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「宮崎県公共施設等総合管理計画」【全体版】

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(1)

宮崎県公共施設等総合管理計画

県庁本館(昭和 7年竣工)

平 成28 年9 月

(2)

は じ め に

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1

第1章

計画策定の目的等

1 公 共 施 設 等 と は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3

2 公共施 設等の保有状況

( 1) 建 物 系 施 設 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ( 2) イ ン フ ラ 施 設 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5

3 計画策 定の目的等

( 1) 計 画 策 定 の 目 的 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ( 2) 個 別 施 設 計 画 の 策 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6

4 計画期 間等

( 1) 計 画 期 間 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ( 2) フ ォ ロ ー ア ッ プ の 実 施 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6

第2章

公共施設等の現況 及び将来の見通し

1 建物系 施設の現状と課 題

( 1) 老 朽 化 の 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 ( 2) 耐 震 化 の 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 ( 3) 長 寿 命 化 等 の 取 組 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

2 インフ ラ施設の現状と 課題

( 1) 老 朽 化 の 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 ( 2) 耐 震 化 の 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 ( 3) 長 寿 命 化 等 の 取 組 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 10

3 将来人 口の見通し

( 1) 人 口 の 推 移 及 び 将 来 推 計 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 ( 2) 年 代 別 人 口 の 推 移 及 び 将 来 推 計 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11

4 本 県 の 財 政 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12

5 公共施 設等の維持・更 新等に係る中長 期的な経費の見 込み等

(3)

第3章

公共施設等の総合 的・計画的な管理に関する基 本方針

1 現状や 課題に関する基 本認識

( 1) 総 合 的 か つ 計 画 的 な 管 理 の た め の 推 進 体 制 の 構 築 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 15 ( 2) 施 設 配 置 ・ 総 量 の 最 適 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 16 ( 3) 施 設 の 老 朽 化 対 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 16

2 公共施 設等の管理に関 する基本方針

( 1) 建 物 系 施 設 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 17 ( 2) イ ン フ ラ 施 設 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 20 ( 3) 総 合 的 か つ 計 画 的 な 管 理 の た め の 推 進 体 制 の 構 築 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 21

第4章

施設類型ごとの管 理に関する基本的な方針

1 建 物系施設

( 1) 共通事項・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・24 ( 2) 行政系施設・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・26 ( 3) スポーツ施設 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・27 ( 4) 県営住宅・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・28 ( 5) 県立学校施設 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・30 ( 6) 警察施設・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・31 ( 7) 県立病院施設 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・32 ( 8) 職員宿舎・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・34

2 イ ンフラ施設

( 1) 共通事項・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・37 ( 2) 道路・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・38 ( 3) 河川・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・40 ( 4) ダム・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・42 ( 5) 砂防・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・44 ( 6) 治山・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・45 ( 7) 海岸・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・47 ( 8) 港湾・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・48 ( 9) 漁港・漁場・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・49 ( 10) 公園・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・51 ( 11) 土地改良施設 (農業用インフ ラ)・・・・・ ・・・・・・・ ・・・52 ( 12) 発電施設・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・55 ( 13) 工業用水道施 設・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・56 ( 14) 交通安全施設 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・57

(4)

はじめに

本県では、戦 後の急激な人口 増加や高度経済 成長による社会 ニーズの変化に 対応 するため、昭和 40年代から昭和 50年代にかけて 県立学校、県営 住宅など数多く の建 物系施設や道路 、橋りょうなど のインフラ(社 会基盤)施設を 整備しました。

これらの公共 施設等は、長い 間、県民の安全 ・安心で豊かな くらしづくりに 寄与 してきましたが 、古いものでは 建設から50年以 上という年月が 経過し、現在、 多く の施設が老朽化 という問題に直 面しています。

その一方で、 厳しい財政状況 もあり、公共施 設等の建設や改 修に要する経費 (投

資的経費)の予 算額は、ピーク時(平 成9年度)の4割程度ま で減少していま すが、

今後、大規模な 改修や更新の時 期が一斉に到来 することが予想 されることから 、そ のための財源確 保及び財政負担 の低減化・平準 化を図っていく 必要があります 。

また、全国的 に人口減少や少 子高齢化が進行 していますが、 年代別の人口構 成が 変化することに より、公共施設 等に対する県民 の利用ニーズも 変わってくるこ とが 予想されます。

このように、 公共施設等を取 り巻く環境は大 きく変化してお り、今後の大規 模改 修や更新問題に どのように取り 組んでいくのか 、県民の皆様と 情報を共有しな がら 長期的な視点に 立って検討しな ければならない 時期に来ていま す。

本計画は、県 が管理する公共 施設等の現状や 課題、将来の見 通しなどの分析 をも とに、今後の維 持管理・更新・ 統廃合・長寿命 化の取組や施設 配置・総量の最 適化 などに関する基 本的な方針を定 めるものです。

こ れ は 、「 み や ざ き 行 財 政 改 革 プ ラ ン ( 第 二 期 )」 の 改 革 プ ロ グ ラ ム の う ち 「 県 政運営を支える 人材づくりと県 有財産等の資産 の有効活用」の 取組の一つであ ると ともに、国の「 インフラ長寿命 化基本計画」に おいて各地方公 共団体が策定す るこ

ととされている 「インフラ長寿 命化計画(行動 計画)」に位置付 けられます。

今 後 、 こ の 計 画 に 基 づ き フ ァ シ リ テ ィ マ ネ ジ メ ン ト ※

(5)

みやざき行財政 改革プラン(第 二期)

改革プログラム

2 県政運営を支える人 材づくりと県有財産等 の資産の有効活用

老 朽 化 が 進 む 公 共 施 設 等 に つ い て 、 更 新 ・ 統 廃 合 ・ 長 寿 命 化 などを 計画的 に行 い、財 政負担 の軽 減・平 準化や 公共 施設等 の

最適な 配置の 実現 を図る ため、 全庁 的な方 針とな る公 共施設 等 総合管 理計画 や個 別施設 計画の 策定に取り 組む。

建物 につい ては 、計画 的・効 果的 な保全 業務を 推進 すると と もに、ファシ リテ ィマネ ジメン トの 導入・ 推進を 図る 。

土木 施設等 につ いては 、長寿 命化 計画の 策定及 び同 計画に 基

づく計 画的・ 効率 的な保 全業務 の推 進に取 り組む 。

イ ンフラ長寿命 化基本計画 (基本計 画)【国】

( 行動 計画) 【 各 省庁】 (行 動計画) 【 地方公 共団 体】

イン フラ長寿命化計 画 公共施設等総 合管理計画

( 個別 施設 計画) ( 個 別施設 計画)

官 庁 河 道 宿 庁 河 道

(6)

第1章

計画策定の目的等

公共施設等とは

この計画 において公共施 設等とは、建物 系施設及びイン フラ(社会基盤 )施 設を指して います。

建物系施 設は、行政庁舎 や県立学校、県 営住宅などの建 築物を指し、イ ンフ ラ施設は、 道路や橋りょう 、トンネルなど の土木構造物を 指しています。

したがっ て、この計画は 、県が保有し、 又は管理する全 ての建築物及び 土木 構造物を対 象としています 。

対象 施設一覧表

大分類 中分類 小分類 施 設類型単位

建物系施設 行政系 施設 庁 舎等 県 庁舎 、総 合 庁舎 、 合同 庁舎 、企 業局 庁 舎等 教 育系 施設 教 育研 修セ ン ター 、 看護 大学

文 化施 設 芸 術劇 場

図 書館 図 書館

博 物館 等 博 物館 、美 術 館、 亜 熱帯 植物 園、 埋蔵 文 化財 セ ンタ ー等 レ クリ エー シ ョン 施設 え びの 高原 ス ポー ツ レク レー ショ ン施 設 、サ ン ビー チ一 ツ葉 等 保 養施 設 国 民宿 舎え び の高 原 荘、 国民 宿舎 高千 穂 荘

産 業振 興施 設 工 業 技 術 セ ン タ ー 、 食 品 開 発 セ ン タ ー 、 機 械 技 術 セ ン タ ー 、 農 業 試 験 場 、 水 産 試 験 場 、 林 業 技 術 セ ン タ ー 、 木 材 利 用 技 術 セ ン タ ー 、 衛 生 環 境 研究 所等

産 業系 その 他 施設 農 業 科 学 公 園 、 遊 学 の 森 、 ひ な も り 台 県 民 ふ れ あ い の 森 、 諸 県 県 有 林 共 に学 ぶ森

教 育訓 練・ 研 修施 設 産 業 技 術 専 門 校 、 農 業 大 学 校 、 水 産 研 修 所 、 建 設 技 術 セ ン タ ー 、 消 防 学 校

青 少年 健全 育 成施 設 青 少年 自然 の 家( 3) 障 害福 祉施 設 福 祉総 合セ ン ター

児 童福 祉施 設 福 祉こ ども セ ンタ ー (3)、こ ど も療 育セ ンタ ー 、み やざ き 学園 保 健施 設 保 健所 (8)

公 園施 設 管 理棟 、倉 庫 、便 所 等 県 外施 設 東 京ビ ル等

そ の他 建築 系 公共 施設 県 営上 屋、 旅 客上 屋 、職 員健 康プ ラザ 等

スポー ツ施設 ス ポー ツ施 設 体 育館 、プ ー ル、 武 道館 、野 球場 、陸 上 競技 場 等

県営住 宅 県 営住 宅 県 営住 宅、 団 地内 集 会所 、倉 庫、 機械 室 等

県立学 校施設 校 舎 高 等学 校、 特 別支 援 学校 、中 等教 育学 校 そ の他 施設 生 徒用 寄宿 舎

警察施 設 警 察庁 舎 本 部庁 舎、 警 察署 、 駐在 所、 交番 等

県立病 院施設 病 院事 業施 設 県 立病 院・ 附 属施 設 等

職員宿 舎 職 員厚 生施 設 職 員住 宅・ 職 員寮 ・ 公舎

インフラ施設 道路 道路 国 道( 県管 理 分)、 県 道

橋りょう P C橋 、R C 橋、 鋼 橋、 石橋 等

トンネル 交 通用 トン ネ ル、 用 水用 トン ネル 、公 益 事業 用 トン ネル

河川 河川管理施設 河 川 ( 一 級 河 川 ・ 二 級 河 川 ・ 準 用 河 川 ・ 普 通 河 川 ・ 水 路 等 )、 河 川 敷、 堤 防、 管理 地 、排 水 機場 ・揚 水機 場等 、 水門 ・樋門

ダム ダム 多 目的 ダム 、 治水 ダ ム、 農業 用ダ ム、 発 電利 水 ダム

砂防 砂防 砂 防設 備

地すべり 地 すべ り防 止 施設

急傾斜地 急 傾斜 地崩 壊 防止 施 設

治山 治山 治 山ダ ム、 山 腹治 山 施設 、落 石防 止施 設 、地 す べり 防止 施設

海岸 海岸堤防等 堤 防、 護岸 、 胸壁 、 水門

港湾 港湾施設 水 域施 設、 外 郭施 設 、係 留施 設、 臨港 交 通施 設

漁港・ 漁場 漁港施設 水 域施 設、 外 郭施 設 、係 留施 設、 臨港 交 通施 設

漁場施設 養 殖場 施設

公園 公園 都 市公 園等

土地改 良施設 土地改良施設 地 すべ り防 止 施設 、 ため 池、 用・ 排水 路 等( 県 保有 外施 設を 含む )

発電施 設 発電施設 発 電所 、取 水 堰、 取 水施 設

工業用 水道 工業用水道 取 水施 設、 導 水施 設 、浄 水施 設、 送水 施 設、 配 水施 設

(7)

公共施設等の保有状況

( 1) 建物系施 設

本県の建 物系施設につい て、平成26年度 末の保有状況は 、 846施設、 5, 266 棟で、延床 面積は約 224万 ㎡となっていま す。

主な内訳 を延床面積ベー スで見ると、警 察施設などを含 む庁舎等一般施 設が 約4割、県 営住宅と県立学 校施設がそれぞ れ約3割となっ ています。

なお、総 務省が毎年公表 している「公共 施設状況調経年 比較表」では、 本県 の公共施設 の延床面積は、 県民1人当たり 換算で1. 88㎡と なり、47都道府 県の 平均である 1. 58㎡を上回っ ています。

区 分 施 設 数 棟 数 面 積 ( ㎡ ) 割 合 ( % )

庁 舎等 一 般 施 設 675 2, 602 1, 000, 699. 97 44. 6

行 政 系 施 設 279 1, 354 552, 584. 47 24. 6

ス ポ ー ツ 施設 6 84 92, 088. 40 4. 1

警 察 施 設 189 557 105, 448. 70 4. 7

県 立 病 院 施設 3 33 104, 240. 93 4. 6

職 員 宿 舎 198 574 146, 337. 47 6. 5

県 営住 宅 111 1, 146 630, 880. 60 28. 1

県 立学 校 施 設 60 1, 518 613, 804. 00 27. 3

合 計 846 5, 266 2, 245, 384. 57 100. 0

(資料)総務省:公共施設状況調経年比較表(平成25年)

公営企業を除く。また、特別区や政令市が保有する施設は含まない。

0. 00 0. 50 1. 00 1. 50 2. 00 2. 50 3. 00

島 根 県

鳥 取 県

沖 縄 県 高 知 県

山 梨 県

東 京 都 徳 島 県

山 口 県

岩 手 県

秋 田 県

鹿 児 島 県 大 分 県

長 崎 県

宮 崎 県

福 井 県 石 川 県

香 川 県

佐 賀 県

長 野 県 山 形 県

和 歌 山 県

富 山 県

青 森 県

大 阪 府 群 馬 県

福 島 県

栃 木 県

奈 良 県 滋 賀 県

兵 庫 県

北 海 道

熊 本 県

城 県

広 島 県

愛 媛 県

岡 山 県

三 重 県 宮 城 県

岐 阜 県

新 潟 県

愛 知 県 埼 玉 県

静 岡 県

京 都 府

福 岡 県 千 葉 県

神 奈 川 県

人口1人当たりの延床面積

本庁舎 警察施設 その他公用施設 県立学校 公営住宅 公園 その他公共用施設 その他行政財産 普通財産

平均: 1. 58㎡

24. 6% 25. 7% 4. 1% 1. 6% 4. 7% 10. 6% 4. 6% 0. 6% 6. 5% 10. 9% 28. 1% 21. 8% 27. 3% 28. 8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

面積ベース 棟数ベース

建物系施設の区分別割合

(8)

( 2) インフラ 施設

本県が管 理するインフラ 施設は、高度経 済成長期を中心 にその多くが整 備さ れています 。

平成26年 度末の保有状況 については、道 路総延長 2, 919km、橋りょう 2, 026 橋、トンネ ル 125本、河川 延長 2, 650km、 砂防設備 2, 913基、治山施設 5, 961 箇所、海岸 堤防等65km、港 湾16港、漁港23港、都市公園6 箇所などとなっ てお り、県民の 安全で快適なく らしを支えてお ります。

主なイ ンフラ 施設

分 野 施 設 名 施 設 数

県管 理道路 212路線 2, 919km

道路 橋 りょ う(橋 長2m 以上) 2, 026橋 ト ンネ ル 125本 県管 理河川 58水 系 474河川 2, 650km 河川 河 川管 理 施 設 ( 堰、 閘 門 、 水 門、 935基

陸 閘、 揚水機 場、排 水機場 等)

治水 ダム 13ダム( 治水機能を持 つ多目的ダムを含む)

ダム 発電 利水ダ ム 3 ダム

農業 用ダム 2 ダム( 防災ダム)

砂防 砂防 設備 2, 913基 地す べり 地す べり防 止施 設 49箇所 急傾 斜地 急傾 斜地崩 壊防 止施設 1, 214箇 所

治山 ダム 3, 979箇 所 治山 山腹 治山施 設、 落石防 止施設 1, 718箇 所

地す べり防 止施 設 264箇所 海岸 海岸 堤防等 65km

県管 理港湾 16港( 重要 港湾3 港、地 方港湾 12港、 56条港湾 1港 ) 港湾 港 湾施 設 ( 水 域 施設 、 外 郭 施 設、 974施設

係 留施 設、臨 港交通 施設)

県管 理漁港 23港( 第1 種11港、 第2種 5港 、第3 種5港 、第4 種2 港) 漁港 漁 港施 設 ( 水 域 施設 、 外 郭 施 設、 728施設

係 留施 設、臨 港交通 施設)

漁場 漁場 施設( 養殖 場施設 ) 11施設 公園 都市 公園6 箇所

公 園施 設 1, 639施 設 土地改 良施設 地すべ り防止 施設 7 箇所 発電 施設 13発 電所

(9)

計画策定の目的等

( 1) 計画策定 の目的

本県では 、今後、建物系 施設、インフラ 施設のいずれに ついても、急速 に老 朽化が進行 し、一方で人口 減少・少子高齢 化による行政ニ ーズの変化や厳 しい 行 財 政 運 営 が 見 込 ま れ る こ と か ら 、「 公 共 施 設 等 の 保 有 ・ 運 営 ・ 維 持 の 最 適 化

(財政負 担の最小化と 施設保有効果の 最大化の両立)」を図る必 要があります。

本計画は 、それを実現す るための「総合 的・計画的な管 理」について、 基本 的な方針を 示すものです。

( 2) 個別施設 計画の策定

施設ごと の具体的な取組 を示す個別施設 計画は、できる だけ早期に策定 し、 公共施設等 の保有・運営・ 維持の最適化を 着実に推進しま す(平成32年度 まで を目標に策 定)。

なお、既 に長寿命化計画 等の同種・類似 の計画を策定し ている施設につ いて は、当該計 画をもって個別 施設計画の策定 に代えるものと し、計画改定時 等に 必要な見直 しを行います。

また、ど のような施設類 型で個別施設計 画を策定するか については、今 後、 検討を行い ます。

同 種・ 類 似 の 計 画 (長 寿 命 化 計 画等 ) の 策 定 状 況

施設 類 型 既存 計 画 の 名 称

県営 住 宅 県 営 住 宅 長寿 命 化 計 画

道 路 橋 り ょ う 長寿 命 化 修 繕 計画

ト ン ネ ル 長寿 命 化 修 繕 計画

舗 装 維 持 管理 計 画

河 川 特 定 構 造 物長 寿 命 化 計 画

港 湾 港 湾 維 持 管理 計 画 ( 防 波堤 、係 留 施 設 、 橋り ょ う )

漁 港 漁 港 施 設 機能 保 全 計 画

土 地改 良 施 設 農 業 水 利 施設 機 能 保 全 計画

公 園 公 園 施 設 長寿 命 化 計 画

計画期間等

( 1) 計画期間

計画策定 の目的を達成す るためには、公 共施設等の老朽 化の状況などに つい て長期的な 視点での検討が 必要であること から、計画期間 を「20年間(平 成28

年度から平 成47年度まで)」とします。

( 2) フォロー アップの実施

(10)

第2章

公共施設等の現況 及び将来の見通し

建物系施設の現状と課題

( 1) 老朽化の 状況

建築年度 別の延床面積の 状況を見てみる と、施設の劣化 が急速に進行す ると 言われる築 後30年以上を経 過した建物は、 平成26年度末で 47. 5%で半数近 くと なっていま す。

こ の た め 、 こ の ま ま 推 移 す る と 、 10年 後 に は 築 後 30年 以 上 経 過 す る も の が 67. 6%とな り、施設の老朽 化に伴う大規模 な改修や更新の ための財政負担 の増 大が懸念さ れます。

0 2 4 6 8 10 12 14 T 1 5 S 2 8 S 3 3 S 3 8 S 4 3 S 4 8 S 5 3 S 5 8 S 6 3 H 5 H 1 0 H 1 5 H 2 0 H 2 5

建築年次別延床面積の状況

庁舎等 警察施設 県立病院 県立学校 県営住宅 ( 万㎡)

建築後30年以上経過

94. 3% 67. 6% 47. 5% 5. 7% 26. 7% 20. 1% 5. 7% 26. 7% 5. 7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20年後

10年後 現在

延床面積の経過年数別割合の将来見込み

30年以上 20∼29年 10∼19年 0∼9年

69. 7% 46. 2% 40. 4% 40. 6% 24. 3% 34. 6% 34. 2% 30. 3% 53. 8% 59. 6% 59. 4% 75. 7% 65. 4% 65. 8%

0% 25% 50% 75% 100%

県立学校 施設 県営住宅 職員宿舎 県立病院 施設 警察施設 スポーツ 施設 行政系

施設

(現在)

30年以上 0∼29年

95. 0% 91. 7% 98. 8% 94. 2% 76. 6% 99. 2% 97. 8% 5. 0% 8. 3% 1. 2% 5. 8% 23. 4% 0. 8% 2. 2%

0% 25% 50% 75% 100%

県立学校 施設 県営住宅 職員宿舎 県立病院 施設 警察施設 スポーツ 施設 行政系

施設

(20年後)

(11)

( 2) 耐震化の 状況

次 に 、 耐 震 化 の 状 況 を 見 て み る と 、「 防 災 拠 点 と な る 公 共 施 設 等 の 耐 震 化 進 捗状 況 調 査 」( 総 務 省 調 査 ) に お い て は 、 調 査 対 象 で あ る 非 木 造 2 階 建 以 上 又 は 200㎡を 超える県有施設 の耐震化率は、 平成25年度末で 98. 0%で全国平 均の 85. 9%を12. 1ポイント上回 っており、47都 道府県中5番目 となっています 。

(資料)総務省:防災拠点となる公共施設等の耐震化進捗状況調査(平成25年度末)

( 3) 長寿命化 等の取組状況

本県では 、平成18年2月 に策定した「宮 崎県行政改革大 綱2006」に おい て 、 県 有 施 設 の 長 寿 命 化 と ラ イ フ サ イ ク ル コ ス ト

の 縮 減 を 図 る た め 、 県 有 施 設 保 全 情 報 シ ス テ ム を 構 築 し 、 ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト

を 推 進 す る こ と が 位 置 付けられま した。

ま た 、 平 成 17年 度 に 知 事 部 局 と 教 育 庁 の 建 物 を 対 象 と し て 、「 県 有 建 物 保 全 業 務 推 進 プ ラ ン 」 を 策 定 し 、 建 物 の 劣 化 状 況 等 調 査

を 行 う と と も に 、 そ の 結 果をもとに 各建物ごとの今 後30年間の改修 工事等の時期や その費用の目安 を示 した「県有 建物保全計画」 を策定しました 。

また、平 成22年度には、 保全業務推進プ ランを改訂し、 建物保全計画の 更新 や 「 県 有 建 物 長 寿 命 化 指 針 」 の 策 定 等 を 行 う と と も に 、「 保 全 相 談 窓 口 」 を 開 設し、保全 業務の推進体制 の更なる充実・ 強化に努めてい ます。

さらに、 建物系施設の適 正配置の取組に ついては、県営 住宅において「 宮崎 県営住宅長 寿命化計画」を 、県立学校施設 において「宮崎 県立高等学校教 育整 備計画」を 策定し、人口減 少を踏まえた適 正規模への対応 を検討している とこ ろです。

50% 60% 70% 80% 90% 100%

静 岡 県

三 重 県

埼 玉 県

宮 城 県

宮 崎 県

大 分 県

和 歌 山 県

佐 賀 県

北 海 道

福 岡 県

熊 本 県

島 根 県

鳥 取 県

群 馬 県

山 梨 県

岐 阜 県

長 崎 県

栃 木 県

長 野 県

沖 縄 県

福 井 県

青 森 県

鹿 児 島 県

奈 良 県

山 形 県

秋 田 県

山 口 県

城 県

石 川 県

愛 知 県

香 川 県

千 葉 県

兵 庫 県

福 島 県

神 奈 川 県

高 知 県

大 阪 府

東 京 都

岩 手 県

富 山 県

広 島 県

岡 山 県

徳 島 県

滋 賀 県

京 都 府

新 潟 県

愛 媛 県

県有施設の耐震化率

(12)

インフラ施設の現状と課題

( 1) 老朽化の 状況

インフラ 施設についても 、建物系施設と 同様に老朽化が 進んでおり、建 設後 50年以上を 経過する施設の 割合は、例えば 、橋りょうでは 平成26年度末に 15. 8 %であった ものが、10年後 の平成36年には 41. 2%、20年後 の平成46年には 60. 8 %を占める ことになります 。

また、河 川管理施設につ いては、建設後 50年以上を経過 する施設の割合 は、 平成26年度 末にわずか 1. 0%に過ぎません が、10年後には 17. 1%、20年後 には 51. 1%と今 後急激に老朽化 が進んでいきま す。

このよう に、インフラ施 設についても、 施設老朽化に伴 う大規模な改修 や更 新のための 財政負担の増大 が懸念されます 。

( 2) 耐震化の 状況

道路施設 については、南 海トラフ巨大地 震などの大規模 災害時において 重要 な役割を担 う緊急輸送道路 の橋りょう(桁 橋)の耐震化が 平成26年度に完 了し ています。

また、河 川管理施設につ いては、水門や樋門など特に重 要な構造物につ いて 耐震診断を 実施しています 。

51. 1% 17. 1% 1. 0% 22. 2% 34. 0% 16. 1% 15. 2% 22. 2% 34. 0% 11. 4% 15. 2% 22. 2% 11. 4% 15. 2% 11. 4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20年後

10年後 現在

河川管理施設の経過年数別割合の将来見込み

50年以上 40∼49年 30∼39年 20∼29年 10∼19年 0∼9年

0 10 20 30 40 50 60 70 80 S 3 0 以 前

S 3 5 S 4 0 S 4 5 S 5 0 S 5 5 S 6 0 H 2 H 7 H 1 2 H 1 7 H 2 2

供用年別橋りょう数の状況 供用後50年以上経過

( 本)

60. 8% 41. 2% 15. 8% 15. 0% 19. 6% 25. 4% 17. 6% 15. 0% 19. 6% 6. 7% 17. 6% 15. 0% 6. 7% 17. 6% 6. 7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20年後

10年後 現在

橋りょう数の経過年数別割合の将来見込み

50年以上 40∼49年 30∼39年 20∼29年 10∼19年 0∼9年

51. 1% 17. 1% 1. 0% 22. 2% 34. 0% 16. 1% 15. 2% 22. 2% 34. 0% 11. 4% 15. 2% 22. 2% 11. 4% 15. 2% 11. 4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 20年後

10年後 現在

河川管理施設の経過年数別割合の将来見込み

(13)

( 3) 長寿命化 等の取組状況

本県にお いては、橋りょ う等の公共土木 施設に係るアセ ットマネジメン トに 取り組み、 それまでの「損 傷が発生してか ら対応する対症 療法型の管理」 から 「定期的な 点検・診断を実 施し、状態が悪 くなる前に対応 する予防保全型 の管 理」に転換 することとしま した。この考え 方を基に、サー ビス水準の向上 、ラ イフサイク ルコストの最小 化、必要予算の 平準化等を検討 し、平成22年度 に橋 りょうの長 寿命化修繕計画 を策定しました 。

また、平成24年度に は港湾施設( 防波堤、係留 施設、橋りょう)や公園施設 、 平成25年度 には大規模な河 川管理施設(排 水機場、防潮堤 等)や漁港施設 、平 成26年度に はトンネルや舗 装の長寿命化修 繕計画(維持管 理計画)を策定 して います。

51. 5% 21. 3% 10. 1% 16. 2% 60. 8% 66. 7% 38. 5% 19. 2% 15. 8% 48. 5% 100. 0% 100. 0% 78. 7% 89. 9% 83. 8% 100. 0% 97. 2% 97. 0% 98. 3% 98. 0% 39. 2% 100. 0% 33. 3% 61. 5% 99. 0% 80. 8% 84. 2%

0% 25% 50% 75% 100% 発電施設

都市公園等 漁場施設 漁港施設 港湾施設 海岸堤防等 地すべり 防止施設 山腹治山施設 落石防止施設 治山ダム 急傾斜地崩 壊防止施設 地すべり 防止施設 砂防設備 農業用 ダム 発電利水

ダム 治水ダム 河川管理 施設 トンネル 橋りょう

(現在)

50年以上 0∼49年

75. 8% 36. 6% 51. 5% 64. 3% 48. 6% 70. 0% 10. 6% 33. 1% 34. 6% 15. 9% 16. 4% 79. 3% 100. 0% 66. 7% 69. 2% 51. 1% 39. 2% 60. 8% 24. 2% 63. 4% 48. 5% 35. 7% 51. 4% 30. 0% 89. 4% 66. 9% 65. 4% 84. 1% 83. 6% 20. 7% 33. 3% 30. 8% 48. 9% 60. 8% 39. 2%

0% 25% 50% 75% 100% 発電施設

都市公園等 漁場施設 漁港施設 港湾施設 海岸堤防等 地すべり 防止施設 山腹治山施設 落石防止施設 治山ダム 急傾斜地崩 壊防止施設 地すべり 防止施設 砂防設備 農業用 ダム 発電利水

ダム 治水ダム 河川管理 施設 トンネル 橋りょう

(20年後)

(14)

将来人口の見通し

( 1) 人口の推 移及び将来推計

本県の人 口は、大正9年 に約65万人だっ たものが、高度 経済成長期を経 て増 加を続け、平成8 年の 117万 7, 407人をピークに 、そ の後は減少に 転じました。

平成27年 9月に策定した 「宮崎県まち・ ひと・しごと創 生総合戦略」で は4 つの人口推 計を試算してお り、国立社会保 障・人口問題研 究所の推計(パ ター ン1)では 、平成52年には 約90万人まで減 少することが見 込まれています 。こ れは、昭和 20年頃の本県の 人口に相当する ものです。

また、平 成22年から平成 52年までの30年 間で21. 1%、約 24万人が減少す ると 推計されて います。これは 、現在の都城市 、日南市及び串 間市を合わせた 人口 に相当しま す。

①パターン1・・国立社会保障・人口問題研究所推計(∼平成52年)

②パターン2・・日本創成会議推計(∼平成52年)

③ケース1・・・自然動態について本県の過去の合計特殊出生率の傾向を反映、社会動態についてパターン2の移動率を反映(∼平成42年)

④ケース2・・・自然動態について平成42年(2030年)までに合計特殊出生率を段階的に2.07まで上昇、社会動態についてパターン2の移動率を

ベースとし、29歳以下の若年層の流出超過を平成42年(2030年)までに段階的に30%抑制(∼平成42年)

( )内は推計期間。③、④の推計は、それぞれの推計期間の状況がそれ以降も続くものとして推計。

注:各年10月1日現在の数値。年齢不詳を含む。 資料:平成22年までは総務省「国勢調査」。ただし、昭和20年は「人口調査」。

( 2) 年代別人 口の推移及び将 来推計

次に、パ ターン1におけ る年代別の人口 の推移等を見て みると、今後の 少子 高齢化の進 展に伴い、年少 人口(15歳未満 )の割合は、平 成22年時点では 14. 0 %ですが、平成52年には11. 4%まで低下し、生産年齢人口( 15歳から64歳 まで) も同様に60. 2%から51. 6% まで低下するこ とが見込まれて います。

65. 1 69. 1

76. 0 82. 4

84. 0 91. 4

109. 1 113. 9

113. 5 108. 1

105. 1 108. 5 115. 2

117. 6 116. 9

117. 6 117. 0

115. 3 113. 5

90. 1 86. 8

87. 4 94. 8

60 70 80 90 100 110 120

T9 T14 S5 S10 S15 S20 S25 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52

宮崎県の人口推移

パターン1 パターン2 ケース1 ケース2 ( 万人)

パターン1の平成52年の推計値は、約90万人で 昭和20年頃とほぼ一致している

(15)

一方、高 齢人口(65歳以 上)の割合は25. 8%から37. 0% に上昇すること が見 込まれてい ます。

本県の財政状況

国及び地方 の財政は、大変 厳しい状況が続 いていることも あり、公共施設 等の

建設や改修に 要する経費であ る投資的経費の 本県の予算額は 、年々減少して おり、

ピーク時の平 成9年度( 2, 625億円)と比べ 平成28年度( 1, 039億円)は、 約4 割となってい ます。

また、今後 も社会保障関係 費が増大する中 で、防災・減災 対策や公共施設 等の 老朽化対策等 に必要な多額の 財源を確保して いくためには、 引き続き適切な 行財 政運営を行っ ていく必要があ ります。

※ 平成27年度の予算額は、口蹄疫対策転貸債等償還金1,200億円を除いたもの

24. 2 26. 3 29. 3 32. 4 32. 9 36. 0

41. 4 42. 3 40. 6 33. 5

27. 8 26. 6 27. 4 27. 0 24. 0 21. 1 18. 7 16. 9 15. 9 14. 8 13. 6 12. 4 11. 4 10. 7 10. 2 37. 3

39. 1 42. 7

45. 7 46. 4 50. 3

62. 4

65. 7 66. 1 66. 9

68. 4 71. 6 75. 7 76. 5

76. 1 76. 1

70. 4 71. 3 68. 4

63. 3 58. 8

55. 5

52. 8 50. 1 46. 5 3. 6

3. 7 4. 0

4. 4 4. 7 5. 0

5. 3

5. 9 6. 8 7. 7

8. 9 10. 3

12. 1 14. 1 16. 7 20. 4

21. 8 27. 1 29. 3 32. 7 34. 9 35. 5 34. 9 33. 9 33. 4 0 20 40 60 80 100 120

T9 T14 S5 S10 S15 S20 S25 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52 ( 万人)

宮崎県の人口の年代別推移

年少人口(0∼14歳) 生産年齢人口(15∼64歳) 高齢人口(65歳以上)

計画 期間

37. 1 38. 0 39. 3 39. 2 39. 4 37. 9 37. 1 35. 8 31. 0

26. 5 24. 5 23. 8 23. 0 20. 5 17. 9 16. 0 14. 7 14. 0 13. 3 12. 7 12. 0 11. 5 11. 3 11. 4 57. 3 56. 6 55. 4 55. 2 55. 1 57. 2 57. 6 58. 3

61. 9 65. 1

66. 0 65. 7 65. 0 65. 2

64. 7 63. 3

61. 8 60. 2 57. 2

54. 8 53. 7 53. 3 52. 9 51. 6 5. 5 5. 4 5. 3 5. 6 5. 5 4. 9 5. 2 6. 0 7. 1 8. 4 9. 5 10. 5 12. 0 14. 3

17. 4 20. 7 23. 5 25. 8

29. 5 32. 5 34. 3 35. 2 35. 7 37. 0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

T9 T14 S10 S15 S20 S25 S30 S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52

宮崎県の人口の年代別割合推移

年少人口(0∼14歳) 生産年齢人口(15∼64歳) 高齢人口(65歳以上)

計画 期間

2, 625 2, 485 2, 399 2, 363 2, 317 2, 114 2, 001 1, 760 1, 606 1, 426 1, 298 1, 241 1, 200 1, 191 1, 187 1, 096 1, 090 1, 129 1, 028 1, 039 1, 675 1, 689 1, 721 1, 740 1, 744

1, 731 1, 700 1, 668

1, 628 1, 642

1, 641 1, 623 1, 616 1, 595 1, 574 1, 528 1, 520 1, 516 1, 503 1, 516 159 165 171 175 183

179 136

142 146

126 121 123 128 132 139 135 134 128 140 144 617 713 778 804 843

885 929

951 924

889

873 883 930 937 969

949 929 935 878 870 1, 309 1, 530 1, 621 1, 719 1, 724

1, 703 1, 671 1, 629

1, 696 1, 718

1, 715 1, 721 1, 752 1, 918 1, 937 2, 020 1, 988 2, 025 2, 230 2, 251

0 1, 000 2, 000 3, 000 4, 000 5, 000 6, 000 7, 000 8, 000

H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 ( 億円)

経費別歳出予算の推移

(16)

公共施設等の維持・更新等に係る中長期的な経費の見込み等

( 1) 今後の経 費の見込み

ア 建物系 施設

本県に おける建物系施 設の大規模改修 や更新等の将来 経費について、 今後 40年間で 必要となる金額 を試算したとこ ろ、総額で約 6, 725億円、1年 当た

り約 168億円が必要とな るという結果が 得られました。

なお、 この試算は、現 在ある建物をそ のまま保有し続 け、大規模改修 や更 新を一定 周期で実施する という前提で算 出したものであ り、今後、個別 施設 計 画 の 策 定 を 通 し て 将 来 経 費 の 見 込 額 を よ り 正 確 に 算 出 す る 必 要 が あ り ま す。

建替等費用の試算の考え方

1 対 象:延床面積200㎡以上の建物系施設(用途廃止予定の建物を除く。)

2 条 件:現在保有する建物系施設を同じ規模で建替え・大規模改修すると仮定する。

3 建替え等の周期:建替え 60年、大規模改修 30年

4 建替え等の単価:過去の実績(5ヶ年)をもとに算出

5 その他:個々の施設の老朽化の状況や今後の長寿命化対策等により実際の金額は変動し得る。

イ インフ ラ施設

本県に おけるインフラ 施設の維持管理 費用について、 今後40年間で必 要と なる金額 を試算したとこ ろ、総額で約 5, 950億円、1年 当たり約 149億 円が 必要とな るという結果が 得られました。

なお、 インフラ施設に ついては、現時 点で長寿命化計 画が策定されて いな い施設も 多数あり、予防 保全対策等から 得られる長寿命 化効果や必要な 維持 管理経費 に不確定な要素 が多くあること から、今後、個 別施設計画の策 定を 通して将 来経費の見込額 をより正確に算 出する必要があ ります。

0 1, 000 2, 000 3, 000 4, 000 5, 000 6, 000 7, 000

0 50 100 150 200 250 300 350

H27 H32 H37 H42 H47 H52 H57 H62

( 億円) ( 億円)

建物系施設の将来経費の予測

(17)

維持管理費用の試算の考え方

1 対 象:県が管理するインフラ施設

2 算定方法:過去の実績(3年程度)をもとに算出。ただし、橋りょうなど長寿命化計画により将来の維持管理経費を算出している施設はその費用を計上

3 そ の 他:今後策定する施設毎の長寿命化計画や施設の老朽化の状況により実際の金額は変動し得る。

0 1, 000 2, 000 3, 000 4, 000 5, 000 6, 000 7, 000

0 30 60 90 120 150 180 210

H27 H32 H37 H42 H47 H52 H57 H62

( 億円) ( 億円)

インフラ施設の維持管理経費等の予測

(18)

第3章

公共施設等の総合 的・計画的な管理に関する基 本方針

現状や

課題に関 する基本認識

( 1) 総合的か つ計画的な管理 のための推進体 制の構築

ア 全庁的 な推進体制の構 築

本県 では、これま で公共施設等の 情報は、各部局 においてそれぞ れ管理さ れてお り、総合的か つ計画的な管理 の観点からの全 庁的な取組は不 十分であ りまし た。

しか し、限られた 財源の中で、公 共施設等の老朽 化対策を効率的 ・効果的 に行う ためには、全 庁的な推進体制 を構築し、様々 な情報を管理し 、共有し て「既 存施設の有効 活用」や「戦略 的な施設の長寿 命化」といった 総合的・ 計画的 な管理に取り 組む必要があり ます。

イ エリア マネジメント( ※ )の推進

国も 地方公共団体 も、急速に進行 することが見込 まれている公共 施設等の 老朽化 や少子高齢化 の進展に伴う利 用ニーズの変化 に対応すること が求めら れてい ますが、現状 では、それぞれ が計画し、整備 を行っています 。

国・ 地方公共団体 ともに財政状況 が厳しい中で、 今後は、相互に 連携しな がら、 地域の特性を 踏まえた上で、 コスト、まちづ くり、利便性な どの観点 から様 々な検討を行 い、最適な施設 整備に取り組む 必要があります 。

【 参考 】 エ リ ア マ ネジ メ ン ト と は。

一 定 の 地 域 ( エ リ ア ) に 所 在 す る 国 ・ 地 方 公 共 団 体 の 施 設 情 報 を 共 有 化 し 、 中 長 期 的 な 観 点 か

ら 地 域 の 公 共 施 設 等 に 対 す る ニ ー ズ を 把 握 し 、 施 設 の 最 適 利 用 に つ い て 調 整 ・ 管 理 ( マ ネ ジ メ ン

ト )す る こ と で あ り、 空 き ス ペ ース の 相 互 融 通 や 施設 の 集 約 ・複 合 化 な ど の手 法 が あ る 。

エリアマネジメントの事例(空きスペースの相互融通)

利用の少なくなった 国庁舎

(19)

( 2) 施設配置 ・総量の最適化

本県人口 の将来推計では 、人口全体の減 少が避けられな いだけではなく 、年 齢構成別の 割合を見ると、 年少人口割合と 生産年齢人口割 合が低下し、一 方で 高齢人口割 合が上昇すると いう予測となっ ています。

このよう な少子高齢化の 進行に伴って、 建物系施設の利 用ニーズの変化 が見 込まれるこ とから、それら に対応した施設 の最適な配置や 有効活用を検討 しな がら、総量 の最適化を図る 必要があります 。

( 3) 施設の老 朽化対策

今後、建 物系施設、イン フラ施設のいず れも老朽化が急 速に進むことが 見込 まれていま す。

このよう な状況において も、建物系施設 については施設 利用者の安全を 確保 するととも に、災害時の応 急活動や一定水 準の行政機能を 継続するための 耐震 性能を有し ておく必要があ り、インフラ施 設については大 規模災害時に重 要な 役割を担う 緊急輸送道路等 が災害時に対応 できる耐震性を 有しておくなど 、そ れぞれの施 設に求められる 機能を確保する 必要があります 。

また、厳 しい行財政運営 が続くことが見 込まれる中で適 正な行政サービ スを 継続して提 供するには、公 共施設等の長寿 命化を推進し、 財政負担の低減 化・ 平準化を図 る必要がありま す。

エリアマネジメントの事例(施設の集約・複合化)

老朽化した県庁舎 を集約 老朽化した国庁舎

(20)

公共施設等の管理に関する基本方針

公共施設等 を取り巻く様々 な課題を踏まえ 、今後、ファシ リティマネジメ ント やアセットマ ネジメントの考 え方を基本に公 共施設等の総合 的・計画的な管 理を 実現します。

( 1) 建物系施 設

建物系施 設については、 利用者数の推移 や社会情勢の変 化等による施設 の今 後の利用見 込みを考慮し、 必要性が高い施 設については長 寿命化・更新を 、必 要性が低く なった施設につ いては統合・廃 止を行うなど、 ファシリティマ ネジ メントの考 え方に基づき、 施設配置・総量 の最適化を推進 します。

ア 施設配 置・総量の最適 化

( ア) 施設 評価システムの 構築

建物 系施設は、これ まで、更新や大 規模改修に際し て、全庁横断的 な視 点から 緊急性や優先順 位を判断したり 、部局間で利用 調整を行うなど の効 率的な 活用ができてい ない状況があり ました。

この ため、全ての建 物系施設の劣化 状況や利用実態 等の様々な情報 を多 角的に 収集・分析する とともに、一元 的に管理する「 県有施設評価シ ステ ム」を 構築し、全庁横 断的な施設の管 理を推進します 。

こ の シ ス テ ム に よ り 各 施 設 の 評 価 ・ 分 析 等 を 実 施 し 、 例 え ば 、「 総 量 適 正 化 の イ メ ー ジ ( 職 員 宿 舎 )」 に あ る と お り 、 入 居 率 と 建 物 性 能 が 共 に 低 総合的かつ計画的な管理のための推進

体制の構築

施設配置・総量の最適化

施設の老朽化対策

施設評価システムの構築

未利用財産の有効活用

長寿命化による財政負担の低減化・平準化 施設利用者の安全確保

耐震性能等の施設機能の確保 メンテナンスサイクルの構築 建物系施設

インフラ施設 施設の老朽化対策

施設利用者の安全確保

耐震性能等の施設機能の確保

公 共 施 設 等 の 保 有 ・ 運 営 ・ 維 持 の 最 適 化

メンテナンスサイクルの構築

長寿命化による財政負担の低減化・平準化 全庁的な推進体制の構築

(21)

い施設 は廃止、入居率 は高いが建物性 能が低い施設は 改修や建替え、 入居 率は低 いが建物性能が 高い施設は他用 途へ転用などの 方向性となりま す。 この ように、施設類 型ごとに地域の 特性や行政ニー ズ等の各施設の 実態 を十分 に踏まえた上で 、総量最適化の 検討を行います 。

( イ) 施 設の統廃合の 検討

「県 有施設評価シス テム」による個 々の施設の評価 結果や今後の需 要見 込み等 を踏まえ、施設 の統合や廃止、 集約化などを検 討します。

また 、県有施設だけ でなく、国・市 町村の施設及び 民間施設を活用 した 検討や 民間資金等(P PP

/PFI ※

)の活用も視野 に入れた検討を 行い ます。

これ らの取組により 、施設配置・総 量の最適化を推 進し、維持管理 ・更 新等に 係る経費の抑制 を図ります。

( ウ) 未利 用財産の有効活 用

施設 の統廃合等によ り生じた未利用 財産については 、国・市町村や 民間

等に売 却したり貸付け を行うことによ って、資産の有 効活用を早期に 図り、

歳入確 保に努めます。

イ 施設の 老朽化対策

( ア) 施 設利用者の安 全確保

施設 を供用するに当 たっては、利用 者の安全を確保 することが最も 重要 であり ます。施設の劣 化や損傷が人的 な被害をもたら さないように、 日常 の点検 を適切に行い、 劣化や損傷の状 況に応じた修繕 ・改修等を行う など の安全 確保の措置を実 施します。

老 朽 化 等 に よ り 利 用 見 込 み の な い 施 設 に つ い て は 、 除 却 ※

等 を 検 討 し ま すが、 予算等の事情に より除却等に時 間を要する場合 には、防護柵を 設置 し、立 入りを禁止する などの安全確保 の措置を実施し ます。

改修 建替

維持

廃止 他用途へ転用

建物性能 高

低 入 居 率 高

総量適正化のイメージ(職員宿舎)

改修 建替

維持

廃止 他用途へ転用

建物性能 高

(22)

( イ) 耐 震性能等の施 設機能の確保

災害 応急対策上重要 な行政庁舎等は 、災害時におい て応急活動の場 とな る ほ か 、 一 定 水 準 の 行 政 機 能 を 継 続 す る た め の 拠 点 に な り ま す の で 、「 宮 崎県建 築物耐震改修促 進計画」等に基 づく耐震改修を 進め、建物の用 途や 防災上 の重要度に応じ た耐震性能の確 保を図ります。

その 中で、エレベーターに ついては、現在の法 令基準を満た していない、

い わ ゆ る 既 存 不 適 格 ※

と な っ て い る も の も あ り ま す が 、 こ れ ら に つ い て も 大規模 改修に併せて耐 震化を行い、利 用者の安全確保 を図ります。

( ウ) メ ンテナンスサ イクルの構築 技 術 職 員 に よ る 劣 化 状 況 等 調 査 や 施 設 管 理 者 に よ る 法 定 点 検 及 び 日 常 点 検 を 一 定 の 基 準 ・ 期 間 で 実 施 し 、 必 要 な 修 繕 ・ 改 修 を 行 う と と も に 、 そ れ ら の 履 歴 情 報 を 適 切 に 蓄 積 ・ 評 価 す る こ と に よ り 、 次 回 の 点 検 の 精 度 向 上 に つ な げ る メ ンテナ ンスサイクルを 構築します。

また 、施設の管理に は、維持管理に 関する専門知識 ・技術力が求め られ ますの で、点検・修繕 履歴等の共有、 保全マニュアル の活用、研修会 の実 施等に より施設管理者 等の支援を強化 することにより 、点検・診断精 度の 向上を 図ります。

( エ) 長 寿命化による 財政負担の低減 化・平準化

既に 策定している「 県有建物保全業 務推進プラン」 や「県有建物長 寿命 化指針 」等に基づき実 施している劣化 状況等調査や建 物保全計画の更 新等 に引き 続き取り組むこ とにより、施設 の長寿命化を推 進します。

また 、施設の統廃合 の検討を行う中 で、今後も存続 することが必要 であ ると判 断された施設に ついては、優先 的に長寿命化に 取り組むことと し、 財政負 担の低減化・平 準化を図ります 。

メンテナンスサイクルのイメージ ①点検・診断の 実施

②修繕・改修等 の実施

③点検・診断・ 修繕・改修等の 履歴の蓄積 ④次回の点検・

(23)

( 2) インフラ 施設

インフラ 施設については 、アセットマネ ジメントの考え 方に基づき、施 設を 長寿命化し 、大切に長く使 用することによ り、維持管理・ 更新に係る財政 負担 の低減化・ 平準化を図りま す。

ア 施設の 老朽化対策

( ア) 施 設利用者の安 全確保

施設 を供用するに当 たっては、利用 者の安全を確保 することが最も 重要 であり 、施設の劣化や 損傷が人的な被 害や周辺環境へ の悪影響をもた らさ ないよ うに、日常点検 を適切に行い、 劣化や損傷の状 況に応じた修繕 ・改 修等を 行うなど安全確 保の措置を実施 します。

( イ) 耐 震性能等の施 設機能の確保

道路 施設については 、緊急輸送道路 の橋りょう(桁 橋)の耐震化が 平成 26年度 に完了したため 、今後、緊急輸 送道路にあるア ーチ橋などの特 殊な 橋りょ うの耐震化に取 り組みます。

河川 管理施設につい ては、堤防の耐 震診断を実施す るとともに、樋門の 自動閉 鎖化や堤防の液 状化対策に取り 組みます。

その 他のインフラ施 設についても、 施設の重要度や 地域の実情に応 じた 耐震化 対策を実施し、 利用者の安全や 災害時に求めら れる施設機能の 確保 を図り ます。

( ウ) メ ンテナンスサ イクルの構築

橋り ょうなど既に予 防保全型の管理 を実施している 施設もあります が、 従来の 対症療法的な管 理を実施してい る施設も多く残 されています。

この ため、それらの 施設についても 点検・診断を一 定の基準・期間 で実 施し、 必要な修繕・改 修を行うととも に、それらの履 歴情報を適切に 蓄積 ・評価 することにより 、次回の点検や 診断の精度向上 につなげるメン テナ ンスサ イクルを構築し ます。

また 、施設の点検・ 診断等を担当す る職員を対象と する研修会等を 開催 し、点 検マニュアルな どの計画的な維 持管理に関する 知識の習得・向 上を 図りま す。さらに、本 県独自の点検手 法の導入や重要 度に応じた維持 管理 水準の 設定などの新た な維持管理手法 の取組も強化し 、新たな知見が 得ら れた場 合には、計画の 見直しを行いま す。

( エ) 長 寿命化による 財政負担の低減 化・平準化

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( 3) 総合的か つ計画的な管理 のための推進体 制の構築

ア 全庁的 な推進体制の構 築

「公有財産調 整委員会」に新たに 企業局長及び病 院局長を委員 として加え、

全庁的な 推進体制を構築 します。

「公有 財産調整委員会 」は、総合的か つ計画的な管理 に関する基本的 な方 針の調整 や本計画の進捗状況の管理を行 います。

また、 各部局は、所管 する施設に係る 行政ニーズの把 握や施設の適正 規模 ・適正配 置の検討などを 行うとともに、 各施設類型の個 別施設計画を策 定し ます。

機 関 主 な 実 施 内 容

公 有 財 産 調整 委 員 会 ・ 総 合 的か つ 計 画 的 な管 理に 関 す る 基 本的 な 方 針 の調 整

・ 本 計 画の 進捗状 況 の管 理

各 部 局 ・ 所 管 す る 施 設 に 係 る 行 政 ニ ー ズ の 把 握 や 施 設 の 適 正 規 模 ・ 適 正 配

置 の 検 討

・ 個 別 施設 計 画 の 策 定

( ア) 公 有財産調整委 員会等における 取組

a 公 有財産調整委員 会の取組

「 公有財産調整委 員会」において は、当面、次の ような取組を実 施し、

総合 的かつ計画的な 管理を推進しま す。

( a) 総合的かつ計 画的な管理に関 する基本的な方 針の調整 ( b) 本計画の進捗状況の管理

( c ) 公共施設等の 維持管理・更新 などに関する将 来経費の調査・ 把握

b 公 有財産調整委員 会の下部組織の 取組

「 公有財産調整委 員会」の下部組 織として建物系 施設部会(仮称 )及 びイ ンフラ施設部会 (仮称)等を新 たに設置して、 次のような取組 を実 施し 、施設の特性に 応じた管理を推 進します。

新たな公有財産調整委員会の組織のイメージ

(現状)

副知事

総務部長

部局の長 (総務部長を除く)

教育長 警察本部長 議会事務局長

幹事会

企業局長 病院局長

(25)

【建物系施設 及びインフラ 施設の共通事 項】

( a) 計画的・効 率的な保全業務 に関する取組の 検討・推進 ( b) 各施設類型 における個別施 設計画策定の推 進

( c ) 施設の大規 模改修や更新、 維持管理等に関 する将来経費の 算出

( d) 財政負担の 低減化・平準化 に関する具体的 な取組の検討

【 建物系施設】

( e) 県有施設評 価システムを構 築し、施設情報 を一元的に管理 する

ことによる、 全庁横断的な視 点からの個々の 施設の維持・修 繕計 画に関する緊 急性や優先順位 の判定方法の検 討

【 インフラ施設】

( f ) 点検・診断 ・修繕等の履歴 情報を適切に蓄 積することによ るメ ンテナンスサ イクルの構築

イ エリア マネジメントの 推進体制の構築

国・ 地方公共団体 ともに厳しい財 政状況の中、急 速に進行する公 共施設等 の老朽 化などに対応 するためには、 相互に連携しな がら、様々な観 点から検 討する 必要がありま す。このため、 国・県・市町村 で「国公有財産 の最適利 用推進 検討会」を設 立し、行政庁舎 の基本的な情報 について既に情 報交換を 始めて いる地区もあ ります。

今後 は、このよう に建物系施設に ついて、県有施 設に加え、国や 市町村の 施設を 含めた施設情 報の共有化や施 設の集約化・複 合化等に向けた 定期的な 情報更 新を行うため の効果的な連携 体制を地域の実 情に応じて構築 し、具体 的な施 設の有効活用( ※ )について検 討します。

※ 不足する駐車場を確保するための相互融通など

( ア) 施 設情報等の共 有化

未利 用地の売却や施 設の空きスペー スの相互融通な どの有効活用を 推進 するた め、国・県・市 町村との間で現 況施設の位置、 規模、用途、空 きス ペース の有無等の基本 的な情報の共有 化を図ります。

( イ) 地 域の展望、将 来ニーズの把握

(26)

( ウ) 地 域における施 設の最適利用の 調整

行政 サービスの向上 や建設・維持管 理費用の低減化 を図るため、一 定地 域にお いて、県有施設 だけではなく国 や市町村の施設 を含めた施設の 最適 利用を 調整し、管理し ます。

【 参 考】「 宮 崎市 に お け る 国 公 有財 産 の 最 適 利用 推 進 検 討 会 」

平 成 27年 10月 に 宮 崎 市 内 に あ る 公 共 施 設 の 集 約 や 効 率 的 な 活 用 な ど を 長 期 的 な 視 点 か ら 検 討 す

る た め 、 九 州 財 務 局 ・ 県 ・ 宮 崎 市 で 「 国 公 有 財 産 の 最 適 利 用 推 進 検 討 会 」 を 設 立 し 、 公 共 施 設 の

効 率的 な 再 編 も 視 野に 入 れ て 、 定期 的 に 情 報 交 換 を行 っ て い る。

県 市町村

施設情報等の共有化

(27)

第4章

施設類型ごとの管 理に関する基本的な方針

1 建物系施設

( 1) 共通事項

ア 課題

・ 事後 保全

から予防保 全 ※

に転換し、 計画的で効率的 な保全業務を実 施す ること により、長寿命 化を図る必要が あります。

・ 施設 の日常点検や修 繕計画の立案等 が施設所管課及 び施設管理者に 委ね

られて おり、全庁的な 視点からの修繕 等の優先順位や 緊急性を一元的 に管 理し、 把握することが できていないこ とから、ファシ リティマネジメ ント の考え 方を推進するこ とにより、施設 ごとの将来的な 利活用の方針等 を含 め、全 庁横断的な観点 からの総合的な 管理のあり方を 検討していく必 要が ありま す。

・ 各施 設管理者には、 日常の点検等、 維持管理に関す る専門知識・技 術が

求めら れますが、現状 では、予防保全 を含めた計画的 な維持保全が十 分に 行えて いない状況にあ るため、点検マ ニュアルの活用 や保全研修の実 施等 により 点検精度の向上 を図るとともに 、施設所管課に よる修繕・保全 計画 の策定 を技術的に支援 する体制を整備 する必要があり ます。

・ ス ポ ー ツ 施 設 や 県 営 住 宅 の よ う に 維 持 管 理 等 を 指 定 管 理 者 ※

が 実 施 し て いる施 設がありますが 、更新時に委託 先が変わること も考えられ、日 常点 検等の 維持管理に関す る専門知識・技 術が求められる ことから、関係 職員 の資質 向上に努める必 要があります。

イ 管理に 関する基本的な 考え方

( ア) 点 検・診断等の 実施方針

・ 「 県有建物保全業 務推進プラン」 に基づく技術職 員による劣化状 況等

調査 及び「県有建物 保全マニュアル 」に基づく施設 管理者や指定管 理者 によ る法定点検や自 主点検を定期的 に行います。

・ 点 検マニュアルの 活用や保全研修 の実施等により 点検精度の向上 を図

りま す。

・ 施 設管理者向けの 技術研修の実施 や保全相談窓口 の設置・運営等 によ

る施 設管理者への技 術的支援を引き 続き行います。

・ 点 検・診断等の履 歴や補修履歴等 の記録を蓄積し 、施設の損傷具 合を

把握 しながら、維持 管理・修繕・更 新を含む計画的 な保全業務に活 用し ます 。

( イ) 維 持管理・修繕 ・更新等の実施 方針

・ 主 要な施設につい ては、中長期の 修繕計画を作成 し、計画的な保 全業

(28)

・ 全 庁横断的な観点 から、修繕・更 新等の優先度を 判断する基準や 建物 の整 備水準等を定め ます。

・ 施 設の更新等の際 には、県有施設 だけでなく国や 市町村の施設と の統

合な ども視野に入れ た検討を行いま す。

( ウ) 安 全確保の実施 方針

・ 点 検・診断等によ り危険性がある と判断された場 合は、速やかに 修繕

・改 修を行い、利用 者の安全確保に 努めます。

・ 予 算、工法、工期 等により早急な 対応ができない 場合は、立入禁 止表

示等 により利用者へ 危害が及ばない よう応急的処理 を行います。 ・ 非 構 造 部 材

や 設 備 機 器 等 の 安 全 対 策 ( 外 壁 、 ガ ラ ス 、 吊 り 天 井 、 照 明器 具、空調設備機 器の落下対策等)を、大規模改 修等に併せて実 施し、 利用 者の安全を確保 します。

・ 利 用見込みのない 施設については 、防犯、防災、 事故防止等の観 点か

ら、 除却等の措置を 積極的に検討し ます。

( エ) 耐 震化の実施方 針

・ 「 宮崎県建築物耐 震改修促進計画 」において、災 害時の拠点とな る施

設に 位置付けられて いる建物系施設 もありますので 、建物の用途や 防災 上の 重要度に応じた 改修を進めます 。また、既存不 適格のエレベー ター につ いても、大規模 改修等に併せて 耐震化を図り、 利用者の安全を 確保 しま す。

( オ) 長 寿命化の実施 方針

・ 「 県有建物長寿命 化指針」等に基 づき、劣化状況 等調査や点検・ 診断

・ 修 繕 等 の 履 歴 デ ー タ に 基 づ い た 計 画 的 な 維 持 保 全 を 実 施 す る と と も に、 今後の利用見込 みや施設の安全 性について比較 検討し、今後も 存続 させ る施設について は、優先度を判 断して長寿命化 を図ります。

( カ) 統 合や廃止の推 進方針

・ 建 物系施設の統合 や廃止を進める に当たっては、 ファシリティマ ネジ

メン トの考え方を導 入し、推進する ことにより、施 設ごとの行政ニ ーズ や利 用状況等を把握 し、建物性能や 維持管理コスト 等を含めて総合 的に 検討 するとともに、 国・市町村の施 設との利用調整 や施設の集約化 も視 野に 入れながら、適 正配置や総量最 適化の取組を進 めます。

( キ) 総 合的かつ計画 的な管理を実現 するための体制 の構築方針

・ 「 公有財産調整委 員会」を活用し 、建物系施設に 係る情報共有や 長寿

(29)

・ 建 物系施設の保全 に関わる職員が 計画的かつ効率 的な保全業務を 円滑 に 実 施 で き る よ う 、 会 議 等(※ )に お い て 、 保 全 業 務 に 関 す る 技 術 的 な 情 報を 共有します。

※ 「県有建物保全連絡会議」、「県立学校施設整備等事務担当者会議」など

・ 建 物系施設の維持 保全、定期点検 ・診断に関する 基礎的な知識の 習得

を図 るための維持保 全・管理に関す る研修を実施し ます。

( 2) 行政系施 設

ア 現状

行政系 施設(県庁舎や 総合庁舎などの 行政庁舎、試験 研究機関等の産 業系

施設、社 会教育施設・福 祉施設などの県 民利用施設)の 保有状況は、 279施

設で、延 床面積は約55. 3万㎡となってい ます。

延床面 積で約4割を占 める産業系施設 は、比較的新し い施設が多くな って いますが 、約3割を占め る行政庁舎は、 県庁本館を始め 建設年度の古い 施設 が多く、 建物の劣化が顕 著に現れ始める 建設後30年を経 過した建物が6 割を 超えてお り、このままで 推移すると、10年後には約8割 になることが見 込ま れていま す。

また、 県民利用施設で は、10年後には 建設後30年を経 過する施設の割 合が 7割を越 える見込みです 。

このよ うに、行政系施 設は建設年度の 古い建物が多い 上に、比較的大 規模 な建物も 多いことから、 今後、維持・修 繕や大規模改修 ・更新等に多額 の費 用が必要 になることが予 想されます。

施 設分類 保有状 況( 平成27年3月 末) 建 設後30年 以上経 過する 施設 の割合 施 設数 延床 面積 平成27年3月末 10年後 20年後 行政庁 舎 173施設 約16. 7万 ㎡ 65. 4% 79. 6% 96. 7% 産業系 施設 50施 設 約24. 3万 ㎡ 19. 3% 43. 0% 98. 2% 県民利 用施設 56施 設 約14. 3万 ㎡ 23. 1% 70. 5% 98. 4% 合 計 279施設 約55. 3万 ㎡ 34. 2% 61. 2% 97. 8%

イ 課題

・ 大 規 模 な 災 害 に 備 え て 、「 宮 崎 県 業 務 継 続 計 画 ( 以 下 「 B C P 計 画 」 と い う 。)」 に 基 づ き 、 必 要 な 機 能 が 確 保 さ れ る よ う 計 画 的 に 整 備 ・ 改 善 等 を進め る必要がありま す。

・ 本庁 域の行政庁舎に ついては、防災 拠点庁舎の建設 に伴い、分散し てい

(30)

ウ 管理に 関する基本的な 考え方 ( ア) 安 全確保の実施 方針

・ B CP計画に基づ き、ライフライ ンや情報通信シ ステム等につい て、

大規 模な災害に備え るための事前対 策を計画的に実 施します。

( イ) 耐 震化の実施方 針

・ 防 災拠点庁舎につ いては、免震構 造を採用し、大 規模地震発生時 にお

いて も、その機能が 維持できるよう に最高水準の安 全性を確保しま す。

・ B CP計画に基づ き、大規模な災 害に備えるため の事前対策を計 画的

に実 施します。

( ウ) 統 合や廃止の推 進方針

・ 防 災拠点庁舎の整 備に伴い、県庁 1号館及び県庁 3号館に空きス ペー

スが 生じるため、本 庁各部局の配置 の見直しを行い ます。見直しに 当た って は、県民サービ スの向上や分散 している庁舎の 集約化、職員の 執務 環境 の向上等が図ら れるよう検討を 行います。なお 、見直しに伴い 生じ た空 き庁舎について は、貸し付けや 売却等を含めた 検討を行い、庁 舎の 有効 活用を図ります 。

( 3) スポーツ 施設

ア 現状

スポー ツ施設(体育館 や陸上競技場等 の競技施設、ト イレ棟や料金所 等の 附属施設 )の保有状況は 、84棟、延床面 積で約 9. 2万㎡ となっています 。

このう ち、競技施設は 41棟、約 9. 0万 ㎡、附属施設は 43棟、約 0. 2万 ㎡で す。

競技施 設は、県体育館 ・陸上競技場・ 水泳場を始めと する約4分の1 の施 設が昭和 54年宮崎国体( 1979年開催)前 に整備されてお り、既に建設後 40年 を経過す る施設もありま す。

また、 附属施設は、10年後には建設後 30年を経過する 施設の割合が約 6割 となる見 込みです。

これら のスポーツ施設 は、比較的大規 模な建物も多く 、2026年の2巡 目国 体及び全 国障害者スポー ツ大会の本県開 催に向けて、今 後、維持・修繕 や大 規模改修 ・更新等に多額 の費用が必要に なることが予想 されます。

(31)

イ 課題

・ 各施 設の定期点検の 実施に当たって は、大規模空間 や高所点検用の 設備

(足場 等)を設置する 必要があります ので、これらに 係る予算を確保 する 必要が あります。

・ 2020年オリンピック ・パラリンピッ ク東京大会のキ ャンプ地利用や 2巡

目国体 及び全国障害者 スポーツ大会を 見据え、スポー ツ施設の改修・ 整備 や老朽 化対策を計画的 に行っていく必 要があります。

ウ 管理に 関する基本的な 考え方

( ア) 維 持管理・修繕 ・更新等の実施 方針

・ 2 巡目国体及び全 国障害者スポー ツ大会の開催を 見据え、競技の 円滑

な実 施やユニバーサ ルデザイン等に 配慮した機能性 、国体終了後も 県民 の健 康増進や地域の 活性化につなが る将来性のほか 、自然災害等に 備え た安 全性の確保など 、長期的かつ多 様な視点から施 設の改修・整備 等の 検討 を行います。

( イ) 耐 震化の実施方 針

・ 「 宮崎県建築物耐 震改修促進計画 」等に基づく耐 震改修を進めま す。

な お、宮崎県総合 運動公園内の施 設及び県体育館 については、建 築基 準法 の耐震性能を確 保しています。

( ウ) 総 合的かつ計画 的な管理を実現 するための体制 の構築方針

・ 「 公園施設の安全 管理の強化につ いて」として国 から情報提供さ れた

内容 等を関係職員に おいて共有しま す。

( 4) 県営住宅

ア 現状

現在、 県が管理してい る県営住宅は、 附属施設を含め 1, 146棟あり、 延床 面積で約 63. 1万㎡となっ ています。この うち、建設後30年以上経過して いる 施設が全 体の4割を越え ており、今後、 ますます老朽化 する建物の割合 が増 加するこ とが見込まれて います。

このよ うな状況の中で 、コンクリート ブロック造のよ うな狭小で快適 な住 環境とは 言いがたい住棟 もいまだに残っ ていたり、老朽 化に加え、バリ アフ リー化へ の対応ができて いない団地も少 なくありません 。

参照

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放流先 合流下水道 分流下水道 公共用水域 施設種類 特定施設 貯蔵施設 有害物質 の 使用 有 無.

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