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平成26年度入札・契約制度の改正等について(工事請負契約及び測量・設計等委託契約関係)

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Academic year: 2018

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- 1 -

平成26年度 入札・契約制度の改正等について

(工事請負契約及び測量・設計等委託契約関係)

本市では、入札・契約制度について、競争性、公正性、透明性等の観点から毎年度見直しを行 っていますが、平成26年度は、次のとおり改正等を行います。

1 工事の低入札価格調査制度の改正

平成25年度の落札状況等を勘案し、失格基準価格の算定対象範囲を拡大し、入札状況をこ れまで以上に失格基準価格に反映させるため、平成26年度は低入札価格調査の失格基準価格 の見直しを行います。

[改正前]( は改正箇所) 失格基準価格

=算定対象の入札の平均額× 0.98( 単位は円止め)

○ 算定対象の入札:調査基準価格から調査基準価格の98%までの範囲で、その範囲の 低い額から6割の業者数(小数点以下切上げ)の有効な入札

※ この範囲の入札がない場合は、調査基準価格と同額とする。

[改正後]( は改正箇所) 失格基準価格

=算定対象の入札の平均額× 0.98( 単位は円止め)

○ 算定対象の入札:予定価格以下で調査基準価格の98%以上(*1)の範囲で、その 範囲の低い額から6割の業者数(小数点以下切上げ)の有効な入札

※ 調査基準価格の98%未満の有効な入札が3者以上で、その数が予定価格以下の有 効な入札の5割以上になる場合、上記*1の98%は95%と読み替える。

※ 上記の算定式で失格基準価格が調査基準価格を超える場合は、調査基準価格と同額 とする。

2 条件付一般競争入札の対象範囲の拡大に向けて

入札におけるより一層の競争性、公平性及び透明性の確保の観点から、現在、指名競争入札 で実施している予定価格250万円超1,000万円未満の案件について、条件付一般競争入 札に移行することを検討しています。

このため、予定価格500万円以上1,000万円未満の案件のうち、試行的に平成24年 度は1割程度(5件)、平成25年度は3割程度(13件)を条件付一般競争入札として実施し ましたが、平成26年度は、更に対象範囲を拡大し対象予定案件の5割程度(25件程度)を 試行的に実施します。

なお、これまでの試行案件や指名競争入札の入札状況等を踏まえ、指名競争入札から条件付 一般競争入札に本格的に移行して実施する予定です。

平 成 2 6 年 3 月 2 4 日 相 模 原 市 発 表 資 料

(2)

- 2 - 3 指名競争入札の見直し

(1)入札時における添付資料の追加

落札決定後に技術者が配置できないなどの理由による契約辞退等を未然に防ぐために、平 成26年度から指名競争入札の入札時には「配置予定現場代理人・技術者届」を必ず添付す ることを入札の条件とします。

(2)見積期間等の見直し

指名競争入札において、予定価格500万円以上1,000万円未満の案件は、これまで 見積期間を5日間としていましたが、平成26年度からは10日間に拡大します。なお、見 積期間10日間で入札している予定価格1,000万円以上5,000万円未満の条件付一 般競争入札と同日程で入札、開札、落札決定等を行います。

また、予定価格250万円超500万円未満の案件については、これまで指名通知(原則 金曜日)をした翌々週の月曜日と火曜日を入札期間とし、火曜日に開札していましたが、平 成26年度からは翌々週の火曜日と水曜日を入札期間とし、木曜日に開札を行います。

さらに、平成26年度からは、開札日の翌日を配置技術者等の点検日とし、点検の翌日に 落札決定を行います。指名競争入札と条件付一般競争入札の落札決定が同日になる場合は、 原則業種ごとに予定価格の高い順に落札決定をします。

(3)辞退届の提出について

入札辞退による入札中止が増加していることから、その辞退の理由を把握し、次回以降の 入札で参加できる業者をできるだけ指名できるように、平成26年度からは、指名競争入札 において入札参加を辞退する場合には、理由を記入した辞退届を契約課(窓口提出、FAX 又はEメールでの送付)へ必ず提出するものとします。

4 手持制限の改正

中小企業者の受注機会の確保等の観点から、平成26年度の年間工事発注見込み等を勘案し、 設備工事の手持制限を一部見直します。

〔改正内容〕

平成26年度以降に公告する設備工事(電気・管)のJV案件についても手持制限に加え る。

<改正後の手持制限の内容>

契約課で発注する全ての工事の手持工事本数を上限4本とする。また、設備工事( 電気・管) 及び総合評価方式については、更に次の制限を設ける。

①設備工事は、手持契約金額の上限を4,000万円( 上限2本) とする。ただし、JV案 件を除く。

②総合評価方式は、低価格( 調査基準価格未満) で契約した案件の上限を2件とする。

○ 設備工事以外は、現行どおり金額による上限を設定しない。

○ 改正後の手持制限は、平成26年度以降に公告又は指名通知する案件に適用する。 平成26年度削除

(3)

- 3 - 5 共同企業体に発注する対象工事の見直し

平成25年度の土木一式工事の受注状況や平成26年度の発注予定件数を勘案し、受注機会 の確保のため、共同企業体に発注する工事の対象範囲を一部見直します。

〔改正内容〕( は改正箇所)

工事の種類 改正前 改正後

土木工事 予定価格3億円以上 予定価格2億円以上

6 工事施工実績条件の見直し

工事の適正かつ確実な施工を確保するために設定している実績条件について、対象期間を過 去14年から過去15年に変更します。

なお、「過去15年以内」になるまで毎年度1年間延長してきましたが、平成26年度に「過 去15年以内」になるため、平成27年度以降は特段の理由がない限り延長はしません。

〔改正内容〕( は改正箇所)

○ 対象:5, 000万円以上

○ 内容:元請として予定価格の5割以上の同種工事で過去15年以内に施工したもの。 ただし、下水道工事は1億円を上限とする。なお、発注時の入札参加条件の業種 の細目が「管渠

き ょ

布設」については、土木工事の実績で可とする。

7 不調等による再入札について

平成26年度から、入札が不調・中止等になり、再度同様の入札条件で公告又は指名通知し ても入札の成立が見込めない場合は、設計金額を見直した上、条件付一般競争入札として次の 要件で再入札を実施する場合があります。

・ 手持制限の対象外として再発注します。

・ 競争性を保つために、状況に応じた参加対象者のランク、地域要件等を設定します。

・ 件名の前に【手持対象外】と明記し公告します。

8 現場代理人及び配置技術者の専任期間等の緩和

平成26年度から、工場製作のみが行われている期間や自然災害等による一時中止期間など は、現場代理人又は配置技術者の工事現場への常駐又は専任を必ずしも要しない期間とする場 合があります。

なお、対象となる工事や手続等の詳細については、平成26年4月に市ホームページに掲載 する予定です。

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9 平成27・28年度競争入札参加資格に係る工事の主観点の対象項目の見直し

平成27・28年度競争入札参加資格から、社会的に貢献している事業者をより評価するた め、「障害者雇用」及び「男女共同参画の状況」を新たに主観点の評価項目に加える予定です。

なお、主観点の評価内容、配点等の詳細については、平成26年6月までに市ホームページ に掲載する予定です。

10 「評価型競争入札」(インセンティブ入札)の見直し

本市では、工事成績評価や災害時における市への貢献度などを条件とした「評価型競争入札」

(インセンティブ入札)を試行的に実施していますが、これまで以上に工事の適正な施工の確 保を図るとともに事業者の技術力の向上や社会的貢献への意欲を高めるため、平成26年度は

「評価型競争入札」(インセンティブ入札)の拡大を図ります。

なお、詳細については、平成26年6月までに市ホームページに掲載する予定です。

(問い合わせ先)

企画財政局 財務部 契約課 直 通 0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 1 7

参照

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