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(1)

子守唄の 里 五 木を 育む 清流川 辺川を 守る 県 民 会 会 報

かわべ川通信

発行事務局】862熊本市健軍2 25 61 201 TEL &F AX 096 365 3836

県民の会ホ

ムペ hi p: 〃pt az a4 mbn or i p7k aWabe/ 週干明 1辺川 ht t p: 〃www c oar a or i pr k awamOt o/

新 しい年 を迎 え、「県 民 の会J も新 たな気 持 ちでスタトしました。先 日開かれ た 1 月の定例 運 営委員会で は、出席者 の積極 的な意見 が交 わされ 、皆 さんの川 辺 川へ の熱 い思 いと、今 後 の活 動へ の意 気 込 みをひしひしと感 じました。運 営 委 員 にも新メン ヾ

が加 わるなど、更 に充 実 をはかぅてい けることを心 強 く思 いま坑 昨 年 末 はぎりぎりまで 大蔵 省主 計 局 に向 け、建 設 省 の概 算 要 求 に対 する予 算 差 し止 めの要 請 文 をァッで 送 る活 動 を展 開 し、多方 面 の方々にご協 力 を 頂 きました。れ からも、

一 人

人 の力が結集する形 で 各 関係 機 関 に働 きか けて いくことが

層 重 要 になってくると思 いま坑 抜 本 的 な財 政 改 革 を断 行 する正 念 場 である通 常 国会 が、いよいよ開会 しました。橋 本 総 理 の言 う「2 1 世紀 に向 けた 活 力ある経 済 社 会 シテムの実 現 を目指 す 変 革 と創 造 」が絵 空 事 で終 わ らない

ことを期 待 していま

昨 年 8 月の 発 足 以 来 、「県民 の会」は 多くの方々のご理 解 を頂 き、熊 本 のかか える川 辺 川 ダム計 画 の見直 しのうね りは、全 国 的な広 がりを見せ ていま坑 今 年 もさまざまな主催 行 事 、関係 団体 との連携 行 事 などを通 して、より多くの方 が目的 の失 われ たナ│ 1 辺川 ダム計画 の問題 点

( 1 ) 治 水… …乱伐 の結 果 、生 じた3 年 連続 の災害 後 の幼 樹 林 の成 長 で、ある 程 度 山の保 水 力が回復 しました。

( 2 ) a ll水

… …

多数 の 関係 農 家 が利 水 事業 は不 要 として裁 判 を起 こし、多額 の 負 担 金 の 問題 など、現 在 の農 業情 勢 が国営土 地 改 良事 業 と大

きく隔 たうていることを訴 えていま ( 3) 発 電

… …

ダム建 設 後 の発 電 量 は水 没 により閉鎖 が考えられ る現 在 の発電 所 の発 電 量 を補 うに過 ぎません。

…これ らに目を向 けて頂 くための、き っか けづ くりをしていきたい と思 って いま 度 失 った自然 はもう二度 と 戻 ってはきません。今 を生 きる私 たち が次 の 世 代 に手 渡 す ことの 責 任 を 一

緒 に考 えていきましょう。

平 成 9年 1月21日 囲 徳 恭 代

(2)

おおい川辺川の工事風景

● 県 民の会 会 報第2号

目 次

代 表 あいさつ … … … Ⅲ l 最 近 の動 き… … … …

2 第

国川辺 川 シンポジウム … … … … … 4 利 水 裁 判

意 見 陳述 書 … … … Ⅲ・ 6 川辺 川利 水 裁 判 第

回後 半傍 聴 記

・… … … ・・ 8 水俣 病 被 害 者 の会 会 長 から … ・… ・… … … …

1 1 第 2 回 利水 裁判 傍 聴 &カ ンのお願 い … … … … 1 1 水 源連 総 会 等 の報 告… … … ・

1 2 スケジュ… ………・" ・…………・14 おすすめ図書 の紹介 コ

ー ・… … … …… … ・・… ・・・・… 15 会 員からの投 稿 コ

ー " …… … … ・ 1 5 l NT ERNET ・ " ・…・………・………・16 県 民の会 からのお知 ら

会 計 報 告

・・… … … ・ 18 定 期 カン呼びかけ… … … …

18 運 営 委 員会 参 加 呼 びかけ … … … …

H8 投 稿 大作 戦 、協 力のお願 い

… … … …

Ⅲ9 県 民の会 グッズの紹介… … … …

19 あげます … … …… …… … ・・… ・・… " …・・… … ・・… …… ・・

20 編 集 後 記

・・… … … ・ 20

下通りのク保護を求め街頭署名。粉し

最近 の動 き

【 県及び 国の 払 を め ぐ る 動き 】

H8, 11, 11 県町村会が定期総会で「サ│1辺川ダムの建設促 逢につい司 など12議案を採択。

H8, 11, 25 県環境審議会( 福島知事の諮問機 関) が県環 境基本計画を答申。

H8, 11, 30 頭地代替地本格着工。平成 13年度完成を目 才旨す。

※ 頭地代替地 : 開発面積34. 5ヘ クタルの 最大の代替地。

H8, 12, 4 建 設省の諮 問機 関「河川審議会」が「今 後 の 河川制度 の在 り方」をまとめ亀井静香建設相 に提出。川を排水路としか見なかった従来の視 点を強く批判 、河川環境の保全と形成の必要 性を訴えた。

H8, 12, 13 民間信用調査機 関、帝 国デタバンクの調べ で主要建設会社 100社の全役員のうち、建設 省など官庁や公団からの天下 り役 員が517人 で、全体の6人 に1人という高い比率であること が判明。同社 は「建設会社と官界、自治体 との 人的つなが' ) は想像以上に密接だ」と指摘。ト

ップは建設省からの112人( うち代表取締役 17 人) 。次 いで道路 公団が74人 。「宮民癒 着」の 構造が浮き彫'に。

H8, 12, 18 建設省が 実施計画調査段 階にある3ダム事業 の中止を決 定 。最 大の理 由は水需要の増加 が見込めないこと。川辺川払 は「建設をスピ

ドアップさせるタム」として挙 げられた。

H8 ,1 2 ,2 0 川辺川ダムに、来 年度政 府 予算 大蔵原 案 内 示で9 5 億1 7 0 0 万円が計上された。建設省は来 年度から迂 回河道( バイパス) 工事 に着手 する 予定。

H8 ,1 2 ,2 0 徳島県木頭村 に建設予定の細川内ダム計画 について、大蔵 省 は建設 省の要求を認 めず、

「建設 」段 階を「調査 」段 階 に差 し戻 した上で4 億 円の予算を付 けた。ダム事業で「格下 ↓」があ

ったの は初 め孔

H9 , 1 , 1 3 岐 阜 県 藤 橋 村 に計 画 されている徳 山 ダムの建 設 事 業 審 議 委 員 会 が 答 申 にダムの早 期 完 成 を求 めることを盛 り込 む方 針 がほぼ固 まる。

※ 徳 山 ダム: 完成 すれば 日本 最 大 級 のダムとな る。

H9 ,2 ,7 徳 山 ダム 建 設 事 業 審 議 委 員会 が 同 ダムの 早 期 完 成 を求 める答 申をまとめ、建 設 省 と水 資 源 開発 公 団 に提 出。

(3)

│1辺 川を め ぐ る 住民側の 動き 】

H8, 10, 27 熊 本 県保 険医協会 主催 講演会移ム と環境 」 H8, 11, 17 街頭署名&ビラ配り熊本市下通りにて( 県民の会) H8, 11, 17 県 民の会第回代表 者会 議

これまでの経過 報告 と活 動方針 の確 認 と提案 H8, 11, 23∼ 25

「水 源 開発 問題全 国連絡会( 水源連 ) 」全 国 集会 が 岐阜県大垣市で開催 。県民の会より ' 原 ・

土森 出席( レポトP12参 照)

H8, 11, 24( 財 ) 日本自然保 護協会保護部長の横 山氏 を囲んでの運営委員会

H8, 11, 24 自然 観 察指導員熊 本 県連絡会主催 講 演会

「川辺サ││の自然と未来 」

( 財) 日本自然保護協会保護部長の横山隆 氏八移 マタカが絶減危倶種だから保護するの ではなく、クマカが生息繁殖できる豊かな自然 環境が大事」と、他県のイワシクマタカの保護 活動例をあげて自然保護の必要性を主張。 H8, 11, 30 美しい球磨川を守 る市民の会主催 講 演会

『川辺川払 と球磨川』

「国が川を壊す理 由誰のための川辺川ダム カ著者福 岡賢正氏がスライドを使うて講浪。

「無 駄な公 共事業 に、我 々の税金 を使 う余裕 は今の日本 にはもうない」と主張。

H8 , 1 2 , 1 県民 の会 第 1 回 シンポジウム a t i 大江 市 民 センタ

「川辺川 の自然 とダム

参カロ者 : 約150名 ( レ ポトP. 4参照 ) H8, 12, 3 川 辺川 利水 裁 判 決起 集会

初 公 判 を直前 に控 え、利水 裁判原告 団が弁護 士支援者と共 に熊本市で決起集会 を開催 。 H8, 12, 4 川 辺サ1利水 裁 判初 公判

原告側 意 見 陳述( 傍聴 記 P, 8参 照 ) H8, 12, 17 く まもとウォ

ネットワク主催 : 講演 会 「サi l と森 が 育 むふるさと ∼ 環境 再 生のために判 落 合恵子 、佐 高 信 、保 母 武 彦 、本 多 勝

、野 田知佑 各氏 が 講 浪 。

H8, 12, 18∼20

原( 県民の会 運 営委員 ) 重松 ( 手渡 す会 事 務局 長 ) が清 流球 磨 川サ│1辺川 を未 来 に手 渡 す流 域 郡 市民 の会 など人吉の詰 団体扱 び八代 市民 の会 の要 請書 を建 設 省大蔵 省環境 庁 に手 渡 し、各 省の担 当責 任 者 と交 渉 。川 辺川 ダム 本 体 着 工 の 中止 とクマタカの保 護 、環 境 アセ

スの 実施 を要 請 。また、地 元 選 出議 員 及び 各 党 の国会 議 員に要 請 の実現への協 力依頼 。 H8 ,1 2 ,2 0 ∼2 5

県民 の会 会員 及び 協 力者 による大 蔵 省主 計 局川 辺 川 ダムヘの予算差 止 要 求 F AXを 送 る。大蔵 省 に属 いたF AXは 合計30通以 上 に上 ると見 られる。

H8, 12, 30 地 平線会 議熊 本 主催 「 ちょっと待 て川 辺サ11 ダムマラソン

五 木 から, │1辺川球 磨 川 沿 いを下 り八代 まで のリレマラソンに県民の会有志も参カロ。

【 最近の情勢か引

建設省はこれまで「治水」と所U水」の視点しか盛り込ん いなかった河川行政に「環境保全」を加えました。そして計画 途 中の拶払 の建設 中止、木頭村細川 内必 の予算差し戻 し措置などれは各地であがる河川行政見直しの声を無 視できなくなったことに大きく起 因しているものと思えま坑止ま

る必 や止まりそうな完ヽがある 一

方で川辺川必 をはじめ、苫 田必 や徳 山必 などでは地域住民の務 建設への疑 間の 声を押し切 って、強引に計画を推し進めようとしていま かヤこ川辺川に関しては、今年は本体着工のためのバイパス 事に取りかかろうとしていますし状 況は厳しいかもしれません。

しかし、河道変更工事に3年、本体工事にも5∼7年もかかり、 竜 門必 などの例から推測すると、運用 開始まではあと20年 近くかかるものと思われま

鬼 長良川河 口堰の反対運動をき っ力Wすとして、各地のダ奈 堰などの大型公共事業に見直し 声が高まっていま

元 本体工事に着工する頃には、今よりもっ と大きな批判の声が上がっていることと思いま坑 のまま税 金の無駄遣いを続けていけば、国の財政は今よりもっとひど くなることは確実で坑 それに、利 水裁判の成り行き次第では 基本計画そのものの見直しを迫られるとにもなるでしょう。私 たちの活動はこれからで坑 あきらめずに明るく楽しく根気よく 川辺川必 見直しの声をあげ続けていきましょう。

《西 田 陽 子》

(4)

持 や

平成8年 12月 1日、県民 の 会第 一

回のシポジウムナ│1辺 川 の自然 とダ」を開催 致 しました。当日は熊 本では珍 しく 雪 のはげしい日となりましたが、200名収容 の会場 はほぼ満 席 となりました。

会 は2部 構 成 で行 われ 、第 1部 では新 聞記者 の 日からす‖ 辺 川 ダム問題 を鋭 く指摘 した福 岡賢正氏 にスライドを使 って 講 演 していただき、子 供 達 が遊べ るサ││が現 在 で は貴 重 な 存 在 であるとや、自然度 の 高 い川 が人 にとっていかに大 切 なものであるかをわか りやすく話 してもらいました。その 中 でダムのある球 磨川 と, │1辺川 の合流 点 の2つ の流 れ の境 界 線 のフィルムには会場 から深 いため息 がもれていました。

第2部 では、川 辺川 ダムヘ の意 見書を作 られ た弁 護士協 会 から竹 中弁 護 士 、脊梁 の原生林 を守 る会 の 中村 さん、天 草 青年パリ レ会 の松 本 さんに、講演 者 の福 岡 さんを加 えて パ ネルディス方ッションを行 いました。竹 中さん は色 々な調査 の 中から例 をあげながら、川 辺川 にダを作 らなけれ ばなら ない理 由 は調 査 から何 ひとつ見つからI 良全 て「最初 にダム 建 設 ありき」からはじまった理 由付 けで しかないとの結論 に 達 したと話 され ました。中村 さん は、昭和 30年 代 の五 木 の 大 水害 と大 伐 採 が時 を同 じくしており、現 在 人 工 造 林 とは 云 え、30∼ 40年 代 の杉 山がそれ なりに保 水 力を高 め、水

1韻

‐ 畿氣

害 を押 さえている現 実 からクリトの ダムより緑 のダム作 りの推 進 を強 く訴 え、同時 に川 辺川 ダムに使 うはずの 予算 の部 を30年 の辛 苦 を強 いられてきた五 木相 良 両 村の 村 づ くりにまわすべきと力説され ました。また、松 本 さん は球 磨 川 の増 水 の影 響 が日を経 ず して天 草 に及ぶ現 象 をとら え、川 の 自然度 はそのまま不 知 火海 、天 草 の漁 業 に大きな 影響 を与える、よぅて、球 磨川 水 系 にダの増 えるということ の重大 さを指摘 され ました。

その後 の会場 とのディスカッションでは30年前五木村 から ダム反対が叫 ばれ た時の都市住民 の無 関心さが反省の的 となり、この反省の上 に立 ち今後 のダム問題 に取 り組む姿 勢 が論議 されました。最 後 に、全体 の意 見を右記 の宣言文 にまとめ、満 場

致 でこれ を採択 し、シンポジウム終 わりま した。

特 に会場 とのディスカッションは活 発 で時 間を大幅 にオし、出席者 の川 辺川 ダムに対 する意識 の高さを実感 し、 又 、入場 者の 多さからも当会 の最 大 の 目的の

つであるナ││ 辺川 と) │1辺川 ダム問題 を広 く知 らしめ、

人 に美 し 川 の重 要 さを知 ってもらうと云うとの第歩 は確 実 に踏 み 出され たことを強 く実感 したシポジウムでした。

《 中 島 康 》

(5)

宣 言 文

かつて川 は人 々の暮 らしと密 接 な関 わり合 いを持 っていました。子供 達 は水 と遊 び、 大 人 達 は

日の仕 事 の汚 れ を落 とし、洗 濯 をし、野 菜 を洗 い、米 をとくヽこの様 な日常 の原風 景 とも云 うべ き光 景 はそう遠 くない過 去 の風 景 で した。しかし、経 済 発展 の為 の 開発 と云 う名 のもとに、川 は変 わ り続 けてきました。豊 かさを求 めるあまり、川 の恵 みを 忘 れ 、汚 し、なくしてきた結果、公害 等 々あまりに大きな悲 しい代償 を払わされてきました。

今 で はかつての清 流 と言える川 は数 えるばかりの少 ないもの となってしまい、やっと、 川 の流 れ の恵 み がいか に大 きく大 切 なものかということに気 づ きました。川 辺川 はこの

日常 に於 いて、自然度 の高 い清流 を保ち続 けている数 少 ない川 で坑 貴 重 な私 共 の共 通 の財 産 で丸 ここに30年前 に計画 され たダが造 られ ようとしていま坑 五木相 良 の 人 達 に筆 舌 には尽 くせ ぬ悲 しみを押 しつ けてまで造 られ ようとしているこのダムは、治 水

利 水発電 等 、あらゆる面 から検 討 しても意味 のない計 画 で坑 これ に加 え、水質 の 変 化 が引き起 こす 被害 は考えるだにおそろしいものがありま坑 のような無 意味 有 害 な ダムの為 に、地 元 の人 達 をはじめ、下 流 域 か ら海 に暮 らす人々にまで犠牲 を強制 し、多 額 の税金 を使 うことが許 され るはず はありません。

先 日、建 設 省 お手盛 りのダ審 議 委 員会 は住 民 の声 を無 視 し、十 分 な審 議 もしない まま、

般 市 民 の常 識 で は考えられ ない計 画継 続 の答 申を出しましたが、国民 とて、 到 底 納 得 で きるもので はありませんで した。ダム計画 は当然 中止 され るべ きもので坑

で私 達 は県建 設 省とは無 関係 なダム計画 や り直 し審 議 のための 第 二者機 関の設 置 を要 求 し、この要求が大 きな市民 運動 となることを期待 しま

先 そし、公平 な、市民 の 納 得 の いく審 議 を十 分 に行 い、貴 重 な国民 共通 の財 産 、川 辺川 の清 流 を守 り、次 の 世 代へ の我 々からの贈 り物 とする努 力をしていきま坑

平成8年 12月十日

子守 唄の里五木を育む清 流川辺 川を守 る県民の会 第回川辺 川シンポジウム

鶴 騒 欝 遼 盗

(6)

意 見 陳 述 書

本 件 訴 訟 の 進 行 につ いて 弁護士 板井 優

1 9 9 6 年1 2 月4 日

私 は、これ まで原告 や他 の代理 人が述べてきました意 見 を 踏 え、本件訴訟 の進 行 について述べたいと思いま坑

私 は、この裁判 を始 めるにあたって、裁判 所 において、考 えてほしいことがありま坑 本 件 はもともと人吉球 磨 地 方の 農民 の 申講 による国 営 の土 地 改 良 事 業 で 坑 本 来 、農 民 が国 に頼 んで始 まった事業なのに、どうして申請者である農 民 が裁 判 までしたのか、ということで坑

しかし、もっと疑 岡 があるはず で す。どうして提 訴 の期 間 制限 があるの に866名 もの農民 が裁 判に訴 えたのか、どうし てわずかの異議 申立期 間 しかないのに1100名 を超 える農 民 が異議 申立 をしていたのか、ということで坑 さらに、土地 改 良 法 にいう同 意 の撤 回者 が延べ 人数 とは言えどうして 851名もいたのか、ということで坑

被 告 唇錫 誘 漏 解 聯 摘 密

ており、残 りの505名 位 しか同意 していないはずなのにどう してそれ を超 える人達 が裁判 までしているのでしうか。

本 日の意 見陳述 で裁判所 にもお解 りいただけましたよう に、原告 たちは実 に真 面 日な農民 たちで抗 本件 で 問題 に なっている当初 計 画 は、昭 和 59年 に確 定 していま

` 先しか し、何故 今 回、裁 判 という事態 にまで至ったのでしょうか。

ダム建 設 に反対 だから裁 判 しているのでしうか。いt ヽえ 違 いま坑

それ は本 日の意 見陳述 を聞いてもらっても解 ったと思 い ますっ

裁 判 長 、 一

体 どこに農地 改 良般 に頭 から反 対 する農 民 がいるでしょうか。

今 、わが 国 で は古代 遺 跡 の 発 掘 が相 次 ぎ「縄 文 時 代 J がブムとなぅていま坑 文 献 等 によりますと、その頃 の日本 はブナやナラなどの落葉広 葉樹 に覆 われていたと言 いま坑

しかし、日本 に稲 作 がもたらされて農 地 改 良 が行 われ た結 果 、山 にある腐 食上 が肥 料 として水 田 に移 され 、やせ た上 地 を好 む松 がわが国の風 物 詩 になったと言 われていま坑

原 告 ち 、 経 越 ン ほ棚 的多数の農民たちは、れまで幾 多の農地改良を行うてき た人吉球磨の農民たちの子孫なので坑

今、の原告たちに代表され る圧倒 的多数の農民たちが 今回の事業計画に同意せず裁判 に期待しているのは、今

(7)

回 の変 更 計 画 は、自分 たちの農 業 を進 めていくうえで逆 行 しているので はないか、という疑 問なのですぅ

現 代 は、長

大 で はなく軽

小 の時代 と言 われ ていま

人の実状 に見合 った手 当が必要 だと 言 われているので坑

今 年3月29日、農 水省 は、突 然 、日頭審理 を打 ち切 り異 議 申立 を却下 ないし案 却 しました。しかし、その決 定理 由 に 至っては、有 名な清 水 次 郎 長 の三 下 り半 よりも説得 力のな いものでした。

何故この時期 、農 水省は、突 然 口頭 審理 を打 ち切 うて決 定 を急 いだのでしょうか。答えは、土地 改 良法87条の3が準 用する同法87条8項 にありま坑

、 冒 肘 ぼ筈言航 鍵 堅 鏑 遅 る工 事 に着手 してはならない、とこの条文 は規 定 していま坑

この 時期 、建 設 省 が法 律 に基 づ かないで 設 置 している いわゆるダム審 議 会 は今 年 中 にダム問題 についての答 申を 出すと、建 設 省 はダの着手 を急いでいました。そして、こ うした中で 出され た農 水 省の決 定 について、答 申は次 のよ うに述べていま曳

「平 成8年 4月 4日 、変 更 事 業 計 画 が確 定 した経 緯 がある。しかし、農 水 省、及び 建 設 省 から、計 画 変 更 によってかんがい容 量 に著 しい変 更 はな いとの確 認 を得 たので、審 議 会 は利 水 計 画 に ついても計画 は妥当であるとの判断をした。」 上からも明らかなように、このダム審議会 は変更計画に関 しては農民の意見を全く聞か拭 今年6月に異議 申立 に対 する本件裁判が始 まって利水事業 自体が覆され るかもしれ ない状況であるのに、本年8月にダ着工の容 申を行ってい ますD

司法 墨 竪 資 協 罫 鱗 揖 蟹 鰹 鏑

さらされ るものと私 は確 信 していま坑

要するに、あえて言 うまでもなく、農 水省は農民 そっちの け でダム建 設 のために狂 奔 したので 坑 本 件 土 地 改 良 事 業 の推 進 がはじめにダムありき、という立 場 で貫 かれているこ

とは、あまりにもはっきりしてヤますぅ

しかし、農 水省の 中にもさす がにこれでは駄 目だと思 った のか、棄 却

却 下 決 定後 のパ ンットで、西暦 2020年頃 に は中国 が食料 輸 入 国 になり、わが国 の食 料 自給 率 を上 げ なくてはならない時期 が来 るので、今 回 の変 更 計 画 に問題 はないという趣 旨のこを堂 々と述べていま坑

で は、その時 まで人吉球 磨 の農 民 はどうす れ ば いいの でしょうか。ダムと土地 改 良事業 という巨大 公共 事業 、農業 上 木 で地 域 に落 とされ る公 共投 資 で喰 いつなげというので しょうか。その 間 にも過 重 な負 担 を押 しつ けられ た農民 はど

うやって生 きてい けるので しょうか。土 木作 業 にも行 けない 老 齢 化 した農民 達 はどうす れ ば いいので しょうか。誰 のた めの何のための土地 改 良事 業 なので しょうか。部 の推 進 論 者 は県営団体 営 に負 担 がかかるのなら国 営 の導 水 管 の本管 から水 を直 接 川 辺 川 にもどせ ばよい という者 もいま 坑 しかし、これ は最早 犯 罪 としか言 いようのない事態 で坑

ところで、れ までの異 議 申立 を含 む手続 きの 中で、農 水省側 は=切 資料 を出さず 手 続 きを進 めてまいりました。

この第 1回 口頭弁 論前 に出され た甲号 証 は、本 件 審 理 を進 めるにあたぅての肝 心 要 の部 分 を全 部隠 したまま出さ れています。

れでは、 翻魯

め る こ と

私 は本件 を審 理 するに当たって、何よりもまず 第 一

に、裁 半J所に現 地 に足を運 び、本 件 で 争 われている人吉球 磨 地 方 の水 をめぐる農 業 の実 状 を見て欲 しいと思 いま坑 百 間 は

見 にしかず で坑

次 に私 は、裁 判 所 は、国 に対 し、本 件 に関 する 一

切 の 資料 を書 証 として提 出するか、原告 に開示 するかのどちらか を命 ずるべ きと思 いま丸 正確 な情報 の上 にこそ正 確 な半J 断 が下 され るものと確信 するからで坑 情報 公 開 はHI V ・厚 生 省の例 を持 ち出す までもなく今 日のわが国では当然 の要 請 で坑

それ が、 再 疑脇艦撤蘇繁

そして第3に 、私 は、裁 判 所 が直接 現 地 で3分 の2以 上 の 同意 があったかどうか、人吉球 磨 の農 民 たちの声 を聞 い て欲 しいと思いま

先 行 政 は、資 料 も 一

切 出さず 口頭 審 理 を打 ち切 り農 民 の声 に背 きました。自らの 運命 についての 情 報 を与えられ 、お互 いの 間で適切 な意見 交換 を経て、自 らの進 むべき道 を決 めることが 出来 るかどうかが民 主主 義 の 最低 限 の要請 で坑 その 意 味 で、この裁 判 は民 主主 義 の 回復 をはかるものでなくてはなりません。人権 を守 る最 後 の トリデである裁 判 所 に対 する原告 らの期待 に真 正面 から 答えてほしいと思います。

河川 は古来交通かんがいはもちろん飲料その他生 活 に欠くことのできない自然の恵みの

つであづて、 我々はイ可らの疑 いもなく、この恵みにすが家 生きて

きた。神遅掛i l ももとよ' りその例外でない。

これ は、1労1年6月30日に下 され たイタイイタイ病 判決 の 中 の言葉 で坑 公害 に関 して下 され た判 決 で はありましたが、

もとより今 日の川 辺川 を始 めとする人吉球 磨 地 方 の河 川 についても言えるところで 坑 私 はこの杉 山コトが、水 と農 民 との 関係 に深 い思 いを寄 せ られ 、歴 史の審 判 に応 える 審 理半J 決をされ ることを確 信 しつつ、意 見陳 述 を終 わりた こと思いま弓L

(8)

川辺川利 水裁判第

回公判

傍 聴 記

1996年 12月 4日 14: 00∼ 15i 30

13時40分 に熊本地裁正門前に着く門前はすでに多く の原告、報道関係者支援者たちで埋まぅている。裁半J 所か

ら車が出られず「道をあけてくださヽとの係 りの声が聞こえ る。そういう訳なので、熊本地裁最大の法廷 とは言え、傍聴 席 に入りきれず入場者は抽選となった。なにせ866名の原告 がいるのだから原告の 中に入りきれない人が続出。もっ と大きな法廷 はないのかなぁと溜息が出た。

今度の川辺川利 水裁判が歴史に残る裁 判 となることは 確かだ。866人もの農家ら原告が農水省を相 手に裁判で争 うことは前代未聞のことであるらしい。農家の間に裁判を めた争いごとを良く思わない風 上や防 上」にたてつくことを 悪人や奇人変人扱いする傾 向が強 いからだ。またこの裁判

は農家狽1 からの中請事業 であるにもかかわら= 点農 家 の意 見 を聞 こうともせ 拭 申請 事 業 を隠 れ 蓑 に企 業 と癒 着 した

日本 の農 政 を変 えるきっかけになる裁判 でもある。

第 1 回公判 では、農 家 から5 名の意 見陳 述 を含めた1 2 名 の陳述 が行 われ た。今 回 の陳 述 の要 旨 は次 の5 点 である と思われ る。

l i 誓

‐‐

んなに多くの原告 達が熊本地方 裁判 所 に集ま分たの将来、農業 の明日考承 立ち上がっのだ。

(9)

( : ) 農水省の行政 上 の手続 きの問題 ( 期限 に関すること) ア 国 営 川 辺 川 土 地 改 良 事 業 変 更 の 異 議 申 し立 て

1, 144名の口頭審理 が決 められ た期 間の60日の 回 答 期 限 を過 ぎてもすぐには行 われ なかったこと。に もかかわらず農 家の異議 申し立 てや提 訴 は期 限 を 守 らせ られており公 平 さを欠くこと。

〔農 水省の理 由 は「期 限 は訓 示であa ( 努 力 目標 )

→ならば農 家の異議 申し立 てや提 訴 も期 限 を過 ぎ た後 の参加 者 も認 めてしかるべ し! 農家 は短 期 間 のうちに異 議 申し立 てや提 訴 の準 備 を強 いられて いる充 分 な時 間 があれ ば、異 議 申し立 てや提 訴 の人数 はもっと多かったであろう〕

イ. 第 1回 口頭 弁 論 の開催地 が熊本 であり、人吉球 磨 地 方 か ら遠 く離 れており、農 家 の意 見 を本 気 で 聴

こうとしていないこと。

ウ。 3 回 の口頭 審理 が開かれ たが、全 員の陳述 が終 わ ぅていないのに3 回で突然打 ち切 られ たこと。

に れ も農 民 の意 見 を聴 く姿 勢 がなく、農 民 をな いがしろにしている)

. 3回 の日頭審理の陳述記録が文字化され 、意見陳 述者 の確認 をとらないまま、異議 申し立 ての棄却決定 がなされていること。( 第1回、第2回 はできている

※ 川 辺川 ダム事業審議 委員会 が事業継 続 の答 申を 出したのが今年8月である。棄却決定 をしないと法 的 ヤづ よ本体の着工に取 りかかれない状況 にあった。

むし旗が印象的な裁判前集会

( 2) 農水省の手 続 き上 の問題 ( 同意者)

.

89%の 計 画 変 更の同意 をとったという同意 の 名簿 が明 らかでない。( →今 回提 出を要 望 している。持 ち帰 うて検討するとの答えだった。)

対 象農 家 が誰 なのか!

土 地 の所有者 なのか、主 たる耕 作者 家族 なのか、 小 作 している者 なのか?

同 意 の印 鑑 を押 した後錯 誤 であったと取 り消 しを 求 めた者 の名簿 はどうなぅているのか。

※ 1, 144名が同利水事業 は不要 として異議 申し立 て をしているのこ それ を除 いたら89%の 数字 は出て こないは

し 尤

( 3) 農水省の手続 き上 の問題 ( 同意の取 り方 )

ここで は特 に農 家 の生々しい声 が陳 述 され たが、 今 手 元 にその原 稿がないので 生の言 葉 で再 現 で きないのが残念 だ。農 家の苦 しみ は切 実 で涙 を誘 うものであり、同時 に農 家 を何 ら心 を痛 めず に 追 い込 んでいる行 政側 に怒 りを感 じる。

《 例え ばこ んな 具 合》

役 場 の人 がやうてきて、計 画 変 更 で対 象 外 になっ たので 印鑑 をくれ と言 われ た。もともと水 はこれ 以 上 いらないと思 ぅていて、良 かったと思 ったが、父 が この事業 の推進委員をしているので、この問題 に詳 しい父 が良 いというならよかろうと言 って家の 中に いる父 の所 に行ってもらった。夜 、父 の話 を聞 いた ら、私 が言口鑑 を押 して良いと言ったというから、F口鑑 を押 したという。父 の話 か ら印 鑑 の本 当の意 味 が わかうて役場 に取 り消 しに言った。役 場 の担 当者 は取 り消 したと言っているが、自分 の同意 名簿 が実 際 どうなぅているのか不安だ。

(10)

その他 、例 をあげると

ア 同 意 を取 る時 、計 画 が充 分明 らか にされていない。 特 に農 家の 負担 につ いては、同営 事業 はタダであ

ると言 うだけで、幹線 水路 から水を引く維 持 管理 費 や水代 などが今だにわからない。

イ. サ ギまがいの 子口で同意 を取っている。

計画変 更 で対 象外 になったから印 鑑 が必要

国営 の幹 線 を作 る同意 だから。実 際 には水 を引か なくても良い。水を引くかどうか はあとで また同意を 取る( 組合 長の 念書 が残 っている) からなどと説 明 し

て同意を取っている。 ( 4) 対象地 域 の問題

ア` 農 水 省 は川 辺 川 利 水 事 業 を回 営 事業 にするため その要件 となる3, 000ヘ クタル以上の土地 を確保 するために明 らか に利 水事業 を必 要としない地域

も事 業 対 象 に入れている。

イ. す で にI X画整理 が終 わって水が来ている農地 も含 まれている。

ウ` 1 0 0 年 に度の渇 水と言われ た1 9 9 4 年でも豊作 だ った水不足のない農地 も含 まれている.

. を持 って来ても耕 作 で きないような山斜 面も含ま れている。

( 5 ) 農業状勢 の変化 の問題

ア. 時 代 の変 化から水 は必要 でなくなっている イ. 農 産物 の 自F l l 化によって農業 は不振 である。に れ

以L 負 担 金 を払 ったら農 家 はやっていけない) ウ. 水 が来ても作 る作物 がない。

工 . 農 業 従事 者は高齢 化 していて、後継 者 がいないの に借金だけが残る.

以 上 、わか りやす く箇 条 書 きで まめてみ た。これ からの 日頭弁論 でそれ らの 問題 点のひとつひ とつ が明らかにされ ると思うが、農 家 は自ら希理 していない事業 を押 しつ けられ てそれ によって校る不利益 を払うために多大な労 力を払 わ なけれ ばならない。生 活 をかけて、生 命をかけて、ふるい立 たぎるを得 ない挫 家 に対 して、国 の役 人たちは自らの腹 を 痛 め拭 利 権 の構 造 の 中で仕 事 として権 力をふるっている.

この構 図がなんともやりきれ ない怒 りを感 じる。

この 裁 判 の 中で 農 水省 は工 ヽな行 政 手段 を踏 んで変 更計 画 の同 意 を取 ったという自信 があるのなら対 象 農 家の 名簿 と同意者 の 名簿 を明 らかにして、その正 当性 を主 張 す べきである。この 名簿 を暖味 にしたまま、8 9 %の 同意 を取っ たと言っても何の説得 力もない。もっとも対 象 農 家の3 分 の 1 近 くの共 議 中し立てが出されている今、8 9 %の 数字 は修 正 せ ぎるを得 ないかもしれ ないが

。第 1 回口頭 弁 論 の最 後 に農 水省代1 4 r 人は 名簿提 出を持 ち帰 って「検 討 する」答 えている。

弁 護 団 の板 井弁 護 士 は談 話 の 中で 今 回 の裁 判 官 3 名 がみな熱 心 に意 見陳述 に耳を傾 けていたことを高 く評価 し ていた。弁 護似J意見陳述 にもあったようにナ│ 1 辺川 利 水 事 業 の問題 を確 かめるために裁判官のみなさん に是 非 とも現 地 に足を運 んで 健民ひ とりひ とりの 声に耳 を傾 けてもらいた。そのことが公正 な判定 に番 の近 道 だと思う。また、全 国 の 支援 の 盛 り上 が りこそが行 政 や官 僚 の圧 力に屈 しな い公 正な判 決を 下そうとする3 名の 栽 ヤJ官に使 命感 を燃 や させ 正義 を行う励 み と支 えになると思う。次 回 口頭 弁 論 は2 月2 6 日1 3 時3 0 分。全 国の支援 者で熊本地裁の敷地 を埋 め

′ きくしましょう!

《 角田 高美》

響 ン

左上/ 記者から取材を受け原告

左下/ 円境に左側 が原告側 右 側 が推進派 右上/ 初公判終了後、記者会見す原告と弁護 団

(11)

水俣病被害者の会会長 竹本氏か ら

川辺 川 利 水 裁判 の原 告団のみなさん。私 は、水俣病 被害 者 の会 を代 表 しまして、心 から連 常 のご挨 拶 を申し 上 げま

先 ご紹 介 いただきました、水俣病 被害 者 の会 会 長 をしております竹 本 己義 と申しま坑

みなさんのたたかいは、地 域 の自然 を守 り、ひいては、私 たちの国を守 る正義のたたかいであると思いま坑 私 は、いま大規模な公共工事が、地域 の住民 にとって、また私 たちの国の将来 にとって本 当に必要かどうかを きちんと見極 めることが、非 常 に大事 な時期 に来ていると思 っておりま坑 特 にダ建 設 というの は、世 界 的 にも 見直 しがされており、回が作 った計 L Hl だから必 ず 実 行 しなけれ ばならないということで はないと思うの で坑

国の やるには間違 いはないというの は、国 のたいへ んな思 い上 がりで抗 水俣 病 で も国 は、大 変 な間違 いを犯したということは、私 たちがたたかってみての実感で坑

最 後 に中し上 げますが、みなさんの弁護 団は、私 たちとともに水俣病 裁判 を長年 にわたってたたかい抜 いた弁 護 士 のみなさんで抗 献 身 的 であり、法律 家 として優秀 な弁 護士集 団で坑 原告 団 と弁 護 団がしっかり団結 し、 支援 を大 きく広 げていくならば、必 ず勝利 できると確信 していま坑

本 日の第回 日頭 弁 論 を機 会 にあらたなたたかいが始 まることを祈 念 し、また、私 たちにで き得 る限 りの支援 をさせ ていただくことを述べまして、ご挨拶 とさせ ていただきます。ありがとうございました。

12月4日 熊 本地方 裁判所 前 にて

第 2 回

昨 年 1 2 月4 日、国営川 辺川 総 合 土地 改 良事業裁 判初 公判 の 多数 の傍 聴 ありがとうござ いました。次 回口頭弁論 の日程 が決 まりました。

2 月 2 6 日 ( 水) 1 3 時 3 0 分 離本地誠 1 0 1 号 法廷

私 達 は原告 団 に加 わる事 は出来 ま せんが、カン ミや傍聴 で原告の方々 を支 援 していくことは 出来 ます。今 度 も大 勢 の 傍 聴 で 法 廷 を熱 気 で 満 たし、農 家 以 外 の者 もたくさん 関 心 を寄 せ ているということを世 間 に アピル ししょう。また、利 水 の 会 へ のカラ ミもよろしくお願 いしま坑

陸 カ ン パ の 過 願 い 利 恭 裁 剣 傍 黙

郵 便 局 普 通 預 金 E l 座 1718018822321 川 辺 川 の会 郵 便 局 振 替 預 金 田座 0 1 9 4 0 - 6 6 2 5 1 0 川 辺 川 の会 労 働 金 庫 人吉支 店 普 通 預 金 田座 2860452 川 辺 サ│ │ の会 肥 後 銀 行人吉支 店 普 通 預 金 □座 1 5 8 4 1 5 9 川 辺 川 の会 熊本ファミリ

銀行人談 店普 通 預 金 口座 2 0 2 3 6 5 7 川 辺 川 の会

」A球 磨 相 良 支 所 普 通 預 金 口座 0000281 川 辺 川 の会

川辺川の会」国営川辺川土地改良事業変更計画の取 り消し求める訴訟団と支援す会」 の略称で孔

(12)

ヽ 諸 ン ン ヽ ン ン

昨年 11月 23日 から岐阜 県 大垣 市 で行われた水 源連( 水源 開発 問題 全 国連絡会) の総 会 と徳 山ダ 中止を求 める集会デモ及び 中部地方建設局( 中部地 建 ) との交渉 に参加 してきました。

水 源連 とは全 国 各地でダム問題 に取 り組む団体 の連 絡 組 織 で、県民の会 も加盟 していま孔その時 の模様 と自分で感 じたことを報 告 しま

11月23日夜

大垣 市菊 水旅館

「 水源連総会」( 参 力 回 者 約 8 0 名 )

この 日の 午前 中から、徳 山 ダム建 設 予定地 の現 地 見学 があっていたので す が、私 が参 加 したの は、夜 の総 会 から でした。各地 の報 告 があった後 、まとめとして水源連代表の 矢 山さんから、「審 は今後 のダム建 設 にお墨 付 きを与え る機 関であり、建 設 省 はこのや り方 を定 着 させようとしてい るので、歯 止めを考えなくてはい けない」。また、「河 川 法 が 出来 て100年なので今 度 改 正の論 議 がある。河川 法 をどう 改 正させるかを考えていかなくてはいけなヤという提起 があ

りました。

そのダム審 のあり方 につ いては、水 源 連 事 務 局 からダム 事 業 等 の見 直 し機 関 の 設置 が提 案 され ました。これ は現 在 の ダム審 で はない、公 平 で民 主 的な開 かれ た見直 し機 関 を法 によって設置 し、公 共 事業 の是 非 を審 議 しようとす るもので坑

ただ、ういう案 については法 制 度 にするにはまだ早す ぎ るとこ意 見やあまり厳 し制 度 を定 めると、ういう機 関 の 決 定 がもろ刃の剣 となるかも知 れ ないという意 見 が出され 、 法 案 は事 務 局 で 引 き続 き検 討 を続 けていくとになりまし た。宣 言 を採択 して総 会 は終 わりました。

このあと同行 した原さんか ら、ダム日記 で有 名なまさのあ つこさんを紹 介してもらったり、懇親 会 では矢 作川 の問題 に 取 り組む愛 知 大 学 の渡 退 さんのお話 を伺 ったりしました。

「峠 越 えの文化 があり、東 海 道 が 出来 るまで は旧徳 山村 な どの 山村 は豊 かだったJ 「ダム問題 は現代 の南 北 問題 であ る。水 没者 はダム難民 だ」「村作 りは、都 市の人 間を引き寄 せるための もので はなく、村 民 にとって快 適 であるべき。都 市 はリクを冒す覚 悟 で村作 りに協 力すべきだ」「四季 の変 化 が分 かるような村 がいい。それ には、針 葉 樹 で はなく広 葉樹 を植 えるべ き「中津 江 村 が蜂 之 巣城 の 闘 いで 実 力闘 争 と裁 判 闘争 の両方 やって、闘争 の先 鞭 をつ けたが、権 力 側 が逆 にそれ を学 んでずるくなった。調 査 をされ たらもう遅 ヤとt ヽ渡退 さんの言葉 が印象的でした。

11月24日午 前

大 垣 市 ス イ トピア セ ン タ ー

「 徳 山 ダ ム 建 設 を や め さ せ 山 の 再 生 を 求 め る 11・ 24全 国 集 会 」

( 参加 者約 180人 )

この 日の会場 は、大 垣 市 が使 用許 可を取 り消 したという いわくつきの所 で坑 行 政 の意 に沿 わない 団体 にはこうt ヽ う嫌 がらせ を行うなんて、全 く許 し難 いことで坑

徳 山ダムは岐阜 県揖 斐郡藤橋村を流 れ る揖斐川 に建 設 が予定 されている、完 成 したら「日本

」の巨大なロックフィル 型 ダムで坑 建 設 予定 地 の住民 は10年 近 く前 に離 村 してい ま坑 計 画 の目的 は洪 水調 節 、流 水 の正 常な機 能 の維 持 、利 水 とされていま抗 しかしそれ らの 目的 は破 綻 してい るし、環 境 や生 態 系 に与 える影 響 が大 きい として、昨 年

「徳 山 ダ建 設 中止 を求 める会」が発足し、活動 を開始 して いま ダムの目的のつである利 水 については利 水者の つである名古屋 市が「開発水量 が過大 で、費用負担 が重 t 」

として水利権の半分を返上することを表 明 していま坑 水源 連 の矢 山さんの挨拶の後 、「徳 山 ダ建設 中止 を求 める会J の 代 表 の上 回 さんが徳 山 ダムの 問題 を説 明 しまし た。「10数 回ダム審 が開かれ たが、何 をやってるか分 からな い。現 状 で は水 は余 っており、れ 以 上 必 要 ない。ダム予 定地 にはイヌワシなど希 少 動物 がおり、これ を守 り出 を再 生

していくことが大切 」と訴 えました。

(13)

また名古屋 水道労働組合からは「水需 要 予測 は過 剰 で あり、またダムが 出来 ると水道料 金 が高くなる。現 に長 良川 河 口堰 の分 が値 上 が りた。み んなが要 らないと思 ってい るの になぜ 白治 体 は反 対 しないのか。地 方 自治 と民 主主 義の 問題 として取 り組 んでいくJ というアピリ レをしました。

それ から全 国 か らの報 告 に移 りました。細 川 内 ダ建 設 を阻止 し続 けていることで有 名な徳 島 県木 頭 村 からはレ ム審 委 員就 任 を村長 、議 会 は拒 否 している。ダム建設 には ダム審 をやらない訳 にはいかないし、ダム審 に地 元代 表 を 入れ ない訳 にはいかない。よって、ダムは出来 ない」という力 強 いアピリ レがありました。

川 辺 川 ダムについては原さんが報告 しました。いきなり降 どま、ぽんぎりぽんぎり、五 木 の子守歌 を歌 い出し、 会場 から拍 手を受 けました。もちろん、歌 だけなくナ│1辺川 ダ ムの状況もちゃんと報 告していました。

各 団 体 の報 告 の 後 、集会 宜 言 を採 択 し、その 後市 内を デモ行進 しました。途 中、デモ隊 に手 を振 る人やチラシを受 け取 りながらダム反対 を表 明するする人がいたりして手 ごた えが感 じられ ました.

夜 は、「徳 山 ダ建 設 中 止を求める会J の事務 局の近 藤 さ ん夫妻 、水源連 の遠 藤 さん夫妻と緒 にク食 をとりました。

下流 での指 斐川 がそんなに美 しくもないから、 一

般 の人 に は川 を守 るための ダム反 対ということがアピル しず らいし 会の人間が増 えないとt ヽう悩 みがあると言 う近藤 さん( 妻) に 対 して、遠藤 さん( 夫) はダが出来 たら今の旨い地 下水 が飲 めなくなるということをアピルしたらと提 案 してました。

確 か に川 辺川 のことを知 ってる人 はそんなに多くはありま せんが、川 辺川 を見たら誰 だってこういう清流 を残 したくなる と思 います。そういう点 で は、私 達 は活 動 がしやす いと言え ると思います。

その川 辺川 については、「何 故 あんなにダム反 対の 団体 が沢 山あるの力Jとヽう近 藤 さん( 妻) の質 問 に対 し、原 さん が「沢 山の 団体 があったほうがアピルするし、また団体個 別 で いろんなことが 言えて、動 きや す いJ と答 えていました。 最 後 に近 藤 さん ( 夫) の平

家琵 琶 を聞かせ てもらいま した。この 近藤 さん、今年2 月に行 われ た岐 阜 県 知 事 選 に立 候 補 され ました。こ の 会 報 が発 行 され る頃 に は結 果 が出てると思 います が、ダムに反 対 する多くの 岐 卑 県民 の期 待 を集 めて ほしヽと思 t ヽます。

11月25日午 前

名古屋 市中部地方 建設局 ( 中部地 建 )

この 日は最 終 日、中部 地 建 との 交 渉 で 坑 出席 者 は、

「徳 山 ダム建 設 中止 を求 める会」の上 回代 表 、近藤 さん夫 妻 、多和 田 さん、水 源 連 の遠 藤 さん夫 妻 、それ に原 さんと 私で坑 中部地 建 からは笹 森課長補佐 1人だけでした。

交 渉 で はま ツ

式 上 田 さんが徳 山 ダム問題 は全 国 的 な問 題 になったと言って、昨 年 末 から集 めた徳 山 ダム建 設 中 止を求 める署 名を手 渡 しました。ダム審 については、名古屋 市 が水利 権 を返 上 したことは、ダム事業 計 画 の根 本 的な変 更 になる。なの に、中部 地 建 がダム審 にその返 上分 を木 曽 川 渇 水 対 策 に使 うという代 替 案 を提 案 するの は、ダム審 に 対 してセン越 である。閣議 決 定 にさかの ぼってダム計 画 を見 直 すべきだと追求 しました。

れ に対 して笹森課長補佐 ば 自分 は回答 できないから、 課 長 に伝 える」などと言つて、のらりくらりの対応 に終始 してい

ました( 回答できないなら最 初 から出るな、この税金泥棒 1) 。 ただ、「徳 山 ダ建 設 中止 を求 める会」は昨年 に引き続 き、 今 年 も中部 地 建 との対 話 集会 を行っていくそうで坑 マスコ

ミの 関心 も高 く、交 渉 の前 後 での取 材 や撮 影 及び 記者 会 見がありました。

以 上 が3 日間の報 告 で坑 ム問題 は環境 問題 にとどま ら拭 農 山 村 問題 等様 々な問題 を含 んで いるし、日本 だけ でなく三 峡 ダムなど世 界的な問題 であるということが分 かり ました。しかし、各 地 の取 り組 み によって、ダムはムダという ことが 多くの人 に伝 わり、ダム建 設 を困難 にしつ つあるとい うことも感 じました。

また、ダム見 直 し機 関 の設置 を求 める動 きが全 国 的 にも なっていま坑 私 自身、全 国 にダム反対の声 をあげている人 が沢 山 いるということが分 かり、大 きく励 まされ ました。今 後 もういう人達 と交 流 し、明 るく楽 しく、そして時 には激 しくや

ぅていきたいと思いますぅ

《 土森武友》

(14)

スケジュ

県 民 の 会 年 間 計 画 上 半 期 分

3 月 9 日 ( 日 ) 代 表者会議 1 3 : 0 0 ∼

5月 総 会 &シ ンポジウ 6・7月 野 外 活 動 。

以上 が、2/ 4の 運 営 委 員会 で決 まりました。詳細 は追 ってご 連絡 致 しま坑

イベ ン トの お 知 らせ

● 日本環 境 法律 家連盟 青法協人権研 究交流集 会

マ : 環 境的正義 ( e n研r onme nt t t l uS uc e ) 日日寺 3月22日( : 上) 13: 00- 17: 00

場 所 神 奈川 大学横 浜 キャンパス 内容 公害訴 訟( サ│ 1 崎公害 )

日本 企 業 の 活 動 によるパ プ アニュ ー

ギニアの 文

生活破壊「 自 然の権利」 訴訟と 法の 正義、 廃

棄物処理と 環境リ ク の公平な負担( 日 の出町事

件 ) など。

● 日本 環 境 法 律 家 違 盟 自然 保 護 訴 訟 の 全 国 交 流 会 日日寺 3月 23日 ( 日) pm l : 30∼

3月 24日 ( 月) pm_ 1: 00

場 所 横 浜 :港の 見 える美 しい会 場 を用 意 しま曳 対 象 訴 訟 候 補

奄美「 自 然の権利」 訴訟( 鹿 児島) オ オ ヒ シ ク イ

「 自 然の 権利」 訴訟( 茨 城) 諒 早「 自 然の 権利」 訴

訟( 長 崎) 大 雪山ナキ ウ サギ 訴訟( 北 海道) ヤ

ンバ ル 訴 訟 ( 沖縄 ) 相 模 大 堰 訴 訟 ( 神奈 川 ) 川 辺 川 ダム訴 訟 ( 熊本 ) 静 岡 空 港 訴 訟 ( 静岡 ) 博 士 山訴 訟 ( 福島 ) など

0「守ろう1川辺りl l リバ: イング Wt t h野 田知佑」

∼∼

日本 の川 を愛する人 全 員集合∼ ∼ 主催 川 辺川 カヌデモ実行委員会

後 援 子 守唄の里五木を育む清流川辺川を守る県民の会 清流球磨川サ│1辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 脊 梁 の原 生林 を守 る連 絡協 議会

球磨 川 カ

クラブ

日時 4月 26日( 土) 野 田知佑 さんを図んで前夜 祭 4月 27日( 日) カ ヌデモ 他

場 所 前 夜 祭 : 相 良村ごんげん河原

カヌデ モ: 人 吉城 l l L 前( 球磨 川下 り発 船 場前) 参 加 費 1, 000円( 保険料記念 品代 込 み) お問い合 わせ t e1 0966‐24- 1521( 村 上 恵

一 )

● 源流 水 リ

日 日寺 5月 25日 ( 日) ゲ ス ト野 田知佑

球磨川 サ │1辺 川源流か ら 河回 の 水島ま で 機械の力 を 借り ず

に 人間の力だ け で 水を 運ぶと い う イ ベン ト を 計画中 で 孔

主催詳細未 定 。

問 い合わせ先 : 0966‐ 24- 5631( 佐 藤) 0日 本 環境 法律 家違盟サマセミナ

日示呈 7 月 1 9 ・2 0 。2 1 日 場所 人 吉

どなたでも参加可能 のセミナですJ ‖ 遊 びやシポジウム なども計画 中で坑 決 まり次 第 お知 らせ 致 しますので、是 非ご参加 ください。

キ 摩

誕 調 ― i ―

ず 醤 F4: ― 斎

● 制作 : 北海道テレビ ● 料金 : 無料

● お問い合わせお申し込み

県民 の会 事務局 096- 365- 3836( サ │1本) e―mai l i PAF00407( 》 nt t t ys eⅣe, or i p

雨 は森 の 腐 葉 上 を通 り、豊 かな養 分 を含 んだ水 と て川 か ら海注 ま 海 草 や植 物 性 プラクトンを育 み 、 それ が豊 かな漁 場 を作 り出す 源 となっていま坑 本 来 関 連 がないと思 われている、遠 く離 れ た山 とす││と海 が

つ の系 列 として、密 接 な関係 を持 ってお り、森 を守 ることが豊 かな川 や海 をつ くるということをや さしく解 説 しているビデオで抗

北 海 道 からリヤ、カナダと雄 大 な自然 のロケを盛 り 込 み 、時 には分 か りや す いアニメを使 ぅてなぜ 山 と, 11

と海 の 一

体 となった保 護 が大 切 かを、女 優 島 田 陽 子 が静 かに語 りま坑

TVと ビデオデッキがあるところならどこでも、こちらからビデオ テプ持 参で上映会の出前をしま孔ご近所お友達の方 に呼びかけて上映会を開きませんか? 3∼ 4人規模から数十 人規模まで人数に関係なくお気軽 にお申し込みください。

(15)

● お勧 め 図書の紹介 ヨ ー

夜 目、読め阜世 目。

国 が川 を壊 す理 由

誰 の ための川 辺 川 ダムか

毎 日新聞記者福 岡賢 正さんが人吉通信局に勤務され た5年間の丹念な取材と、独 自に入手したデタの分析 に よる簡潔 な文章 と明瞭 な主張 で、川 辺川 ダム建設の矛盾 を問い直していきま

先 行政 当局発表 だけを信 じて書いた としか思えないような環境記事もある中、よくぞここまで人 で調べてくれた、よくぞ書いてくれたと感動を覚えました。

多くのマミが、ダム問題を「環境」か「開発」かという視 点でとらえているように思うのですが、の本を読め! ポ開発J どころか、取 り返 しのつかない「負の遺産」を次 の世代 に残 すことになることがよくお分かりになると思います。美しい自 然とふる里を愛する全ての人達へ。そして「ダムができない方 がよかった」と言う前に必読の書。

《 緒方 紀 郎》

葦書房 定価 ¥1, 854- 著者:福 岡賢正

(毎日新聞記者)

● 読者 か らの投稿 コ ー

昨 年 の11月! コ│1辺川 の現 地 学習 会 の時 に創 った愚 作 ですが, 新年 のご挨拶 に兼 ねて. …

…―熱心 にわれらに説 くダム反対の人の 目は澄 んで いる 宿 舎 の夜 の

現 地 で川 辺 川 ダムの反 対 運 動 を力強 く進 めている手 渡 す 会の木 本 さん、大山 さんが僕 たちの為 に、たくさん の 資料 を用意 して事前 学 習 会 を開 いて下 さt ヽました。 一

日日の昼 はあゆの塩 焼 を食 ったり、鯉 に塩 焼 をやっ たり、焼 酎 の醸 造 元 を見学 したり、熊 本 での生 活 の20 倍 くらいのゆったりした、久 しぶ りに人間 らしさを満 喫 し

た気 分 になりました。その夜 は昼 間 の' 自由 1と

まったく 逆 で、球 磨 川 荘 のロビ

ーの片隅で 学習 会をおこないま した。まるで労働学校の2回 分くらいの級密なカリキュラ ムでしたが、初 めて耳にする内容 で、あっという問 に2時 間30分 が過 ぎました。ロビのまんなかに車球 台があっ たので、何 度 もピンポン玉 が、はなしの 中に飛 び来 んで 来 ましたが、世 の 中の矛 店 に対 してひるむことなく果敢 に反 対運動 を進 めてらっしゃる人 々の 目は、限 りなく澄 んで いました。

……代 替地 栗 の木 まばらに生きており 植 えし人のこころは何処

川 辺 川 ダム建 設 の為 、住 みなれ た土 地 を遠 く離 れて、 相 良 村の代 替 地 に移 住 され た五 木 村 の人 の畑 には、

周 りの風 景 とはまったくなじまない、栗 の木 がか細 く植 えられていました。近代 的な耕 作 になれてない、五木 の 人のせめてもの慰 めのような栗 の幼 木 を見ると、とって も悲 しい気持 になりました。当然、生活 の上でも、利 害 を異 にする地 元 の人 とうまくゆくはずはずはないのでし ょう。苦 渋 の選択 を強 制 した、国家 とは、いったい何だ ったのでしょうか? 紺碧の晩秋の空の下に、川 辺川 ダ 建 設 の矛盾 を強 く感 じました。

……のサ11が

汚 れゆくとも知 らず して いつものような ヤ マセミの夫婦

川 辺 川 には必 ず ヤマセミのつ がいがいました。やませ み がまるで流 星のように水面 をかすめてゆくと、案 内 し て下さった現地の木本 さんは、『あ、ヤマセミです』と、私 たちに教 えてくれ ました。とっさにその方 向 を見ると、確 か にヤマセミが飛 んで いるのです。ちょうど鳩 ぐらいの 大 きさのヤマセミは、イ魚 を探 しているので しょうか、ス マトなか らだを私 たちに披 露 してくれ ました。絶 滅 危 恨 種 のクマタカは、さす がにこの眼で確 認 できなかった けども、この美 しい川辺川流域 には、いつ現 れても不思 議 ではありません。自然 の生物 は、の日も何 も無 かっ たようにいつもの暮 しを営 んでいました。

《大畑 靖夫》

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