検討してまいりたいと考えております。

3 駅前にボランティアセンターを作って も,実質的には観光案内や市の情報センタ ー的な役割を担うことになる。最初から観 光案内・情報センター・居場所(たまり場)・ ボランティアセンターが統合されたワンス トップサービスの統合センターを設置すべ きである。

中心市街地活性化基本計画には,駅前・大門 地区での福祉ボランティアセンターの整備およ び(仮称)観光センターの整備について掲載し ており,計画期間中に整備する予定としており ます。

(2)

4 今後,3~5年で福島県及び関東圏から 多くの避難者が北海道や函館に来る可能性 がある。被災者の皆さんに活性化の出番づ くりの場を与えられるようしていきたい。

中心市街地活性化基本計画の策定や事業実施 にあたりましては,行政のみならず民間事業者 や市民が連携して取り組むことが非常に重要で あると考えているところではあります。

しかしながら,特に被災者の方だけを対象に して出番づくりの場をつくることにつきまして は考えてはおりません。

5 「中心市街地における地域包括ケアのまち づくり」と活性化をどう連携させるかを考 える必要がある。

中心市街地には,医療や介護に係る資源が比 較的充実していることから,高齢者等の街なか 居住を推進し,中心市街地の活性化を図ってい くうえで,こうした既存の資源を活用すること ができます。

さらには,生活支援サービスなどを組み合わ せることで,居住の利便性や安心感・安全性が 高まるなど,地域包括ケアシステムを構築しな がら,地域の活性化を進めてまいりたいと考え ております。

6 (鉄道と市電の乗り継ぎ利便性の向上の 具体策として)函館駅前広場に市電の乗り 入れを検討して欲しい。乗り入れ後には, 駅前通の整備とも合わせ,高砂通の交差点 付近に電停を設置する。

函館駅前広場への市電の乗り入れにつきまし ては,軌道敷と歩道を分離する必要があるほか, 駅前交差点の形状を変更することに伴い,交通 混雑などが予想されることから,慎重な判断を 要するもので,中心市街地活性化基本計画期間 中での実施は難しいものと考えております。

現在,市では,総合的な交通計画を作成する ための調査を行っているところであり,そのな かで,電車とバスの分担や路線の再編などを検 討してまいりたいと考えております。

7 市電五稜郭公園前から行啓通を通り五稜 郭橋まで市電の延伸を検討して欲しい。電 停は,高砂通と五稜郭公園線の交差点付近 と,五稜郭橋の付近に設置する。

市電の延伸につきましては,道路の自動車走 行車線を減少させてしまうほか,状況によって は,現状よりも道路幅員を広げなければならな いなど,交通環境の変化を慎重に見極めなけれ ばならず,非常に長期にわたる計画・作業とな りますことから,中心市街地活性化基本計画期 間中での延伸につきましては難しいものと考え ております。

(3)

8 (旧グルメシティ五稜郭店の建て替え後 の活用の具体策として)函館年金事務所の 移転を要請する。

函館年金事務所につきましては,施設の老朽 化や立地条件などの問題はございますが,厳し い国の財政状況や全国にある年金事務所の改修 などの優先順位を踏まえますと,移転について は,難しい状況であると伺っております。

市といたしましては,旧グルメシティ五稜郭 店の建替後の活用策として,「若手起業家活動支 援事業」や「若者のための居場所づくり事業」 など若者を対象とした事業を中心に取り組んで まいりたいと考えております。

9 (駅前通とグリーンプラザの整備に関す る具体策として)駅前通を元町地区の歴史 的な建築物を保存・保全する地区とは違う, 歴史的な建造物を再現するような街並み地 区として指定する。グリーンプラザの一角 に,函館ロケの映画やテレビドラマやCM を紹介する博物館のような施設を設置す る。駅前通を毎年8月1ヶ月間トランジッ トモール化し,市電路線は花壇などで分離, 車道は仮設で石畳や芝生にする。駅前通と グリーンプラザでは各種イベントを開催す る。

本市の顔である駅前・大門地区を多くの市民 や観光客が集まり,賑わいのあるまちに再生す るため,中心市街地活性化基本計画には,駅前 通やグリーンプラザの整備を掲載しておりま す。

グリーンプラザにつきましては,観光客も立 ち寄り,憩えるような場所として整備したいと 考えております。

駅前通につきましては,長期間のトランジッ トモール化は,付近の交通渋滞を招く恐れもあ ることから,難しいものと考えておりますが, 歩道の高質化など,安心して,楽しく歩ける空 間づくりに取り組んでまいります。

10 市民会館は,老朽化で将来的には大規模 改修もしくは建て替えが必要であるが,現 在地では函館アリーナの建設が進行してい ることから,文化施設とスポーツ施設の立 地を住み分け,市民会館を函館駅前・大門 地区に立地してはどうか。

市民会館は,当市の文化芸術の拠点施設であ るとともに,各種大会等も開催されるコンベン ション施設でもあることから,建設予定の函館 アリーナの機能と市民会館を一体で使用するこ とにより,大規模なコンベンションを誘致でき るものと考えております。

そのため,両施設は同じ敷地内にあることが効 果的であり,函館駅前・大門地区への移転につ いては難しいものと考えております。

11 中心市街地に市民・企業・市役所の「協 働の場(ステージ)」を設けて,まちづくり の問題解決,地域社会の問題解決,商品の マーケティング調査,事業広報などについ て,学生・主婦・高齢者等これまで事業立 案に参加していない職業・年齢層の市民と 企業のコラボ事業を実施してはどうか。

中心市街地活性化基本計画では,旧グルメシ ティ五稜郭店の建替後の活用策として,「若手起 業家活動支援事業」や「若者のための居場所づ くり事業」などに取り組むこととしており,そ の中でコワーキングスペースも設置したいと考 えております。

(4)

12 昼間の高所からの街並みを眺めると,古 びた屋根が連なっている。それは「哀愁」 はあるが,「美しい街並み」ではない。屋根 にアートを描いて高所からの街並み景観を 向上してはどうか。

ご指摘のとおり,街並み景観の向上を図るう えで,建物を良好な状態で維持管理することが 重要でありますことから,地域の方々とともに 検討し,景観の向上に努めてまいりたいと考え ております。

13 駅前電停から旧森文化堂前までを通行止 めにし,月1~2回歩行者天国としてはど うか。それが無理ならば,市役所から中央 郵便局までの間を子供たちが安心して遊べ る場として整備してはどうか。

駅前から市電松風町電停までの駅前通につき ましては,市電も通る幹線道路であり,定期的 に歩行者天国を実施することは,付近の交通渋 滞を招く恐れがあることから,難しいものと考 えおります。

また,市役所から中央郵便局までの間につき ましては,現在,グリーンプラザとして,市民 の憩いの場となっておりますが,今後,市民の みならず,観光客も立ち寄る場所として整備す る予定でございます。

14 函館朝市組合・農協・函館魚市場などと 市が協力して,新鮮な海産物や農産物の販 売,西部地区・大門地区を中心に市内の飲 食店の屋台出店を募集し,丼物や汁物の対 決イベントの企画,函館のソウルフードに 市が認定証を発行するなど,観光客向けに アピールしてはどうか。

これまでも,グリーンプラザや朝市の駐車場, 百貨店の催事場などで,スイーツフェスタや全 国朝市サミット,さらには,マルシェ(市場) などを開催してきており,市制施行90周年を 迎える今年は,グリーンプラザ周辺で記念事業 として,地元の人気店をはじめ全国各地の有名 なグルメを集めた「はこだてグルメサーカス」 を開催いたします。

このように食を通じたイベントの開催につき ましては,今後も中心市街地の活性化を図るた め,適宜取り組んでまいりたいと考えておりま す。

15 駅前の空き店舗などを利用し,観光案内 所,高齢者の交流の場や買い物の休憩所, 荷物の一時預かり所・配送所,介護グッズ や介護相談の場の整備が必要である。

中心市街地活性化基本計画では,観光客の利 便性の向上を図るため,ワンストップ窓口機能 を備えた(仮称)観光センターを整備するとと もに,高齢者のコミュニティ施設であり,高齢 者の交流と憩いの場,休憩所として利用できる サロンなどの整備を予定しており,施設整備に あたりましては,ご意見を参考とさせていただ きたいと考えております。

16 一般の人が自由に参加できるフリーマー ケットの開催が必要である。

(5)

17 市営電車の停留所を最大限に活用するこ と。各電車の停留所を最大限に活用し停留 所名と停留所エリアを中心とした発展策を 計画すること。

中心市街地活性化基本計画では,「来やすい, 回遊しやすい環境づくり」を基本方針として, 市電安全地帯のスロープの設置や上屋整備を実 施する予定としており,市民をはじめ本市を訪 れる観光客の利便性の向上や安全の確保に努め るとともに,利用者への情報提供機能の充実に も取り組んでまいりたいと考えております。

18 市営電車の停留所を観光と地域商業経営 の拠点とし,停留所を広告等の媒介にして その地域の発展の中心に位置づける。

現在,電停ネーミングライツを始めとして, 現行規制の範囲内で広告媒体としての活用を図 っているところであり,今後は利用者への情報 提供機能の充実にも取り組んでまいりたいと考 えております。

19 計画年代を固定せず,行政等だけの判断 でもなく,市民や町会等の意見も十分に取 り入れた計画づくりして欲しい。

中心市街地活性化基本計画の策定にあたりま しては,「中心市街地の活性化に関する法律」に 基づき,国の認定が必要となりますが,この認 定期間は5か年と定められているものでありま す。

しかしながら,市といたしましても,中心市 街地の活性化は,この認定期間が終了した後も 取り組むべき課題であると認識しているところ であります。

また,本計画の策定には,中心市街地活性化 協議会の設立,さらには意見聴取が必要とされ ており,協議会の構成団体として,町会のみら ならず各方面からのご参画をいただいていると ころでございます。

なお,市といたしましては,来年3月の国の 認定を目指しているところでありますが,認定 後も適時適切な計画の見直しが可能であります ことから,今後とも広く各般のご意見をお聞き してまいりたいと考えております。

20 (中心市街地の活性化に向けた具体策とし て)本町交差点から市立函館保健所までの 市電延伸,亀田川沿いの遊歩道化,各商業 地区に駐輪場を設置することが必要であ る。

市電の延伸につきましては,No7で回答い たしましたとおり,中心市街地活性化基本計画 期間中での延伸は,難しいものと考えおります。

(6)

○その他の意見

№ 意見の概要 市の考え方

21 西部地区や他地域に住む高齢者達を買い 物弱者としないために,高齢者専用ミニシ ャトルバスが必要である。

現在,市では総合的な交通計画を作成するた めの調査を行っているところであり,そのなか で,買い物弱者への利便性の向上なども含めた 路線の再編などを検討してまいりたいと考えて おります。

22 市営電車を相当の事由なくして廃止した り,縮小することなく半永久的に存続し, 街並みの形成と観光等函館市発展の基本的 な柱とし,函館のシンボルとすること。

市電は,古くから身近な乗り物として,市民 に親しまれ,日常生活におけるモビリティを支 える都市基盤であり,健全な都市環境を形成す るうえで,重要な都市施設として位置付けてお ります。

また,全国でも,稀少な存在であることから, 観光施策への寄与や文化財的要素も持ち合わせ ております。

中心市街地活性化基本計画においても,駅 前・大門地区,本町・五稜郭・梁川地区を結ぶ 重要な交通手段としての役割を担うもので,多 くの市民や観光客に利用してもらうため,今後 も持続可能な公共交通として,維持・確保して いくべきものと考えております。

23 函館市営電車は,将来的には路線を延長 することも長期計画の中に含めておくこ と。

路線の延長につきましては,相当な建設費が かかるほか,延伸後の交通環境や需要予想など を慎重に行わなければならないなど,長期的に 検討しなければならない課題であると認識して おります。

(7)

24 函館市は西に隣接する北斗市から東の椴 法華,北の南茅部までの行政区域があるの だから,函館市の周辺区域の整備をしない で市内中心部だけの活性化はありえない。 遠隔地の周辺地域に在住する市民の思いに 対する函館市の市民サービスに不公平感は 生まれないか。

市といたしましては,少子高齢化の進展など に伴う,人口減少時代の到来は避けることは出 来ないものと考えており,昨年策定した「函館 市都市計画マスタープラン」におきまして「コ ンパクトなまちづくり」を進めることといたし ました。

そのためには,既存ストックの活用や都市機 能の集約化,公共交通の維持・充実などの取り 組みが必要であり,特に中心市街地は地域の経 済および社会の発展に果たす役割が非常に重要 であると考えております。

さらには,平成27年度の北海道新幹線新函 館開業を見据えて,市民のみならず函館を訪れ るすべての人に魅力のあるまちづくりを早急に 進めていく必要がありますことから,中心市街 地の活性化を推進する施策を展開していくこと といたしましたので,ご理解いただきたいと考 えております。

25 昭和を生きてきた貴重な生きた歴史事典 を大いに活用し,他都市には見られない昭 和テイストを表面に出して,昭和の歴史と 平成の現代,そして未来を見据えた函館を 表現していただきたい。函館中が歴史博物 館になるように,重厚で斬新なまちづくり を期待したい。

本市は,早くから諸外国との交流・交易を通 じて海外文化が流入し,形成された固有の歴史 的景観が大きな魅力となっており,平成23年 12月に策定した新しい「函館市都市計画マス タープラン」においても,歴史的景観の保全・ 整備は,まちづくりにおける景観形成の方針の 一つとして,取り組むこととしております。

また,昨年8月に立ち上げた市内の有識者で 構成する「函館市美しいまちづくり検討会」で は,本市が持つ歴史と現代の町並みとが融合し, デザイン性に優れた都市空間の形成に向けた指 針を構築し,今後の美しいまちづくり,景観づ くりに反映させることを目的として,現在,議 論がなされているところであります。

参照

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