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指定管理者制度の導入等に関する指針 三条市経営戦略プログラム 三条市

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(1)

指定管理者制度の導入等に関する指針

(2)

目 次

はじめに ……… 1

第1章 公の施設の管理方法の決定

1 指定管理者制度の概要 ……… 1

2 指定管理者制度等に係る導入指針 ……… 2

3 指定管理者制度等に係る導入スケジュール ……… 3

第2章 指定管理者制度導入までの手続き

1 指定管理者公募指針 ……… 4

2 条例の改正 ……… 5

3 指定の期間 ……… 5

4 予算措置 ……… 5

5 利用料金制 ……… 5

6 指定管理者候補者の選定 ……… 6

7 指定管理者の決定 ……… 7

8 協定 ……… 7

9 個人情報の保護 ……… 8

第3章 指定管理者の指定後における留意事項

1 運営状況等の監視 ……… 8

2 改善等の指導 ……… 8

【資料編】

資料1 公の施設の定義 ……… 1

資料2 所管課関係施設一覧 ……… 2

資料3 指定管理者制度と管理受託者制度 ……… 12

資料4 施設の再整理のチェックフロー ……… 13

資料5 制度導入スケジュール ……… 14

資料6 公募要項に明記する事項及び内容 ……… 15

資料7 条例の改正 ……… 19

(3)

はじめに

公の施設の第三者管理については、「地方自治法の一部を改正する法律」(平成 15 年法

律第 81 号。以下「改正地方自治法」という。)が、平成 15 年9月2日に施行されたこ

とにより、従前の「管理委託制度」が廃され、「指定管理者制度」が導入された。

こうしたことから、三条市においても「三条市公の施設の指定管理者の指定の手続等

に関する条例」(平成 17 年三条市条例第9号)を制定し、公の施設の管理に係る指定管

理者を指定する手続等に関し必要な事項を定めたところである。

他方、本市では、全国の自治体が独自に政策を打ち出し、住民が住みたいまちを選ぶ

といった真の意味での「自治体間競争時代」を迎えつつあるという現状認識と本市の財

政状況が決して楽観視できる状況ではないという危機認識から、「経営改革プログラム」

を平成 17 年度中に策定することとしているが、「指定管理者制度」の導入を始めとする

公の施設の管理運営方法の再整理は、同プログラムの本旨である「民間でできるものは

民間に」「地域でできるものは地域に」「小さな政府」の実現に、極めて、合致している

ところである。

これらの状況に鑑み、本市が管理運営を行っているすべての施設の管理運営の在り方

等について、今一度、「指定管理者制度」の導入を軸として総点検を行い、かつ、この

総点検を通じた民営化、統廃合、廃止も視野に入れた検討を行うため、本指針を定める

ものである。

なお、本指針による管理運営方法の再整理の結果如何にかかわらず、上述の「自治体

間競争時代」を迎えつつあるという現状認識と市民とともに歩む市役所でなければなら

ないという理念を鑑みれば、各施設において、市民サービスの向上等を図るため、目標

管理の導入・徹底など、不断の努力をしなければならないことは当然のことであるが、

本指針では、あくまで、管理運営方法の再整理に主眼を置くこととし、本段落で延べて

いる運営方法そのものの在り方については、経営改革プログラムの策定等を通ずる中で、

別途、抜本的な議論を促すこととする。

第1章 公の施設の管理方法の決定

1 指定管理者制度の概要

(4)

公の施設とは、公共の利益のために多数の住民に対して均等に役務を提供すること

を目的として設置する施設を指し、その管理については従来、公共性がある団体にの

み認められてきたところである。(資料1)

なお、本市における公の施設及びその管理方法は資料2のとおりであり、これらの

施設すべてが本指針による検証の対象となる。

(2) 指定管理者制度

指定管理者制度とは、公の施設を第三者に管理させるという点では、従来の管理委

託制度とは大きく異なるものではないが、公共性のある団体のみに管理が認められて

きた管理委託制度とは異なり、指定管理者制度では、株式会社、NPO法人といった

すべての民間団体の参入が認められたことが最大の特徴である。(資料3)

したがって、指定管理者制度の導入により、多様な団体が有する固有のノウハウを

公の施設の管理業務に活用し、住民サービスの向上と管理経費の縮減を更に図ってい

くことも可能となる。

なお、改正地方自治法の規定により、平成 18 年9月1日以降、従来の管理委託制

度は廃され、公の施設の管理については、直営によるのか、指定管理者制度によるの

かの二者択一を行わなければならないこととなっている。

2 指定管理者制度等に係る導入指針

現在の管理形態が直営であるか委託であるかを問わず、本市が有しているすべての公

の施設について、平成 17 年 11 月下旬までに、①直営施設、②指定管理者制度導入検討

施設、③民営化検討対象施設、④統廃合検討対象施設、⑤廃止検討対象施設、の5種類

に再整理することとする(このうち、民営化検討対象施設又は廃止検討対象施設に該当

する施設に係る具体的な検討方法については、経営戦略プログラム策定までの間、別途

整理することとする)。

なお、再整理に際しての基本的な考え方は、次のとおり。(資料4)

(1) 基本方針①(廃止検討対象施設の選定)

公の施設のうち、①公の施設としての設置意義が薄れているもの、②施設の利用率

が著しく低いものは、原則として、廃止検討対象施設とする。

(5)

廃止検討対象施設以外の公の施設について、①法令の制約により指定管理者制度の

導入ができない施設、②業務の専門性・特殊性等を踏まえ、市が直接管理することが

適当と判断される施設は直営施設とし、それ以外の施設は、原則として、指定管理者

制度導入検討施設とする。

(3) 基本方針③(民営化検討対象施設の選定)

基本方針②により指定管理者制度導入検討施設とされた公の施設のうち、民間事業

者等が市と同様又は類似の施設を設置しており、市と民間が競合している施設は、原

則として、民営化検討対象施設とする。

(4) 基本方針④(統廃合検討対象施設の選定)

基本方針②により指定管理者制度導入検討施設とされた公の施設のうち、同一目的

を有する施設が市内に複数存在する施設で、需要バランス、維持管理費用や市内全体

からみた適正配置等を勘案した広い視野でのVFM※(バリュー・フォー・マネー)

の観点から統廃合する方が比較優位となる可能性を有する施設は、原則として、統廃

合検討対象施設とする。

※ VMF(バリュー・フォー・マネー):限られた経営資源(ひと・もの・金・情報など)

を有効に活用するため、同じ資源を投入するならより効果の高いものに、同じ効果を達成

するのならより効果的(安価)な方法で、という考え方

3 指定管理者制度等に係る導入スケジュール

(1) 現在、管理委託制度を導入している公の施設(資料5)

・ 平成17年 9月下旬 ヒアリングの実施(行政経営専門部会)

・ 11月 指定管理者制度導入の決定(原則)

・ 12月 各設置条例の改正(議会提出)

・ 平成18年 3月(又は6月) 指定の議決(必要に応じ補正予算)

9月1日 指定管理者制度導入期限

※ 各設置条例の改正については、当初、平成17年9月議会を予定していたところであるが、

本指針により今後の施設の管理運営の在り方等について総点検を行い、指定管理者制度の円滑

な導入・移行を再検討する必要があることから、上記スケジュールに変更することとしたもの。

(6)

・ 平成17年 9月下旬 ヒアリングの実施(行政経営専門部会)

・ 11月下旬 管理方法に係る方向性の決定(経営戦略プログ

ラムに反映)

・ 平成21年 3月下旬 指定管理者制度導入施設について同制度導入目

標期限(民営化検討対象施設、統廃合検討対象施

設、廃止検討対象施設とした施設については、具

体的実施時期を別途検討)

第2章 指定管理者制度導入までの手続き

1 指定管理者公募指針

(1) 公募対象施設

基本的には、すべての施設を対象とし、1施設ごとに公募を行うものとする。

また、施設相互の連携により一体的な運営が必要な施設については、複数の施設を

一括して公募を行うものとする。

なお、施設の設置目的を効果的に達成するため必要がある場合は、応募資格として

一定の条件を付すことができることとする。

(2) 公募をしないで特定の団体を指定することのできる場合

上記1(1)にかかわらず、次に掲げる場合は、公募によらず指定管理者を指定する

ことができることとする。

ア 現在、改正地方自治法の経過措置により管理委託をしている施設において、そ

の管理を委託している法人、団体等の設立趣旨やこれまでの施設管理における経

験・実績等を勘案し、当該法人、団体等がその管理する施設の特性や機能をいか

した運営を行っている場合

イ 地域コミュニティによる住民自治のまちづくりの推進のために、施設の管理運

営を当該地域における地域住民団体等に行わせる場合

ウ PFI法の活用により、一定期間、指定管理者を指定する場合

エ その他、合理的な理由により、市長が必要と認めた場合

(3) 公募要項の作成等(資料6)

(7)

公募要項に明記する業務の範囲については、応募者が管理業務への参入の検討を行

うことができるよう、指定管理者に要求するサービス水準や施設・設備の維持管理基準

等を明確にすることとする。

公募に関する情報提供は、次の方法により行うものとする。

ア 広報紙への掲載

イ ホームページへの掲載

ウ 担当課での資料配布

2 条例の改正(資料7)

(1) 条例に規定する事項は、次のとおりとする。

ア 地方自治法上規定が必要な事項(法第 244 条の2第3項、第4項)

イ 総務省通知により規定すべきとされている事項

ウ その他、施設ごとに規定すべきと判断される事項

(2) 公の施設を設置することを規定した「各施設の設置条例」を改正し、指定管理者

の指定手続等に関する一般通則を定める「三条市公の施設の指定管理者の指定の手続

等に関する条例」により指定管理者を決定して、指定管理者制度を運用することとす

る。

3 指定の期間

初回の指定期間は、PFI事業を除き、原則として5年とする。その後は制度導入時

の課題等を踏まえながら、個々の施設の実態に、より適合した期間設定へ見直しを図る

こととする。

4 予算措置

(1) 指定管理者候補者の募集、選定の行為は、指定を行うための事前準備行為として整

理し、その段階での予算措置は不要とする。

(2) 指定期間中における各年度の委託料は単年度ごとに決定することとする。

(8)

(1) 利用料金制は、指定管理者による効率的な経営に向けた経済的インセンティブの

発揮に有効であるほか、会計事務の省力化にも資することから、施設の性格・設置目

的を踏まえて、積極的に導入の検討を行うこととする。

(2) 現行の管理委託制度の下で既に利用料金制を採用している施設については、指定

管理者制度の導入後も、引き続き利用料金制※を継続することとする。

※ 利用料金制:地方自治法第 244 条の2の規定により、指定管理者が施設の利用に係る料金を

収入として収受できる制度。

6 指定管理者候補者の選定

(1) 選定組織

ア 公募による指定管理者の選定を行うための組織として、三条市外部委託審査委員

会設置規程(平成 17 年三条市訓令第4号)に基づき、「三条市外部委託審査委員会」

(以下、「委員会」という。)を設置する。

イ 委員会は、申請者から提出された事業計画書等を基に、公の施設におけるサービ

スの提供が効果的、効率的及び安定的に行われるかを、管理運営コスト、サービス

提供の手法、施設管理の能力(物的・人的能力)等の観点から総合的に評価し選定

を行う。

委員会は、助役を委員長とし、総合政策部長、総務部長、福祉保健部長、市民部

長、経済部長、建設部長、サービスセンター長、教育次長及び水道局長並びに市長

が指名する者をもって組織する。

ウ 公募を行った施設所管課は、応募団体から提出された書類等、必要事項を十分整

理し、委員会に付議する。仮に、応募団体が一団体であっても、指定管理者として

の適格性等を判断する観点から、委員会への付議手順を経るものとする。

(2) 選定基準

ア 公の施設の事業内容は様々であるが、その違いにかかわらず、次の事項を共通の

選定基準とする。

(ア) 住民の平等利用が確保されること。

(イ) 事業計画書の内容が施設の効用を最大限に発揮するものであること。

(9)

(エ) 事業計画書に沿った管理を安定的に行う物的能力及び人的能力を有してい

ること。

イ 施設の設置目的や性格等を踏まえて必要となる基準がある場合は適宜追加できる

こととする。

ウ 施設所管課は、施設の設置目的や性格、利用状況等を懸案し、具体的な審査細目

及び配点の検討を行う。

(3) 選定結果の通知

選定後、その結果をすべての申請者に通知することとする。

7 指定管理者の決定

(1) 指定管理者を指定する際には、あらかじめ議会の議決を経ることが必要となる。

よって、指定管理者候補者を選定した後は、指定管理者を指定するための議案を議

会に提案することとする。

(2) 指定議案に規定すべき事項は、次のとおりとする。

ア 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称

イ 指定管理者となる団体の名称

ウ 指定の期間

(3) 指定管理者への指定の通知(行政処分)は、指定議案が議決された後、速やかに

行うこととする。

8 協定(資料8)

(1) 指定の通知後、市と指定管理者は、業務の仕様書や提案された事業計画書等を基

に、施設管理に係る細目的事項を協議し、協定を締結する(指定は契約行為ではなく

行政処分であることから契約書ではなく協定書となる)。

(2) 協定は、「基本協定」と「年度協定」の二種類の協定を締結する。

(3) 基本協定は、指定期間全体を通じて適用する事項について定め、年度協定は毎年度

取り決める事項について定めることとする(年度ごとに委託料の算定方法が変わる

ため、委託料の額が増減する場合などは、基本協定に定めるのではなく、年度協定

(10)

9 個人情報の保護

指定管理者制度では、施設の管理権限が指定管理者に委任されるため、指定管理者

も市と同等に個人情報の保護を図ることが三条市個人情報保護条例(平成 17 年三条市

条例第 11 号)に規定されている。

よって、市は、指定管理者に対して、公の施設の管理を通じて取得した個人情報の

適正な管理を図るための体制整備を求めるとともに、守秘義務や目的外利用の禁止等、

必要な措置を協定書の中に明記することとする。

第3章 指定管理者の指定後における留意事項

1 運営状況等の監視

指定管理者による管理の実施後は、施設管理が適正に行われているかを監視すること

が市の責務となる。

よって、施設の利用状況や経理の執行状況を始め、当初の事業計画に沿った運営がな

されているかなどを定期又は随時に調査・確認することが必要となることから、施設所

管課はその具体的実施方法(調査内容、頻度等)を事前に検討し、必要な事項を協定等

に定めることとする。

2 改善等の指導

事業報告書は会計年度の終了後、30 日以内に提出を求めるものとする。その際、施設

所管課は当該報告書を基に管理状況の確認を行い、不適切な状況があれば改善を指導す

るものとする。

なお、改善されない場合は、管理業務の一部又は全部を停止し、又は指定を取り消す

(11)
(12)

資料1 公

公の施設は、住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するため地方公共 団体が設ける施設であり、次の要件を満たしていることが必要とされています。

〔公の施設の具体的要件〕

1 住民の「利用」に供するための施設であること。

公の施設は、住民の利用に供される施設であるので、公の目的のために設置 された施設であっても、住民の利用に供することを目的としないものは公の施 設ではありません。⇒庁舎は公の施設ではありません。

2 「当該地方公共団体」の住民の利用に供するための施設であること。 住民の利用に供するために設けられる施設であっても、当該地方公共団体の

区域内に住所を有するものの利用に全く供しない施設は公の施設ではありま せん。「住民」は、住民全体を対象とするものでなくても、合理的に一定の範 囲に限られた住民であってもよいこととされています。

3 「住民の福祉を増進する目的」をもって設けられる施設であること。 利用そのものが福祉の増進に結びつく施設であること。⇒留置場(社会公共

秩序を維持する施設)や競輪場(収益施設)は公の施設ではありません。

4 「施設」であること。

公の施設は、物的施設を中心とする概念です。

5 「地方公共団体」が設けるものであること。

(13)
(14)

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