1 調査概要
2 回答者の属性
○調査対象者:長野市内に在住の 18 歳以上の男女 5,000 人
○標本抽出方法:住民基本台帳(平成 28 年7月1日現在)から等間隔無作為抽出
○調査方法:郵送によるアンケート調査
○調査期間:平成 28 年8月
○回収率 54.1% (回収標本数: 2,693 /有効標本数 4,976 )
【性別】 【婚姻状況】
10代 1.2% 20代 7.1%
30代 12.1%
40代 17.8% 50代
16.5% 60代
22.2% 70代以上
22.9% 無回答
0.3%
(n=2,693) 男性
43.7%
女性 56.0%
無回答 0.3%
(n=2,693)
【年齢】
(n=2,693)
結婚してい る (事実婚を含
む) 73.1% 結婚してい
たが 現在は離・
死別した 11.1%
結婚したこ とはない
15.1% 無回答
0.7%
3 主な調査結果
① 長野市について、長野市での暮らしについて
【長野市は住みやすいまちか】 回答者:全員(n= 2,693 )
<全体> <居住地別>
長野市を 「住みやすい」 、 「まあまあ住みやすい」 と回答した人の合計は約 8 割に達する。
居住地別に見ると、中山間地域では他の二地域に比べて「住みやすい」、「まあまあ住みやすい」と回答する人の割
合が低い。
26.8%
23.5%
15.4%
56.0%
55.7%
51.3%
11.2%
13.8%
17.6%
4.2%
5.7%
13.5% 1.5%
1.0%
2.2% 0.3%
0.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
市街地地域(n=953)
市街地周辺地域(n=1,435)
中山間地域(n=267)
H28H28H28
居住地域
住みやすい まあまあ住みやすい どちらともいえない
あまり住みやすいとはいえない 住みにくい 無回答
23.7%
55.3%
13.4%
5.9%
1.3%
0.4% 25.2%
52.9%
13.7%
6.2%
1.4%
0.7%
0% 50% 100%
住みやすい
まあまあ住みやすい
どちらともいえない
あまり住みやすいとはい えない
住みにくい
無回答
H28 H27
① 長野市について、長野市での暮らしについて
【長野市に愛着や誇りを感じるか】 回答者:全員(n= 2,693 )
<「愛着や誇り」と「住みやすさ」>
<全体>
長野市に愛着や誇りを 「感じている」 、 「少し感じている」 と回答した人の合計は 8 割を超える。
「住みやすさ」別でみると、「住みやすい」、「まあまあ住みやすい」と回答した人では、愛着や誇りを「感じている」 、
「少し感じている」 の合計が 9 割を超えている。一方、「どちらともいえない」と回答した人では約 6 割、 「あまり住みや
すいとはいえない」と回答した人では約 5 割、「住みにくい」と回答した人では 2 割に満たない。
このことから、「住みやすさ」と「愛着や誇り」には相関関係が認められる。
81.3%
36.9%
12.7%
17.0%
8.6%
15.8%
53.3%
50.3%
36.5%
8.6%
0.8%
5.9%
21.5%
39.0%
65.7%
1.3%
3.1%
14.6%
6.3%
14.3% 0.8%
0.8%
0.8%
1.3%
2.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
住みやすい(n=638)
まあまあ住みやすい(n=1,489)
どちらともいえない(n=362)
あまり住みやすいとはいえない(n=159)
住みにくい(n=35)
感じている 少し感じている 感じていない わからない 無回答
42.6%
42.3%
9.5%
4.5%
1.2%
41.2%
41.8%
10.5%
5.0%
1.6%
0% 20% 40% 60%
感じている
少し感じている
感じていない
わからない
無回答
H28 H27
① 長野市について、長野市での暮らしについて
【長野市のどのようなところに魅力を感じるか】 回答者:全員(n= 2,693 )
長野市の魅力は 「豊かな自然環境を保全していること」 ( 58.9 %) が最も多い。次に、 「新鮮で質の高い農産物が豊
富なこと」 ( 55.0 %) 、 「高速交通網(高速道路、新幹線)が整備されていること」( 37.5 %) と続いている。
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
豊かな自然環境を保全していること 新鮮で質の高い農産物が豊富なこと 高速交通網(高速道路、新幹線)が整備されていること 清潔で快適な生活環境が整備されていること 歴史や伝統が受け継がれていること 公民館などの文化施設が充実していること(教育・文化施設が充実していること) 福祉・保健・医療の環境が整っていること 歴史的街並みや自然環境に調和した景観が整備されていること スポーツ・レクリエーション施設が充実していること 安心して子どもを産み育てられる環境が整っていること 公共交通機関が利用しやすいこと 地域住民のまちづくり活動が活発なこと 快適な住環境が整備されていること 地域資源をいかした観光が盛んであること(観光資源をいかした交流を推進していること) 商業施設が充実していること 自然災害に備える体制が整っていること 魅力を感じない、分からない 教育環境が充実していること 人権を尊重する教育や啓発活動を推進していること 事故や犯罪を防ぐ体制が整っていること その他 無回答 雇用環境が整っていること
H28 H27
① 長野市について、長野市での暮らしについて
【人口が減少していく中、どのような取組が必要か】 回答者:全員(n= 2,693 )
<上位 3 項目・年代別>
<全体>
全体として、「若い世代の安定した雇用の創出」、 「結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援」 、 「医療、介護、
福祉に関するサービスの充実」 が全世代を通じて多い。
世代別に見ると、 20 代、 30 代で 「結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援」の割合が一番大きくなっている。
0% 20% 40% 60% 80%
10代(n=31)
20代(n=191)
30代(n=325)
40代(n=479)
50代(n=443)
60代(n=599)
70代以上(n=617)
若い世代の安定した 雇用の創出
結婚、妊娠、出産、 子育ての切れ目の ない支援
医療、介護、福祉に 関するサービスの充 実
0% 20% 40% 60% 80%
若い世代の安定した雇用の創出
結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援
医療、介護、福祉に関するサービスの充実
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進
移住を希望する人たちの受入れ体制の整備
女性の就業率の向上
新産業の育成・支援や企業誘致
中心市街地の活性化と地域間の交通ネットワークの形成 中山間地域における新規産業の育成や商店、診療所など
の生活拠点の整備
学校教育の充実と教育施設の整備
観光客など交流人口の増加に向けた取組
行政サービスのスリム化
住民の協働によるまちづくり
公共施設の統廃合
その他
わからない
無回答
H28
H27
② 結婚について
【結婚意向の有無】 回答者: 20 代~ 40 代の独身者(n= 357 )
現在独身の 20 代から 40 代のうち、およそ 7 割は結婚の意向がある。
(「ぜひしたい」、「できればしたい」、「相手を見つけることができればしたい」を選んだ者の合計)
32.4%
45.5%
19.0%
28.3%
20.8%
1.9%
25.3%
27.7%
26.6%
26.8%
28.6%
31.0%
30.0%
32.1%
16.7%
29.5%
25.7%
27.5%
11.3%
9.1%
16.7%
21.7%
18.9%
20.4%
15.1%
16.2%
15.7%
12.7%
7.8%
11.9%
6.7%
17.0%
16.7%
13.9%
9.9%
11.8%
5.6%
7.8%
11.9%
5.0%
7.5%
27.8%
7.8%
12.6%
10.4% 8.5%
1.3%
4.8%
3.3%
1.9%
9.3%
5.4%
4.2%
4.8% 1.7%
1.9%
1.0%
0.6% 2.8%
4.8%
3.3%
1.9%
5.6%
3.0%
2.6%
2.8%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
男性(n=71)
女性(n=77)
男性(n=42)
女性(n=60)
男性(n=53)
女性(n=54)
20-40代男性合計(n=166)
20-40代女性合計(n=191)
20-40代合計(n=357)
20代30代40代20-40代合計
ぜひしたい できればしたい 相手を見つけることができればしたい 特に意識していない 何ともいえない 結婚するつもりはない その他 無回答
69.8%
② 結婚について
【結婚したくない理由 上位 3 項目】 回答者: 20 代~ 40 代の独身者のうち、結婚意向について、「特に
意識していない」、「何ともいえない」、「結婚するつもりはない」と
回答した者(n= 96 )
全体として「独身の自由さや気楽さを失いたくない」 、 「結婚をする必要性を感じない」 、「経済的に余裕がない」 が多
い。年代別・性別で見ると、「経済的に余裕がない」は各世代に共通して男女間で大きく差が出た。
29.2% 27.1% 26.0% 24.0% 16.7%
13.5% 12.5% 11.5% 8.3% 6.3% 6.3% 6.3% 3.1% 3.1% 3.1% 1.0%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%
独身の自由さや気楽さを失いたくないから 結婚をする必要性を感じないから 経済的に余裕がないから 適当な相手にめぐり会わないから 特にない、わからない 今は、趣味や娯楽を楽しみたいから 一生、結婚するつもりはないから 仕事(または学業)を優先したいから 異性とうまく付き合えないから 親の介護や子育てで忙しく余裕がないから 結婚するには、まだ若過ぎるから その他 結婚生活のための住居の目処が立たないから 親や周囲が結婚に同意しない(だろう)から 無回答 同棲のままで十分だから
<全体> <上位 3 項目(年代・男女別)>
0% 10% 20% 30% 40% 50%
男性(n=19)
女性(n=13)
男性(n=12) 女性(n=9)
男性(n=14)
女性(n=29)
男性(n=45)
女性(n=51) 20-40代合計(n=96)
20代30代40代20-40代
独身の自由さや気 楽さを失いたくない から
結婚をする必要性 を感じないから
経済的に余裕がな いから
③ 出産・子育てについて
5.6%
4.4% 4.2%
8.4% 8.7% 6.9% 6.6% 6.7%
11.1%
14.3% 11.8%
22.9% 16.9% 19.3% 14.1%
16.2%
50.0% 57.7%
51.6% 54.2%
39.2% 45.9% 44.0% 49.5%
47.3%
33.3% 34.6%
18.7% 20.8% 15.7%
16.5% 17.8%
19.2% 18.6%
3.8%
3.3% 2.1% 1.8%
1.7% 2.2%
1.9% 2.0%
3.8% 7.7%
6.9% 12.0%
10.3% 9.8%
8.7% 9.2%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
男性(n=18) 女性(n=26) 男性(n=91) 女性(n=144) 男性(n=166) 女性(n=242) 男性(n=275)
女性(n=412) 20-40代合計(n=687) 20代30代40代20-40代
0人 1人 2人 3人 4人 無回答
「 2 人」を予定する人が性別、世代を問わず最も多い。
持つつもりの子ども人数の平均は男性が 1.88 人、女性が 1.95 人、合わせた平均は 1.92 人。
【予定の子どもの人数】 回答者: 20 代~ 40 代の既婚者(n= 687 )
③ 出産・子育てについて
【 理想の子どもの人数 】 回答者: 10 代~ 40 代の者(n= 1,025 )
1.0%
1.7%
0.5%
2.0%
2.2%
1.1%
1.5%
1.4% 4.9%
4.2% 5.5%
1.5%
1.5% 2.2%
3.4%
2.4%
2.8%
53.9%
52.5%
43.8%
44.7%
45.4%
44.0%
46.9%
45.9%
46.3%
31.4%
33.3%
38.3%
49.2%
46.8%
43.2%
40.7%
43.2%
42.1%
3.9%
5.0%
2.3%
2.0% 2.4%
2.9%
2.8%
3.1%
2.9% 2.0%
2.3%
0.5%
0.5%
1.1%
1.4%
0.7%
1.0% 2.9%
3.3%
7.8%
1.5%
1.5% 4.4%
3.7%
3.2%
3.4%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
男性(n=102)
女性(n=120)
男性(n=128)
女性(n=197)
男性(n=205)
女性(n=273)
男性(n=435) 女性(n=590)
10-40代合計(n=1,025) 10・20代30代40代10-40代
0人 1人 2人 3人 4人 5人以上 無回答
「予定の子ども人数」と比較すると、「 0 人」、「 1 人」が減少し、その分「 3 人」の割合が増加する。
理想の子ども人数の平均は男性が 2.39 人、女性が 2.44 人、合わせた平均は 2.42 人。
③ 出産・子育てについて
【理想の子どもの人数を持つために重要なこと】 回答者: 20 代~ 40 代の者(n= 994 )
全体として「子育て世帯への経済的支援」、「子どもを安心して預けられる施設」、「子育てに理解のある職場環境」、
「雇用の安定」を求める意見が多い。
性別・年代別で見ると、 20 ・ 30 代女性に「子どもを安心して預けられる施設の充実」、「子育てに理解のある職場環境
の整備」を求める意見が多い。
<全体> <上位 4 項目(年代・男女別)>
65.3% 62.9% 62.5% 61.2% 47.1% 41.8% 36.5% 35.4% 35.1% 24.7% 5.6% 1.8% 1.8%
0% 50% 100%
子育て世帯に対する経済的支援を充実する
子育てに理解のある職場環境を整備する
子どもを安心して預けられる施設を充実する
雇用を安定させる
子どもの医療に対する支援を充実する
子育てしやすい住環境を整備する
子どもを連れて安心して利用できる施設を整備する
男性の育児参加を推進する
育児について相談する場や交流できる場を整備する
学校教育を充実させる
その他
わからない
無回答
0% 20% 40% 60% 80%
男性(n=89)
女性(n=102)
男性(n=128)
女性(n=197)
男性(n=205)
女性(n=273)
男性(n=422)
女性(n=572) 20-40代合計(n=994)
20代30代40代20-40代
子どもを安心して 預けられる施設 を充実する
雇用を安定させ る
子育て世帯に対 する経済的支援 を充実する
子育てに理解の ある職場環境を 整備する
③ 出産・子育てについて
【子育て中の女性が仕事を継続するために必要なこと】 20 代~ 40 代で、子どもがいると回答した者
(n= 551 )
全体として「時短、フレックス勤務等の制度や職場環境の整備」、「育児・家事を分担し協力する」、「多様な保育サー
ビスの提供」を求める意見が多い。性別・年代別で見ると、いずれの性別、年代も「時短、フレックス勤務等の・・・」が
最も多く、子育てと仕事の両立のために柔軟な就労条件・環境が求められていると推測される。
78.4%
66.3%
60.3%
52.3%
35.9%
7.3%
0.7%
0% 50% 100%
時短、フレックス勤務等の制度や職場環境の 整備
育児・家事を分担し協力する
多様な保育サービスの提供
職場復帰のための再雇用制度
固定的な社会通念を変える
その他
無回答
<全体> <上位 3 項目(年代・男女別)>
0% 20% 40% 60% 80% 100%
男性(n=10)
女性(n=22)
男性(n=70)
女性(n=118)
男性(n=128)
女性(n=203)
男性(n=208)
女性(n=343) 20-40代合計(n=551)
20代30代40代20-40代
育児・家事を分担し協 力する
多様な保育サービス の提供
時短、フレックス勤務 等の制度や職場環境 の整備