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中嶋哲也
通貨危機とは・・・・通貨が暴落することにより当該国 の経済が混乱状態に陥ること
通貨危機が起こる要因
国の経済成長の鈍化や正常不安などにより海外の金融機 関の投資の引き上げや海外企業の撤退がおき、それらの 動きが当該国の経済への不信感を強め、その国の通貨の 売りを促進させる。
何故他国に影響を与えるのか?
通貨危機によりその国の通貨価値が下がり、その国の
競争率が上がってしまうことで他国の産業が影響を受 ける
(例)これの効果が実際に見られたのは 1997 年の韓国の 経済危機による大幅な通貨下落。
ウォンが一気に安くなってしまったため、半導体な どの韓国製品の価格競争力が上がり、日本や台湾の製造 業の業績を落としたと言われている。
経済大国が通貨危機を起こした場合
その国に輸出している国に影響を及ぼす
他国に大量投資していたら、危機の際に投資金額が 圧倒的に減るため影響を受ける
(例)今回の米金融危機の場合は、米国の消費が低迷 したため、日本の車メーカーや家電メーカーが甚大な 影響を受けたのは記憶に新しい。
(例)最近の例だと、米金融危機で、米国からの諸外国
への株式・債権投資が圧倒的に減ったので、
株式や債券のことから考えると
金融機関や機関投資家は、一定のリスク基準を満たすよう に各国の株式や債券を組み合わせて投資している。
ところがある国で通貨危機がおきてその国の債券や株式の リスクが高くなると、このリスク基準を満たすために、他 のリスクが高い国のものを手放す必要が出てくる
(例)米金融危機の際、米国や欧州の投資家が保有して いたサブプライム関連の 金融投資のリスクが上がっ てしまったわけだが、そのために、中南米や東ヨーロッ パのリスク債を手放す必要が出てきた。
このために、中南米や東欧のマーケットは甚大な影響を 受けた