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環境報告書〜環境配慮促進法に基づく環境配慮等の状況の公表〜(本文) 環境省 環境配慮の方針

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(1)

環 境配 慮促進 法に 基づ く環 境配慮 等の 状況 の公 表

平成

25

年3月

(2)

は じめに …… ……… ……… …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 1

環 境省の 組織及 び職 員数 … …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 2

本 報告書 の報告 対象 等 …… …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 4

(1) 対象組 織 … ……… ……… ……… ……… ………… ……… ………… ……… …… 4

(2) 対象期 間 …… ……… …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 4

(3) 対象分 野 … ……… ……… ……… ……… ………… ……… ………… ……… …… 4

(4) その他 … ……… ……… ……… ……… ………… ……… ………… ……… …… 4

環 境配慮 等に係 る計 画、取 組体制 等 ……… ……… ……… ……… ………… ……… …… 5

(1) オフィ ス活動 分野 … …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 5

(2) 政策分 野 …… ……… …… ………… …… ………… ……… ………… ……… …… 6

環 境配慮 の取組 の状 況等 (オ フィス 活動分 野) … ……… ……… ……… ………… …… 7

1. インプ ット …… ……… …… ……… ……… ……… ……… ……… ………… …… 7

(1) 電気使 用量 … ……… …… ………… …… ……… ………… ……… ………… …… 7

【コラム①】 ライトダウンキャンペーンの取組 ……… 11

(2) 公 用車使 用燃料 ……… …… ……… ……… ………… ……… ………… ……… … 12

(3) 用紙使 用量 … ……… …… ………… …… ………… ……… ………… ………… … 15

(4) 上水使 用量 … ……… …… ………… …… ………… ……… ………… ………… … 18

(5) グリー ン購入 ・調達 状況 ……… ……… ………… ……… ………… ………… … 22

総 論 …… ……… ……… …… ……… ……… ……… ……… ………… ………… … 22

自動車等( 自動車) ……… ……… 23

家電製品( 電気冷蔵庫等) ……… ……… 26

紙 類 ……… ……… 27

2. 循環利 用・ア ウトプ ット ……… ……… ……… ……… ……… ……… ………… … 29

(1) 温室効 果ガス 排出量 …… ………… ……… ………… ……… ………… ……… … 29

【コラム②】エコドライブ推進の取組 ……… 33

(2) 廃棄 物排出 量 …… ……… ……… ……… ………… ……… ………… ………… … 34

(3) 中水循環量、総排水量 ………… ……… 38

(4) 大気環境への負荷の低減 ……… ……… 39

3.社会的取組 ……… ……… 41

環境省職員の 環境保全活動への参加 … ……… 41

(3)

はじめに

本報 告書は 、環 境情報 の提供 の促進 等によ る特定 事業者 等の環 境に配 慮した 事業活 動

の促進に関する 法律(平成16年法律第77号。以下「環境配慮促進法」という。)に基づ

き、環境省が公 表する「環境配慮等の状況」についての報告書で す。

「環 境配慮 等の 状況」 とは、 環境配 慮促進 法に「 環境の 保全に 関する 活動及 び環境 へ

の 負荷を 生じ させ、 又は生 じさせ る原因 となる 活動の 状況 」と定 義され ていま すが、 環

境 省には 、こ れらの 活動に 関する 具体的 な方針 に相当 する ものと して、 第2次 環境基 本

計画( 平成12年12月22日閣議 決定)に基づき定め ている環境省環境配慮の方針( 平成14

年 11 月 25 日 環 境 大 臣 決 定 。 以 下 「 環 境 配 慮 方 針 」 と い う 。)

(http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/hairyo/hairyo.html) が あ り ます 。 環 境配 慮 方 針 に おいて は、 具体的 な環境 配慮の ための 活動を 、大き くオ フィス 活動分 野と政 策分野 に

分け、前者につ いては、事業者としての環境省の環境方針(平成 13 年 11 月1日 環境大

臣 決 定、 平 成 24 年6 月 29 日全 部 改 正環 境 大 臣決 定 。 以下 「 事 業者 方 針 」と い う。)

(http://www.env.go.jp/info/manage/hosin.html) を定め 、環 境省環 境マ ネジメ ント システ ム

(平成 14 年7月ISO14001認証取 得)において目標を設定し、その取組を推進し ていま

す 。また 、後 者につ いては 、毎年 度定め る環境 省政策 評価 実施計 画及び 同計画 の中に 位

置付けられる環境省施策 体系をもとに評価を行っています(平成 23

年度環境省政策評価実施計画についてはhttp://www.env.go.jp/guide/seisaku/h23/keikaku.html、

環 境 省施 策 体 系に つ い て は http://www.env.go.jp/guide/seisaku/h23/taikei.pdf)。 な お、 政 府 全 体の環 境施 策の内 容、実 施状況 等につ いては 、環境 白書 におい て毎年 公表し ていま す

(平成24年版環境白書についてはhttp://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h24/index.html)。

環境配慮方針 については、同方針の「Ⅳ 配慮の方針推進システム(環境管理 システム)」

に基づき、同方 針の実施状況について、平成 15 年(平成 14 年度分)以降、毎年 、環境

省 環境マ ネジ メント システ ム及び 環境省 政策評 価実施 計画 の進行 管理の 中で評 価を行 う

ことにより、自 己点検を実施してきました。平成 19 年(平成 18 年度分)までの 5年間

については、こ の自己点検の結果を、環境配慮等の状況として公 表してきました。

平成 20 年(平成 19 年度分)か らは、環境配慮等の状況を、環境配慮促進法に 基づき

特定事業者に作 成及び公表が義務づけられている環境報告書と同 様の充実した内容とし、

ま た、オ フィ ス活動 分野に ついて は、国 等によ る環境 物品 等の調 達の推 進等に 関する 法

律(平成 12 年法律第 100号。以下「グリーン購入法」とい う。)等に基づき環境 省が実

施しているグリ ーン購入の状況、地球温暖化対策の推進に関する 法律(平成10年法律第

117 号。以下「 地球温暖化対策推進法」という。)に基づき策定されている政府実 行計画

(平成19年3月30日閣議 決定。以下単に「政府実行計画」という。)等に基づき環境省

が 実施し てい る温室 効果ガ スの排 出量の 削減等 の状況 等も 盛り込 むこと として 、全面 的

に 見直し 、環 境報告 書とし て公表 するこ ととし ました 。こ のよう な形で 公表す るのは 、

(4)

環境省の組織及び 職員数

環境省は、国 家行政組織法(昭和23年法律 第120号 )に規定する「省」であり、環境

省設置法(平成 11 年法律第 101 号)に基づき設置されてい ます。その任務は、「地球環

境 保全、 公害 の防止 、自然 環境の 保護及 び整備 その他 の環 境の保 全を図 ること 」です 。

環境省の組織 については、環境省設置法、環境省組織令(平成12年政令第256号)等

に定められてお り、具体的には、以下のような組織(平成23年度末)で構成されていま

す。

・ 内部部局 … 大臣官房、総合環境政策 局、地球環境局、水・大気環境局及び自然環境

局(大臣官房に廃棄物・リ サイクル対策部、総合環境政策局に環境保健部

を設置)

・ 審議会等 … 中央環境審議会、公害健 康被害補償不服審査会、有明海・八代海総合調

査評価委員会、独立行政法 人評価委員会、臨時水俣病認定審査会

・ 施設等機関 … 環境調査研修所

(環境調査研修所に国立 水俣病総合研究センターを設置)

・ 特別の機関 … 公害対策会議( 環境大臣を会長とし、関係行政機関の長から構成され、

公害防止計画の策定の 指示及び同意に係る審議等を行う会議)

・ 地方支分部局 … 地方環境事務所

(7箇所:北海道、東 北、関東、中部、近畿、中国四国、九州)

・ 地方環境事務所の事務を分掌する機関 として自然環境事務所、自然保護官事務所等が

設置されています。

・ 環 境省 本 省の 内 部 部局 に は、 本 省庁 舎組 織 (中 央 合同 庁 舎5 号 館( 千代 田 区霞 が 関

1-2-2) にある環 境省の 組織をい う。以 下同じ。) のほかに 、国民 公園管理 事務所(国 民

公園は 、皇 居外 苑、新 宿御苑 及び京 都御苑 の3箇 所)、千 鳥ヶ淵 戦没者 墓苑管 理事務 所

及び生物多様性センターがあります。

(5)
(6)

本報告書の報告対 象等

(1) 対象組織

本報告書では、環境省全体を対象とす ることを原則としますが、各種目標の設定状況

等も踏まえ、本省庁舎組織のみを対象と する部分もあります。

(2) 対象期間

本報告書は、平成 23 年度末ま での実績を対象としていますが、さらに詳しい 取組等

については、平成24年度のものについても記載しています。

(3) 対象分野

本報告書に記載する環境配慮等の状況 は、環境的側面を中心としていますが、一部、

社会的側面についても記載しています。

(4) その他

本報告書は、環境配慮促進法第6条に 基づき公表する環境配慮等の状況です。

また、本報告書は、

・環境報告ガイドライン(2012年度版)(平成24年4月環境省)

(http://www.env.go.jp/policy/report/h24-01/index.html)

・環境報告書の記載事項等の手引き(第 2版)(平成19年11月環境省)

(7)

環境配慮等に係る 計画、取組体制等

「は じめに 」で 記した とおり 、環境 配慮方 針にお いては 、具体 的な環 境配慮 のため の

活 動を、 大き くオフ ィス活 動分野 と政策 分野に 分け、 前者 につい ては、 グリー ン購入 法

や 政府実 行計 画の適 切な実 施に努 めるた め、本 省庁舎 組織 の活動 を対象 に事業 者方針 を

定 め、環 境省 環境マ ネジメ ントシ ステム におい て目標 を設 定し、 その取 組を推 進し、 後

者 につい ては 、毎年 度定め る環境 省政策 評価実 施計画 及び 同計画 の中に 位置付 けられ る

環境省施策体系 をもとに評価を行っています。

(1) オフィス活動分野

環境省の環 境マネジメントシステムは、平成 14 年7月、ISO14001 の認証を 取得し

て います 。同 システ ムと して、 環境省 では、 事業者 方針 を定め るとと もに、 環境省 環

境マネジメン トシステム設置要綱及び同運営要綱を定めていま す。

環 境マネ ジメン トシス テム運 営要綱 では、 内部監 査に ついて 規定し ており 、環境 マ

ネ ジメン トシ ステム が ISO14001 の要 求事項 に適合 して いるか 否か、 同シス テムが 適

切 に実施 され 、維持 され ている か否か につい ての内 部監 査を年 に1回 実施す ること と

しています。具体的には、内部監査実施要 領を策定し、毎年 度、年間 実施計画を定め、

各年度の内部 監査を行っています。

ま た、毎 年、環 境マネ ジメン トシス テムの 「目的 、目 標及び 実施計 画」を 定めて お

り、目的及び 目標の達成状況について、「環境マネジメントプログラムの達成状況」と

して公表して います。

グ リーン 購入に ついて は、グ リーン 購入法 に基づ き定 められ ている 環境物 品等の 調

達 の推進 に関 する基 本方針 (以下、「グリ ーン購 入法基 本方針 」とい う。)に おいて 、

重点的に調達 を推進すべき環境物品等の種類(以下「特定調達 品目」という。)及びそ

の 判断の 基準 等が定 めら れてお り、環 境省で は、毎 年度 、グリ ーン購 入法基 本方針 に

即して環境省 調達方針を作成し、同方針に従って、環境物品等の調達を行うとともに、

調達の実績の 概要を取りまとめ、公表しています。

温 室効果 ガスの 排出量 の削減 等につ いては 、環境 省は 、政府 実行計 画に基 づき、 環

境 省がそ の事 務及び 事業 に関し 温室効 果ガス の排出 削減 等のた め実行 すべき 措置に つ

いて定める実 施計画(平成19年10月12日環境省。以下「 環境省実施計画」という。)

を 策定し てお り、同 計画 に基づ き、温 室効果 ガスの 排出 量の削 減等に 資する 様々な 取

組 を実施 して います 。ま た、政 府実行 計画に 基づき 地球 温暖化 対策推 進本部 幹事会 が

毎年行ってい る同計画の推進・点検に際し、環境省 における温室効果ガスの総排出量、

(8)

(2) 政策分野

行政機関が 行う政策の評価に関する法律(平成 13 年法律第 86 号。以下「政 策評価

法」という。)に基づき、政府は、 政策評価の計画的かつ着実な推進を図るため、政策

評 価に関 する 基本方 針を 定めて います 。環境 省では 、環 境省の 所掌に 係る政 策につ い

て、当該基本方針に基づく環境省政策評価基本計画( 平成14年4月1日決定、平成18

年4月1日改 定、平成 20 年4月1日改定 、平成 23 年4月1日改定)を定めて おり、

ま た、毎 年、 事後評 価に ついて 定める 環境省 政策評 価実 施計画 を策定 してい ます。 同

計 画では 、環 境省が 行う 政策、 具体的 には、 同計画 の別 添とし て定め られる 環境省 施

策体系に掲げ る施策を対象として、事後評価を行うこととして います(平成23年度環

境 省 政 策 評 価 実 施 計 画 に つ い て は http://www.env.go.jp/guide/seisaku/h23/keikaku.html、

環境省 施策体系については http://www.env.go.jp/guide/seisaku/h23/taikei.pdf。)。 なお、評 価 結果の 取り まとめ に当 たって は、学 識経験 を有す る第 三者か らなる 政策評 価委員 会

の助言を得る ほか、広く国民の意見を聴くこととしています。

以下 では、 これ らの枠 組みを 踏まえ つつ、 環境配 慮の取 組の状 況等及 び環境 施策の 状

(9)

環境配慮の取組の 状況等 (オフィス活動分 野)

1.インプット

(1) 電気使用量

【 目 標 】

○ 電気使用 量については、政府実行計画において、「事務所の単位面積当たり電気使

用量を、平成13年度 比で、平成22年度から平成24年度までの 期間に平均で概ね90

% 以下に する 」こと が、 目標 として 掲げら れてお り、 環境省 実施計 画では 、政府 実

行 計画の 目標 に貢献 する ため 、環境 省の電 気使用 量の さらな る削減 を図る ことと し

ています。

○ 本省庁舎 組織を対象とする環境マネジメントシステムでは、「平成22 年度、23 年

度目的、目 標及び実施計画」において、「事務所の単位面積当たりの電気使用量を平

成13年度比で70%以 下とする」ことを掲げ、その具体的目標として、「電気使用量

を平成13年度比で70% 以下とする」ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 過去の 電気 使用量 及び事 務所の 単位面 積当た り電気 使用量 は、以 下のと おりと な

っ ていま す。 なお、 本省 庁舎 組織の 実績に ついて は、 本省庁 舎組織 を対象 として い

る 環境マ ネジ メント シス テム におけ る基準 と同様 に、 LAN 機器・ 照明・ 室内コ ン

セントの電 気使用量の合計値となっています。

( 注) 電気 使用 量につ いて は、 一部 を除 き、床 面積 割合 による 按分方 式で 算出し てい ま す (例:本省庁舎 組織については 、中央合同庁舎5号館 全体の使用量を、環境 省の

占める床面積割合で按分し算出)。

< 電気使用量 >(環境省全体)(kWh)

0 5,000 10,000 15,000

20,000 電 気 使用 量(環 境省 全体 ) (単 位 :千kWh

年度(平成) 13 14 15 16 17 18

電気使用量 13,418,076 13,454,064 13,060,294 13,871,999 14,761,923 11,392,100

平成13 年度 を 100 と した場合 の割合

100 100.3 97.3 103.4 110.0 84.9

年度(平成) 19 20 21 22 23

電気使用量 10,628,945 11,121,515 11,274,915 11,262,442 11,116,605

平成13 年度 を 100 と した場合 の割合

(10)

< 電気使用量 >(本省庁舎組織)(kWh)

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

電気 使用 量 908,622 875,127 848,426 840,511 823,859 624,857

平成13 年度を10 0とし た場合の割合 100 96.3 93.4 92.5 90.7 68.8

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

電気 使用 量 567,560 581,997 579,552 573,883 418,557

平成13 年度を10 0とし た場合の割合 62.5 64.1 63.8 63.2 46.1

< 事務所の単位 面積当たり電気使用量 > (環境省全体)(kWh/m

2 )

年 度( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

事務所の単位面積当たり電気使用量 137.4 126.9 116.2 122.1 85.8 94.8

平成13年度を100とし た場合の割合 100 92.4 84.6 88.9 62.4 69.0

年 度( 平成 ) 19 20 21 22 23

事務所の単位面積当たり電気使用量 89.7 86.5 99.1 99.7 101.5

平成13年度を100とし た場合の割合 65.3 63.0 72.1 72.6 73.9

0 200 400 600 800 1,000

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

電気使用量(本省庁舎組織) ( 単位: 千kWh

年度

0 50 100 150

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

事務所の単 位面積当たり電気使用量(環境省全体)

(単位:kWh/㎡)

(11)

< 事務所の単 位面積当たり電気使用量 >(本省庁舎組織)(kWh/m 2

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

事務所の単位面積当たり電気使用量 110.3 106.2 103.0 102.0 100.0 75.8

平成13年度を100とし た場合の割合 100 96.3 93.4 92.5 90.7 68.7

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

事務所の単位面積当たり電気使用量 68.9 70.4 70.3 56.3 53.5

平成13年度を100とし た場合の割合 62.5 63.8 63.7 51.0 48.5

○ 環境省全 体を対象とした平成23年度の 事務所の単位面積当たり電気使用量は、平

成22年度に比べると増加したものの 、平成13年度比で73.9%となっており 、政府

実行計画に おける「事務所の単位面積 当たり電気使用量を、平 成13年度比で、平成22

年度から平 成 24 年度までの期間に平均 で概ね 90 %以下にする」という目標 は達成

で きる状 況に ありま すが 、前 年度か ら比べ ると増 加し ている ため、 引き続 き努力 が

必要です。

○ 本省庁舎 組織を対象とした平成 23 年 度の電気使用量は、平成 22 年度に比 べると

減少し、平 成 13 年度比でも 46.1 %となっており、環境マネジメントシステ ムで目

標としてい る「電気使用量を平成13年度 比で70%以下とする。」は概ね達成できて

います。

また、本 省庁舎組織を対象とした平成23年度の事務所の単位面積当たり電気使用

量は、平成22年度に比べると 減少し、平成13年 度比でも48.5%となっ ており、「 事

務所の単位 面積当たりの電気使用量を、平成 13 年度比で 70 %以下とする」 につい

ても概ね達 成できています。

0 20 40 60 80 100 120

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

事務 所の単位面積当たり 電気使用量(本省 庁舎組織)

( 単位: kWh/)

(12)

【 電気使用量の削減に 向けた取組 】

○ 環境省実 施計画においては、以下のような取組を進めるこ ととしています。

・ OA 機器 、家 電製品 及び 照明に つい ては、 適正 規模の もの の導入 ・更 新、適 正

時 期にお ける 省エ ネルギ ー型 機器へ の交 換を徹 底す るとと もに、 スイッ チの適 正

管理 、発熱の大きい OA 機器類 の配置の工夫等、エ ネルギー使用量抑制対 策を講

じる。

・ 夏期 にお ける執 務室は 、適切 な冷房 温度の 下で快 適に過 ごせる よう「 クール ビ

ズ」 を励行し、暑さをしのぎやすい軽装の実施 などによって冷房時の室温原則 28

℃ を徹底 する こと とする 。ま た、冬 期に おける 執務 室は、 適切な 暖房温 度の下 で

快 適に過 ごせ るよ う「ウ ォー ムビズ 」を 励行し 、快 適に過 ごせる よう適 切な服 装

や膝掛け などの小物を活用する工夫などによって暖房時の 室温原則19℃を徹底す

ることと する。

・ 冷暖 房中 の窓、 出入口 の開放 禁止な ど、冷 暖房効 果が上 がる方 策を徹 底する 。

○ グリ ーン 購入法 基本 方針に おい て、OA 機器 、家 電製品 等は 電気使 用量 の削減 に

関 する観 点か ら判断 の基 準が 定めら れてい ます。 環境 省では 、これ らの物 品等に つ

い て、環 境省 調達方 針に 基づ き適切 に調達 を行う こと で、電 気使用 量の削 減に向 け

た取組を進 めます。

○ 環境マネジメントシステムの 「平成 22 年 度、23 年度目的、目標及び実施 計画」

に おい ても、「OA 機器 の節電 を励 行する 」こ と、「電 灯・ 電気機 器の 節電を 励行 す

る」こと、 また、「地球温暖化対 策推進のため、クールビズ、ウォームビズの徹底、

冷 暖房運 転の 調整等 によ り冷 暖房温 度を適 切に設 定す る」こ とにつ いて掲 げてい ま

す。

○ 環境省 にお いては 、これ らの計 画等に 基づく 取組を 進め、 電気使 用量の 削減を 進

(13)

【コラム①】ライトダウンキャンペーン の取組

環境省では 2003 年より地球温 暖化防止のためライトアップ施設の消灯を呼び掛 け

る「CO2 削減/ライ トダウ ンキャン ペーン 」を毎年 夏至の 日を中心 として 行ってお り

ます。2008 年から は、夏至ラ イトダウ ン(ブラッ クイルミ ネーション) に加え、7/7

七夕 の日 にライ トダウ ンを呼 びかけ る「七 夕ラ イトダ ウン( クール アース ・デー)」

の呼びかけを実施しています。これらの 取組はライトアップに馴れた日常生活の中、

電気を消すことでいかに照明を使用して いるかを実感し、地球温暖化問題について考

えていただくことを目的としております 。

10 周年を迎える 2012 年は「ライトダ ウンジャパン 2012」 と題し、「でんきを消 し

て、未来をみつめよう」 をスローガンに、6月 21 日(木)から7月7日(土)ま で

の間を啓発期間としました。また、6月21日〔夏至の日〕と7月7日 〔七夕・(クー

ルアース・デー)〕の両日の夜8時から10時 までの2時間を特別実施日として一斉消

灯を呼びかけ、全国の参加施設数と削減 電力を集計しました。

実施結果は、以下のとおりです。

<夏至ライトダウン(6月21日)実施結果>

■参加施設数:16,648施設

■削減消費電力量(参加施設からの申 告による数量の集計値):816,494.39kWh

■CO₂排出削減量:約337t -CO₂

<七夕ライトダウン(7月7日)実施結 果>

■参加施設数:17,160施設

■削減消費電力量(参加施設からの申 告による数量の集計値):920,639.51kWh

■CO₂排出削減量:約380t -CO2

【東京タワーで行われ たライトダウンキャンペーンの様子】

(14)

(2) 公用車使用燃料

【 目 標 】

○ 公用車使 用燃料については、政府実行計画において、「平成13 年度比で、平成22

年度から平 成 24 年度までの期間に平均 概ね 85 %以下とする」ことが、目標 として

掲 げられ てお り、環 境省 実施 計画で は、政 府実行 計画 の目標 に貢献 するた め、環 境

省の公用車 の利用の効率化を図ることとしています。

○ 本省庁舎 組織を対象とする環境マネジメントシステムでは、「平成22 年度、23 年

度目的、目 標及び実施計画」において、「公用車の使用に伴う二酸化炭素排出量を平

成13年度比で概ね60% 以下とする」ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 過去の公 用車使用燃料は、以下のとおりとなっています。

< 公用車 の燃料使用量 >(環境省 全体)(GJ)

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

公用 車の 燃料 使用 量 4,645 5,086 5,366 5,600 6,278 5,777

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 100 109.5 115.5 120.6 135.2 124.4

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

公用 車の 燃料 使用 量 5,617 6,024 6,132 6,503 5,721

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 120.9 129.7 132.0 140.0 123.2

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

公用車の燃料使用量(環境省全体)

( 単位:G J)

(15)

< 公用車 の燃料使用量 >(本省庁 舎組織)(GJ)

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

公用 車の 燃料 使 用量 987 963 941 944 857 766

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 100 97.6 95.3 95.6 86.8 77.6

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

公用 車の 燃料 使 用量 727 633 502 577 493

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 73.7 64.1 50.9 58.5 49.9

○ 環境省全 体を対象とした平成 23 年度 の公用車使用燃料は、平成 22 年度に 比べる

と減少した ものの、平成13年度 比で123.2%と増加しており、政府実行計画 におけ

る「平成 13 年度比で、平成22 年度から平成24 年度までの期間に平均概ね85%以

下 とする 」と いう目 標に 向け て、一 層の努 力が必 要な 状況と なって います 。なお 、

本省庁舎組 織における平成 23年度の 公用車使用燃料は、平成13 年度比で49.9 %と

な ってい るこ とから 、本 省庁 舎組織 以外に おいて 削減 努力が 一層必 要な状 況とな っ

ています。

○ 本省庁舎 組織を対象とした平成23年度 の公用車使用燃料は、上記記載のとおり、

平成13年度比で 49.9%とな っていることから、環境マネジメントシステム で目標

としている「公用車の使用に伴う二 酸化炭素排出量を平成13年度 比で概ね60%以

下とする」は概ね達成できています 。

○ なお、本 省庁舎組織において保有する一般公用車22台のうち、電気自動車、天然

ガス自動車、燃 料電池自動車を除く 15 台については、E3(バイオエタノ ール3

%混合ガソリン)を燃料として使用 しています。

0 200 400 600 800 1,000 1,200

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

公用 車の燃料使用量(本省庁舎組織)

( 単位:G J)

(16)

【 公用車使用 燃料の削減に向けた取組 】

○ 環境省実 施計画においては、「 公用車等の効率的利用等」に係る取組として、以下

のような取 組を進めることとしています。

・ 車一 台ご との走 行距離 、燃費 等を把 握する など燃 料使用 量の調 査をき め細か く

行い、待機時のエンジン停止の励 行、急発進、急加速の中止等の環境に配慮した

運転(エコドライブ)を行う。

・ アイ ドリ ングス トップ 車の導 入につ いては 、低公 害車で 公用車 の規模 等に条 件

が合う車種が販売された場合、導 入する。

・ 有料道 路を利用する公用車へのETC 車載器の搭載を本省においては完了 したこ

とに引き続き、地方環境事務所等 の車両にも必要に応じて搭載する。

・ 霞が関 地域において、毎月第一月曜日は、(中略)公用車の使用を終日自粛する

ものとし、移動手段は徒歩、自転 車又は公共交通機関によるものとする。

また、「 公用車 の台数 の見直 し」に 係る取 組と して、「使 用実態 を精査し 、公用 車

の共有化に より台数の見直しを行い、その削減を図る」こと を掲げています。

この他、 自転車の活用についても掲げています。

○ グリー ン購 入法基 本方針 におい て、自 動車は 排出ガ ス及び 燃費基 準値に ついて 一

定 の基準 を満 たすよ うに 判断 の基準 が定め られて いま す。環 境省で は、環 境省調 達

方針に基づ き、これらの自動車について適切に調達を行って まいります。

また 、国等 におけ る温室 効果 ガス等 の排出 の削減 に配慮 した契 約の推進 に関す る

法律(平成19年法律第56号。以下「環境配慮契約法」という。)第5条第1項の規

定 に基づ き、 契約の 具体 的な 進め方 などの 基本的 事項 等を定 めてい る、国 及び独 立

行 政法人 等に おける 温室 効果 ガス等 の排出 の削減 に配 慮した 契約の 推進に 関する 基

本 方針( 以下、「環境 配慮 契約法 基本方 針」と いう。) におい て、価 格のみ ならず 燃

費 を総合 的に 評価す る総 合評 価落札 方式に よる自 動車 の調達 を行う ことが 定めら れ

て おり、 環境 省では 、こ れに 従った 調達を 行って いま す。こ れらの 取組は 公用車 使

用燃料の削 減にも繋がります。( (5)グリーン購入・調達状 況 自動車等(自動車)

参照)

○ 環境マネジメントシステムの 「平成 22 年 度、23 年度目的、目標及び実施 計画」

においても、「一般公用車の台数 削減を図る」ことを掲げています。

○ 環境省 にお いては 、これ らの計 画等に 基づく 取組を 進め、 公用車 使用燃 料の削 減

(17)

(3) 用紙使用量

【 目 標 】

○ 用紙使用 量については、政府実行計画において、「平成13年度 比で、平成22年度

から平成24年度までの期間に平均で増加 させない」ことが、目標として掲げられて

お り、環 境省 実施計 画で は、 政府実 行計画 の目標 に貢 献する ため、 用紙類 の使用 量

の削減を図 ることとしています。

○ 本省庁舎 組織を対象とする環境マネジメントシステムでは、「平成22 年度、23 年

度目的、目標及び実施計画」において、「 用紙類の使用を節減し、使用量を削減する」

ことを掲げ 、その具体的目標として、「平成23 年度までの各年 度の使用量を平成21

年度実績値 以下とする」ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 過去の用 紙使用量は、以下のとおりとなっています。

< 用紙使 用量 >(環境省全体)(t)

年 度( 平 成) 13 14 15 16 17 18

用紙 使用 量 121 88 113 119 100 106

年 度( 平 成) 19 20 21 22 23

用紙 使用 量 102 99 93 97 96

0 20 40 60 80 100 120 140

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

用紙使用量(環境省全体)

(単位: t)

(18)

< 用紙使 用量 >(本省庁舎組織)(t)

年 度( 平 成) 13 14 15 16 17 18

用紙 使用 量 104 70 89 87 76 72

年 度( 平 成) 19 20 21 22 23

用紙 使用 量 69 67 69 67 64

○ 環境省全 体を対象とした平成23年度の用紙使用量は96tとなっており、 平成13

年度の 121tから25 t減少しています。また、 平成14 年度以降の推移を見 ても、

全ての年で 平成 13 年度の値を下回って おり、政府実行計画における「平成 13 年度

比で、平成 22 年度から平成 24 年度までの期間に平均で増加させない」とい う目標

に向けて、 順調に推移しています。

○ 本省庁舎 組織を対象とした平成 23 年 度の用紙使用量は 64 tとなっており 、平成

21 年度の 69 tを下回ってお ります。環境マネジメントシステムで目標とし ている

「平成 23 年度までの各年度の使用量を 平成 21 年度実績値以下とする」を概 ね達成

できていま す。

0 20 40 60 80 100 120

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

用紙 使用量(本省庁舎組織)

(単位: t)

(19)

【 用紙使用量 削減に向けた取組 】

○ 環境省実 施計画においては、以下のような取組を進めるこ ととしています。

・ コピ ー用 紙、事 務用箋 、伝票 等の用 紙類の 年間使 用量に ついて 、本省 では部 局

単位で、地方環境事務所等では事 務所等単位で把握管理し、削減を図る。

・ 会議用 資料や事務手続の一層の簡素化を図る。

・ 各種 報告 書類の 大きさ 等の規 格の統 一化を 進め、 また、 そのペ ージ数 や部数 に

ついても必要最小限の量となるよ う見直しを図る。

・ 両面 印刷 ・両面 コピー の徹底 を図る ととも に、可 能な場 合は集 約印刷 も利用 す

る。

○ 環境マネジメントシステムの 「平成 22 年 度、23 年度目的、目標及び実施 計画」

において、 用紙類の使用量の削減については

・ 資料作 成に当たっては極力簡潔なものとする。

・ 印刷や コピー枚数は必要最小限とする。

・ コピー は両面コピーとする。

・ ミス コピ ー等に より不 要とな った片 面コピ ーの用 紙類は 、その 裏面を 文書校 正

用裏紙、メモ用紙、ファックス送 信状等に再利用する。

・ 用 紙類の使 用に当たっ ては、各 課室別コピ ー用紙(A4)使用枠 の適切な設定 等

により、計画的・効率的な使用を 図る。

等を掲げています。

○ 環境省 にお いては 、これ らの計 画等に 基づく 取組を 進め、 さらな る用紙 使用量 の

(20)

(4) 上水使用量

【 目 標 】

○ 上水使用 量については、政府実行計画において、「事務所の単位面積当たりの上水

使用量を、 平成 13 年度比で、平成 22 年度から平成 24 年度までの期間に平均で 90

% 以下に する 」こと が、 目標 として 掲げら れてお り、 環境省 実施計 画では 、政府 実

行計画の目 標に貢献するため、上水使用量の削減を図ること としています。

○ また、本省庁舎組織を対象とす る環境マネジメントシステムでは、「平成22年度、23

年度目的、 目標及び実施計画」において、「上水使用の節減を励行し、環境省の上水

使用量(中 央合同庁舎第5号館内の当省専有面積による比例 按分量)を、平成21年

度実績値以 下とする」ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 過去の上 水使用量は、以下のとおりとなっています。

(注)上水使用量については、一部を除き、床面積割合による按分方式で算出しています(例

: 本省庁舎組 織については 、中央合同庁 舎5号館全体の 使用量を、環 境省の占める 床面

積割合で按分し算出)。

< 上水使 用量 >(環境省全体)(m

3 )

年 度( 平成) 13 14 15 16 17 22

上水 使 用量 156,175 122,475 122,403 130,692 112,348 100,620

平成13 年度を10 0とし た場合の割合 100 78.4 78.4 83.7 71.9 64.4

年 度( 平成) 19 20 21 22 23

上水 使 用量 107,571 100,673 112,717 115,231 92,139

平成13 年度を10 0とし た場合の割合 68.9 64.5 72.2 73.8 59.0

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000

上水使用量( 環境省全体)

(21)

< 上水使 用量 >(本省庁舎組織)(m 3

年 度( 平成) 13 14 15 16 17 18

上水 使 用量 12,849 13,109 10,586 10,694 10,462 9,628

年 度( 平成) 19 20 21 22 23

上水 使 用量 10,198 7,115 9,662 9,374 8,710

< 単位面 積当たりの上水使用量 > (環境省全体)(m

3 /m

2 )

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

単位面積当たり の上水使用量 1.60 1.15 1.11 1.15 0.65 0.84

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 100 71.9 69.4 71.9 40.6 52.5

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

単位面積当たり の上水使用量 0.91 0.78 0.99 1.02 0.84

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 56.9 48.8 61.9 63.8 52.5

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

上水使用量(本省庁舎組織)

( 単位:m3

年度

0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8

(22)

< 単位面 積当たりの上水使用量 > (本省庁舎組織)( m 3

/m 2

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

単位面積当たり の上水使用量 0.76 0.78 0.64 0.64 0.64 0.56

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

単位面積当たり の上水使用量 0.60 0.41 0.38 0.54 0.50

○ 環境省全 体を対象とした平成23年度の 事務所の単位面積当たり上水使用量は、平

成 13 年度比で 52.5 %になっ ており、政府実行計画における「事務所の単位 面積当

たりの上水 使用量を、平成13年度比で、 平成22年度から平成24年度までの期間に

平均で90%以下にする」という目標に向 けて、順調に推移しています。

○ 本省庁舎 組織を対象とした上水使用量は、平成 21 年度及び平成 22 年度は 増加傾

向にあった ものの、平成 23 年度は、再 び減少傾向にあり、平成 13 年度比で も減少

となっ ております。また、環境 マネジメントシステムの「平成 22 年度、23 年 度目

的 、目標 及び 実施計 画」 に掲 げた「 上水使 用の節 減を 励行し 、環境 省の上 水使用 量

(中央合同 庁舎第5号館内の当省専有面積による比例按分量 )を、平成21年度実績

値以下とす る」を概ね達成できています。

0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

単位 面積当たりの上水使用量(本省庁舎組織)

( 単位:m3/㎡)

(23)

【 上水使用 量削減に向けた取組 】

○ 環境省実 施計画においては、以下のような取組を進めるこ ととしています。

・ 家庭と 同様の簡便な手法を利用したトイレ洗浄用水の節 水を進める。

・ 必要に 応じ、トイレに流水音発生器を設置する。

・ 水栓 には 、必要 に応じ て節水 コマを 取り付 ける。 さらに 、必要 に応じ 、水栓 で

の水道水圧を低めに設定する。

・ 水漏れ の点検を徹底する。

・ 公用 車の 洗車方 法につ いて、 回数の 削減、 バケツ の利用 等の改 善を極 力図る 。

○ 環境マネジメントシステムの 「平成 22 年 度、23 年度目的、目標及び実施 計画」

において、 上水使用の節減については

・ 執務室 内の張り紙等により、上水使用の節減を励行する 。

・ 給湯 室に 張り紙 を行い 、上水 使用の 節減を 励行す るとと もに、 環境省 の上水 使

用量を把握する。

・上水使用量の節減状況を把握し、 状況に応じ節減に向けた取組を図る。

等を掲げて います。

○ 環境省 にお いては 、これ らの計 画等に 基づく 取組を 進め、 さらな る上水 使用量 の

(24)

(5) グリーン購入・調達状況

総 論

○ グリー ン購 入につ いては 、グリ ーン購 入法第 6条第 1項の 規定に 基づき 、国等 が

環 境物品 等の 調達を 総合 的か つ計画 的に推 進する ため 、グリ ーン購 入法基 本方針 が

定められて います。平成23年度のグリー ン購入法基本方針では、紙類、文具類、オ

フ ィス家 具等 、OA 機器 、移 動電話 、家電 製品、 エア ーコン ディシ ョナー 等、温 水

器等、照明、自動車等、消化器、制服・作 業服、インテリア・寝装寝具、作業手袋、

その他繊維 製品、設備、防災備蓄用品、公共工事及び役務の19の分野について、そ

れぞれ特定 調達品目及びその判断基準等が定められています 。

環境省 では 、グリ ーン購 入法基 本方針 に即し て、毎 年度、 環境省 調達方 針を作 成

し、環境物 品等の調達目標等を定め、調達を進めています。

○ 環境配 慮契 約法第 5条第 1項の 規定に 基づき 、国等 が環境 配慮契 約の推 進を図 る

ため、環境 配慮契約法基本方針が定められています。平成21年度の環境配慮契約法

基 本方針 では 、電力 供給 、自 動車の 購入及 び賃貸 借、 船舶の 調達、 省エネ ルギー 改

修 及び建 築物 に関す る契 約が 、温室 効果ガ ス等の 排出 の削減 に重点 的に配 慮すべ き

契約として 定められています。

環境省で は、環境配慮契約法基本方針に従った契約をして います。

○ 環境省 にお いては 、グリ ーン購 入法に 基づき 、毎年 度、環 境物品 等の調 達の実 績

の 概 要 を 取 り ま と め 、 公 表 し て い ま す ( 平 成 23 年 度 の 実 績 に つ い て は 、

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15426)。 また 、 環 境 配慮 契 約 法 に基 づ き 、

毎年度 、環境配慮契約の締結の実績の概要を取り まとめ、公表しています(平成 23

年度の実績 については、http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15480)。

○ なお、本省庁舎組織を対象とす る環境マネジメントシステムでは、「平成22年度、23

年 度目的 、目 標及び 実施 計画 」にお いて「 グリー ン購 入を実 施する 」こと が掲げ ら

れており、平成24年7 月に公表された「環境マネジメ ントプログラムの達成状況( 平

成 23 年度)」におい ては、「平成 23 年度環境省調達方針に基づき着実に実施 」とさ

(25)

※ 以下では、 平成23年度のグリーン購 入法基本方針で定められた特定調達品目 19 分

野のう ち、特に、環境マネジメ ントシステムの「平成 22 年度、23 年度目的 、目標

及 び実施 計画 」にお いて 目的 が設定 されて いる以 下の 分野に ついて 、具体 的に取 り

上げること とします。

・ 自動車 等(自動車)

← 目的1 通常の行政事務 に供する公用車への低公害車の導入を図り、一

般公用車につい ては、低公害車とする。

・ 家電製 品(電気冷蔵庫等)

← 目的4 フロン系冷媒の 抑制を進める。(目標 フロン系冷媒の回収・破

壊や非フロン系 冷蔵庫の購入・使用を徹底する)

・ 紙類 ← 目的12再生紙の使用を進める。

自動車等( 自動車)

【 目 標 】

○ 平成23年度のグリーン購入法基本方針 において、自動車については、新しい技術

の 活用等 によ り従来 の自 動車 と比較 して著 しい環 境負 荷低減 を実現 した自 動車と し

て 、①電 気自 動車、 ②天 然ガ ス自動 車、③ ハイブ リッ ド自動 車、④ プラグ インハ イ

ブ リッド 自動 車、⑤ 燃料 電池 自動車 及び⑥ 水素自 動車 、⑦ク リーン ディー ゼル自 動

車 、並び に排 出ガス 及び 燃料 基準値 につい て一定 の基 準を満 たした ⑧ガソ リン車 、

⑨ ディーゼ ル車及 び⑩ LP ガス車 である ことが、 特定調達 物品等 の判断の 基準と さ

れています 。

○ 平成23年度の環境省調達方針において 、自動車については、電気自動車1台、ハ

イブリ ッド自動車3台、プラグインハイブリ ッド2台、燃料電池自動車2台、17 年

低排出75%低減かつ低燃費車20台を調達予定としています。

○ また、本省庁舎組織を対象とす る環境マネジメントシステムでは、「平成22年度、23

年度目的、 目標及び実施計画」において、「通常の行政事務に供する公用車への低公

害 車の導 入を 図り、 一般 公用 車につ いては 、低公 害車 とする 」こと を掲げ 、その 具

体的目標と して、「一般公用車の 低公害車比率100%を維持する」ことを掲げていま

(26)

【 実 績 】

○ 平成23年度の一般公用車及び一般公用 車以外の調達は、以下のとおりとなってい

ます。

< 一般公 用車の調達実績 >(環境 省全体)

品 目 総調達量 (台) うち、特定調達物品等の調達量(台) 特定調達物品等の調達率(%)

電気自動 車 購入 0 0

レンタル新規 1 1 100

レンタル継続 1 1

ハイブリッド 購入 1 1

自動車 レンタル新規 0 0 100

レンタル継続 1 1

燃料電池 購入 0 0

自動車 レンタル新規 0 0 100

レンタル継続 1 1

17年度低排出 購入 0 0

75%低減かつ低燃料 レンタル新規 55 55 100

レンタル継続 4 4

その他 購入 0 0

レンタル新規 0 0 -

レンタル継続 0 0

< 一般公 用車の調達実績 >(本省 庁舎組織)

品 目 総調達量 (台) うち、特定調達物品等の調達量(台) 特定調達物品等の調達率(%)

ハイブリッド 購入 1 1

自動車 レンタル新規 0 0 100

レンタル継続 2 2

燃料電池 購入 0 0

自動車 レンタル新規 0 0 100

レンタル継続 2 2

17年度低排出 購入 0 0

75%低減かつ低燃料 レンタル新規 0 0 -

レンタル継続 0 0

その他 購入 0 0

レンタル新規 0 0 -

(27)

< 一般公 用車以外の自動車の調達実績 >(環境省全体)

品 目 総調達量 (台) うち、特定調達物品等の調達量(台) 特定調達物品等の調達率(%)

ハイブリッド 購入 0 0

自動車 レンタル新規 3 3 100

レンタル継続 3 3

燃料電池 購入 0 0

自動車 レンタル新規 0 0 -

レンタル継続 0 0

17年度低排出 購入 1 1

75%低減かつ低燃料 レンタル新規 0 0 100

レンタル継続 0 0

その他 購入 0 0

レンタル新規 3 0 0

レンタル継続 0 0

※平成 23 年度において本省 庁舎組織では一般公用車以外の自動車の調達実 績は

ない。

○ 品目の「その他」については、既 存の一般公用車数では不足する数の自動車利用

が 必要と なっ た場合 にレ ンタ カーを 利用し たもの です が、グ リーン 購入法 基本方 針

で 定める 特定 調達物 品等 の判 断の基 準を満 たす自 動車 に仕様 を充た すもの がなか っ

たため 、同基準を満たさない自動車の調達を 行い、特定調達物品等の調達率が 0 %

となっ たものです。他の品目について は、特定調達物品等の調達率は 100 % を達成

しています 。

○ 本省庁舎 組織については、一般公用車22台全てが低公害車となっています。

【 特定調達 物品等の調達に向けた取組 】

○ 環 境省においては、特定調達物品等 の調達率 100 %を達成するよう努める ととも

に、本 省庁舎組織における一般公用車 の低公害車比率 100 %を維持するよう 、適切

(28)

家電製品( 電気冷蔵庫等)

【 目 標 】

○ 平成23年度のグリーン購入法基本方針 において、電気冷蔵庫等については、エネ

ル ギー消 費効 率、オ ゾン 層破 壊物質 等に関 する一 定の 要件を 満たす ことが 、特定 調

達物品等の 判断の基準とされています。

○ 平成 23 年度の環境省調達方針において、電気冷蔵庫 等については、「調達 を実施

する品目に ついては、調達目標は100%とする」としています。

○ また、本省庁舎組織を対象とす る環境マネジメントシステムでは、「平成22年度、23

年度目的、 目標及び実施計画」において、「フロン系冷媒の排出抑制を進める」こと

を掲げ、そ の具体的目標として、「フロン系冷媒の回収・破壊や非フロン系冷蔵庫の

購入・使用 を徹底する」ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 平成23年度の電気冷蔵庫等の調達は、 以下のとおりとなっています。

< 電気 冷蔵庫等の調達実績 >( 環境省全体)

品 目 総調達量(台) うち、特定調達物品等の調達量(台) 特定調達物品等の調達率(%)

電気冷蔵庫 購入 17 17

冷凍庫 レンタル新規 0 0 100

冷凍冷蔵庫 レンタル継続 0 0

< 電気 冷蔵庫等の調達実績 >( 本省庁舎組織)

品 目 総調達量(台) うち、特定調達物品等の調達量(台) 特定調達物品等の調達率(%)

電気冷蔵庫 購入 1 1

冷凍庫 レンタル新規 0 0 100

冷凍冷蔵庫 レンタル継続 0 0

○ 電気冷蔵庫等については、特定調達 物品等の調達率は 100 %を達成してい ます。

○ 平成23年度の本省庁舎組織における冷 蔵庫の廃棄台数は2台です。

【 特定調達 物品等の調達に向けた取組 】

○ 環 境省においては、引き続き、特定 調達物品等の調達率 100 %を達成する ととも

(29)

紙 類

【 目 標 】

○ 平成23年度のグリーン購入法基本方針 においては、紙類については、情報用紙( コ

ピー用紙等)、印刷用紙 並びに衛生用紙(トイレットペー パー等)に区分されており、

コ ピー用 紙に ついて は総 合評 価値( 古紙パ ルプや 間伐 材、森 林認証 材等の 環境に 配

慮された材 料の利用割合等を数値化したもの)が80以上であること、衛生用紙につ

いては 古紙パルプ配合率 100 %であること、その他の紙類については古紙パ ルプ配

合率70%以上であること等が特定調達物 品等の判断の基準とされています。

○ 平成23年度の環境省調達方針において は、紙類については「調達を実施する品目

については 、調達目標は100%とする。」 と位置付けています。

○ また、本省庁舎組織を対象とす る環境マネジメントシステムでは、「平成23年度、24

年度目的、 目標及び実施計画」において、「再生紙の使用を進める」ことを掲げ、そ

の具体的目 標として、「コピー用 紙については、古紙パルプ配合率100%のものを使

用する」こ とを掲げています。

【 実 績 】

○ 平成23年度の紙類の調達は、以下のと おりとなっています。

< 紙類の調 達実績 >(環境省全体)

(30)

< 紙類の調 達実績 >(本省庁舎組織 )

品 目 総調達量 総 調 達 量 の う ち 、 特 定 調 達物 総調 達 量 のう ち 、準 特 定調 達物 品 等 特 定調達 物品等 の調達 率 (kg) 品等 の調達 量(kg) の調達 量(2,3月調 達分 )(kg) (%) コピー用紙 66,082 66,082 0 100 フォーム用紙 0 0 0 0 イ ンクジ ェット カラー プリン ター用 塗工紙 0 0 0 0 塗工されていない印刷用紙 0 0 0 0 塗工されている印刷用紙 0 0 0 0 トイレットペーパー 0 0 0 0 ティッシュペーパー 0 0 0 0

○インクジェットカラープリンター用 塗工紙及び塗工されていない印刷用紙について

は 、基準 を充 たす適 合品 がな いとい った事 情によ り、 特定調 達物品 等の調 達率が そ

れぞれ 93 %、78 %と なっていますが、ほかの品目については調達率は 100 % とな

っています 。

【 特定調達 物品等の調達に向けた取組 】

○ 平成 24 年度の環境省調達方針におい て、平成 24 年度に調達を実施する品 目につ

(31)

2.循環利用・アウトプット

(1) 温室効果ガス排出量

【 目 標 】

○ 温室効果ガス排出量については、政府実行 計画において、「平成 13 年度を 基準と

し て、政 府の 事務及 び事 業に 伴い直 接的及 び間接 的に 排出さ れる温 室効果 ガスの 平

成 22 年度から平成 24 年度ま での総排出量の平均を8%削減する」ことが、 目標と

して掲げら れていますが、環境省実施計画においては、「平成18年度において13年

度比で9.7%削減して( 中略)いるこ とにかんがみ、19年度以降も削減努力を継続、

強化し、目 標年度である22 ~24 年度の総排出量の平均を 13年度比で10% 削減す

る」ことと しています。

【 実 績 】

○ 過去の環 境省の温室効果ガス排出量は、以下のとおりとな っています。

< 温室効 果ガス排出量 >(環境省 全体)(tCO2)

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

温 室効 果ガス 排 出量 6,695 7,659 7,275 7,221 7,332 6,043

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 100 114.4 108.7 107.9 109.5 90.3

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

温 室効 果ガス 排 出量 5,055 6,006 5,993 6,064 5,827

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 75.5 89.7 89.5 90.6 87.0

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

温室効果ガス排出量( 環境省全体)

(32)

< 温室効 果ガス排出量 >(本省庁 舎組織)(tCO2)

年度 ( 平成 ) 13 14 15 16 17 18

温 室効 果ガス 排 出量 1,452 2,118 1,986 1,581 1,474 1,468

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 100 145.9 136.8 108.9 101.5 101.1

年度 ( 平成 ) 19 20 21 22 23

温 室効 果ガス 排 出量 992 1,432 1,261 1,361 1,210

平 成 1 3年 度 を 10 0 と し た 場 合 の 割 合 68.3 98.6 86.8 93.7 83.3

○ 環境省全 体では、平成23年度は平成22年度より排出量が減少し、既に 平成13年

度比で13.0%削減しており、 政府実行計画における「目標年度である22~24 年度

の総排出量 の平均を 13 年度比で 10 %削減する」という目標に向けて、順調 に推移

しています 。

【 温室効果 ガス排出量削減に向けた取組 】

○ 温室効 果ガ ス排出 量の削 減に向 けた取 組は、 環境省 実施計 画で具 体的か つ詳細 に

多数掲げて おり、そこには、「1 .インプット」において記した取組の多くも含まれ

ま すが、 ここ では、 環境 省実 施計画 に、達 成すべ き目 標とし て掲げ られた 項目を 列

記します。

1.財やサービスの購入・使用に当 たっての配慮

(1) 低公害車の導入

(2) 自動車の効率的利用

3

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

温室効果ガス排出量(本省庁舎組織)

(単位:t-CO2

(33)

(5) 用紙類の使用量の削減

(6) 再生紙などの再生品や木材の 活用

(7) HFCの代替物質を使 用した製品等の購入・使用等の促進

(8) その他

2.建築物の建築、管理等に当たっ ての配慮

(1) 建築物の建築における省エネ ルギー対策の徹底

(2) 既存の建築物における省エネ ルギー対策の徹底

(3) 温室効果ガスの排出の抑制等 に資する建設資材等の選択

(4) 温室効果ガスの排出の少ない 空調設備の導入

(5) 冷暖房の適正な温度管理

(6) 新エネルギーの有効活用

(7) 水の有効利用

(8) 太陽光発電の導入及び建物の 緑化の整備方針

(9) その他

3.その他の事務・事業に当たって の温室効果ガスの排出の抑制等への配慮

(1) エネルギー使用量の抑制

(2) ごみの分別

(3) 廃棄物の減量

(4) 森林の整備・保全の推進

(5) 環境省主催等のイベントの実 施に伴う温室効果ガスの排出等の削減

4.職員に対する研修等

(1) 職員に対する地球温暖化対策 に関する研修の機会の提供、情報提供

(2) 地球温暖化対策に関する活動 への職員の積極的参加の奨励

(3) その他

○ 環境マネジメントシステムの 「平成 22 年 度、23 年度目的、目標及び実施 計画」

に おいて は、 温室効 果ガ ス排 出量削 減に資 する取 組と して、 例えば 、以下 のよう な

ものを掲げ ています。

・ 目的 1 通常の 行政事 務に供 する公 用車へ の低公 害車の 導入を 図り、 一般公 用

車については、低公害車とする。

・ 目的2 事務所の単位面積当たりの電気使用量を、平成 13 年度比で 70 % 以下

とする。

・ 目的 3 地球温 暖化対 策推進 のため 、クー ルビズ 、ウォ ームビ ズの徹 底、冷 暖

房運転の調整等により冷暖房温度を適切に設定す る。

・ 目的5 公用車の使用に伴う二酸化炭素排出量を平成 13 年度比で概ね 60 %以

下とする。

(34)

・ 目的7 上水使用の節減を励行する。

・ 目的 8 省内に おける 廃棄物 の発生 抑制の ため、 リデュ ース、 リユー ス及び リ

サイクルを推進し、省内に おける廃棄物総量を平成 15 年度比で概ね 65

%以下にすること及び廃棄物中の可燃ゴミの量を 同期間に概ね57%以下

にする。

・ 目的9 用紙類の使用を節減し、使用量を削減する。

・ 目的11 グリーン購入を 実施する。

・ 目的12 再生紙の使用を 進める。

・ 目的13 環境に配慮した 契約を推進する。

○ なお、 グリ ーン購 入につ いても 、グリ ーン購 入法基 本方針 に、環 境物品 等の調 達

推 進の背 景及 び意義 の1 つと して、 京都議 定書目 標達 成計画 の確実 な実施 に資す る

た め、国 等は 環境物 品等 を率 先的に 調達す る必要 があ る旨の 記述が ありま す。環 境

省 では、 グリ ーン購 入法 基本 方針に 即して 適切に 環境 省調達 方針を 作成し 、環境 省

調 達方針 に従 って適 切に 調達 を行う ことで 、温室 効果 ガス排 出量削 減に向 けた取 組

を進めます 。

○ 環境省 にお いては 、これ らの計 画等に 基づく 取組を 進め、 さらな る温室 効果ガ ス

(35)

【コラム②】エコドライブ推進の取組

エコドライブ(環境負荷の軽減に 配慮した自動車の使用)の取組については、平成18

年6月に策定した『エコドライブ普及・ 推進アクションプラン』に基づき、警察庁、

経済産業省、国土交通省及び環境省と連 携し、普及促進を図ってきました。

警察庁、経済産業省、国土交通省、環 境省で構成する「エコドライブ普及連絡会」

では、行楽シーズンであり自動車に乗る 機会が多くなる11月を「エコ ドライブ推進

月間」と位置付けています。

エコドライブ推進月間期間中には、エ コドライブについてのシンポジウムの開催

や全国各地でのイベント等積極的な広報 を関係省庁及び関係団体と連携して行い、

エコドライブの普及・推進を図ることと しています。

環境省においては、11月がエコドライブ推進月間であ ることを職員に周知するた

めに、環境省ホームページに掲載し、エ コドライブ普及連絡会が策定した『エコドラ

イブ10のすすめ』を もとに地球と財布にやさしいエコドライブ(環境 負荷の軽減に

配慮した自動車運転)に取り組む事を推 進しています。

『エコドライブ10の すすめ』の項目は、以下のとおりです。

<エコドライブ10の すすめ>

・ふんわりアクセル「eスタート」

・車間距離にゆとりをもって、加速・減 速の少ない運転

・減速時は早めにアクセルを離そう

・エアコンの使用は適切に

・ムダなアイドリングはやめよう

・渋滞を避け、余裕をもって出発しよう

・タイヤの空気圧から始める点検・整備

・不要な荷物はおろそう

・走行の妨げとなる駐車はやめよう

・自分の燃費を把握しよう

(36)

(2) 廃棄物排出 量

【 目 標 】

○ 廃棄物排 出量については、政府実行計画において、「事務所から排出される廃棄物

の量(湿重 量)を、平成13年度比で、平 成22年度から平成24年度までの期間に平

均で概 ね 75 % 以下にする」こと及び「廃棄物中 の可燃ごみの量を同期間に概ね 60

% 以下と する 」こと が、 目標 として 掲げら れてお り、 環境省 実施計 画では 、政府 実

行計画の目 標に貢献するため、3 R に取り組むことにより、環境省から排出 される

廃棄物の量 及び可燃ゴミの量の削減を図ることとしています 。

○ 本省庁舎 組織を対象とする環境マネジメントシステムでは、「平成22 年度、23 年

度目的、目標及び実施計 画」において、「 廃棄物総量につき、平成15年度比で概ね65

%以下とす る」こと、及び「可燃ゴミ排出量につき、平成 15 年度比で概ね 57 %以

下とする」 ことを掲げています。

【 実 績 】

○ 過去の環 境省の廃棄物総量及び可燃ゴミ排出量は、以下のとおりとなっています。

< 廃棄物 総量 >(環境省全体)(t)

年 度( 平 成) 13 14 15 16 17 18

廃棄 物総 量 673 560 393 331 360 385

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 100 83.2 58.4 49.2 53.5 57.2

年 度( 平 成) 19 20 21 22 23

廃棄 物総 量 358 370 429 271 291

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 53.2 55.0 63.7 40.3 43.2

0 100 200 300 400 500 600 700 800

廃棄物総量(環境省全体)

(37)

< 廃棄物 総量 >(本省庁舎組織)(t)

年 度( 平 成) 13 14 15 16 17 18

廃棄 物総 量 123.5 132.0 42.6 39.3 36.3 27.9

平 成1 5 年 度を 10 0 と し た場 合 の割 合 - - 100 92.3 85.2 65.5 年 度( 平 成) 19 20 21 22 23

廃棄 物総 量 30.3 26.5 25.9 27.2 30.3

平 成1 5 年 度を 10 0 と し た場 合 の割 合 71.1 62.2 60.8 63.8 71.1

< 可燃ゴ ミ排出量 >(環境省全体)(t)

年度 (平 成 ) 13 14 15 16 17 18

可 燃ゴ ミ排 出量 538 409 285 236 241 142

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 100 76.0 53.0 43.9 44.8 26.4

年度 (平 成 ) 19 20 21 22 23

可 燃ゴ ミ排 出量 127 223 272 184 202

平 成 13年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 23.6 41.4 50.6 34.2 37.5

0 20 40 60 80 100 120 140

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 廃棄物総量(本省庁舎組織)

( 単位 :t)

年度

100 200 300 400 500 600

可燃ゴミ排出量(環境省全体)

(38)

< 可燃ゴ ミ排出量 >(本省庁舎組 織)(t)

年度 (平 成 ) 13 14 15 16 17 18

可 燃ゴ ミ排 出量 64.5 68.0 33.5 30.7 25.4 19.2

平 成 15年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 - - 100 91.6 75.8 57.3 年度 (平 成 ) 19 20 21 22 23

可 燃ゴ ミ排 出量 19.4 17.2 18.5 19.5 19.0

平 成 15年 度 を 10 0と し た 場 合 の 割 合 57.9 51.3 55.2 58.2 56.7

○ 環境省全 体を対象とした平成23年度の 廃棄物総量及び可燃ゴミ排出量は、平成13

年度比で、 それぞれ43.2%及び37.5%となっており、政 府実行計画における「事務

所から排出 される廃棄物の量(湿重量)を、平成 13 年度比で、平成 22 年度 から平

成 24 年度までの期間に平均で概ね 75 %以下にする」及び「廃棄物中の可燃 ごみの

量を同期間 に概ね60%以下とする」とい う目標に向けて、可燃ゴミの排出削減を更

に進めるな ど、引き続き努力が必要です。

○ 本省庁舎 組織を対象とした平成23年度 の廃棄物総量及び可燃ゴミ排出量は、平成

15 年度比で、それぞれ 71.1 %及び 56.7 %となっており、環境マネジメント システ

ム の目標 達成 に向け て、 廃棄 物総量 の排出 削減を 進め るなど 、さら なる努 力が必 要

な状況にあ ります。

0 20 40 60 80

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

可燃ゴミ排出量(本省庁舎組織)

(単位:t)

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