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「抗微生物薬適正使用の手引き 第一版」の周知について(厚生労働省) 医療および薬務に関する注意情報(医療機関・薬品,医療機器等に関する事業者向け) | 函館市

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Academic year: 2018

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図 1.  本手引きで扱う急性気道感染症の概念と区分 注 5  (3) 急性気道感染症の診断方法及び鑑別疾患  急性 気道 感染 症におい て 、抗 菌薬 が必 要な 症 例と不 必要 な症 例を見 極め るた めに有用な分類として、 ACP による分類が知られている 21,38–40 。これは急性気道感 染症を鼻症状(鼻汁、鼻閉)、咽頭症状(咽頭痛)、下気道症状(咳、痰)の 3 系統の 症状によって、感冒(非特異的上気道炎、普通感冒)、急性鼻副鼻腔炎、急性咽頭 炎、急性気管支炎の 4 つの病型に分類するも
図 2.  急性気道感染症の病型分類のイメージ 強 急性気管支炎 急性咽頭炎急性鼻副鼻腔炎 強 強感冒鼻症状 ( ⅰ ) 感冒 発熱の有無は問わず、鼻症状(鼻汁、鼻閉)、咽頭症状(咽頭痛)、下気道症状 (咳、痰)の 3 系統の症状が「同時に」、「同程度」存在する病態(表 1 )を有するウイ ルス性の急性気道感染症を、本手引きでは感冒に分類する。すなわち、非特異的 上気道炎や普通感冒と表記される病態についても、本手引きでは、感冒と分類す る。 感冒の自然経過は、典型的には、まず微熱や倦怠感、咽頭痛を生じ、続い
図 4 急性下痢症の診断及び治療の手順  ( 対象:学童期以上の小児~成人 ,  文献 120 を元に改変 ) ※下痢の重症度:軽症は日常生活に支障のないもの、中等症は動くことはできるが日常生活に制限があるもの、重症は日常 生活に大きな支障のあるもの。  ※※他の合併症リスクには炎症性腸疾患、血液透析患者、腹部大動脈瘤などがある。  ※※※EHEC(Enterohemorrhagic E
表 7 急性下痢症の診療における患者への説明で重要な要素 1)情報の収集 ・患者の心配事や期待することを引き出す。 ・抗菌薬についての意見を積極的に尋ねる。 2)適切な情報の提供 ・重要な情報を提供する。 −  下痢は 1 週間程度続くことがある。 −  急性下痢症の大部分は自然軽快する。 −  身体が病原体に対して戦うが、良くなるまでには時間がかかる。 ・抗菌薬に関する正しい情報を提供する。 ・十分な栄養、水分をとり、ゆっくり休むことが大切である。 3)まとめ ・これまでのやりとりをまとめて、情報の理解を

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