山のぼりが１ばんたのしみ
∼二度目の合宿に向かう２年生∼
アユつかみががっしゅくでいちばんたのしみだよ。１ねん せいのときは３びきしかつかめなかったけど、こんどはぜっ たいに５ひきつかまえたいよ。たべるのがたのしみだよ。あ ときょねんのアユはすごーくおいしかったよ。あと、よるの さんぽがたのしみだよ。まえは、ちょっとこわいとゆってあ るいていたけど、こんどはこわいこわいなんてゆわないで、 あるきたいとおもうよ。 （２ねん ひなこ）
山のぼりをはやくしてみたいな。１ねんせいは、のはらで あそぶのだけれど、山のぼりとのはらであそべてうれしいな。 はじめてだから、山のぼりが１ばんたのしみ。キャンプファ イヤーもたのしみ。 （同 ふじこ）
学期末の登校は学年ごとにちがいます
来週から各学年ごとに林間合宿が始まります。それぞれ子 どもたちがしっかり合宿に向かえるように、体調の管理と荷 物の準備をお願いします。終業式は２３日ですが、それまで の登校については学年ごとに違いますので、ご注意ください。
１．２年生 ３．４年生 ５．６年生
１４日（水） 普通登校
１５日（木） 普通登校 休み
１６日（金） 普通登校 休み 合宿出発
１７日（土） 休み 合宿２日目
１８日（日） 休み 合宿出発 合宿３日目
１９日（月） 合宿出発 合宿２日目 合宿最終日
２０日（火） 合宿２日目 合宿３日目 休み
２１日（水） 合宿最終日 合宿最終日 休み
２２日（木） 休み 普通登校
２３日（金） 終業式・普通登校 下校１１時すぎ
２４日（土） ここから夏休み
夏休みに海外渡航する方へ
∼「海外旅行届け」提出が必要です∼
昨年は当時の「新型インフルエンザ」の対応もあって、海 外渡航については、いくつかの手続きをお願いしていました。 今年度は昨年のような状況はありませんが、学校としては通 常の「海外旅行届け」の提出は変わりませんので、計画され ている方は提出をお願いします。「健康チェック」は必要あり ません。用紙は担任までお願いします。
全校朝の会で保健委員会が合宿についての発表をしました
児童会執行委員会からは「もよおしもの」の提案がありました。ま た児童会が決めた「ボールを放置したら、ボール遊び禁止」のルー ルに従って、昨日までグランドでのボール遊びができませんでした。 その間、子どもたちはおにごっこや、リレーなど別の遊びを工夫し ていました。こうした取り組みも子どもたちを育てています。
９月１日は一斉引渡し訓練です
∼今年はクラスごとの引渡しです∼
緊急時等、子どもだけで下校させることができない場合に、 一時的に学校に預かり家族の迎えを待って引き渡す場合が考 えられます。その訓練を９月１日に実施します。今年は体育 館がないため、地区別の集会は行わず、クラスごとに引渡し をします。
引渡し日時 ９月１日（水）
低学年 １０時３０分∼ 中学年 １０時４０分∼ 高学年 １０時５０分∼
※ １１時３０分までには、全員引取りをお願いします。
和光小学校
学校通信
２０１０年度
２ ０ １ ０ 年７ 月７ 日 NO.１ ６
水ぼう そう 、 おたふく かぜが流行っていま す
http://www.wako.ed.jp/
銀杏
ぎ ん な ん
のなる木を見上げて
第２７話
なぜ、いま合宿か
夏の林間合宿の準備が進んでいます。１年生から６年生ま でが、毎年同じところで合宿をすることは小学校では珍しい ことです。林間合宿、それは和光小学校の大きな特徴です。 林間合宿を準備し実施することは、教師にとっても子どもた ちにとっても大変なことです。それだけの労力を使ってもな ぜ今合宿を続けているのでしょうか。
和光小学校の林間学校は１９６０年代、山中湖畔で３年生 以上が合宿をしたときから始まります。その後、和光学園の セミナーハウスがあった静岡県青部に場所を移動し、１９７ ５年からは高学年が全テント合宿を始め、１９７８年から現 在の 瑞 牆
みずがき
に移動しています。瑞牆キャンプについて言えば、 ３０年以上の歴史を刻んできました。これだけの長いこのキ ャンプを経験した多くの卒業生が、指導員として現在も協力 してくれています。それは合宿の中で経験したことが、自分 たちが生きていく上でかけがえのない力や思いをその中に育 てていったからです。
各学年の合宿のしおりのはじめに、必ず「目標( ねらい) 」 が書かれています。そこに共通するのは「価値ある原体験」
「集団と自治」「自分たちの生活と自立」です。
３０年前も今も、子どもたちはいつも親たちに見守られ、 親たちの力を借りながら、ときによっては子ども自身ででき ることさえも親たちが手を出して生活しています。子どもた ちはいずれ親の手から離れて自分で生活していくことになり ます。本来は、家庭がまたは社会がその子の自立に必要な手 助けをすべきことが、現代の多くの子どもたちはその機会を 奪われて生きています。親元離れて、親たちの力を借りずに、 自分たちで生活していき経験は、子どもの自立のために必要 なことだと考えています。
しかし、合宿はこうした子どもたちの自立を促していく大 切な機会だけにとどまらない大きな意味を持っています。そ れは今を生きることもたちに、自分自身に対する大きな自信 と、自分と仲間への肯定的な意識を育てていくことです。さ きほどの２年生の文を見てみましょう。この子たちは昨年の 初めての合宿を経て、今年は２年目。もうすっかり昨年の合 宿での経験から今年の見通しをしっかり持っています。昨年
の自信を土台に、今年はさらに高い目標へ挑戦しようという 意欲を感じさせます。各学年の合宿ではそれぞれこれまでの 合宿の積み上げの上に立って、さらに高い目標に挑戦させよ うとしています。高学年の全テントキャンプ合宿は、にわか にできるものではなく、低学年から毎年合宿の経験の中で、 見通しと自信を育ててきた子どもたちだからこそ実現できる 取り組みなのです。
さらに合宿の中で育つものは、そこで仲間と寝食を共にす ることで生まれる人間理解と連帯感です。日頃見えない仲間 の日常とは違う姿が見えてきます。みんなで励ましあいなが ら登る山。頂上についた時の達成感の共有。仕事を分担しな がら協力し合い作り上げる生活。みんなの生活で生起するさ まざまな出来事、そして時間をかけた話し合い。こうした中 で、子どもたちはまわりから評価され、「自分ってまんざらじ ゃない」という自己肯定感を育てていきます。合宿は、この ように子ども自身が「仲間っていいな」「みんなでせいかつす るって素敵なことだな」という感情を育てていきます。こう して見ると、この３、４日という短い生活に、和光小学校が 大事にしている教育内容が凝縮されていると理解してもらえ ると思います。
どんな子どもでも親元はなれての宿泊は心細いものです。 また登山が苦手だったり、不便なキャンプ生活を嫌がる子ど ももいると思います。しかし、これまで書いてきましたよう に、合宿での経験は子どもたちにとってかけがえのない大切 な思いを残していきます。ぜひ前向きに合宿に参加できるよ うに、ご家庭での励ましと支援をお願いします。
合宿指導員募集のお礼
林間合宿の指導員募集に関して、父母の方々にもたくさん ご紹介いただきました。おかげさまで、例年を上回る人数が 申し込みをしてくれました。嬉しいことです。ありがとうご ざいました。
子どもの学習費調査
第一期提出おねがいします
２３日の終業式までに調査票に記入の上、専用の封筒で担 任まで提出をお願いします。
７・１８農大通り商店街 ビック経堂セール
※ 前号で、１１日と間違えてお伝えしまた。
※ 和光小ブースへのお手伝いよろしくお願いします。
