情報科学 教材プリント・ファイル ユマニテク看護助産専門学校 情報科学

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全文

(1)

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キー配列の規格制定史

日本編

— JIS

キー配列の制定に至るまで

※ 本原稿は著者によるゲラ刷りであり,最終稿とは 異なっている.

本原稿を引用する場合は ,必ず 印刷された最終稿を確認すること.

安岡

孝一

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1.

カナタイプ ラ イタの変遷

1899年9月,Elliott & Hatch Book Typewriter社(の

ちにUnderwood Elliott Fisher社を経て,現,Olivetti Tecnost社)の 黒沢貞次郎は ,ひらが な 縦書きの タ イプ

ラ イタを 試作し た[1].この 後,黒沢は ,1901年2月に

カタカナ縦書きのタ イプ ラ イタを完成し ,同年6月,黒

沢商店を設立し て 日本での販売を開始し た[2].

1.1

逓信省のカナタイプ ラ イタ

1917年6月 ,大阪中央 電信局では ,黒沢 商店が 納入

し た2台の 縦 書き カナ タ イプ ラ イタを ,和 文 電 報の 受 信に 用い 始めた[3].この カナ タ イプ ラ イタのキ ー 配 列 (第 1 図)は ,大 阪 中 央 電 信 局に お いて1838通の 電 報 98450字を研究し て決定し たものであり[2],使用頻度の

高い文字を人差指の担当するキーに集めている[4].キー

数は42(シフト や スペー ス等の 機能キーを 除く)であり, 和文モール ス符号[5,6]で 使用可能なカナ48種,数字10

種,濁点,半濁点,長音,句読点,カッコ4種,新章記

号( )に 加え ,電報の清書に 必要な漢字など 合計84字 を 収めてい る .キ ー数が42な のは ,この カナタ イプ ラ イタがL. C. Smith & Bros. Typewriterを 改造し たも

のだったからである.42キーでは カナ48種が 入りきら ず,ユレ ソ井ヌヱオはシフト 側に 入っている.

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替 ミ

第1図 電信用カナタ イプ ラ イタ[2]

1927年6月,大阪中央電信局∼東京中央電信局間に導

入された和文印刷電信機(カナテレ タ イプ)のキー配列に は ,電信用カナタ イプ ラ イタから 漢字を除いたものが 採 用された(第2図).キー数は 当然42だが ,これは 当時 のテレ タ イプ とし ては 破格である.この和文印刷電信機 はMorkrum-Kleinschmidt社(のちのTeletype社)が 納

入し たものだったが ,当時,同社を含めア メリカにおけ

京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター Key Words: layout of JIS keyboard, kana typewriter, teletypewriter, card punch

るテレ タ イプ は ,28キーが 標準だった[7].42キーのカ

ナテレ タ イプ は ,全くの特注品とし て製作されたのであ る.これに 合わせて逓信省は ,カナタ イプ ラ イタのキー

からも漢字を除いており,第2図を逓信省標準のキー配

列とし たことが 見て取れ る[2,4].

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第2図 和文印刷電信機のキー配列[8]

1.2

カナモジ カイのカナタイプ ラ イタ

仮名文字協会(現,カナモジカイ)の創立者である山下

芳太郎は ,カナ書きの普及にはカナタ イプ ラ イタが 必須 だと考えており,1922年4月,第3図(a)のキー配列を

発表し た[9].キー数は42で ,使用頻度の高い 文字を2 段目と3段目に配置し ていたが ,電信用カナタ イプ ラ イ タとは配列が 全く異なっており,しかも横書き用だった.

ところが山下は,1923年1月にニューヨークの Under-wood Typewriter社(のちにUnderwood Elliott Fisher

社を経て,現,Olivetti Tecnost社)を訪ねた際,同社の 技師Burnham Coos Stickneyの 意見に押され ,キー配 列を完全に変更し てし まう[10].キー配列は 頻度ではな

く覚えやすさで決めるべきだ,というのがStickneyの意

見であり,そのために五十音表と関連を持たせるべきだ , とい うのである.山下もこの意見に賛成し ,Stickneyは 同年2月,キー配列の最終案(第3図(b))を 特許出願し

ている[11].五十音表の各行をまとめて並べ,数字を第

3段のシフト 側に並べている点が 特徴的である.

その後,このキー配列のカナタ イプ ラ イタは, Under-wood Typewriter社をはじ め ,L. C. Smith & Corona Typewriters社(現 ,Smith Corona社),Royal Type-writer社(現,Royal Consumer Information Products

社),Remington Rand社(現,Unisys社)など が 販売を はじ めた[12].し かし ,記号など の配列に混乱が 見られ

(2)

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ウ (a)山下芳太郎のキー配列案[9]

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ー (b) Stickneyのカナタ イプ ラ イタ[11]

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(c)カナモジ カ イ標準キー配列[13]

第3図 カナモジカ イのカナタ イプ ラ イタの変遷

2.

JIS C 0803

JIS B 9509

の制定

1954年5月11日,カナモジ カイは工業技術院に対し ,

カナタ イプ ラ イタとカナテレ タ イプ のキー配列を統一し

てJIS化するよう,建議をおこなった.この建議に対し ,

工業技術院は 同年6月10日,実際にJISを 制定するた めには 極めて多くの調査資料が 必要であり,し かも生産 者・使用者の意見がある程度一致する必要がある旨,回

答し た[14].では 工業技術院は ,これらキ ー配列のJIS 化をいつ決断し ,それはど うおこなわれたのだろうか .

2.1

3

段シフト 和欧文印刷電信機

新興製作所が1951年に完成し た和欧文印刷電信機は ,

和文印刷電信機の上位互換機であり,各キーを3段シフ

トに 拡張し た横書きテレ タ イプだ った[15].キー数は42

のままで,上中下段のシフトを導入することにより,1.5

倍の種類の文字が 扱え るよ うにし たのであ る(第4 図). 上段42字のキ ー配列は ,QWERTY配列である .中下 段は 和文印刷電信機のキー配列とほぼ 互換だが ,ヒセコ

ノの4字がダブ って配置されていた1.1953年に 沖電気 工業が 和欧文テレ タ イプ を 製作し た際も,そのキー配列 は 第4 図を踏襲し ていた[16,17].当時のテレ タ イプ は , 日本電信電話公社の専用回線に 接続すべく電気的仕様が

定められており,しかもキー配列と文字コード(6ビ ット

1

ヒセコノがダブ っている理由とし て ,文献[18]は「 当 時の電報では 何日を『 なにヒ 』,午前,午後を『 セ 』, 『 コ 』で表すことが多く,また住所を『 二ノ五』のよう

に 表現し ,これらの文字が 数字と一緒に 使う場面が 多 か ったためと思われ る 」とし ている.

コ ード)とがダ イレ クトに 対応し ていたことから ,キー 配列を互換にすれば 互いに通信可能だったのである.

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第4図 新興製作所の和欧文印刷電信機[15]

テレ タ イプ を 導 入し た 会社の 多 くは ,第 4 図のキ ー 配列を多少変更し て使用し ていたが ,中には全く異なる キー配列を特注する会社もあった.その一つが 呉羽紡績 (現,東洋紡績)で あ る.呉羽紡績では1953年9月から 1958年11月にかけて ,テレ タ イプ に よる全社通信網を

整備し たが ,同社はすでにカナモジ カ イのカナタ イプ ラ イタによる事務機械化を進めており,それと著し く異な るキー配列をテレ タ イプ に 採用するわけにはいかなか っ

た.しかも,カナモジカイと同じ く数字を第3段におく,

ローマ字と数字の文字コード を国際電信アルファベット 第2[19]の 上位互換にする ,とい う2つの 条件を満たす

ために ,QWERTYUIOPを1234567890と 同じ 第3段

に 入れざ るを得ず,結果とし て ,第5 図のキー配列を採

用し たのである[20].

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第5図 呉羽紡績のテレ タ イプ[20]

2.2

コンビ ネーシ ョン・タイプ ラ イタの発売

1952年に 日本タ イプ ラ イター(現,キヤ ノン・エ ヌ・

ティー・シー)が ,1955年に川崎タイプ ラ イタ(現,東芝 情報機器)が ,ローマ字と カナの 両方を 搭載し たコンビ ネーション・タイプライタを,それぞれ発売2し た[21,22]. これらは いずれ も ,2段シフト の ままでローマ字を 追加

し て おり,結果とし て ,小書き の カナを 削除し た り,1 とIや0とOを 互いに 代用し たり,あるいは 一部不自然 なキー配列とせざ るを得なかった.日本タ イプ ラ イター

のものでは,キー数を46にし ているものの,ローマ字を

QWERTY配列に合わせるあまり,カナのうちセソヘケ

ム メを移動せざ るを得なくなっている(第6図(a)).こ れ に 対し ,川崎タ イプ ラ イタのも のでは ,キ ー 数を44

2

(3)

に 抑えた 上で ,カナと 数字の 配列を 優先し て い るため , ローマ字の配列が 特殊である(第6 図(b)).

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メ (a)日本タイプ ラ イター製[21]

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(b)川崎タ イプ ラ イタ製[24]

第6図 コンビ ネーション・タ イプ ラ イタ

2.3

テレ ックスの開始

1956年10月,電電公社では ,東京∼大阪間の加入電

信(テレ ックス)サービ スを開始し た[25].それ までは専

用回線で固定された相手とのテレ タ イプ 電信しかできな かったものが ,電話同様,交換回線によって誰とでも通 信できるようになったのである.電電公社は ,テレ ック ス用のテレ タ イプ を 新興製作所と沖電気工業に 発注し た

が ,そのキー配列仕様は第7図のようになっていた.専

用回線で多く使用されていた第4図のテレ タ イプを ,そ

のままテレ ックスに使うという案もあった[26]が ,濁点

および 半濁点に 対し て 印字ヘッド の前進動作をおこなわ

ない(もちろんQに 対し ては 前進する)よ うにし たか っ た,国際テレ ックスに 用いられている国際電信アルファ ベット 第2との変換を容易にし たかった,とい う2つの

理由から ,QWERTYUIOPが1234567890と 重な るよ うにローマ字を配置し なおし たのである[27].

ところが翌1957年,日本国有鉄道は,テレ タイプ 用の

3段シフトのキー配列(第8図)を独自に策定し た.国鉄

ではこの時期,モールス電信からテレ タ イプ への転換を

おこないつつあったが,将来を見越し ,テレタイプのキー 配列をカナタ イプ ラ イタに 合わせたのである[28].実際 には ,キー配列も文字コード も呉羽紡績のテレ タ イプ を

踏襲し ており,それに ヰヱなど を 追加し たものだった.

2.4

日本生産性本部のキー配列調査と

JIS

制定

1958年 ,日本生 産性本部(現 ,社会経済生産 性本部)

は ,「 表音文字と機械化に関する調査 」と題し て,カナタ

イプ ラ イタとテレ タ イプ のキー配列のアンケート 調査を おこなった.実際の調査を担当し たのは ,日本ローマ字 会の 野村広1で あ り,調査対象は カナ タ イプ ラ イタやテ

1

野村広は ,キー配列調査中の1958年6月に 日本ロー マ字会を除名されており,その後は日本生産性本部生 産性研究所の所員とし て調査を続けている[24,29,30].

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第7図 加入電信用印刷電信機[27]

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第8図 国鉄標準テレ タ イプ[28]

レ タ イプ を使用し ている国内379社であった[29,31].調

査の結果を分類すると,カナタイプ ラ イタには114種類,

テレ タ イプ には72種類のキ ー配列が 存在し て おり,早

急な標準化の必要性が 示唆され ることとなった[24]. これに 対し 工業技術院は ,テレ タ イプに 関するJIS原 案 作 成を ,日本 生 産 性 本 部に 委 託し た .電 電 公 社と 国 鉄の2公 社で ,異な るテレ タ イプ を 使 用し て い た ので

は ,生産者にも使用者にも混乱をきたす,との判断であ る.この線に沿って,日本生産性本部生産性研究所では, 1960年2月に 印 刷 電 信 機 標 準 化 委 員 会の 第1回・第2

回会議を開催し ,テレ タ イプ のキー配列と文字コード に

限って,JIS原案作成を開始し た[32,33].この動きに対 し カナモジ カ イは ,テレ タ イプ とカナタ イプ ラ イタを統 合し てJIS化すべきだ ,との意見を表明し ,同年4月に は 懇 談 会 まで 開 催され た[34]が ,工業 技 術 院は 決 定を

覆さず,テレ タ イプ のみJIS化され ることになった.こ ののち印刷電信機標準化委員会は討議を重ね ,最終的に は 電電公社の加入電信用印刷電信機のキー配列を一部変

更(第9図)し た 上,合わせて6ビ ット コード を 決定し , 1961年11月1日,JIS C 0803が 制定された[35,36].

テレ タ イプ のJIS化に 関する 審議が ほぼ 終了し た 後 , 工 業 技 術 院は ,カナ タ イプ ラ イタの キ ー 配 列に 関 す る

JIS原案作成を ,やはり日本生産性本部に 委託し た .こ

れにし たがい,日本生産性本部生産性研究所では ,カナ タ イプ ラ イター標準化委員会を組織し ,その第1回・第2 回会議を1961年10月に開催し た[37,38].こののち,カ

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ナタ イプ ラ イター標準化委員会の審議は ,第6 図の(a) と(b)の いずれ を 標 準と す るかで ,多少もめ た もの の , 最終 的には 両 方を 規 格に 併 記 す る 形(第 10 図)で 妥 結 し ,1964年3月1日,JIS B 9509が 制定された[39–41]. JIS B 9509の 配列は ,2段シフト でキ ー数は43を 標準

とし ており,ローマ字の配列を優先し たため ,ヌヘムセ ロケ メなど が 右端に 追い出され る結果となっている.

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第10図 JIS B 9509カナ/ローマ字配列[39]

JIS B 9509の 制 定 直 後 ,日 本 ア イ・ビ ー・エ ム は , IBMモ デ ル 72電 動 カ タ カ ナ タ イプ ラ イ タ ー ,通 称

<72カナ>を発売し た[42,43].<72カナ>のキー配列 はJIS B 9509の配列2に 準拠し ていたが ,<72カナ> の原型であるIBM Selectric Model 72が44キーだった ことから ,増えたキーに1と ヌを移し ていた(第11図).

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第11図 IBM<72カナ>のキー配列[42]

3.

JIS C 6233

の制定

1969年6月1日,JIS C 6220 (現,JIS X 0201)が 制

定され た[44].JIS C 6220は い くつか の 文 字コ ード を 規定し て いたが ,この うち 本稿の 議論に 関 係す るのは , SI/SOで ローマ字/カナを 切り換え る7ビ ット コ ード で

ある.この7ビ ット コード をコンピュータに入力するた

めのキー配列とし て ,JIS C 6233 (現,JIS X 6002)が

制定されたわけだが,ではなぜそれは,次ページ第14図

のキー配列でなければ ならなかったのだろうか .

3.1

IBM

シ ステム

/360

の登場

1964年4月,International Business Machines社が

発表し たシ ステ ム/360は ,「360度 全方位 」を 意味す る

そのネーミングと共に ,汎用コンピュータ時代の到来を 告げ るものだった[45,46].日本ア イ・ビ ー・エムでは翌 1965年,シ ステム/360の文字コードEBCDIC[47]に 代

えて ,カタカナを 追加し たEBCDIKを 発表,それに 合

わせた入出力装置を製作し た.その一つがIBM 029型カ

タカナ穿孔機であり1,第12図に示す3段シフト47キー

の配列(★は制御キーを示す)を有し ていた.このキー配

列は ,同社の <72カナ>に 合わせ るべ く,JIS B 9509

の 配列2に 準拠し てい るが ,カナを47字も 追加するた め ,本来は2段シフト のIBM 029標 準型Card Punch を ,3段シフト47キーとい う形に改造せざ るを得なかっ

た[48].この結果,<72カナ>ではシフト 側に入ってい たムロと半濁点を,別のキーに移し ている.

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第12図 IBM 029型カタカナ穿孔機のキー配列[48]

3.2

加入デ ータ通信の開始

1970年9月,電電公社は加入データ通信サービ スを開

始し た[49].加入電信が 端末と端末を接続するのに対し ,

加入デ ータ通信はコンピュータの共同利用を目的とする もので ,コンピュータと端末とを交換回線を利用し て接 続するものである.また,文字コード に 関し ては ,加入 電信でのJIS C 0803の6ビ ットコード に対し ,加入デ ー

タ通信ではJIS C 6220の7ビ ット コード が 使用された. 加入デ ータ通信用の標準端末とし て電電公社が 準備し たのが ,DT-211形デ ータ宅内装置[50]であり,そこで

は 電電公社デ ータ通信標準キー配列(第13図)が 採用さ れ て いた .4段シ フト48キ ーの 配 列は ,ロー マ 字部 分 (数字や記号を含む)に 関し ては ,Teletype社のASR-33

のキ ー 配列[51]を 踏襲し て おり,カナ 部分に 関し ては , IBM 029型カタカナ穿孔機のキー配列を 踏襲し た上で ,

小書きのカナを対応するキーのシフト 側に追加している. JIS C 6220カナ文字用符号の うち,3/0∼5/15に 収容

されている48字(長音とア∼ン および 濁点と半濁点)を

シフトなし に 入力できるよう,長音をヘの横に 追加する と 同 時に ,ロは 新たなキ ーに 移動させて い る .ただし , JIS C 6220ロー マ文字用符号の うち ,英小文字を 含 む 6/0∼7/14は 実装されていない.

な お ,電電公社では1971年に ,電電公社デ ータ 通信 標準キー配列を踏襲し たキャラクタデ ィスプレ イ端末と し て ,DT-1251形文字表示装置を発表し ている[52].

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第13図 電電公社デ ータ通信標準キー配列[54]

3.3

日本電子工業振興協会の

JIS

原案作成

1969年10月,日本電子工業振興協会(現,電子情報

技術 産 業 協 会)は ,日 本 規 格 協 会か ら 経 費 補 助を 受け, 規格 専 門 委 員 会の 配 下に ケン 盤 配 列 分 科 会を 発 足さ せ た[55,56].コンピュータへの情報入力を目的とするキー

配列に 関し て ,JIS原案を作成するためである. ケン 盤配列分科会では ,電電公社案(第13図)をもと に 審議が 進められたが ,最大の懸案は 国際規格との整合

性であった.当時ISOでは ,コンピュータ用のキー配列

が 審議中であり,JISに おいても 数字や記号やローマ字

の配列については ,ISOのキー配列を尊重すべきだと考

えられていたのである[57,58].結局,ケン 盤配列分科会 は ,ISO 2530[59]の原案がほぼ 固まるのを 待って ,JIS

原案を完成し ,これが1972年2月1日,JIS C 6233と し て 制 定され た[60,61].JIS C 6233は4段シ フト 48 キーの配列(第14図)であり,カナに関し ては ,電電公 社データ通信標準キー配列を完全に踏襲している.数字・

記号・ローマ字の配列は ,ISO 2530とほぼ 互換である.

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第14図 JIS C 6233ローマ字/カナキー配列[60]

3.4

キー配列

JIS

の現在

1976年1月1日,JIS C 6220が 改正され ,カナ文字

用符号におけ るコン マが 読点に変更された[62].これに し たが い ,JIS C 6233は1980年2月1日に 改 正され ,

対応するキー(第14図のネのシフト 側)が ,コン マから 読点に 変更されている[63].

その後1987年3月1日に,JIS C 0803とJIS C 6233

は ,番号がそれぞれJIS X 6001とJIS X 6002に変更さ れた[64].1994年6月1日にJIS X 6001が ,1999年2 月20日にJIS B 9509が 廃止され ,現在 ,ローマ字/カ ナキー配列を規定するJISは ,JIS X 6002だけ1である.

11986

年2月1日にJIS C 6236 (のちのJIS X 6004)が 制定された[65]が ,1999年3月20日に廃止されてい る.また,2002年10月20日制定のJIS X 4064には , 「 参考 」とし てキー配列が2種類掲載されている[66].

参 考 文 献

[1] 日本字のタイプ ラ イター;時事新報,明治32年9月3日,

第5663號, p.6 (1899-9).

[2] 黒 澤 貞 次 郎: タ イプ ラ イタ ー の 沿 革; 黒 澤 商 店, 東 京 (1927-5).

[3] 池田生: 歐文通信とタ イプ ラ イター使用に 就いて;遞信

協會雜誌,第109號, pp.46-47 (1917-7).

[4] 遞信省電務局: 和文タ イプ ラ イチング;遞信協會, 東京 (1927-11).

[5] 太政官布達第7號別册電信取扱規則;官報,明治18年5

月7日,第552號附録, pp.7-22 (1885-5).

[6] 黒田清隆: 遞信省令第10號;官報,明治26年6月20日,

第2991號, p.233 (1893-6).

[7] H. P. Clausen: Morkrum-Kleinschmidt Printing Tele-graph Systems; Electrical Communication, Vol.5, No.3, pp.216-232 (1927-1).

[8] 島田新次郎:和文印刷電信機;電信電話學會雜誌,第65號, pp.123-161 (1928-1);第67號, pp.394-417 (1928-5);第 69號, pp.681-686 (1928-9).

[9] 山 下 芳 太 郎: タ イプ ラ イタ ー カナ モジ ノハ イチ; カ

ナノ ヒカリ,ダ イ3ゴ ウ, pp.2-3 (1922-4).

[10] ヤ マシ タヨシ タロ ー: カナ モジ タ イプ ラ イターキ イ

ボ ゥド ノハ イレ ツ; カナノヒ カリ,ダ イ27ゴ ウ, p.2 (1924-4).

[11] Burnham C. Stickney: Typewriting Machine;United States Patent, No.1549622 (1925-8).

[12] ササキハジ メ: カナモジタ イプ ラ イターノ チシキ;カ

ナノヒカリ,ダ イ166ゴ ゥ, pp.1010-1013 (1935-10). [13] カナタイプ ラ イタノ ブブン ノ ナマエ トモジノ ハ イ

レ ツニツ イテ;カナノヒカリ,ダ イ233ゴ ゥ, pp.12-15 (1941-1).

[14] カナ ∼タ イプ キ ー配列 ノ 統一ニツ イテ;カナ ノヒ カ

リ,ダ イ385ゴ ゥ, p.16 (1954-7).

[15] 谷 村 貞 治: 新らし く完 成せ るペ ージ 式 印 刷 電 信 機に 就

いて;電氣通信學會雜誌,第34卷,第12號, pp.666-669 (1951-12).

[16] 頁式印刷電信機展示会開催;沖電氣時報, Vol.20, No.2, p.37 (1954-3).

[17] 国元綱三郎:ページ式印刷電信機“ テレタイプ ライター ”

の 完 成に 寄せ て; 沖 電 氣 時 報, Vol.22, No.2, pp.18-23 (1955-8); No.3, pp.17-34 (1955-12).

[18] 和田英一: けん 盤配列にも大いなる関心を;PFU

Tech-nical Review, Vol.3, No.1, pp.1-15 (1992-2).

[19] L’Unification des Alphabets `a Cinq Impulsions; Jour-nal T´el´egraphique, Vol.55, No.8, pp.246-252 (1931-8). [20] 呉羽紡績30年;呉羽紡績,大阪(1960-5).

[21] ゴ ト ゥ ナガ ヤ ス: カナロ ー マジ コンビ ネ ーション ∼

タ イプ ラ イタ; カナ ノヒ カ リ,ダ イ378ゴ ゥ, pp.12-13 (1953-11).

[22] ホームランド カナ タイプラ イタ;ノーリツド ー, Vol.22, No.5,第229号,表紙および 表紙裏(1955-5).

[23] 緒方知三郎:ローマ字とカナモジとが 打てるタ イプ ラ イ

(6)

準化, Vol.13, No.8, pp.29-34 (1960-8); No.9, pp.44-50 (1960-9).

[25] 大谷薫,河野誠一: 新し いお客様を迎えて—加入電信の

保守およびサービ スオーダ ー等について—;施設, Vol.8, No.11, pp.45-49 (1956-11).

[26] 三原裕登: 専用電信より加入者電信への発展についての

諸問題;施設, Vol.7, No.2, pp.75-83 (1955-2). [27] 勝見正雄: 加入電信用印刷電信機のけん盤配置とその符

号,施設, Vol.8, No.7, pp.109-115 (1956-7).

[28] 石原嘉夫,小鷹勝平: テレタ イプ 方式改良について;鉄道

通信,第8巻,第9号, pp.3-7 (1957-9).

[29] 表音文字と機械化に 関する調査;日本生産性本部生産性

研究所,東京(1959-1).

[30] NRK臨時総寄合の報告;ローマ字世界,復活dai 1 goo, pp.6-8 (1958-10).

[31] 昭和33年度事業報告書;日本生産性本部,東京(1959-5). [32] 野村広: 印刷電信標準化と言語工学驚くべき混乱文字

盤配列71種も;朝日新聞,昭和35年2月5日,第26596 号, p.6 (1960-2).

[33] 第2回印刷電信標準化委員会;日本生産性新聞,昭和35

年2月29日,第190号, p.1 (1960-2).

[34] テレ ックスノ キーボ ードニツ イテ,カナモジ カ イカ

ラ建議,呉羽紡績 カラ意見書;カナノヒカリ,ダ イ469 ゴ ゥ, pp.24-25 (1961-7).

[35] 生産性の言葉 加入電信;日本生産性新聞,昭和36年9月 25日,第272号, p.1 (1961-9).

[36] JIS C 0803-1961 印刷電信機のケン 盤配列および 符号;

日本規格協会,東京(1961-11).

[37] カナ∼タ イプ ラ イタ(コンビ ネーション∼ガ タ)ノケン

盤配列標準化委員ガ キ マッタ;カナ ノヒカリ,ダ イ473 ゴ ゥ, p.28 (1961-11).

[38] 昭和36年度事業報告書;日本生産性本部,東京(1962-5). [39] JIS B 9509-1964カナ・ローマ字タイプ ラ イタのケン 盤

配列;日本規格協会,東京(1964-3).

[40] ムラタタカオ: カナタ イプ ノタノシ ミ;標準化と品質

管理, Vol.17, No.8, pp.17-20 (1964-8).

[41] ム ラ タ タ カ オ: タ イプ ラ イタ の 文 字 配 列—ロ ー マ 字

タ イプ と カナ タ イプ—;言語生活, 第187号, pp.52-61 (1967-4).

[42] IBMモデル72電動カタカナタイプ ライター;マネジ メン

ト, Vol.23, No.4,両面折込(p.88とp.89の間) (1964-4). [43] 72カナとご 記憶ください;マネジ メント, Vol.24, No.5,

両面折込(p.20とp.21の間) (1965-5).

[44] JIS C 6220-1969情報交換用符号;日本規格協会,東京 (1969-6).

[45] On April 7, 1964, the Entire Concept of Computers Changed;Business Week, No.1807, pp.99-104 (1964-4).

[46] 全世界同時発表SYSTEM/360;マネジ メント, Vol.23, No.5, pp.前2-前3 (1964-5).

[47] G. A. Blaauw and F. P. Brooks, Jr.: The Structure of SYSTEM/360, Part I—Outline of the Logical Struc-ture;IBM Systems Journal, Vol.3, No.2, pp.119-135 (1964).

[48] 河東作:システム/360カタカナ・システム;IBM Review,

第9号, pp.77-85 (1965-8).

[49] 廣田憲一郎: 加入デ ータ通信シ ステムのサービ スインを

迎えて;施設, Vol.22, No.10, pp.99-104 (1970-10). [50] 川端久喜,茂出木孝男,井田智雄,町野俊明:加入データ通

信用宅内装置;施設, Vol.21, No.1, pp.111-124 (1969-1). [51] Fred W. Smith: New American Standard Code for Information Interchange; Western Union Technical Review, Vol.18, No.2, pp.50-61 (1964-4).

[52] 富田正典: キャラクタ・デ ィスプレ イと各種アプ リケー

ション; ビ ジ ネ ス・コ ミュニ ケ ー ション, Vol.8, No.3, pp.55-65 (1971-3).

[53] 青木博之: IBM機械のカナ文字採用と穿孔手訓練につい

て;IBM Review, Vol.2, No.6, pp.23-28 (1955-8). [54] 川野玲次郎,岩野博,鹿又光男,宮田治郎:デ ータラ イタ

DR8000に つ いて; Fujitsu, Vol.18, No.5, pp.707-720 (1967-9).

[55] 事 務 局 日 誌; 電 子 工 業 月 報, 第11巻, 第11号, p.36 (1969-11).

[56] 昭和45年度JIS原案等の作成について;標準化ジャーナ

ル, No.85, pp.7-12 (1971-3); No.86, pp.3-9 (1971-4). [57] 海宝顯:デ ータ処理の標準化;産業図書,東京(1971-2). [58] 白浜鷹志:鍵盤配列の国際標準化について;IBM Review,

第32号, pp.16-26 (1971-3).

[59] ISO 2530-1975 Keyboard for International Infor-mation Processing Interchange Using the ISO 7-bit Coded Character Set — Alphanumeric Area; ISO, Geneva (1975-7).

[60] JIS C 6233-1972情報処理系けん盤配列;日本規格協会,

東京(1972-2).

[61] 林智彦,安武昭彦: 標準化された情報処理系けん 盤配列;

ビ ジ ネ ス・コミュニケーション, Vol.9, No.7, pp.48-54 (1972-7).

[62] JIS C 6220-1976情報交換用符号;日本規格協会,東京 (1976-1).

[63] JIS C 6233-1980情報処理系けん盤配列;日本規格協会,

東京(1980-2).

[64] JIS情報部門(X)で 対象とする規格紹介,標準化ジャー

ナル, Vol.17, No.1, pp.13-16 (1987-1).

[65] JIS C 6236-1986仮名漢字変換形日本文入力装置用けん

盤配列;日本規格協会,東京(1986-2).

[66] JIS X 4064:2002仮名漢字変換シ ステムの基本機能;日

本規格協会,東京(2002-10).

著 者 略 歴

やす 安

おか

岡  

こ う 孝

いち 一

1965年2月生.1988年3月京都大学工

学部情報工学科卒業.1990年3月京都大 学 大 学 院 工 学 研 究 科 情 報 工 学 専 攻 修 士 課 程 修 了 .同 年4月 京 都 大 学 大 型 計 算 機セ ン ター助手,1997年8月同助教授.2000 年4月京都大学人文科学研究所附属漢字情 報研究セン タ ー 助教授 ,同年9月いきな り 二児の 父とな り, 現在に 至る .京都大学博 士(工学).電子情報通信学会 会員.

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