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平成21年3月期第2四半期決算説明会要旨 決算説明会・その他説明会|投資家情報|サトーグループ について|サトーグループ

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Academic year: 2018

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本著作物の著作権は、社団法人 日本証券アナリスト協会®に属します。

◆ 2008 年度第 2 四半期累計業績

 第

2

四半期累計期間(上期)の連結業績に影響を与えた主な要因は

4

点である。第

1

の要因は、景気後退の影 響が本格化し、国内・海外共に売上が計画に届かなかったことである。国内は、第

2

四半期では僅かながら増 収増益を維持し、上期全体では前年同期比

7

億円以上の増収であった。海外では円高が大きく影響し、上期の 海外部門は前年同期比

15

27

百万円の減収となっているが、このうち

9

億円は為替の影響である。

 第

2

の要因は、今年度下期より新製品を投入するため、マレーシアとベトナム工場で在庫調整および生産調 整を実施したことである。これに海外での景気低迷の影響が重なり、海外事業統括会社と工場の営業利益は

4

億円減少した。

 第

3

の要因は、国際会計基準への準拠や内部統制確立のために、本社ポリシーの徹底を推進したことである。 在庫処分や引当金の計上による影響が出ている。

 第

4

の要因は、繰延税金資産の取り崩しである。赤字を計上している欧州について、会計上の健全化を図る ため、繰延税金資産を一部取り崩すことにした。

◆地域別の状況

 国内の上期業績は、売上が前年同期比で増収であったのに対して、営業利益は

1

41

百万円減少している。 しかし、海外への輸出分とロイヤリティが

4

億円の赤字になっていることを除けば、国内の営業利益は実質的 には

3

億円強のプラスである。不況感は強まっているが、「正確・省力・省資源」への顧客の改善投資要望に応え、 売上増を図っていく。

 サプライは、原材料価格の高騰に対し、製品の価格転嫁だけでなく生産体制の効率化も進めたため、サプラ イ粗利率は第

2

四半期に前年同期比

1.0

ポイント上昇した。特に大きかったのは販管費率であり、全社員が真 剣に経費の有効的執行に取り組み、その結果、同

1.7

ポイントの改善となった。

 売上総利益が増加しているのは、ラベルの拡販や保守サービスの伸長による。保守部門は、通期で売上

46

億円を目指すところまで成長している。保守は、損益分岐点を超えればほとんどが利益なので、プリンタ保守 契約の獲得強化を図っている。

 米州については、上期の売上が前年同期比

7

67

百万円の減少となったが、このうち為替変動による影響が

5

30

百万円あり、主要顧客からの安定した受注により営業利益はほぼ前年同期並みを確保できた。もともと 北米は代理店への販売だけであったが、

2

年ほど前からエンドユーザーへの直販を開始し、現在は大手の流通 業やドラッグストアを顧客にすることができた。代理店経由の販売は

2

割ほど落ち込んでいるが、直販・直商 の成長と新しい代理店開拓により、体質改善は着実に進んでいる。

 欧州も為替と景気の影響を受けている。第

2

四半期に

2

88

百万円の営業赤字になっているのは、今後も健 全な財務状態を保つための会計処理によるものがほとんどであり、特に営業上の問題があったわけではない。 スペイン、イギリス、ドイツは、販売を増やし少しずつ赤字を減らしている段階である。フランスとポーラン ドは好調を堅持しており、利益の出る体質になってきた。

 アジア・オセアニアについては、先に述べたプリンタの在庫調整や生産調整により、上期の営業利益が

1

68

百万円の赤字となった。ただ、先行投資中の中国を除けば、販売子会社は順調に推移している。

◆現状認識と取り組み課題

 当社の最大の課題は海外事業であり、十分に利益を出せる体質にするため、国内から資金や人材を振り向け ている。米州は改善が進んでいるので、喫緊の課題は欧州である。

 欧州事業の立て直しとして、日本およびシンガポールから人材を送り、立て直しを図っている。スペイン、ポー ランド、ドイツ、イギリスにあるラベル生産工場では、製造コスト低減や納期管理の徹底などの取り組みを進

業績は景気後退の影響を受けるも

企業体質は大幅改善

株式会社サトー社長

西 田 浩 一

(ニシダ コウイチ)

http://www.sato.co.jp/

6287 サトー

企 業

(2)

本著作物の著作権は、社団法人 日本証券アナリスト協会®に属します。

めている。またプリンタ拡販のために、スウェーデンに開発部門の分室を設置し、ソフト面での支援を強化し ている。在庫管理および売掛金回収などの業務オペレーションに関しては、経営企画本部から

2

名を現地に派 遣した。国際会計基準への移行や

J-SOX

のスタートに合わせて、当社の経理のやり方を現地に教えることで 決算体制の確立に取り組んでいる。販売面では、欧州の黒字化を目指して、重点市場を流通、

FA

/運輸、ヘ ルスケア、ファーストフード、花き、

RFID

に定め、これらを攻略していく。

 第

2

の課題として、グループオペレーションの見直しがある。今までは地域別にやっていた方が効率的であっ たが、海外の売上構成が増加するにつれ、経費面や業務にも重複によるムダが出てくるため、ノウハウや技術 をグループとして共有化する取り組みを早急に進めたい。決算やプリンタ開発、

SCM

など、横串を刺して実 行すべき項目は、運営体制を見直して、より効率的な運営を目指す。

 第

3

の課題として、国内市場の開拓による成長力確立と利益確保にも取り組んでいる。環境対応製品として 力を入れている台紙の無い「ノンセパ」ラベルは、生産増強でコストも下がっているので、しっかりと拡販し ていきたい。また、経済環境が厳しい今こそ、事業提携や

M

A

を含めた事業基盤強化の絶好のチャンスとと らえ、案件の検討を積極的に行っていく。昨年は原紙高に苦しんだが、コストダウンや価格転嫁が進んできた ので、さらに付加価値の高い商品の拡販で利益を確保したい。

 第

4

の課題として人財の育成がある。海外では人財の層がまだまだ薄いので、国内で人を育ててから海外に 出し、当社のビジネスモデル

DCS

Labeling

を現地に十分に浸透させていく。育成方法としては、シンガ ポールなどへ派遣して現地で学ばせる、

MBA

MOT

取得を奨励する、ベテラン社員を講師として塾を開きノ ウハウを共有するなどの取り組みを行っている。

 以上のような取り組みの成果は着実に表れている。期間損益は未だ厳しい状況にあるものの、企業体質とし ては大きく改善の方向に進み始めている。例えば棚卸資産は前期末に比べ

12

26

百万円減少し、フリーキャッ シュフローは

10

億円増となった。これにより、現預金残高は

10

84

百万円の増加となった。

◆ 2008 年度連結業績見込み

 下期も引き続き実体経済の低迷は避けられず、一部顧客からは発注の遅延など、不透明な状況が予想される。 通期の連結売上高は

850

億円、営業利益

43

億円、経常利益

42

億円、当期純利益

16

億円を見込んでいる。為替 変動による影響については、

8

月以降かなり円高が進んでいるので、下期のみで

23

億円の売上減と予想してい る。

 地域別では、国内は下期に新製品のリリースと大口案件もあり、現在取り組んでいる粗利益改善、販管費の 有効執行を進め、開示見込みに上乗せを目指す。欧州において営業利益を

1

億円のマイナスと予測しているが、 新しい顧客も開拓できそうなので、なんとかゼロに近づけ、利益を確保していきたい。アジア・オセアニアに ついては、上期のマイナスが響いて、通期の営業利益も赤字を予想している。しかし赤字幅はわずか

1

億円な ので、中国、タイ、その他のアジア諸国の健闘で黒字化できるようにしたい。

 配当金については、中間配当として

16

円を出している。当社は

14

期連続で増配しているので、通期でも目 標の数字を達成できるように努力していく。

(平成

20

11

18

日・東京)

参照

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