第４ 鳥獣被害対策緊急プロジェクト推進計画「工程表」 １ 地域が一体となって取り組む「被害防止対策」
取 組 内 容 所管部会
項 目 目 標
Ｈ２５ Ｈ２６ Ｈ２７ (担当)
(1) 集落対策の推進 地域住民の合意形成による「面的な被害
対策」の実施 集落被害対策ビジョンの作成
農作物被害対策 ◎ ビジョン作成集落数 ２１集落 <7集落> <7集落> <7集落> 部会
(営農 支援 課 食の消 費・安全
(2) 地域リーダーの育成 鳥獣被害対策地域リーダーの育成 推進室 環境保全農業担当)
地域リーダーの育成と人材活用
◎ 地域リーダー認定数 ２１０人 <70人> <70人> <70人>
(3) 総合的な被害防止対策 ［農作物］ 農作物被害対策
－
の実施と新たな被害防止 総合的な被害防止対策の実施集落の育 総合的な被害防止対策の実施 部会
２
技術の研究・開発 成
３
(営農 支援 課 食の消 費・安全
－
◎ 実施集落数 ６集落 <2集落> <2集落> <2集落> 推進室 環境保全農業担当)
［人工林］ 森林被害・環境
造林地における効果的なシカネットの シカネットの設置 対策部会
設置及び維持管理の徹底 (森林経営課
<300,000m> <300,000m> <300,000m> 森林整備担当)
［特用林産物］
侵入防止ネット設置等による適切な被 侵入防止ネットの設置
害防止対策と集落周辺における人工ほだ 森林被害・環境
場整備 <10,200m> <10,200m> <10,200m> 対策部会 （山村・木材振興課
人工ほだ場新設支援 特用林産振興担当）
(4) 新たな被害防止技術の 宮崎県の被害状況に応じた新たな鳥獣被 鳥獣被害対策支
研究 害防止技術の開発 研究機関等との連携による技術開発及び実証 援センター
◎ 技術開発数 ２件 <２件>
－
２
４
２ 被害状況に応じた適切な「捕獲対策」
取 組 内 容 所管部会
項 目 目 標
Ｈ２５ Ｈ２６ Ｈ２７ (担当)
(1) 野生鳥獣の生息状況の シカ、サルの生息状況の的確な把握
的確な把握 シカの生息実態調査、シカモニタリング調査(県全域)等
◎ シカについては、県内を主要河川の
流域ごとに６ブロックに分け、概ね <耳川以北の流域> <耳川と一ツ瀬川の流域及び <大淀川・岩瀬川・国道268号
３か年で調査を一巡 大淀川・岩瀬川・国道268号 線を結ぶ線と鹿児島県境と
（第５回調査(H25～H27)) 線を結ぶ線の間の流域> の間の流域及び大淀川以南
の流域> ◎ サルについては、県内を大まかに県
北、県央、県南の３ブロックに分け、
３か年で調査を一巡 サルの生息実態調査
（第４回調査(H25～H27))
<県央地域> <県北地域> <県南地域> ◎ 一般的な調査手法が確立していない
イノシシについては、代替として、 有害鳥獣捕獲状況マップを整備・充
実 イノシシの有害鳥獣捕獲状況マップの整備(県全域)
－
２
５
(2) 捕獲体制の整備及び対 個体数調整に向けた捕獲体制の整備・確 捕獲対策部会
－
策指導捕獲員の配置 保 有害鳥獣捕獲班の活動支援（全市町村）
(自然環境課 ◎ 県と市町村が共同で、各市町村ごと <208班、班員2,500名> <208班、班員約2,500名> <208班、班員約2,500名> 野生動物保護
の有害鳥獣対策協議会の有害鳥獣捕 管理担当)
獲班や野生猿特別捕獲班を支援
◎ 平成２５年度にシカ・サル対策指導 野生猿特別捕獲班の活動支援（18市町村） 捕獲員を県内に４０名配置し、捕獲
や追い払いを実施 <60班、班員800名> <60班、班員約800名> <60班、班員約800名> ◎ 有害鳥獣捕獲班員を確保し、その活
性化を図るため、狩猟免許試験の複
数回・複数会場実施や休日実施によ シカ・サル対策指導捕 り、当該捕獲班員の母体となる狩猟 獲員設置（16市町村） 者の確保を推進
<7森林組合、40名>
狩猟者の確保対策
(3) 適切な捕獲の実施 捕獲助成や「わな」購入助成等による適
切な捕獲実施 シカの個体数調整
◎ 有害鳥獣捕獲活動支援事業により、 <有害等捕獲：約10,050頭> <有害等捕獲：約10,050頭> <有害等捕獲：約10,050頭> 県と市町村が共同で、有害鳥獣捕獲
班や野生猿特別捕獲班の活動を支援 < 狩 猟 ：約7,000頭> < 狩 猟 ：約7,000頭> < 狩 猟 ：約7,000頭> するとともに、鳥獣被害防止緊急捕
獲等対策事業（農林水産省）及び地 域でシカ捕獲対策強化事業により有
害鳥獣捕獲活動の支援を行うこと サルの個体数調整
で、農林作物等に被害を与える有害
鳥獣の適切な捕獲を促進 <有害捕獲：約1,100頭> <有害捕獲：約1,100頭> <有害捕獲：約1,100頭>
◎ 「わな」の購入助成を行うことで、 イノシシの個体数調整
銃猟が難しい集落周辺での「わな」
による有害鳥獣捕獲を支援 <有害捕獲：約5,100頭> <有害捕獲：約5,100頭> <有害捕獲：約5,100頭> < 狩 猟 ：約8,000頭> < 狩 猟 ：約8,000頭> < 狩 猟 ：約8,000頭>
－
２
６
◎ 必要に応じて、狩猟等の規制の緩和
－
を行い、適切な捕獲圧を確保 被害及び生息状況に 応じた特定鳥獣保護 管理計画の変更
<ニホンジカ保護管理計画区域の変更> 三股町、日南市、串間市を除く区域に拡大
<狩猟期間の延長>
３ 中・長期的視点に立った「生息環境対策」
取 組 内 容 所管部会
項 目 目 標
Ｈ２５ Ｈ２６ Ｈ２７ (担当)
(1) 多様な森づくりの推進 多様な森づくりのための適正な間伐等の 森林被害・環境
推進 広葉樹植栽 対策部会
◎ 広葉樹植栽の推進 <300ha> <300ha> <300ha> (森林経営課 森林整備担当) 間伐の推進
◎ 広葉樹の侵入を促す間伐の推進 <9,000ha> <9,000ha> <9,000ha>
(2) 林道等の「のり面」や ［のり面］
「路肩」の適正管理 緑草帯の餌源を削減するためののり面 ・食害や侵入を防ぐ各種のり ・食害や侵入を防ぐ各種のり ・食害や侵入を防ぐ各種のり 森林被害・環境 緑化工法等の確立及び導入 面緑化工法の実用化に向け 面緑化工法の実用化に向け 面緑化工法の導入 対策部会
た検証 た検証
－
(森林経営課
２
［のり面・路肩］ 森林路網担当)
７
緑草帯の餌源を削減するための管理 ・冬枯れを促す草刈り時期の ・適正な管理時期の周知及び ・適正な管理時期の周知及び
－
（草刈り）時期の確立及び適正な管理 検証及び適正な管理 適正な管理 適正な管理 (農村整備課
農道・農村振 興担当) (道路保全課
４ 推進体制の整備
取 組 内 容 所管部会
項 目 目 標
Ｈ２５ Ｈ２６ Ｈ２７ (担当)
(1) 鳥獣被害対策特命チー 鳥獣被害対策特命チーム会議の開催 事務局
ムの連絡調整 全体会議の開催 (中山間・地域政策課
中山間・特定地域振興担当)
〈１回〉 〈１回〉 〈１回〉
(2) チーム員の知識向上、 普及指導員、関係機関・団体、対策指導 農作物被害対策
技術指導者（マイスター） 捕獲員を対象としたマイスターの育成 講習会・研修会の開催、認定 部会
の育成 (営農 支援 課 食の消 費・安全
推進室 環境保全農業担当) 捕獲対策部会 (自然環境課
◎ マイスター育成 180名 〈60名〉 〈60名〉 〈60名〉 野生動物保護
－
管理担当）
２
◎ 既認定マイスターのレベルアップ 〈３回〉 〈３回〉 〈３回〉
８
研修 森林被害・環境
－
対策部会 (森林経営課
