取締役社長
2014年3月期
2013年4月1日∼2014年3月31日Vol.
ごあいさつ
株主・投資家の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申 し上げます。
まずは、2013年度の配当についてご報告いたします。今後の 経営環境や業績の見通しを踏まえ、2013年度の期末配当金を 期初予定の15円から20円へと増配いたしました。これにより、実 施済みの中間配当金15円と合わせた1株当たり年間配当金は 35円となり、2012年度実績と比べ5円増配となりました。2014 年度につきましても、さらに5円増配し、1株当たり40円の年間配 当を予定しております。
住宅分譲市場では、建設工事の労働者不足などにより、建設費 が上昇傾向にあるものの、住宅ローン控除の拡充や低金利を背 景に契約率は高水準で推移するなど、堅調な事業環境が続いて おります。また、賃貸オフィス市場では、依然として賃料水準は底 値圏にあるものの、都心部における空室率は低下傾向にあり、一 部の大型物件では賃料の上昇が見られるなど、回復の動きがうか がえます。さらに、不動産投資市場では、引き続き良好な資金調 達環境を背景に、J-REITの新規上場や公募増資が相次ぎ、不動産 の取引も活発化するなど、事業環境は底堅く推移しております。
2013年度の業績については、主力事業である住宅分譲事業 で計上戸数が増加したことなどにより、増収増益を確保いたしま した。営業収益は5,320億円(2012年度比2.8%増)、営業利益 は743億円(同27.4%増)、経常利益は640億円(同39.8%増)、 当期純利益は268億円(同38.7%増)となりました。なお、営業収 益、営業利益、経常利益ともに過去最高水準となっております。
当社グループは、2012年10月に発表した中長期経営計画に 基づき、企業価値の向上を追求しております。本計画の第一段階
(フェーズ1:2012年度∼2015年度)にあたる「3カ年計画
(-2016.3)」では、定量目標として「営業利益650億円の達成」「自 己資本比率30%の達成」を掲げております。これに対し、2013年 度において、営業利益目標を2期前倒しで達成するとともに、自己 資本比率についても達成の目処が立ってまいりました。今後は、 フェーズ2以降の目標達成に向け、既存事業の更なる強化と、新 規事業分野での事業機会の創出を図ってまいります。
当社グループは、引き続き、多様化する社会やお客様のニーズ に応え、新たな価値を創出し続けることで、持続的成長を目指し てまいります。株主・投資家の皆様には、これまでと変わらぬご支 援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
配当について
経営環境について
業績概要 株主・投資家の皆様へ
中長期経営計画の進捗
株主通信 15
証券コード : 3231
2014年6月
決算ハイライト
中長期経営計画の進捗状況
配当について
2013年度の業績報告
当社は、経営環境、設備投資計画などを総合的に勘案し、内部留保を考慮の上、業績 に応じ、中長期的には配当性向30%程度を目処とした利益配分を行うことを基本方 針としています。
2013年度の配当については、今後の経営環境や業績の見通しを踏まえ、1株当たり 年間配当金35円と2012年度実績から5円増配しました。また、2014年度の配当に ついても更に5円増配し、1株当たり年間配当金40円を予定しています。
主力事業である住宅分譲事業において、「プラウドタワー東雲キャナルコート」などの大型物件をはじめ、計上戸数が大幅に増加したこと から、営業収益・営業利益・経常利益いずれも過去最高水準となりました。
「フェーズ1(2012年度∼2015年度)」の定量目標として掲げていた「営業利益目標650億円」を2期前倒しで達成しました。「自己資 本比率目標30%」については、2013年度末で27.1%まで上昇し、順調に推移しています。
連結営業収益(億円)
6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000
0 2009 2010 2011 2012 2013 4,342
5,177 5,320
連結当期純利益(億円)
300
200
100
0
46 54
268
連結総資産(億円)
16,000
12,000
8,000
4,000
0
14,054 14,026 13,699
13,138
配当金(円)
50 40 30 20 10
0 2009 2010 2011 2012 2013 2014
(予想)
セグメント別連結営業利益構成
運営管理事業 6.2% 仲介・CRE事業 10.1% 資産運用事業 9.7%
賃貸事業 32.7%
その他の事業 0.6% 住宅事業 40.8%
14,743
175 193 4,508
4,809
期末 中間
連結営業利益(億円)
ROA(%)
自己資本比率(%)
定量目標
583 650
2012 2013 2015
(目標) (目標)2018 (目標)2021 年度
年度 2009 2010 2011 2012 2013 年度
年度
2009 2010 2011 2012 2013 年度
− 5.5 −
4.6 5.8 24.5
30.0 27.1
フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3
フェーズ1
(2012年度∼2015年度)
■営業利益650億円の達成
■自己資本比率30%の達成 フェーズ2
(2016年度∼2018年度)
■営業利益800億円水準の達成
■ROA5.5%の達成 フェーズ3
(2019年度∼2021年度)
■営業利益1,000億円水準の 収益基盤構築
1,000
(水準)
(水準)800 743
連結営業利益
743
億円円グラフ中央に表示している 連結営業利益は、セグメント情 報における「消去又は全社」の 金額を含んでいるため、各事 業の連結営業利益を合計した 数字と異なります。 なお、構成比率は、それぞれの 単純合計額を基に算出してい ます。
2013年度の主な竣工実績
野村不動産ホールディングス
❶ プラウドタワー東雲キャナルコート 東京都江東区
❷ PMO八重洲通 東京都中央区
❸ PMO田町 東京都港区
❹ プラウドシティ元住吉 神奈川県川崎市中原区
❺ プラウドシーズンふじみ野上福岡 埼玉県ふじみ野市
❻ オハナ玉川上水ガーデニア 東京都東大和市
❼ プラウド南麻布 東京都港区
❶
❶
●
●
●
●
●
● ●
❶
❸
❹
❺
❷
❻ ❼
住宅事業
賃貸事業
資産運用事業
4,000
3,000
2,000
1,000
0
2,175
3,084
●引き続き、テナントニーズに応じた営業活動を強化した 結果、2013年度末の空室率は2.9%と、低い水準で推移 しました。
●東芝グループに一括賃貸している、延床面積10万m2超 の大型オフィスビル「ラゾーナ川崎東芝ビル」(神奈川県 川崎市幸区)が、2013年11月より新規稼働しました。
●収益不動産開発部
門では、「GEMS渋 谷 」( 東 京 都 渋 谷 区)、「PMO日本橋 大伝馬町」(東京都 中央区)などを売 上に計上しました。
●引き続き、当社グループが運用している各種ファンドの 安定的な運用に注力しました。
●2013年6月には、3本目の上場REITとなる物流施設・商 業施設を投資対象とする「野村不動産マスターファンド 投資法人」が、東京証券取引所不動産投資信託証券市場 に上場しました。
3,105
ランドポート川越(物流施設)
ラゾーナ川崎東芝ビル Tomihisa Cross
新宿副都心
新宿御苑前駅
新宿御苑 新宿駅
Tomihisa Cross
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 400
300
200
100
0
209
327 337
2011 2012 2013 年度
営業収益(億円) 1,600
1,200
800
400
0
1,234
969
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 400
300
200
100
0
196
233
2011 2012 2013 年度
雲キャナルコート」など、過去最多となる6,209戸(2012 年度比460戸増)を売上に計上しました。
●2013年度末の契約済未計上残高が6,189戸(2012年 度末比789戸増)となるなど、販売状況は引き続き順調 に推移しました。また、2013年度の注目物件であった山 手線環内最高層・最大規模の複合再開発プロジェクト
「Tomihisa Cross」を約6ヶ月間という短期間で全992 戸完売しました。
1,066
270
営業収益(億円) 240
180
120
60
0
129
183
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 100
50
0
-50 65
-27
2011 2012 2013 年度
111
80
運営管理事業
仲介・CRE事業
その他の事業
●ビル管理部門では、引き続き管理ストックの拡大を図る とともに、テナントからの工事受注に積極的に取り組み ました。
●住宅管理部門では、専有 部のサービスメニューの 拡充を図るなど、より一 層の顧客満足度の向上 に努めました。
●2014年4月1日に、野村 ビルマネジメント(株)お よび野村リビングサポー ト(株)の合併によって、
野村不動産パートナー ズ(株)が誕生しました。
●法人向けのホールセール部門では、企業が保有する不 動産の有効活用ニーズに的確に応える提案と、ニーズ の変化を機敏に捉えた営業活動に注力しました。
●個人向けのリテール部門では、首都圏を中心に店舗網 の 拡 大を図りました。
2013年度は「三田セン ター」、「目黒センター」 など計6店舗を新規出 店しました。
●新たな店舗ブランドとし て「野村の仲介+(プラ ス)」を立ち上げるなど、 集客力の向上と顧客基 盤の拡充に努めました。
●フィットネスクラブ事業部門では、各種キャンペーンやイ ベントを実施し、新規入会者の獲得と会員の満足度向上 に努めました。
●2013年度は、ボーノ相模大野ショッピングセンター内に
「メガロス相模大野」を開業するとともに、新業態である 24時間営業の小型フィットネスジム「デイオス24」の第1 号店「デイオス24成増」を開業しました。
野村不動産ホールディングス
デイオス24成増
「野村の仲介+(プラス) 」広告
「野村不動産パートナーズ(株) 」広告
営業収益(億円) 400
300
200
100
0 343
260
291
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 100
75
50
25
0 19
61
83
2011 2012 2013 年度
営業収益(億円) 800
600
400
200
0
673 663
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 60
45
30
15
0
44 44
51
2011 2012 2013 年度
※2011年度は野村不動産リフォーム(株)のセグメント変更前の数値を記載 2012年度は野村不動産リフォーム(株)のセグメント変更後の数値に換算
721
営業収益(億円) 200
150
100
50
0
149
2011 2012 2013 年度
営業利益(億円) 6
4
2
0
4 4
5
2011 2012 2013 年度
186 145
IRカレンダー
IRイベントの年間カレンダーです。最新の情報は当社ホームページに随時掲載しています。 商号 野村不動産ホールディングス株式会社本社 〒163-0566 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 設立 2004年6月1日
資本金 116,024,154,350円 従業員数 5,817名(連結ベース)
上場市場 株式売買単位 株主名簿管理人および 特別口座管理機関 お問い合わせ先
事業年度 定時株主総会
配当金受領株主確定日 公告掲載方法
東京証券取引所市場第一部 100株
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 0120-232-711
4月1日から翌年3月31日 6月
期末配当金 3月31日 中間配当金 9月30日 電子公告
株式の情報
(2014年3月31日現在) 発行可能株式総数発行済株式総数 株主数
450,000,000株 190,906,800株 48,613名
大株主
(上位10名)役員
2014年6月27日現在の役員一覧につきましては、インターネット上の 当社ウェブサイト(http://www.nomura-re-hd.co.jp/company/ organization.html)に掲載しておりますので、そちらをご参照頂き ますようお願い申し上げます。
所有者別株式分布状況(%)
■金融機関
■金融商品取引業者
■その他の法人
■外国法人等
■個人・その他
19.80 1.45 34.57 30.72 13.46
13.46% 19.80%
34.57% 30.72%
1.45%
野村土地建物株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 野村不動産ホールディングス従業員持株会 ザ バンク オブ ニユーヨーク ノントリーテイー ジヤスデツク アカウント
ステート ストリート バンク ウェスト ペンション ファンド クライアンツ エグゼンプト ジヤパン リ フイデリテイ
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口1) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口6)
氏名・名称 株式数(株)
64,777,500 11,743,500 5,979,200 3,274,000 2,882,482 2,477,329
2,392,333 2,239,100 2,092,600 1,948,900
出資比率(%) 33.93
6.15 3.13 1.71 1.50 1.29
1.25 1.17 1.09 1.02
(当社ホームページ http://www.nomura-re-hd.co.jp/ir/)
ただし、やむを得ない事由により電子公告ができない場合は、日本経済新聞に掲載 します。
●住所のご変更、配当金受取方法のご指定などのお手続に関するお問い合わせ、 手続に必要な書類のご請求などは、お取引の証券会社までご連絡ください。
●当社株式事務に関する一般的なお問い合わせは、当社株主名簿管理人の三菱 UFJ信託銀行でも承っております。
●未受領の配当金のお支払いにつきましては、当社株主名簿管理人の三菱UFJ信 託銀行までお問い合わせください。
決算発表
株主総会・配当金のお支払い 有価証券(四半期)報告書 株主通信発行
ニュースリリース(ホームページに掲載)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
本決算●
定時株主総会●●期末配当金お支払い ●中間配当金お支払い 有価証券報告書● 第1四半期● 第2四半期● 第3四半期●
株主通信● ●株主通信
第1四半期● 第2四半期● 第3四半期●
http://www.nomura-re-hd.co.jp/news/
株主通信に関するお問い合わせ先:
野村不動産ホールディングス株式会社 広報IR部 Tel: 03-3348-8117
個人投資家向け会社説明会の実施
2013年度より、個人投資家の皆様に当社についてご理解を 深めて頂くために、個人投資家向けのIRイベントへの出展や証 券会社の支店での会社説明会を実施しました。今後も、個人投 資家の皆様を対象としたIR活動を充実してまいります。
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