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17d0411 1 【いちごオフィスリート投資法人】据置・見通し変更:A /安定的→ポジティブ

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17- D- 0411 201 7 年 8 月 3 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

投資法人

(証券コード:8975)

【見通し変更】

長期発行体格付 A−

格付の見通し 安定的 → ポジティブ ■ 格付事由

(1) いちごをスポンサーとするオフィス特化型の J - RE IT 。05 年 6 月に設立され、10 月に東京証券取引所(不 動産投資信託証券市場)に上場、15 年 9 月に総合型からオフィス特化型へ転換した。現行ポートフォリ オは、都心 6区及びその他首都圏に所在する中規模オフィスを主体とした構成で、オフィス74物件、そ の他(店舗ビル等)11 物件の全 85 物件から成り、取得価格総額 1, 969 億円の資産規模となっている。 (2) 本投資法人については、スポンサーサポートも活用した戦略的な資産入れ替えが継続されている。16 年 9

月以降の資産入れ替えでは、内部成長余地が限定的なオフィス、あるいはオフィス以外のノンコアアセッ トが売却された一方、都心部に所在する中規模オフィス 4 物件、計 105 億円がポートフォリオに加わった。 中規模オフィスへの集約を進める中、ポートフォリオ全体で一定の収益性が確保されている。また、中規 模オフィスを主体とした賃貸事業運営に関する堅調なトラックレコードを確認できることから、資産運用 会社(A M)のこうした取り組みによるポートフォリオ・キャッシュフローの安定性向上への寄与が想定 される。一方で、レバレッジも活用した上述の資産入れ替えに伴い、資産総額ベースの簿価 L T V はやや 上昇しているとみられるが、有利子負債の調達内容、増加傾向にあるポートフォリオ含み益などから、財 務運営の安定性は維持されているとみている。以上を踏まえ、格付は据え置くものの、見通しをポジティ ブに変更した。

(3) 17/ 4 期 末 に お け る ポ ー ト フ ォ リ オ 稼 働 率 は 98.6% ( 16/ 4 期 末 : 97. 3% )、 NOI 利 回 り は 5.5% ( 同 : 5. 6%)と安定的に推移している。上述の資産入れ替え後も、それぞれ 98. 4%、5. 5%と相応の水準が確保 されている。本投資法人では引き続き、スポンサーサポート等の活用も含めた資産入れ替えが進められる ものとみられる。保有物件の競争力の維持・向上につながる、C A PE X 等を活用した経年対応(保有物件 85 物件中築後 20年超の物件が 61物件を占める)も含め、ポートフォリオ・キャッシュフローの安定度 の一層の強化にむけた取り組みに注目している。

(4) 資産総額ベースの簿価 L T V は現時点で、17/ 4 期末の 45. 7%に比べ上昇しているとみられるものの、A M が想定する範囲内では推移していると想定される。金融機関取引ではメガバンクのシェアを維持しつつ、 調達先の多様化を企図した新規取引先の招聘も行われている。リファイナンスリスク抑制等にむけては、 やや上昇しているレバレッジについての適切なコントロールや、有利子負債の平均借入残存期間の長期化、 調達コストの一段の低減などの継続がポイントになると考えている。

【主な新規取得物件の概要】 ・ウィン五反田ビル

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区分所有持分 85.65%となっている。J R山手線ほか「五反田」駅より徒歩 3 分と、最寄駅からの交 通利便性は確保されている。

・本物件は幹線道路(桜田通り)沿いのオフィス集積度が高いエリアに立地している。本物件は基準 階の賃貸可能面積が約149 坪、天井高2, 550mm(OA フロア50mm を含む。)、設備面では各階個別 空調、OA フロアなど標準的なスペックは備わっており、周辺の類似不動産との比較において一定 の競争力はあるものとみられる。

・築後約 27 年が経過し経年による劣化はみられるものの、維持管理の状況は概ね良好。17 年 2 月末 時点の稼働率は 100%となっている。

取得日 :17 年 5 月 10 日 取得価格 :3, 100 百万円

鑑定評価額 :3, 260 百万円(17 年 3 月 1 日時点)

(担当)杉山 成夫・松田 信康

■ 格付対象

発行体:いちごオフィスリート投資法人 【見通し変更】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A- ポジティブ

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 8 月 29 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:杉山 成夫

主任格付アナリスト:杉山 成夫

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法(格付方法)の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付

関連情報」に、「J - RE IT 」(2017 年 7 月 3 日)の信用格付の方法として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) いちごオフィスリート投資法人

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

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■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラスに

登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則17g- 7(a)項に

基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co.jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

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