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議事要旨 宮崎県:第1回美しい宮崎づくり推進有識者会議の議事要旨

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Academic year: 2018

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(1)

第1回美しい宮崎づくり推進有識者会議 議事概要

○ 意見交換

〔議長〕

・ まず、宮崎県の沿道修景の考え方等を交えながら、意見をいただきたい。

〔委員〕

・ 宮 崎の沿道 修景は、岩 切章太郎 さんがバ ス観光のために植栽を始めたのが始ま

り。その後、全県公園化構想や沿道修景美化条例の制定により、全県に広がった。

・ メ リハリを つけた方が いい。植 栽をする べきところを絞り、自然景観として残

すところは残し、伐採して景観を見せてもいいと考える。

〔議長〕

・ 宮崎は 観光・お もてなしの ために、移動空間を更新してきたという実績がある

ので、交通関係の方の意見を伺いたい。

〔委員〕

・ 関東・ 関西で集 客する際、 宮崎県は集客力で劣っていないが、他の県もレベル

アップしているので、宮崎県も頑張らなければ置いて行かれる。

・ 日豊海岸は道路脇の樹木が繁茂し、乗用車ではほとんど眺望を楽しめなかった。

法規制 により伐 採は困難だ と聞いて いたが、県 に相談し たらすぐに伐採をしてく

れた。 障害があ っても、み んなで知 恵を出し合 い、協力 する形で条例を作れれば

いいと思う。

〔委員〕

・ 先ほど 山梨県の 桃源郷の写 真が出たが、この景色を見た岩切章太郎さんはいく

ら植栽をしても地域の取組に勝るものはないと悟ったという。

・ 空港でもブーゲンビリアを作り、20年以上地域の人に配っている。

・ 行政は 財政が厳 しいので予 算を削っている。ボランティアなど、少ない予算で

よく見せる方法を考えるべき。

・ 一方で 、ボラン ティアは事 故時の責任の所在など、制約がある。ボランティア

ででき ることと できないこ との整理 をしていく と、地域 の人も一緒になってでき

るのではないか。

〔委員〕

・ 宮崎の 人は、花 や景観、自 然などを見る目が肥えている。県外の人が宮崎の景

観を楽 しんでも らっている のは、レ ベルの高い 県民がい るから。一人ひとりが力

を合わせると大きな力になる。

・ 教育を含めた人づくりを条例に盛り込んで欲しい。小学生・中学生の段階から、

花木や 景観に親 しいで欲し い。大人 と子どもが 一緒にな って景観を作る場や仕組

(2)

〔委員〕

・ 東九州道では日向市の寺迫ちょうちょ大橋の景観が素晴らしい。

・ 景観について、高速道では玄関口となるICが重要な箇所になると認識している。

〔議長〕

・ 交通事業者同士で観光のセミナー等、連携があるのか。

〔委員〕

・ 宮崎県の観光について、3年前から、交通事業者5社で意見交換を行っている。

・ 飛行機 やフェリ ー、鉄道で 県外からお連れしたお客様を2次交通のバスで観光

地に運 ぶ。それ も観光バス ではなく 、既存の路 線バスを 使えないかということを

検討している。

・ また、 宮崎の子 どもたちに 宮崎の乗り物に乗ってもらうという取組も行ってい

る。

〔議長〕

・ 観光の 観点から 、宮崎の景 観における課題等について、意見をお伺いしたい。

〔委員〕

・ 美しい 景観を生 かすには、 花に尽きる。これまでフラワーフェスタをやってき

たことにより、県内各地に花の名所ができた。今後はこれをどう生かすか。

・ 構築物 を作って 景観を壊す のは一番よくない。再生可能エネルギー、例えば、

太陽光パネルや風力発電用の風車などはある程度制限すべきと考える。

・ のぼり旗もある程度制限すべき。

〔議長〕

・ 人が食 っていく 風景も風景 なので、いかにそれを調和的に作っていくかが大事

だし、難しいところ。そこで、事業者の立場から御意見をいただきたい。

〔委員〕

・ 現在の 道路事情 は岩切章太 郎さんが開発されたときと大きく変わっている。バ

イパス ができて いる箇所な ど、道路 の沿道とい うのをど こに位置付けるのかが気

になる。

・ 観光と いう視点 で言えば、 みんな陸から見た景観について議論するが、海から

見た景観も議論すべき。

・ 中山間 の景観を どうするの か。山の尾根伝いに、太平洋や東シナ海までの景観

をどうしていくのか。

・ 大型ク ルーズ船 が来ると、 観光バスが100台単位で必要になる。それが一般

道を通 ると渋滞 になる。一 方、高速 道やバイパ スを通る とトンネルの連続で、景

(3)

・ 新幹線 整備との 整合性をど う図るのか。新幹線をつくるとすれば防音壁の連続

で、美化と相反する。

・ 各論の前に総論を十分議論する必要がある。

〔議長〕

・ 外から 来た人に どう楽しん でもらうかが宮崎がどう食っていくかに直結してい

ると考 えるため 、前半は観 光に絞っ て意見を伺 った。そ の中で、理念や、インフ

ラ整備 と景観を どう両立さ せるのか 、人づくり をやって いく必要性等、沿道美化

の次のステージの意見がすでに出てきたかと思う。

・ 休憩後 、これら の意見を参 考にしながら、自由にそれぞれの委員に意見を伺い

たい。

( 休 憩 )

〔議長〕

・ 前半に引続き、各委員から意見をいただきたい。

〔委員〕

・ 延岡 JCT からの五ヶ瀬川沿いには河津桜が植栽されている。これはほとんど市

民ボランティアの手によるもの。いろんな人がこの河津桜の維持に関わっている。

・ 海岸に 打ち上げ られた流木 の処理も行政だけでやるものではない。みんなが協

力することが大事だと考える。

・ やれることは県民が自らやるということが基本にあっていいのではないか。

〔委員〕

・ 今の季 節だと早 期水稲の風 景が美しい。宮崎の原風景。そういう風景が美しい

宮崎づくりの中にあっていいのではないかと考える。

・ 岩切章 太郎さん のように美 しい風景を作るのも大事だし、今ある田園風景や里

山の風景をいかに維持していくかも大事。

・ 何が美しい風景なのか地域みんなで共有し、理念化すること。そうすることで、

ボランティアが向かうべきものが見えてくるのではないか。

・ 次世代にどうつなげるかが大事。

〔委員〕

・ 自分の 地域を誇 れるものに するために、また、交流人口を増やすために取り組

んできたのが、植物の植栽。

・ 国や県 が植えた 植栽は地域 の人が愛着を持てないので、そのままになってしま

う。地 域の気候 に合った樹 木につい ては、その 土地に住 んでいる人が最もよく知

っている。

・ 条例は 、中心部 だけを主体 にしたものではなく、中山間地域など各地域の視点

(4)

〔委員〕

・ 「守っていく」という価値観の共有が大事。

・ そして 、地域の 人だけに限 らず、この価値観の共有を伝えていくことも重要で

ある。地域の個性をどう発信するか。

・ 人づく りという 話もあった が、この価値観を共有していくことを条例に盛り込

んで欲しい。

〔委員〕

・ 大きな問題は何なのか、宮崎の強みは何なのかを意識することが大事。

・ 大きな 問題とし て、消滅可 能性都市問題や人口減少問題がある。今までのやり

方を続 けてはい けず、人口 減少の中 で活き活き したまち づくりへ取り組む必要が

ある。

・ また、 将来ビジ ョンの構築 力も問題である。フラワーフェスタの廃止など、こ

れまでの成果を生かし切れていない。

・ 外から来る人も街に住んでいる人も、双方が満足できるアプローチが必要。

・ 宮崎の 強みを考 えたときに 、一つのコンセプトでまちづくりができるといいと

考える。

〔委員〕

・ 山梨は ぶどうや 桃の産地だ が、地域にあった景観が形成されている。地域で価

値観を共有することは大事だと思う。

・ 学生時 代に見た 宮崎の海の 印象が忘れられないが、列車や自動車の車窓からは

海が見えないところが多い。

〔委員〕

・ スポー ツの観点 からすると 、自転車のロードレースにとって、宮崎の地形は起

伏に富んでいて素晴らしい。

・ 条例には「安全・安心」という視点を盛り込んで欲しい。

・ 宮崎を「観る」ではなく、宮崎を「する」という視点もあるのでは。

〔委員〕

・ 県民運 動として やって欲し い。ただ、行政の掛け声倒れにならないよう、民間

や広い世代を巻き込む仕掛けを工夫して欲しい。

・ 予算が なくても 活動が継続 するよう、民間と連携した仕掛けづくりをして欲し

い。

・ 県と市 町村の連 携を図って 欲しい。県は市町村任せにせず、一緒に取り組む必

要がある。市町村、住民、企業がしっかり組めるような体制づくりをして欲しい。

〔委員〕

(5)

のが地域住民。また、住民の暮らし方が表れるのが景観である。

・ 景観と いう意味 では、観光 ではなく自分たちの暮らしの中で求めるもの、そう

いうも のをもっ と取り入れ て欲しい 。50年後 、精神的 に豊かに暮らしていると

いうものを見に来てもらえる、そういうまちにできたらと思う。

〔委員〕

・ 景観に ついて、 日本では「 守る」という意識が強いが、欧州は「つくる」とい

う意識が強い。

・ 景観は、「守る」だけではなくて「つくる」という意思が必要である。

・ 魅力的 な街は、 食べ物がお いしく、女性がおしゃれで、川の景観が美しいとい

う共通 点がある 。宮崎は、 食べ物も おいしく、 女性もお しゃれだと評価されてい

る。後は川をもっときれいにしていくといいのではないか。

〔委員〕

・ 好きな色と似合う色は違う。

・ 主役を どう生か すか。色を 考えるときのテクニックとして、色がごちゃごちゃ

しているとよくないので、引き算で考える。

・ 美しい風景は写真を撮りたくなる風景。

〔委員〕

・ 市街地の中に緑が少なすぎる。

・ 行政が 緑化を戦 略として推 し進めることが必要。行政機関にスペシャリストを

置くといい。

・ 維持管理を計画的に行うことが大切だと感じる。

・ モラル の向上が 大事であり 、小さい頃から緑に触れることが重要だと考える。

〔委員〕

・ 拾って も拾って もゴミが落 ちている。もっとモラルやマナーの向上を促進して

欲しい。

〔委員〕

・ 人づくりと地域の生業というキーワードをぜひ条例に入れて欲しい。

・ 庁内検 討委員会 で実際のプ ログラムを議論されると思う。いい条例ができると

思うので、条例の中に実効性のあるシステムについて謳って欲しい。

〔委員〕

・ 県土と して新た な戦略が必 要だと思うが、沿道修景の関係でどうしても観光産

業に引っ張られてしまうことが気に掛かる。

・ 条例の 骨格の中 で、推進体 制や審議会の間に、県民一人ひとりがどうするのか

というコミュニティの問題があると思う。

(6)

賞を発信してもいいのではないか。

・ 教育機 能が大事 になる。造 園技術、景観技術は宮崎に素晴らしいものがあると

発信すべき。

〔委員〕

・ 美しい 景観づく りには広告 物の議論が欠かせない。宮崎でも広告物の老化が問

題になっている。

〔委員〕

・ 自然、 農地、市 街地などの 棲み分けも大事。地域ごとに特性を見極めて整理す

るべき。

・ 管理に ついては 県民に頼ら なければならないところもある。管理技術をどのよ

うに県民に継承していくかも大事。そういう文化を作っていく必要がある。

〔議長〕

・ これま で沿道修 景をしてき たボランティアが、少子高齢化の中で孤立してしま

う恐れがあるので、どうやってうまく連携していくかが課題と感じた。

・ 本日の 会議だけ では話し足 りないという方も多いと思うので、次回の会議でま

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