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廿日市市地域公共交通再編実施計画(素案)

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(1)

廿日市市地域公共交通再編実施計画

素案

平成30年2月

廿

(2)
(3)

目 次

第1章 地域公共交通再編実施計画の策定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

1 計画策定の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2 再編実施計画の対象区域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 地域公共交通再編事業の実施区域・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 再編実施計画の計画期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 再編全体スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

第2章 中山間部再編について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

1 事業の内容・実施主体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 2 主な路線再編の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (1)津田~吉和間の路線再編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (2)沿岸部~津田間の路線再編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (3)玖島方面の路線再編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 3 交通結節点等の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 4 料金体系の見直し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

第3章 沿岸部再編の概要について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

1 事業の内容・実施主体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17

第4章 網形成計画に記載された再編事業に関連して実施する事業

・・・・・・・・・・19

1 交通結節点や乗継拠点等の機能向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 2 市自主運行バスへのICカード整備と運賃割引・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 3 わかりやすい情報提供の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21 4 車両や施設のバリアフリー化の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22

第5章 その他関連事業

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

参考資料

(4)
(5)

第1章

第1章

第1章

第1章

地域公共交通

地域公共交通

地域公共交通

地域公共交通再編実施計画の

再編実施計画の

再編実施計画の策定

再編実施計画の

策定

策定について

策定

について

について

について

計画策定の目的

計画策定の目的

計画策定の目的

計画策定の目的

本市では、中山間地域の人口減少や住宅団地の少子高齢化などに伴うバス利用者の減少に

より、民間バス路線の経営状況が厳しさを増すなか、市自主運行バスを含めた路線の維持に

要する財政支出は今後も増加していくものと考えられます。

一方で、高齢化の進展や地域を取り巻く環境の変化から、通院・買い物など日常生活にお

ける移動に不便な状況が生じており、地域の実情に合った移動手段の確保並びに多様化した

住民ニーズへの対応が喫緊の課題となっています。

こうした状況を踏まえ、本市の持続可能な公共交通ネットワークを構築するため、平成 27

年度にマスタープランとなる「廿日市市地域公共交通網形成計画(以下、「網形成計画」とい

う。)」を、平成 28 年度に「廿日市市バス路線等再編方針」を策定しました。

このたび、これらの基本計画に基づくほか、関連計画や関係施策との整合・調和を図りな

がら、路線再編に伴う運行内容等を定めた「廿日市市地域公共交通再編実施計画(以下、「再

編実施計画」という。)」の素案をとりまとめました。

(6)

再編実施計画の

再編実施計画の

再編実施計画の

再編実施計画の対象

対象

対象区域

対象

区域

区域

区域

関連事業の実施を踏まえ、本計画の対象

区域は廿日市市全域とします。

地域公共交通

地域公共交通

地域公共交通

地域公共交通再編事業の実施区域

再編事業の実施区域

再編事業の実施区域

再編事業の実施区域

吉和・佐伯・大野・廿日市の各地域を

国の支援制度の対象となる地域公共交通

再編事業(以下、「再編事業」という。)

の実施区域とします。

図 2 計画対象区域 吉和地域

佐伯地域

大野地域

宮島地域 廿日市地域

(7)

再編

再編

再編

再編実施計画の計画期間

実施計画の計画期間

実施計画の計画期間

実施計画の計画期間

計画期間は、平成 30 年度から平成 34 年度までの5年間とします。

再編

再編

再編

再編全体

全体

全体

全体スケジュール

スケジュール

スケジュール

スケジュール

本市では、平成 30 年度に中山間部、平成 31 年度に沿岸部と段階的な再編に取り組みます。

○再編の全体工程

区分 事業の概要 平成 30 年度 平成 31 年度 平成 32 年度~

(1)津田~吉和間の路線再編

広電バスから市自主運行バスに転換

(2)沿岸部~津田間の路線再編 広電バスの運行サービス見直し

(3)玖島方面の路線再編

運行を市自主運行バスに一本化

交通結節点整備、市自主運行バスの 料金体系見直し、バス車両購入など

沿

(1)原・川末方面の路線再編

広電バスから市自主運行バスに転換

(2)廿日市さくらバスの路線再編① 阿品台、宮園・四季が丘、宮内方面の 路線の再構築

(3)廿日市さくらバスの路線再編② 東循環の分離によるコンパクト化

IC カードシステム(パスピー)の導入、交通結 節点の機能向上、バス車両購入など

網形成計画策定

公共交通のあるべきすがた を定める

第1段階の⾒直し

中山間部の公共交通網の再編

公共交通の将来像の実現 (第2段階の⾒直し)

沿岸部の公共交通網の再編 平成30年度

平成31年度

平成28年度

平成28年度4月

期間

「さいき文化センター」、「吉和福祉センター」 の交通結節点化など運用開始

津田~吉和間自主運行バスの運行

準備

見直し後の広電バス佐伯線(津田)の運行

原・川末方面自主運行バス の運行

見直し後の佐伯地域自主運行バス玖島線の運行 ※中山間部

平成 31 年 1 月運行開始 (予定)

再構築後のさくらバス の運行

単独路線化した佐方方面 の運行

さくらバスへのパスピー 導入など運用開始 準備

図 4 再編の全体イメージ

(8)

第2章

第2章

第2章

第2章

中山間部再編について

中山間部再編について

中山間部再編について

中山間部再編について

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成 30

30

30 年度実施)

30

年度実施)

年度実施)

年度実施)

中山間部における公共交通ネットワークの構築及び関連事業の内容は次のとおりです。

項 目 事 業 内 容 実施主体

1.地域間幹線の再構築 1.地域間幹線の再構築1.地域間幹線の再構築 1.地域間幹線の再構築

(1) (1) (1)

(1) 津田~吉和間津田~吉和間津田~吉和間津田~吉和間 の路線再編 の路線再編の路線再編 の路線再編

津田~吉和間のバス路線(現行、佐伯地域津田以

北は広電バス佐伯線(上栗栖・吉和)の2系統が

運行)を市自主運行バスに転換する。

〈廃止路線〉広電バス佐伯線(上栗栖・吉和)

〈新設路線〉津田~吉和間自主運行バス[仮称]

廿日市市

(広島電鉄㈱)

(2) (2) (2)

(2) 沿岸部~津田沿岸部~津田沿岸部~津田沿岸部~津田 間の路線再編 間の路線再編 間の路線再編 間の路線再編

広電バス佐伯線(津田)を沿岸部と中山間部を結

ぶ基幹交通と位置づけ、佐伯線の一部系統の廃止

を踏まえた運行体制の再構築や、市自主運行バス

との交通結節点における乗継ぎ利用を考慮した運

行サービスの見直しを図る。

〈再編路線〉広電バス佐伯線(津田)

広島電鉄㈱

(廿日市市)

2.支線の再構築 2.支線の再構築 2.支線の再構築 2.支線の再構築

(1) (1) (1)

(1) 玖島方面の玖島方面の玖島方面の玖島方面の 路線再編 路線再編路線再編 路線再編

広電バス佐伯線(玖島)と佐伯地域自主運行バス

玖島線が連携して通学利用や津田方面への移動を

担っている玖島方面について、バス路線を市自主

運行バスに一本化する。

〈廃止路線〉広電バス佐伯線(玖島)

〈再編路線〉佐伯地域自主運行バス玖島線

廿日市市

(広島電鉄㈱)

(2) (2) (2)

(2) 浅原方面の浅原方面の浅原方面の浅原方面の 路線

路線路線

路線見直し見直し見直し見直し

佐伯地域自主運行バス浅原線について、交通結節

点(さいき文化センター)の整備や広電バス佐伯

線(津田)との乗継ぎ利用などを踏まえ、ダイヤ・

ルートの改正を行う。

〈見直し路線〉佐伯地域自主運行バス浅原線

(9)

項 目 事 業 内 容 実施主体

3.交通結節点や乗継 3.交通結節点や乗継3.交通結節点や乗継 3.交通結節点や乗継

拠点等の機能向上拠点等の機能向上拠点等の機能向上 拠点等の機能向上

【吉和地域】

「吉和福祉センター」を交通結節点とし、施設内

に待合所を設置する。 【佐伯地域】

「さいき文化センター」を交通結節点とし、セン

ター駐車場にバスロータリー及び待合施設(ボッ クスシェルター)を整備するほか、施設内に待合 所を設置する。

「友和学校ロータリー」を乗継ぎポイントとし、

待合施設(ボックスシェルター)を整備する。

【共通:バスロケーションシステムの導入】

GPS車載器を搭載したバスの到着予定時間を、

交通結節点の待合施設や待合所に整備するバス接 近表示モニターに表示するほか、携帯端末などに よる情報の取得を可能にする。

廿日市市

4.料金体系の見直し 4.料金体系の見直し4.料金体系の見直し 4.料金体系の見直し

中山間部の市自主運行バス(デマンド交通を除く)

について、大人 150 円、小児 100 円を基本とする 地域内均一運賃を導入する。

〈対象路線〉

津田~吉和間自主運行バス 佐伯地域自主運行バス玖島線 佐伯地域自主運行バス浅原線

廿日市市

5. 5.5.

5.その他のバス運行その他のバス運行その他のバス運行その他のバス運行

(1) (1) (1)

(1) デマンド交通デマンド交通デマンド交通 デマンド交通 吉和さくらバス吉和さくらバス吉和さくらバス吉和さくらバス [吉和線]

[吉和線] [吉和線] [吉和線]

交通結節点(吉和福祉センター)における津田~

吉和間自主運行バスとの乗継ぎ利用を踏まえた運 行を行いつつ、現行のサービス水準(大人 200 円、 小児 100 円を基本とする料金体系を含む)を維持 する。

地域主体による運行への移行に関して、継続して

地元及び関係機関との調整を図る。

廿日市市

(2) (2) (2)

(2) デマンド交通デマンド交通デマンド交通 デマンド交通 佐伯さくら号 佐伯さくら号佐伯さくら号 佐伯さくら号 玖島・友和線 玖島・友和線 玖島・友和線 玖島・友和線 所山線

所山線 所山線 所山線 浅原線 浅原線 浅原線 浅原線 飯山・中道線 飯山・中道線 飯山・中道線 飯山・中道線

交通結節点(さいき文化センター)における広電

バス佐伯線(津田)や佐伯地域自主運行バス、津 田~吉和間自主運行バスとの乗継ぎ利用を踏まえ た運行を行いつつ、現行のサービス水準(大人 200 円、小児 100 円を基本とする料金体系を含む)を 維持する。

(10)

主な路線再編の内容

主な路線再編の内容

主な路線再編の内容

主な路線再編の内容

(1) 津田~吉和間の路線再編

■運行のねらい

大型バスによる運行が非効率となっている津田~吉和間を市自主運行バスに転換し、

運行事業者の変更や車両サイズの小型化などにより運行効率の向上を図る。

交通結節点(吉和福祉センター、さいき文化センター)の整備により、デマンド交通

などの市自主運行バスや広電バス佐伯線(津田)との乗継ぎを円滑にすることで、地域 内並びに地域間の移動の利便性向上を図る。

吉和地域から佐伯高校への通学利用や地域を越えた通院・買い物など、地域の実情や移

動ニーズを踏まえるほか、観光・交流人口の拡大に資する運行とすることで地域活性化 と定住促進につなげる。

津田~吉和間の運行については、中山間部の地域内運行の側面のほか、市域の骨格とな

る地域間幹線の一端を担う路線であることを踏まえ、広電バス佐伯線(津田)と連携し た運行サービスの維持・充実を図る。

■運行内容(新旧)

項 項 項

項 目目目 目 旧旧 旧旧 新新 新新

運 行 路 線 運 行 路 線運 行 路 線

運 行 路 線 広電バス佐伯線(上栗栖・吉和) 津田~吉和間自主運行バス津田~吉和間自主運行バス津田~吉和間自主運行バス津田~吉和間自主運行バス

事 業 の 種 類 事 業 の 種 類事 業 の 種 類

事 業 の 種 類 一般乗合旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業

運 営 主 体 運 営 主 体運 営 主 体

運 営 主 体 広島電鉄株式会社 廿日市市廿日市市廿日市市廿日市市

運 行 事 業 者 運 行 事 業 者運 行 事 業 者

運 行 事 業 者 同上 有限会社津田交通有限会社津田交通有限会社津田交通有限会社津田交通

運 行 形 態 運 行 形 態運 行 形 態

運 行 形 態 路線定期運行 路線定期運行

運 行 車 両 運 行 車 両運 行 車 両

運 行 車 両 大型バス 小型バス(小型バス(小型バス(小型バス(30303030 人乗り程度)人乗り程度)人乗り程度)人乗り程度)

運 行 便 数 運 行 便 数運 行 便 数 運 行 便 数

〈上栗栖〉平 日:6.0往復 土日祝:4.5往復 〈吉 和〉毎 日:3.0往復

(予定) (予定) (予定) (予定)

平日 平日 平日

平日7往復7往復7往復 7往復

※土日祝(登校日以外)ダイヤ検討 ※土日祝(登校日以外)ダイヤ検討 ※土日祝(登校日以外)ダイヤ検討 ※土日祝(登校日以外)ダイヤ検討

料 金 体 系 料 金 体 系料 金 体 系

料 金 体 系 距離制運賃 地域内均一地域内均一地域内均一地域内均一運賃運賃運賃運賃 ※※P※※PP1P111555 参照5参照参照参照

運 行 ル ー ト 運 行 ル ー ト運 行 ル ー ト 運 行 ル ー ト

〈上栗栖〉廿日市市役所前駅~津田~ 上栗栖

〈吉 和〉廿日市市役所前駅~津田~ 上栗栖~吉和車庫

(佐伯高校)~ (佐伯高校)~(佐伯高校)~

(佐伯高校)~さいき文化センター~さいき文化センター~さいき文化センター~さいき文化センター~

津田~上栗栖~吉和福祉センター~ 津田~上栗栖~吉和福祉センター~津田~上栗栖~吉和福祉センター~ 津田~上栗栖~吉和福祉センター~

吉和車庫 吉和車庫吉和車庫 吉和車庫

特 記 事 項 特 記 事 項特 記 事 項 特 記 事 項

路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など

・多頻度利用者の負担軽減や交通結節点における乗継ぎ利用を踏まえた 回数券・定期券等の導入

・吉和地域から沿岸部方面の高校等に向けた通学利用への対応

(11)

■旧(現状の路線網)

■新(再編後の路線網)

交通結節点の整備による幹線 と支線の連携強化(福祉センタ ーや診療所、吉和支所が集積 する地区を拠点化)

【デマンド吉和さくらバス】 交通結節点整備に合わせた 目的地設定やダイヤの調整 【津田~吉和間自主運行バス】

利用が少ない路線バスの系統を 分離、津田~吉和間を市自主運 行路線とし運行効率向上

(12)

(2) 沿岸部~津田間の路線再編

■運行のねらい

津田~吉和間の市自主運行化による広電バス佐伯線(上栗栖・吉和)の廃止に伴って、

広電バス佐伯線(津田)を沿岸部と中山間部を結ぶ基幹交通として位置づけ、運行体制 の再構築並びにダイヤ等運行内容の見直しを図る。

津田~吉和間自主運行バスや佐伯地域自主運行バス、デマンド交通との交通結節点等

(さいき文化センター、友和学校ロータリー)における効果的な接続により、沿岸部方 面への通勤・通学や通院・買い物など地域間移動の利便性向上を図る。

■運行内容(新旧)

項 項 項

項 目目目 目 旧旧 旧旧 新新 新新

運 行 路 線 運 行 路 線運 行 路 線

運 行 路 線 広電バス佐伯線(津田・上栗栖・吉和)広電バス佐伯線(津田)広電バス佐伯線(津田)広電バス佐伯線(津田)広電バス佐伯線(津田)

事 業 の 種 類 事 業 の 種 類事 業 の 種 類

事 業 の 種 類 一般乗合旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業

運 営 主 体 運 営 主 体運 営 主 体

運 営 主 体 広島電鉄株式会社 広島電鉄株式会社

運 行 事 業 者 運 行 事 業 者運 行 事 業 者

運 行 事 業 者 同上 同上

運 行 形 態 運 行 形 態運 行 形 態

運 行 形 態 路線定期運行 路線定期運行

運 行 車 両 運 行 車 両運 行 車 両

運 行 車 両 大型バス 大型バス

運 行 便 数 運 行 便 数運 行 便 数 運 行 便 数

〈津 田〉平 日:22.0往復 土日祝:11.5往復 〈上栗栖〉平 日: 6.0往復 土日祝: 4.5往復 〈吉 和〉毎 日: 3.0往復

※沿岸部~津田間の便数計

平 日:31.0往復 土日祝:19.0往復

(予定) (予定) (予定) (予定)

平 平 平

平 日:31.0日:31.0日:31.0往復日:31.0往復往復 往復

土日祝:19.0往復 土日祝:19.0往復 土日祝:19.0往復 土日祝:19.0往復

料 金 体 系 料 金 体 系料 金 体 系

料 金 体 系 距離制運賃 距離制運賃

運 行 ル ー ト 運 行 ル ー ト運 行 ル ー ト

運 行 ル ー ト 廿日市市役所前駅~玖島分れ~津田 廿日市市役所前駅~玖島分れ~

さいき文化センター さいき文化センターさいき文化センター

さいき文化センター~津田

特 記 事 項 特 記 事 項特 記 事 項 特 記 事 項

路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など

・沿岸部~津田間における通学などの特定利用者に対する運賃負担の 軽減策等について、交通事業者や関係機関と継続して検討を行う。

(13)

■旧(現状の路線網)

■新(再編後の路線網)

【デマンド佐伯さくら号】 交通結節点整備に合わせた 目的地設定やダイヤの調整 (全路線対象)

交通結節点の整備による幹線と支線 の連携強化(さいき文化センター駐車 場のバスロータリー化)

【広電バス佐伯線(津田)】

(14)

(3) 玖島方面の路線再編

■運行のねらい

広電バス佐伯線(玖島)と佐伯地域自主運行バス玖島線が連携して小・中学生の通学利

用や津田方面への移動を担っている玖島方面について、バス路線を市自主運行バスに一 本化するとともに、車両サイズ等の適正化により運行効率の向上を図る。

通学利用や通院・買い物など、地域の実情や移動ニーズを踏まえたダイヤ設定と便数確

保のほか、広電バス佐伯線(津田)との乗継ぎポイント(友和学校ロータリー)におけ る効果的な接続により、沿岸部方面への移動の利便性向上を図る。

■運行内容(新旧)

項 項 項

項 目目目 目 旧旧旧旧 新新 新新

運 行 路 線 運 行 路 線運 行 路 線

運 行 路 線 広電バス佐伯線

(玖島)

佐伯地域自主運行

バス玖島線 佐伯地域自主運行バス玖島線

事 業 の 種 類 事 業 の 種 類事 業 の 種 類

事 業 の 種 類 一般乗合旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業

運 営 主 体 運 営 主 体運 営 主 体

運 営 主 体 広島電鉄株式会社 廿日市市 廿日市市

運 行 事 業 者 運 行 事 業 者運 行 事 業 者

運 行 事 業 者 同上 佐伯交通有限会社 佐伯交通有限会社

運 行 形 態 運 行 形 態運 行 形 態

運 行 形 態 路線定期運行 路線定期運行

運 行 車 両 運 行 車 両運 行 車 両

運 行 車 両 大型バス ワゴン車両

(デマンド交通併用) 小型バス小型バス小型バス小型バス

運 行 便 数 運 行 便 数運 行 便 数 運 行 便 数

【平 日:4往復】 玖島~玖島分れ

(1 往復)

玖 島 ~ 玖 島分 れ~ 津田(3往復)

【土日祝:2往復】 玖 島 ~ 玖 島分 れ~ 津田

【平 日:6便】

川上ほか~玖島~ 玖島分れ~津田(1便) 友和学校ロータリー~玖島 ~川上ほか(1便) 玖島~川上ほか(2便) 玖島~玖島分れ(2便)

【土曜日:5便】

川上ほか~玖島~ 友和学校ロータリー(2便) 玖島~川上ほか(1便) 玖島~玖島分れ(2便)

(予定) (予定) (予定) (予定) 【平 【平 【平

【平 日:日:日:9.5日:9.59.59.5便】便】便】便】 玖島~

玖島~ 玖島~

玖島~友和学校ロータリー(友和学校ロータリー(友和学校ロータリー(4友和学校ロータリー(44 便)4便)便)便)

川上ほか~ 川上ほか~ 川上ほか~

川上ほか~玖島~玖島~玖島~玖島分れ~玖島~玖島分れ~玖島分れ~玖島分れ~ さ い き 文 化 セ ン タ ー ~ さ い き 文 化 セ ン タ ー ~ さ い き 文 化 セ ン タ ー ~ さ い き 文 化 セ ン タ ー ~ 津 田津 田津 田津 田 (

( (

(4.54.54.54.5 便)便)便) 便)

友和学校ロータリー~玖島~ 友和学校ロータリー~玖島~ 友和学校ロータリー~玖島~ 友和学校ロータリー~玖島~ 川上ほか(

川上ほか( 川上ほか(

川上ほか(1111 便)便)便)便)

※土日祝ダイヤ検討 ※土日祝ダイヤ検討 ※土日祝ダイヤ検討 ※土日祝ダイヤ検討

料 金 体 系 料 金 体 系料 金 体 系

料 金 体 系 距離制運賃 地域内均一運賃地域内均一運賃地域内均一運賃地域内均一運賃 ※P※※※PPP11151555 参照参照参照参照

運 行 ル ー ト 運 行 ル ー ト運 行 ル ー ト

運 行 ル ー ト (運行便数欄参照) (運行便数欄参照)

特 記 事 項 特 記 事 項特 記 事 項 特 記 事 項

路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 路線再編と併せて 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など 検討する事項など

・運行車両については、広電バス佐伯線(玖島)からの利用者の移行を 踏まえ、定員数の多い浅原線バス車両を移管し、利用実態を検証した

うえで適正サイズのバス車両を導入する。

(15)

■旧(現状の路線網)

■新(再編後の路線網)

【佐伯地域自主運行バス玖島線】 通学需要を精査し、車両サイズ等 を適正化のうえ、バス路線を市自 主運行バスに一本化

広電バス佐伯線(津田)と接続 する「友和学校ロータリー」を 乗継ぎポイント化

(16)

交通結節点等の整備

交通結節点等の整備

交通結節点等の整備

交通結節点等の整備

中山間部の路線再編と併せた交通結節点等の整備により、バス待ちの負担軽減やバス相互

の円滑な乗継ぎ利用による移動の利便性向上を図ります。

■吉和福祉センターの交通結節点化

実施時期:路線再編後の運行(平成 31 年 1月予定)と合わせて運用開始

実施内容:吉和福祉センター敷地内に「津田~吉和間自主運行バス」を新たに乗り入れ。

センター内のスペースを待合所として活用し、タブレット型のバス接近表示

モニターを設置する。

接続路線:津田~吉和間自主運行バス、デマンド交通吉和さくらバス

▲交通結節点の現況

(左から吉和診療所、吉和福祉センター、高齢者宿泊施設)

(17)

■さいき文化センターの交通結節点化

実施時期:路線再編後の運行(平成 31 年 1月予定)と合わせて運用開始

実施内容:さいき文化センター駐車場にバスロータリー及び待合施設(ボックスシェルタ

ー)を整備するほか、センター1階ロビースペースを待合所として活用する。

併せて、待合施設と待合所にそれぞれバス接近表示モニターを設置する。

接続路線:広電バス佐伯線(津田)、津田~吉和間自主運行バス、佐伯地域自主運行バス

玖島線及び浅原線、デマンド交通佐伯さくら号(玖島・友和線、所山線、浅原

線、飯山・中道線)

※上図は、区域運行であるデマンド交通の経路を 限定するものではありません。

(18)

■友和学校ロータリーの乗継ぎ機能の向上

実施時期:路線再編後の運行(平成 31 年 1月予定)と合わせて運用開始

実施内容:広電バスと市自主運行バスの乗継ぎポイントとして、友和学校ロータリーに

待合施設(ボックスシェルター)を整備し、バス接近表示モニターを設置する。

接続路線:広電バス佐伯線(津田)、佐伯地域自主運行バス玖島線、デマンド交通佐伯

さくら号(玖島・友和線)

※上図は、区域運行であるデマンド交通の経路を 限定するものではありません。

▲乗継ぎポイントの現況

(19)

料金体系の見直し

料金体系の見直し

料金体系の見直し

料金体系の見直し

中山間部再編に伴う市自主運行バスの料金体系については、次の考え方に基づき見直しを 行います。

(1)公共交通の位置付け

公共交通は、地域の経済・社会活動の基盤となるもので、そのサービスがもたらす便益は

さまざまな分野に波及すると考えられます。

(2)公共交通がもたらす便益 【柱となる役割・効果】

項 目 役 割 効 果

①教育関連 ○通学手段の確保

・統廃合された小学校の通学手段

・地区外の高校への通学手段

人口流出防止

②医療関連 ○通院手段の確保

・外出することによる健康増進

・家族の送迎負担軽減

医療費等の増大防止

③福祉関連 ○高齢者の外出手段の確保

・外出することによる健康増進・介護予防

福祉費等の増大防止

④商業関連 ○買い物手段の確保 訪問販売等の対応がなく

とも生活できる環境確保 ⑤居住関連 ○地区・地域内企業への通勤手段の確保 人口流出対策、定住促進

⑥まちづくり ○ネットワークの確保

・地域内外の移動手段確保(人が動く) ・地区の役割(都市機能等)の明確化

多極ネットワーク型コン パクトシティの形成

【付随する役割・効果】

項 目 役 割 効 果

①交通安全 ○自家用車以外の移動手段の確保

・高齢ドライバーの運転等への対応

交通事故の低減

②地域関連 ○外出支援策の確保 地域コミュニティの強化、

活性化

③観光関連 ○観光移動手段の確保

・観光地、イベント会場への移動手段

地域の魅力創出、交流の増 進

④防災関連 ○災害時における移動手段の確保 地域防災への対応

(20)

(3)市自主運行バスの運営

民間による運行が困難な部分を補う市自主運行バスにおいて、運行赤字の解消は現実的

に難しい面がありますが、料金体系の見直しに伴って、より多くの人に乗ってもらうことで 『まちづくり』へのさまざま波及効果が期待できると考えます。

(4)中山間部におけるネットワークとサービス(市自主運行バス) ○公共交通(バス路線)のネットワーク

今後、地域の役割を踏まえたまちづくりに取り組むうえで、佐伯地域・吉和地域を一つ の生活圏(地域)として捉え佐伯~吉和間を移動しやすくします。

○公共交通(バス路線)のサービス

路線再編に伴い地域内のバス路線が市自主運行バスへ移管するのに合わせ、わかりやすく

使いやすい料金体系に見直すほか、利用目的に主眼をおいたダイヤ編成を行います。 移動しやすい仕組みをつくることで、地域活性化に向けた更なる相乗効果につなげます。

◎運賃表

(対象路線)津田~吉和間自主運行バス、佐伯地域自主運行バス玖島線及び浅原線

大人 大人大人 大人 ((((中学生以上中学生以上中学生以上中学生以上))))

小児 小児 小児 小児 ((((小学生小学生小学生小学生))))

幼児 幼児 幼児 幼児 ((((小学生未満小学生未満小学生未満小学生未満))))

乳児 乳児 乳児 乳児 ((((1歳未満1歳未満1歳未満1歳未満))))

障がい者等※2 障がい者等※2 障がい者等※2 障がい者等※2

大人 大人 大人

大人 小児小児小児小児

150円 150円150円

150円 100円100円100円100円 無料※1無料※1無料※1無料※1 無料無料無料無料 100円100円100円100円 50円50円50円50円

※1 大人または小児1人につき、同伴される幼児1人までは無料。2人目からは小児運賃 ※2 身体障害者手帳、知的障害者療育手帳、精神障害者保健福祉手帳所持者及びその介護者

(参考)津田~吉和間:片道利用

乗車区間 大人(中学生以上) 小児(小学生) 現行運賃 改定後 現行運賃 改定後

吉和車庫

津田

1020 円

150 円

510 円

100 円

吉和支所 950 円 480 円

魅惑の里 830 円 420 円

飯山 610 円 310 円

上栗栖 230 円 120 円

※現行、広電バスの大人一乗車に係る区間最低料金は 160 円(パスピー割引後 150 円)

中山間部自主運行バス(路線定期運行)について、沿岸部(廿日市さくらバス、

(21)

第3章

第3章

第3章

第3章

沿岸部再編の概要について

沿岸部再編の概要について

沿岸部再編の概要について

沿岸部再編の概要について

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成

事業の内容・実施主体(平成 31

31

31 年度実施予定)

31

年度実施予定)

年度実施予定)

年度実施予定)

沿岸部における公共交通ネットワークの構築及び関連事業の内容は概ね次のとおりです。

路線再編に伴う具体的な運行内容等については、平成30年度中に検討を行います。

項 目 事 業 概 要 実施主体

1.支線の再構築 1.支線の再構築1.支線の再構築 1.支線の再構築

(1) (1) (1)

(1) 原・川末方面原・川末方面原・川末方面原・川末方面 の路線再編 の路線再編の路線再編 の路線再編

原・川末方面のバス路線を市自主運行バスに転換

(運行事業者の選定)

料金体系の見直し(地域内均一運賃など) 市自主運行化に併せICカードシステム「パスピ

ー」の導入

〈廃止路線〉広電バス原・川末線

〈新設路線〉原・川末方面自主運行バス[仮称]

廿日市市

(広島電鉄㈱)

(2) (2) (2)

(2) 廿日市さくら廿日市さくら廿日市さくら廿日市さくら バスの路線再編① バスの路線再編①バスの路線再編① バスの路線再編①

広電バスとの役割分担を踏まえたうえで、阿品台、

宮園・四季が丘、宮内方面の路線を再構築

路線再編に併せICカードシステム「パスピー」

の導入

〈再編路線〉さくらバス東循環(宮内ルート)

さくらバス西循環

廿日市市

(広島電鉄㈱)

(3) (3) (3)

(3) 廿日市さくら廿日市さくら廿日市さくら廿日市さくら バスの路線再編② バスの路線再編②バスの路線再編② バスの路線再編②

東循環の分離による佐方方面の運行を単独路線化 路線再編に併せICカードシステム「パスピー」

の導入

〈再編路線〉さくらバス東循環(佐方ルート)

廿日市市

(広島電鉄㈱)

2.交通結節点や乗継 2.交通結節点や乗継 2.交通結節点や乗継 2.交通結節点や乗継

拠点等の機能向上拠点等の機能向上拠点等の機能向上拠点等の機能向上

JR駅の整備や宮島口周辺のまちづくり、大野支

所建替え、地域医療拠点の整備など、沿岸部の地

域拠点整備を踏まえながら、交通結節点としての

位置づけを行い、バスロケーションシステムを活

用したバス接近表示モニターの設置等を計画的に

進める。

(22)

項 目 事 業 概 要 実施主体

3.その他のバス運行 3.その他のバス運行3.その他のバス運行 3.その他のバス運行

(1) (1) (1)

(1)広電バス広電バス広電バス広電バス

阿品台線 阿品台線 阿品台線 阿品台線 宮園・四季が丘 宮園・四季が丘 宮園・四季が丘 宮園・四季が丘 団地線

団地線 団地線 団地線

現行のサービス水準を維持する。 広島電鉄㈱

(2) (2) (2)

(2) 宮 島 島 内 乗 合宮 島 島 内 乗 合宮 島 島 内 乗 合宮 島 島 内 乗 合 タクシー(メイプ タクシー(メイプ タクシー(メイプ タクシー(メイプ ルライナー) ルライナー) ルライナー) ルライナー)

住民ニーズや観光利用の状況を踏まえながら、適

宜必要な見直しを行う。

㈱宮島カープ

タクシー (廿日市市)

(3) (3)(3)

(3)市自主運行バス市自主運行バス市自主運行バス市自主運行バス

[おおのハートバス] [おおのハートバス] [おおのハートバス] [おおのハートバス]

地域拠点整備の状況を踏まえながら、適宜必要な

ダイヤ・ルートの見直しを行う。

ICカードシステム「パスピー」については、平

成 32年度以降の車両更新を踏まえ、導入時期を検 討する。

(23)

第4章

第4章

第4章

第4章

網形成計画に記載された再編事業に関連して

網形成計画に記載された再編事業に関連して

網形成計画に記載された再編事業に関連して

網形成計画に記載された再編事業に関連して

実施する事業

実施する事業

実施する事業

実施する事業

交通結節点や乗継拠点等の機能向上

交通結節点や乗継拠点等の機能向上

交通結節点や乗継拠点等の機能向上

交通結節点や乗継拠点等の機能向上

地域における各種機能集約や地域拠点整備との整合を図ったうえで、交通結節点の整備等を

実施します。

■中山間部 P12~P14参照

■沿岸部

JR駅の整備や地域拠点整備の状況を踏まえた交通結節点等の位置づけを行い、バスロ

ケーションシステムを活用したバス接近表示モニターの設置などにより、交通結節機能の

向上を図ります。

▼友和学校ロータリーの状況 ▼吉和福祉センターの状況

(24)

市自主運行バスへのICカード整備と運賃割引

市自主運行バスへのICカード整備と運賃割引

市自主運行バスへのICカード整備と運賃割引

市自主運行バスへのICカード整備と運賃割引

費用対効果を精査した上で、ICカード対応機器を市自主運行路線の車両に整備し、利便性

の向上を図ります。ICカードによる運賃割引等が実施できない場合は、多頻度利用者の負担

軽減策として、回数券や定期券等の導入などを検討します。

■中山間部

多頻度利用者の負担軽減や交通結節点における乗継ぎ利用を踏まえた回数券・定期券等

の導入を図ります。運用面の課題などから、今回の再編ではICカード整備を見送ります

が、将来的な導入に向けて引き続き検討を行います。

■沿岸部

実施時期:路線再編後の運行(平成 31 年度中)と合わせて運用開始

導入路線:廿日市さくらバス、原・川末方面自主運行バス

※おおのハートバスについては、平成 32 年度以降の車両更新を踏まえ、導入時期を

検討することとし、その間は「特別回数券制度」などの割引サービスを継続します。

出典:PASPYホームページ

(25)

わかりやすい情報提供の充実

わかりやすい情報提供の充実

わかりやすい情報提供の充実

わかりやすい情報提供の充実

バスの運行に関する様々な情報提供を利用者目線で改善します。

■中山間部

実施時期:路線再編後の運行(平成 31 年 1 月予定)と合わせて運用開始

実施内容:交通結節点等に位置づける「吉和福祉センター」、「さいき文化センター」、

「友和学校ロータリー」の待合施設等にバスロケーションシステムを活用した

バス接近表示モニターを整備します。

■沿岸部

交通結節点等としての位置づけを行った鉄軌道駅や地域拠点、賑わい施設などに、バス

ロケーションシステムを活用したバス接近表示モニターの設置等を計画的に推進します。

■共通事項

交通結節点等において、多少の到着時間の遅れなどにより、接続する他のバスへの乗り

継ぎが出来なくなることを未然に防ぐため、乗務員相互のバス接近情報の共有や待ち時間

のルール化など、運行事業者間の連携強化を図ります。

▼バス接近表示モニタ整備の例

(八丁堀あおぞら銀行前バス停(広島県広島市))

(26)

車両や施設のバリアフリー化の推進

車両や施設のバリアフリー化の推進

車両や施設のバリアフリー化の推進

車両や施設のバリアフリー化の推進

誰もが便利に安心して利用できるよう、車両や施設(交通結節点等)のバリアフリー化を推

進します。民間路線バス・市自主運行バスについては、更新時期にあわせて低床型のバス車両

を順次導入します。また、鉄軌道については、低床型車両の導入によりホームとの段差を解消

するほか、JR駅構内のエレベーター整備やホームへの内方線付き点状ブロック(視覚障がい

者安全誘導用)の整備などにより、高齢者、障がい者等の移動の円滑化を促進します。

【計画期間中に実施予定のバリアフリー化事業】

○JR前空駅下り線構内エレベーター等整備(H30 年度)

○広電宮島線への低床車両導入(H30 年度~)

○低床バスの導入(広電バス、市自主運行バス)

JR227 系レッドウイング JR宮内串戸駅

廿日市さくらバス 広島電鉄グリーンムーバ

(27)

第5章

第5章

第5章

第5章

その他関連事業

その他関連事業

その他関連事業

その他関連事業

事業名 事業概要 実施主体 実施時期

地 域 主 体 に 地 域 主 体 に地 域 主 体 に 地 域 主 体 に よ る 移 動 手 よ る 移 動 手よ る 移 動 手 よ る 移 動 手 段 確 保 の 取 段 確 保 の 取段 確 保 の 取 段 確 保 の 取 組 へ の サ ポ 組 へ の サ ポ組 へ の サ ポ 組 へ の サ ポ ー ト 制 度 の ー ト 制 度 のー ト 制 度 の ー ト 制 度 の 構築

構築構築 構築

多様化する移動ニーズへの対応には地域と行政

の連携が不可欠であり、行政によるソフト・ハー ドの支援制度を創設し、周知を図ることで、地域 (自治会やNPO法人、商工会等)が主体となっ

た移動手段確保の取組を促進

取組を行う意向のある地域に対し、他の自治体

(広島市や山口市等)の制度を参考にしながら、 ケーススタディとして地域のサポートを行い、本 市に合ったサポート制度を構築

初期段階においては、制度の検討とともに、他の

自治体の取組について情報提供を行い、地域を担

うリーダーを育成

利用しやすい地域公共交通を実現するため、計画

策定段階から住民が参画する検討会等を開催

廿日市市 地域 交通事業者

※ 事 業 主 体

と の 調 整 に

よ り 実 施 を

検討

(28)

事業名 事業概要 実施主体 実施時期

運 転 免 許 返 運 転 免 許 返運 転 免 許 返 運 転 免 許 返 納 者 等 に 対 納 者 等 に 対納 者 等 に 対 納 者 等 に 対 す る 運 賃 割 す る 運 賃 割す る 運 賃 割 す る 運 賃 割 引 制 度 等 の 引 制 度 等 の引 制 度 等 の 引 制 度 等 の 導入

導入導入 導入

運転免許証を自主的に返納した高齢者に対する

公共交通の利用支援制度を導入し、県警等関係機 関と連携した周知を図る。

【支援制度の内容】

対 象 運転免許証を自主返 納し、本支援制 度の

申請時、市内に住民登録をしている70歳以上の方

支援メニュー ※いずれか一つを選択

①市自主運行バス無料利用者証(申請年度から翌年

度末まで有効)

②交通系IC カードPASPY 1万円相当

③市内タクシー利用助成券 1万円相当(申請年度 から申請年度末まで有効)

その他 申請期間は運転免許自主返納から 12 ヶ月

以内とし、支援は1 回限り

平成 30年4 月より事前準備を行い、6 月から申請

受付開始予定

[今後の検討課題]

身体機能の低下等により返納を余儀なくされた

人に関しては福祉施策も含めた対応を検討

商業施設等、その他民間事業者のサービスを含め

た、公共交通利用へのインセンティブ付与を検討

廿日市市 広島県警

交通事業者 ほか

H30年度~

沿 線 と の 連 沿 線 と の 連沿 線 と の 連 沿 線 と の 連 携 に よ る 利 携 に よ る 利携 に よ る 利 携 に よ る 利 用促進 用促進用促進 用促進

店舗や施設等と連携し、公共交通による来訪者へ

の割引等について検討

利用目標の共有等により、市民や地域と連携した

公共交通の利用促進を実施

イベント等において公共交通のPRを実施 市自主運行バスについては、沿線環境の変化に伴

う新たな移動ニーズを踏まえ、ダイヤ・ルート等 の見直しを検討

廿日市市 交通事業者 沿線施設等 地域

地 域ごとの

再 編を 踏ま えた実施

(29)

事業名 事業概要 実施主体 実施時期

転 入 者 を 対 転 入 者 を 対 転 入 者 を 対 転 入 者 を 対 象 と し た モ 象 と し た モ 象 と し た モ 象 と し た モ ビリティ・マ ビリティ・マ ビリティ・マ ビリティ・マ ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト の実施 の実施 の実施 の実施

まだ移動に関する習慣がついていない転入者に

対して、窓口でわかりやすい情報提供媒体(公共

交通マップ等)と公共交通利用のメリット等を整

理した動機づけ資料を配布することで公共交通

利用を促進

公共交通に関するお試し乗車券等をセットにす

ることで、利用することへの抵抗感を軽減するこ

とを検討

廿日市市

交通事業者

地 域ごと の

再 編 を 踏 ま えた実施

高 校 生 を 対 高 校 生 を 対 高 校 生 を 対 高 校 生 を 対 象 と し た モ 象 と し た モ 象 と し た モ 象 と し た モ ビリティ・マ ビリティ・マ ビリティ・マ ビリティ・マ ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト ネ ジ メ ン ト の実施 の実施 の実施 の実施

高校生は自家用車を運転できないため、公共交通

の利用者となることが期待されるが、近年は自家

用車による送迎が多い。

高校入学時に、バス路線、ダイヤ、定期券等の情

報を提供し、公共交通利用を促すための働きかけ

を行う。

放課後の塾等への立ち寄りによる行きと帰りの

経路不一致にも対応するため、学生フリー定期券

等の導入を検討

廿日市市

交通事業者

学校

地 域ごと の 再 編 を 踏 ま えた実施

▲動機付け資料のイメージ

(30)

事業名 事業概要 実施主体 実施時期

宮 島 来 訪 者 宮 島 来 訪 者宮 島 来 訪 者 宮 島 来 訪 者 を 対 象 と し を 対 象 と しを 対 象 と し を 対 象 と し た モ ビ リ テ た モ ビ リ テた モ ビ リ テ た モ ビ リ テ ィ・マネジメ ィ・マネジメィ・マネジメ ィ・マネジメ ントの実施 ントの実施ントの実施 ントの実施

宮島口の渋滞緩和のため、自家用車による宮島口

への直接乗り入れを抑制するモビリティ・マネジ

メントを実施

パークアンドライド等により、鉄道並びに宮島口

から出る航路以外の航路の活用を促進

廿日市市 鉄道事業者

航路事業者

関係課・関係

機関との調整

により実施を

検討

出典:宮島口交通円滑化協議会資料

(31)

中山間部バス路線の現状(

中山間部バス路線の現状(

中山間部バス路線の現状(

参照

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→ 震災対策編 第2部 施策ごとの具体的計画 第9章 避難者対策【予防対策】(p272~). 2

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

電気第一グループ 電気第二グループ 電気第三グループ 電気第四グループ 計装第一グループ 計装第二グループ 情報システムグループ ※3

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .

性能  機能確認  容量確認  容量及び所定の動作について確 認する。 .