成
29
12
月
19
日
古屋大学大学院医学系研究科 研究科長：門松 健治 古屋大学 協 研究講
特任講師：長谷部 祐一 ゆうい 特任准教授：長谷川 靖司 わ い
2013年 日本 化粧品株式会社 社長： 々川 純一 古屋大学 産学連携
く 推進 開設さ ま 本講 及 日本 化粧品株式会社
ま 藤田保健衛生大学医学部応用細胞再生医学講 教授：赤松 浩彦 及 皮膚科学講
教授：杉浦 一充 共 皮膚※1 幹細胞※2 研究 進 医療 健康 美容
応用 い 検討 ま 今回 本研究 プ ま 不明 点 多 皮膚
真皮組織 幹細胞 存在場所 維持 再生 カ 明 ま
ま 皮膚 幹細胞 研究 表皮組織 中心 精力的 進 培養表皮
再生医療 応用 進 いま 真皮組織 幹細胞 い 未 存
在や維持 再生 カ 関 不明 点 多く さ いま 将来的 皮膚全体 再
生 可能 創傷治療や創薬 ま 皮膚 美容 健康 技術革新 目指 表皮組
織 く真皮や皮 脂肪 毛包組織 含 皮膚全体 総合的 再生 カ
解明 目指 必要 あ ま
本研究 プ ま 真皮組織 層部 乳頭層 層部 網状層 病理学
的 構造 違い エ ア 存在 細胞や膠原線維※3 詳細 解析 行いま
結果 真皮乳頭層 い 幹細胞 CD271陽性細胞※4 多く存在 い ま
エ ア イプ5 ン※5 強く発現 い 突 止 ま さ
イプ5 ン 真皮幹細胞 関係 い 調 結果 イプ5 ン 幹細胞
未分化維持 要 役割 果 い 明 ま 結果 真皮組織
真皮乳頭層 幹細胞 存在 起点 組織 再生 行わ い 考え ま
真皮幹細胞 維持 イプ 5 ン 要 役割 果
い わ ま 今後 さ 研究 進 産学連携 活 再生医療
健康 美容 技術革新 繋 参 ま 研究成果 Journal of Dermatological
Science 掲載さ ま 2017年10 18日付 電子版
真皮幹細胞
維持
要
イプ
5
ン
発見！
皮膚
幹細胞
存在場所
再生
カ
解明
～真皮幹細胞
存在場所
維持
要
イプ
5
ン
発見～
ポイン
○こ ま 不明 点 多 った皮膚 真皮組織 け 幹細胞の存在場所を特定した
○真皮組織の乳頭層 真皮幹細胞 存在し 再生の起点 っ い 考えら た
○タイプ5 ラ ン 真皮幹細胞の未分化維持 重要 役割を果たし い こ 明ら った ○真皮組織の再生 カニズ 明ら ば 皮膚の創傷治療や健康 美容のさら 進歩 繋
期待さ た
．背景
生体 幹細胞 中 皮膚 古く 研究 進 表皮 い 人工表皮
培養技術 確立さ 症熱傷 対 再生医療 実用化 進 いま
表皮 深い真皮や皮 脂肪 ま 毛包組織 い 幹細胞 存在 報告さ
い 再生 カ い 未 不明 点 多く さ いま 将来的
皮膚全体 再生 考え 場合 表皮以外 真皮や皮 脂肪及 毛包組織 幹細胞 研究
進 要 課題 あ 課題 一 解明 いく 創傷治療や創
薬 さ 皮膚 健康 美容 技術革新 期待さ ま
本研究 プ ま 皮膚 幹細胞 関 研究 進 過程 い 幹細胞 分
離培養技術や 次元培養皮膚 作製技術 培い さ 加齢 変化や創傷治癒過程
幹細胞 役割 い 明 ま 今回 皮膚 幹細胞 中 特 不明 点
多い 真皮 幹細胞 ッ 研究 進 真皮 維持 再生 カ い 検討 ま
．研究成果
真皮 層部 乳頭層 層部 網状層 構成さ 真皮 乳頭層 膠原線維 細く
密 低い や 組織 一方 層 網状層 膠原線維 太く 密 高い強固 組
織 いま 研究 プ 真皮 乳頭層 網状層 病理学的 違い 着目 ま
エ ア 存在 細胞や膠原線維 特徴 い 詳細 解析 行いま 結
果 真皮 乳頭層 幹細胞 CD271陽性細胞 多く存在 い 明 ま
緑 部分 さ 真皮幹細胞 存在 周 イプ 5 ン 高発現 い 確
ま 赤 部分 結果 真皮 乳頭層 幹細胞 存在 特別 領域 イプ
5 ン 発現 高い領域 存在 い わ ま
さ 真皮幹細胞 イプ5 ン 関係 い 明 研究 進 ま
イプ5 ン ま 血管新生や創傷治癒 関わ 機能的 ン
知 いま 幹細胞 関係 い 研究さ いま イプ5
ン 無 条件 真皮幹細胞 培養 イプ5 ン 無い 幹細胞性
維持さ 数 減少 いく 明 ま ま イプ5 ン 真皮
幹細胞 未分化維持 要 役割 果 い わ ま
再生能 必要 中 真皮 再生 必須 真皮幹細胞 乳頭層 存在 起点
日常的 組織 再生 担 い 伺えま ま 維持 イプ5 ン
要 役割 果 い 明 ま
．今後
展開
今回 研究 真皮幹細胞 乳頭層 存在 エ ア イプ5 ン 高発現
い 明 ま ま 真皮幹細胞 乳頭層 特 微小環境 ッ 構
築 自身 維持 起点 組織 再生 行 い 考え ま 今
後 特 領域 ッ 手く制御 技術 開発 組織
再生 活性化 表皮 く皮膚全体 再生医療や健康 美容 維持 改善 目指 技術
革新 目指 ま
真皮幹細胞 存在場所
皮膚組織画像(HE 色) 免疫 色画像：赤色 イプ5 ン 緑色 真皮幹細胞
CD271 白矢印 先 真皮幹細胞 点線 真皮乳頭層 真皮網状層 境界
示 いま 真皮乳頭層 真皮幹細胞 多く存在 い わ ま
イプ5 ン 真皮幹細胞 CD271 色 拡大画像 示 いま
．用語説明
．皮膚： 身体全体 覆う皮膚 成人 面積 約1.6m2 最大 臓器 皮膚組
織 表皮 真皮 皮 脂肪組織 3層 形成さ 身体保護 体温調節 排泄 感知
生 維持 要 役割 果 いま 皮膚 他 毛髪 爪 汗腺 皮脂
腺 乳腺 付属器 あ ま
．皮膚 幹細胞：幹細胞 臓器や組織 作 元 細胞 組織 維持や再生 要 細胞
考え いま 皮膚 現在 表皮幹細胞 真皮幹細胞 脂肪幹細胞 色素幹細胞 毛包幹細
胞 皮脂腺幹細胞 知 いま
．膠原線維：結合組織 細胞間 見 線維 ン 形成さ いま 真皮
腱 靱帯 多く含ま 軟 非常 強 持 線維
．CD271陽性細胞：本研究 プ ま 表皮幹細胞 真皮幹細胞 脂肪幹細胞 細胞 表面 CD271 ン 質 特異的 発現 い 報告 いま Akamatsu et al. 2016 真皮 存在 CD271陽性細胞 幹細胞 持 能力 あ 自己複製能 多分化能
備え い 確 いま Hasebe et al. 2011
． イプ5 ン： イプ5 ン 線維性 ン ンα1 V型 鎖
α2 V型 鎖 α3 V型 鎖 様々 割合 混合 体構造 いま イプ5
ン ま 血管新生や創傷治癒 関わ 機能的 ン 知 いま ま
イプ5 ン 異常 結合組織 脆弱性 症状 エ ン 症候群 発症
考え いま
．発表雑
e Department of Applied Cell and Regenerative Medicine, Fujita Health University School of Medicine, Toyoake, Aichi, Japan
" Localization of collagen type 5 in the papillary dermis and its role in maintaining stem cell functions "
Journal of Dermatological Science (2017年10 18日付 電子版 掲載) DOI: 10.1016/j.jdermsci.2017.10.005
English ver.
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_E/research/pdf/Journal_of_D_20171219en.pdf
Yuichi Hasebea, b, Seiji Hasegawaa, b, Yasushi Datea, b, Satoru Nakataa, Akiko Yagamic, Yohei Iwatad, Kazumitsu Sugiurad and Hirohiko Akamatsue
a Research Laboratories; Nippon Menard Cosmetic Co., Ltd., Nagoya, Aichi, Japan
b Nagoya University-MENARD Collaborative Research Chair, Nagoya University Graduate School of Medicine, Nagoya, Aichi, Japan
c Department of Allergology, Fujita Health University Second Educational Hospital, Nagoya, Aichi, Japan
