成羽病院通信 問 成羽病院 ☎(42)3111
検 診 を 受 け ま し ょ う
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在宅医療・介護連携推進事業通信 第 31 回
高齢社会を支える専門職の
さらなる連携を求めて
市内の医療、福祉、介護の専門職のさらなる連携を進めるために、1月 13 日に高梁総合文化会館で多職種研修会 が開催されました。
今回の研修会では、他の職種の役割や専門性などを理解するために「胃がんのた め余命2カ月の患者の在宅療養支援」の場面を想定したロールプレイを行いました。 退院前の調整会議に、普段、連携をしている他の専門職の立場になって取り組むこ とで「他の専門職はどのような観点から発言をしているのか理解できた」、また「他 の専門職に伝えるには、もっと工夫が必要なことに気づいた」という声が上がるな ど、自らの専門性を振り返る機会となったようです。多職種連携を進めるために は、他職種の職務内容を知り、専門性の理解を深めることで、さらに推進すること を改めて確認することができました。
引き続き『看取りと多職種連携』をテーマに、藤ふ じ い井基もと弘ひろ先生(医療法人ときわ会 藤井クリニック院長)による講演 が行われました。藤井先生は、終末期の訪問診療の取り組みを通して得た多くの経験を踏まえて、これからの在宅医 療のあり方について講演されました。「終末期の患者さんの気持ちを大切にするには、自分の気持ちを大切にするこ とが大切である」ことや、「終末期の訪問診療では薬の投与によって痛みを和らげる管理も大切だが、同時に、患者 さんの話を聞いたり、一緒に活動したりして、その人の生活を感じることが大切である」と話され、在宅医療を支え ていく専門職にとって大きな指針となりました。また、医療、介護職だけではなく、行政、地域などとも連携してい くことの大切さも話され、参加者一同、新たな気づきとなりました。
住みよい街を作るには、安心できる生活基盤の構築が大切です。そのためにも、生活課題を明らかにし、一人一人 にそった在宅医療の提供が重要であることを学ぶ研修会となりました。
岡おか
崎ざき
幸ゆき友とも 准教授(吉備国際大学社会福祉学科)