灯油を利用した防霜資材「霜カット」による昇温効果 普及する技術・指導参考資料(果樹) 青森県庁ホームページ

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全文

(1)

事 項| 灯油を利用した防霜資材「霜カット」による昇温効果

現在、防霜資材「霜カット」の原材料としてA 重油とおがくずが使用されているが、 ね ら し、

I A

重 油 は 入 手 と 管 理 が 困 難 で あ る 。 そ こ で 入 手 と 管 理 が 容 易 な 灯 油 を 使 っ た 「 霜 カ ッ

ト」の燃焼時間と昇温効果が明らかになったので、参考に供する。

1 「霜カット」の作り方

使用燃料は灯油とし、混合資材は、油分の吸収性に優れているおがくずとする。 1 か所( 1 缶)当たりの使用資材は、灯油 2 Q、おがくず4 Q とする。

2 燃 焼 時 間

燃焼時間は、 160分程度である。

3 昇 温 効 果

点火後 30分で気温が約 2 ° C高まり、燃焼中はそれが維持される。

4 使 用 方 法

I

C1) 10 a 当たり約 50 か所に設置し、降霜が予想される場合に使用する。 (2)点火棒を使用しての 50 か所点火に要する時間は、約 12分である。

I

(3) 霜 カ ッ ト は 点 火 後 1 時 間 で 火 力 が 弱 く な る の で 、 火 力 を 持 続 さ せ る た め 、 適 宜 かき混ぜる。

期待される効果| 霜害防止対策の一助となる。

1 気象条件によって、燃焼時聞が短くなる場合がある。

使用上の注意事項

I

z

霜 カ ッ ト を 使 用 す る 場 合 は 、 想 定 さ れ る 期 間 を あ ら か じ め 所 轄 の 消 防 署 へ の 届 出 が必要である。

3 灯油を 1, 000 Q以上を保管する場合は、あらかじめ所轄の消防署への届出が必要で ある。

4 霜カットの設置等取扱いは、りんご指導要項に準ずる。

担 当| 青 森 県 農 業 研 究 推 進 セ ン タ ー 普 及 指 導 室 |対象地域|県下全域 中南地方農林水産事務所黒石地域農業改良普及センター

発 表 文 献 等

(2)

-【根拠となった主要な試験結果】

表 1 燃 焼 時 間 (平成14年 黒 石 農 改 )

使 用 資 材 使用量(立) 燃焼時間(分) 価格(円) 火力 燃 焼 時 間 備 考

女丁 油 2

i

6 0 1 6 0 強い 長 い −灯油の入手が容易

お が く ず 4 す す が 多 い

大丁 油 2 10 4 9 2 や や 弱 い 比 較 的 短 い −もみがらに灯油が浸

もみがら 4 くすぶる状態 透 し に く い

−灯油が底に残る A 重 油 2 1 3 5 1 5 2 強い や や 短 い ・A重 油 の 入 手 が 困 難

お が く ず 4 す す が 多 い

(注) 1 使 用 容 器 は 全 て18Q缶を使用

2 点 火 棒 に て 着 火

3 灯油: 46円/Q A 重油: 42円/Q おがくず(半乾燥):約17円ノ

s

も み が ら : 自 家

OC)

0

. 5

消 火 始

対照区

0

- 0. 5

2: 00

3

: 0

0

3

: 3

0

5

: 0

0

時刻

- 1. 5

点火

図1 霜 カ ッ ト 点 火 後 の 気 温 の 推 移

(平成14年 黒 石 農 改 ) (注) 1 試 験 月 日 : 平 成14年4月26日(金)

2 試 験 場 所 : 浪 岡 町 五 本 松 園 地 面 積13a

3 設 置 方 法

(1) 霜 カ ッ ト は 灯 油2 Q とおがくず(半乾燥) 4 Qを 混 合 し た も の を 使 用 し 、 園 地 内 に 小 穴 を 掘 り 、 設 置 、 霜 カ ッ ト 補 充 な し で の 燃 焼 時 間 は120∼150分

( 2) 平 坦 な 園 地 に10a 当たり約50か所(5m× 6m ) に 設 置 (園地の外周部は間隔を狭め4 m X 4 mで、設置)

4 温 度 調 査 : 霜 カ ッ ト 設 置 閣 は 地 上1. 5 mで、5か 所 、 未 設 置 園 は2 か 所 で 測 定

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参照

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