02.基本操作を覚えよう
メタセコイアでモデリング作業を始める前に、メタセコイアの基本操作を覚える。今後、色々 な機能を使って 3 次元形状を作成していくが、もし途中でメタセコイアの動作が変になってし まったら、基本設定を確認してみて下さい。
「基本図形」から出発しよう
「コマンドパネル」の[コマンド]にある[基本図形]ボタンをクリックすると、「基本図形」パ ネルが表示される。9種類の基本図形が用意されており、これらを色々な形状に編集していく。
メタセコイアの基本 操作を覚えよう。
[立方体]ボタンをクリックし、次に[作成]ボタンをクリックする。3D画面に、立方体が表示さ
れる。
[基 本 図 形]ボ タ ン を ク リ ッ ク
す る と 、「 基 本 図 形 」 パ ネ ル が 表示される。
基本図形パネル
(1)[立方体]をクリック。
(2)[作成]をクリックする。
(3)立方体が表示される。
3D形状の作成では、ワープロソフトなどと同じように「元に戻す」(前の状態の戻す)「や
り直し」(取り消した作業をやり直す)操作を頻繁に行う。「元に戻す」「やり直し」はメニュ ーの[編集]にあるが、キー操作を覚えておくと、便利である。
「元に戻す」:[Ctrl]+[z]
「やり直し」:[Ctrl]+[y]
視点を変えてみよう
3D画面を右ドラッグすると、視点が移動する。眺める場所が変化するので、立方体が動いて
いるように見える。見えるだけで、立方体が動いているわけではない。
「元に戻す」「やり直し」は メ ニ ュ ー の[編 集]に あ る が 、 キ ー 操 作 を 覚 え て お く と、便利である。
近づいたり遠ざかったりしてみよう
マウスのホイールを前後に回転させると、視点が前後に動く。つまり、遠くから全体を眺めた り、近づいて細部をじっくり確認したりすることができる。
マ ウ ス の ホ イ ー ル を 前 後 に 回転させると、視点が前後に 動く。
3 D 画 面 を 右ド ラ ッ グす る と、視点が移動する。
上下左右に移動してみよう
マウスのホイールで3D画面をドラッグすると、視点が上下左右に動く。 近 づ い て 細 部 を じ っ く り
確 認 し た り す る こ と が で きる。
マ ウ ス の ホ イ ー ル で 3 D 画面をドラッグすると、視 点が上下左右に動く。
ファイルを保存しよう
立 方 体 を 作 成 し た だ けだ が 、 こ こ で デ ー タ を ファ イ ル に 保 存 し て お く 。メ ニ ュ ー で[フ ァ イ
ル]>[名前をつけて保存]を選択する。
次のような画面が表示されるので、[保存する場所]に予め作成しておいた[manapy]フォルダを 指定する。[ファイル名]に[sozai01]と入力して、[保存]ボタンをクリックする。[sozai01.mqo]と いうファイルができる。
メニ ューで[ファイル]> [名前をつ けて保存]を選
択 してデ ータをフ ァイル に保存しよう。
今後、モデリング作業を進めていくとき、少し進んだらデータを別の名前で保存しておこう。
「あの時点からもう一度やり直したい」という場面があるかも知れない。 保存したファイルを 開く 保存しておいたファイルを開くには、メニューの[ファイル]から[開く]を選択する。
(1)[保 存 す る 場 所]に 予 め 作 成 し て お い た [manapy]フォルダを指定する。
(2)[ファイル名]に[sozai01]と入力。
(3)[保存]ボタンをクリック。
保 存 し て お い た フ ァ イ ル を 開 く に は 、 メ ニ ュ ー の[フ ァイ ル]か ら[開く]を選択する。
前回の作業で保存しておいたファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックする。
前回の作業で作ったデータが表示され、作業を続けることができる。
(1)前回の作業で保存しておいたファイルを選択。
(2)[開く]ボタンをクリック。