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草加市地域防災計画(地震対策編)全面改訂素案(概要)

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Academic year: 2018

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(1)

草 加 市 地 域 防 災 計 画

(地震対策編)

全面改訂素案概要

(2)

今回全面改訂に至った経緯について

地域防災計画(地震対策編)は、地震被害想定を前提に策定され ます。これまでの草加市では、埼玉県が提示してきた埼玉県地震被 害想定を基準にして地域防災計画を策定してきました。

しかしながら、地震が発生する場所を特定することは難しく、震 源域によっては、草加市の被害に差が出てきてしまいます。

こうしたことから草加市の直下が震源域の場合の被害想定を作成 しようと、平成27年度、東京大学生産技術研究所と共同研究にて、 草加市の被害想定を作成しました。

その結果は、埼玉県地震被害想定より全般的に被害が大きいこと が判明しました。

(3)

第1章

地域防災計画の目的

この計画は、草加市の防災に関わる関係各機関(指定公共機関・ 地域の組織・事業所等)が参画をする草加市防災会議が定める計画 です。災害から地域の機能、並びに、住民の生命、身体、財産を保 護する事を目的とします。

そして、この計画は、自助・共助・公助が社会全体として取り組 むべき地震防災対策のマスタープランです。この計画に従って、関 連計画の策定や防災関連の取り組みを通して基本目標の実現をめざ します。

第2章

首都直下地震の特徴と草加市役所

首都直下地震とは、首都圏の内陸部を震源とする地震のことを指 します。

この地震の震源域は陸域に潜り込むプレートの境界面、あるいは、 内陸部のどこかであり、予めその位置を特定することはできません。

今後発生する地震の震源域を特定することはできませんが、震源 域の位置によっては草加市に大きな揺れをもたらす地震となる可能 性もあります。

第3章

地震被害の想定

これまでの草加市地域防災計画は、埼玉県の地震被害想定で示さ れた草加市の被害像を前提に策定されております。

(4)

造建築物の全壊率が2.62%でしたが、2014年の埼玉県地震 被害想定では1.09%と大幅に減少しております。

これは、震源域の設定に起因しているものと考えられますことか ら、2014年の埼玉県地震被害想定調査を採用すると、地域防災 計画の目標を下げる事になりかねないため、今回の地域防災計画策 定にあたり草加市独自の地震被害想定を作成する必要がありました。

新たな、草加市地域防災計画における地震被害想定の考え方は、 震源域を確実に特定できないという首都直下地震の特徴と、計画論 として安定した計画目標の必要性をふまえて地震被害を想定するこ とといたしました。また、これまでの東京湾北部地震といった特定 の想定地震を設定せず、草加市全体を真下から等しく揺らすという 仮想の想定地震といたしました。

第4章

計画の目標と方針

(5)

第5章

応急対応・復旧計画の標準体制の確立

① 応急対応・復旧の標準体制の確立

一定レベルの被害に対して,応急対応が円滑かつ確実に行うこと。

② 持続的減災都市づくりの確立

持続的に被害の軽減・災害時の都市機能の向上を図ること,かつ,その進捗管理を 行うこと。

③ 危機管理体制の確立

対応資源を上回る甚大な災害が発生したとしても適切に危機管理を行い,破綻無く 応急対応,復旧を行うこと。

④ 復興準備の確立

(6)

応急対応・復旧計画は、「達成目標」、「基盤タスク」、「公助タスク」、 「共助タスク」から構成されます。

「達成目標」は、被災後、社会全体で達成すべき目標(ミッション) です。

「達成目標(ミッション)」の実現のために、草加市および市民・事 業者等は、「基盤タスク」、「公助タスク」、「共助タスク」を適切に遂 行します。

「基盤タスク」、「公助タスク」は草加市が、「共助タスク」は市民や 事業者等が担うタスクです。

「基盤タスク」は、「公助タスク」および「共助タスク」を適切に遂 行するために必要不可欠なタスクです。

(7)

計画期間を、概ね 10 年(2026 年)と定めました。

行政及び民間の防災関係機関は、本計画の計画目標を共有し、所 管する個別計画に基づいて被害軽減および災害時の都市機能の強化 を図ります。

第7章

危機管理体制の確立

基本的な考え方として対応資源をはるかに上回る被害レベルとし て、全体として破綻しない体制を確立することを最終目標とします。

現状の資源では対応できないことを前提とした計画検討は、先駆 的な事例であるので、ここでは、初歩的な検討から始め、危機管理 体制の確立に向けた現状の課題を明確化することを当面の目標とし ます。

第8章

復興準備の確立

基本的な考え方として、適正かつ円滑な復興をすすめるための基 盤として復興状況シミュレーション(復興イメージトレーニング) を行うことを通して復興準備体制を定着させる。

復興状況イメージトレーニングを定期的に実施し、下記の事項を 実施します。

・人材育成

(8)

・震災復興推進体制の確立

素案の入手場所 市長室危機管理課・ 情報コーナー・中 央図 書館

草加市ホームページ(「市民の広場」→「パブ リックコメント」)

に掲載

ご意見の 受付期間 平 成28年11月21日∼平成28年12月20日 消印有効

提出方法 郵送、Fax、直接 持参

電子メール (ki ki kanr i ka@c i t y. s oka. s ai t ama. j p)

お問い合せ先 市長室危機管理課

参照

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