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平成28年度決算パンフレット 「こうべの家計簿」 神戸市:決算

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平成28年度のお金の使い道(決算)をわかりやすく解説します

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このパンフレットについて、ご意見をお待ちしています。 電 話:078-322-5134・5141(直通)

FAX:078-322-6025

神戸市 行財政局 財政部 財務課

平成28年度のお金の使い道(決算)をわかりやすく解説します

平成 28 年度決算

こうべの家計簿

2016 Kobe’s account book

(2)

はじめに  ~平成28年度の決算について~

目次

01

はじめに

02

お財布のしくみはどうなってるの?

03

お財布の中身を見てみよう!

05

家計簿に置き換えてみよう!

06

他のお財布を見てみよう!

07

平成28年度 おもに取り組んだこと

11

事業に使ったお金を比べてみよう!

13

財政運営の健全度をチェックしよう!

14

社会保障関係費が増え続ける見通しです!

15

借金はいくらあるの?

16

お金のやりくりに努めています!

17

ふるさと納税  ~ふるさとKOBE寄附金~

18

神戸市 宝くじ情報

黒字決算となりました

 平成 28年度の一般会計決算は、社会保障関係費が増加した一方で、所得の増加などに伴 う個人市民税の増や「神戸市行財政改革 2020」に基づく取り組みを着実に進めたことなど から、6年連続で財源対策によることなく、黒字(9億 2,300 万円)を確保することがで きました。

今後も社会保障関係費の増加が見込まれます

 これまでの行財政改革により、危機的な財政状況を克服し、財政的に力を取り戻してきま したが、今後、超高齢社会の進展に伴い、医療費などの社会保障関係費がさらに増加してい くことが見込まれます。(くわしくは 14 ページを参照してください。)

これからも神戸の発展に向け、全力で取り組んでいきます

 市民のみなさんのくらしを守るとともに、人口減少社会の克服をめざし、まちの魅力と活 力を高める取り組みを積極的に展開していくため、事務事業の見直しなど「神戸市行財政改 革 2020」を進めていきます。

市が仕事をするための財布を「会計」と言います。その財布の中身は、みなさんのお財布と 同じように入ってくるお金「歳入(収入)」と使うお金「歳出(支出)」があります。

市に入るお金

歳 入 ( 収 入 )

● 税金(市税)

● 国や県からの補助金

● 公共施設の使用料

● 借金(市債)など

市が使うお金

歳 出 ( 支 出 )

● 福祉や教育

● 道路などの整備・補修

● 公共施設の維持・管理

● 借金(市債)の返済など

お財布のしくみはどうなっているの?

◆ 市のお財布(会計)のしくみ

◆ 市のお財布は大きく分けて、3種類あります。

1 一般会計

2 特別会計

歳 入 ( 収 入 )

億円

歳 出 ( 支 出 )

億円

歳 入 ( 収 入 )

億円

歳 出 ( 支 出 )

億円

歳 入 ( 収 入 )

億円

歳 出 ( 支 出 )

億円

福祉、教育、道路・公園の整備など、市の基本的な事業を行う会計です。 主に、市税や地方交付税などによってまかなわれます。

特定の収入で特定の事業を行う会計です。

国民健康保険や介護保険、市営住宅など、神戸市では14会計あります。

3 企業会計

主に利用者のみなさんが支払う料金収入で事業を行う会計です。 バスや地下鉄、上下水道など、神戸市では7会計あります。

(3)

はじめに  ~平成28年度の決算について~

目次

はじめに

02

お財布のしくみはどうなってるの? お財布の中身を見てみよう!

家計簿に置き換えてみよう! 他のお財布を見てみよう!

平成28年度 おもに取り組んだこと 事業に使ったお金を比べてみよう! 財政運営の健全度をチェックしよう! 社会保障関係費が増え続ける見通しです! 借金はいくらあるの?

お金のやりくりに努めています!

ふるさと納税  ~ふるさとKOBE寄附金~

18

神戸市 宝くじ情報

黒字決算となりました

 平成 28年度の一般会計決算は、社会保障関係費が増加した一方で、所得の増加などに伴 う個人市民税の増や「神戸市行財政改革 2020」に基づく取り組みを着実に進めたことなど から、6年連続で財源対策によることなく、黒字(9億 2,300 万円)を確保することがで きました。

今後も社会保障関係費の増加が見込まれます

 これまでの行財政改革により、危機的な財政状況を克服し、財政的に力を取り戻してきま したが、今後、超高齢社会の進展に伴い、医療費などの社会保障関係費がさらに増加してい くことが見込まれます。(くわしくは 14 ページを参照してください。)

これからも神戸の発展に向け、全力で取り組んでいきます

 市民のみなさんのくらしを守るとともに、人口減少社会の克服をめざし、まちの魅力と活 力を高める取り組みを積極的に展開していくため、事務事業の見直しなど「神戸市行財政改 革 2020」を進めていきます。

市が仕事をするための財布を「会計」と言います。その財布の中身は、みなさんのお財布と 同じように入ってくるお金「歳入(収入)」と使うお金「歳出(支出)」があります。

市に入るお金

歳 入 ( 収 入 )

● 税金(市税)

● 国や県からの補助金

● 公共施設の使用料

● 借金(市債)など

市が使うお金

歳 出 ( 支 出 )

● 福祉や教育

● 道路などの整備・補修

● 公共施設の維持・管理

● 借金(市債)の返済など

お財布のしくみはどうなっているの?

◆ 市のお財布(会計)のしくみ

◆ 市のお財布は大きく分けて、3種類あります。

1 一般会計

2 特別会計

歳 入 ( 収 入 )

7,113

億円

歳 出 ( 支 出 )

7,024

億円

歳 入 ( 収 入 )

7,137

億円

歳 出 ( 支 出 )

7,077

億円

歳 入 ( 収 入 )

2,555

億円

歳 出 ( 支 出 )

3,019

億円

福祉、教育、道路・公園の整備など、市の基本的な事業を行う会計です。 主に、市税や地方交付税などによってまかなわれます。

特定の収入で特定の事業を行う会計です。

国民健康保険や介護保険、市営住宅など、神戸市では14会計あります。

3 企業会計

主に利用者のみなさんが支払う料金収入で事業を行う会計です。 バスや地下鉄、上下水道など、神戸市では7会計あります。

(4)

歳出(支出)

7,024

億円

歳入(収入)

7,113

億円

お財布の中身を見てみよう! (一般会計予算)

お財布の中身を見てみよう! (一般会計予算)

◆ 歳入(収入)

使用料及手数料

149億円

(2.1%)

市税

2,723億円

(38.3%)

国庫支出金

1,300億円

(18.3%)

588諸収入億円

(8.3%) 市債

702億円

(9.9%)

358県支出金億円

(5.0%)

688その他億円

(9.6%)

地方交付税

546億円(7.7%) 財産収入

59億円

(0.8%)

◆ 歳出(支出)

子ども・高齢者等の 福祉の充実に

3,092億円

(44.0%)

教育・文化の振興に

768億円

(10.9%) 環境・衛生の向上に

621億円

(8.9%) 市債の返済に

914億円

(13.0%) 区役所等の運営に

684億円

(9.8%) 産業振興に

150億円

(2.1%) 消防・救急に

184億円

(2.6%)

道路・公園に

274億円

(3.9%)

土地の売却代など 施設の使用料など

市民のみなさんに 負担していただく お金(市民税や 固定資産税など)

使途を特定して 国から交付されるお金 使途を特定して、

県から交付されるお金

使途を特定せず、地方 の税収の差などを調整 するため、国から交付 されるお金

道路や公園、学校 などの公共施設を 整備するために借 り入れるお金

貸付金の返還金や 宝くじ収入など

国税や県税として徴収してから 再配分されるお金

住宅・まちづくりに

337億円(4.8%)

◆ 市民1人あたりに計算すると?

一般会計の決算を市民1人あたりに計算すると、約45.6万円の市民サービスを行っています。

20.1

万円 子ども・高齢者等の

福祉の充実に

●高齢者・障害者施策の充実

●医療費の公費負担、生活保護

●こども・子育て支援 など

2.2

万円 住宅・まちづくりに

●駅前の活性化、再開発、区画整理

●市営住宅の建設、管理

●すまいの耐震化 など

1.2

万円 消防・救急に

●消防・救急活動、車両等の整備

●消防団の運営 など

5.0

万円 教育・文化の振興に

●学校園の建設、管理運営

●就学援助・生涯学習

●芸術文化の育成 など

1.8

万円 道路・公園に

●道路の整備、管理・保全

●公園緑地の整備、維持管理

●河川改修 など

4.0

万円 環境・衛生の向上に

●ごみの収集、処理、資源化

●エコタウン・環境保全

●救急医療、食品衛生 など

1.0

万円 産業の振興に

●中小企業の支援、企業誘致

●農漁業の活性化

●観光の振興 など

4.4

万円 区役所等の運営に

●住民票等諸証明の発行、  戸籍等の届出受理

●各種相談 など

5.9

万円 市債の返済に

(参考) 平成28年度 市民1人あたりの  市債残高      69万2千円

(5)

歳出(支出)

億円

歳入(収入)

億円

お財布の中身を見てみよう! (一般会計予算)

お財布の中身を見てみよう! (一般会計予算)

◆ 歳入(収入)

使用料及手数料 億円

(2.1%)

市税 億円

(38.3%)

国庫支出金 億円

(18.3%)

588諸収入億円

(8.3%) 市債

億円

(9.9%)

358県支出金億円

(5.0%)

688その他億円

(9.6%)

地方交付税 億円(7.7%)

財産収入 億円

(0.8%)

◆ 歳出(支出)

子ども・高齢者等の 福祉の充実に

億円

(44.0%)

教育・文化の振興に

768億円

(10.9%) 環境・衛生の向上に

億円

(8.9%) 市債の返済に

億円

(13.0%) 区役所等の運営に

684億円

(9.8%) 産業振興に

億円

(2.1%) 消防・救急に

184億円

(2.6%)

道路・公園に 億円

(3.9%)

土地の売却代など 施設の使用料など

市民のみなさんに 負担していただく お金(市民税や 固定資産税など)

使途を特定して 国から交付されるお金 使途を特定して、

県から交付されるお金

使途を特定せず、地方 の税収の差などを調整 するため、国から交付 されるお金

道路や公園、学校 などの公共施設を 整備するために借 り入れるお金

貸付金の返還金や 宝くじ収入など

国税や県税として徴収してから 再配分されるお金

住宅・まちづくりに 億円(4.8%)

◆ 市民1人あたりに計算すると?

一般会計の決算を市民1人あたりに計算すると、約45.6万円の市民サービスを行っています。

20.1

万円 子ども・高齢者等の

福祉の充実に

●高齢者・障害者施策の充実

●医療費の公費負担、生活保護

●こども・子育て支援 など

2.2

万円 住宅・まちづくりに

●駅前の活性化、再開発、区画整理

●市営住宅の建設、管理

●すまいの耐震化 など

1.2

万円 消防・救急に

●消防・救急活動、車両等の整備

●消防団の運営 など

5.0

万円 教育・文化の振興に

●学校園の建設、管理運営

●就学援助・生涯学習

●芸術文化の育成 など

1.8

万円 道路・公園に

●道路の整備、管理・保全

●公園緑地の整備、維持管理

●河川改修 など

4.0

万円 環境・衛生の向上に

●ごみの収集、処理、資源化

●エコタウン・環境保全

●救急医療、食品衛生 など

1.0

万円 産業の振興に

●中小企業の支援、企業誘致

●農漁業の活性化

●観光の振興 など

4.4

万円 区役所等の運営に

●住民票等諸証明の発行、  戸籍等の届出受理

●各種相談 など

5.9

万円 市債の返済に

(参考) 平成28年度 市民1人あたりの  市債残高      69万2千円

(6)

家計簿に置き換えてみよう!

家計簿に置き換えてみよう!

市の歳入・歳出は家計における収入・支出とは異なるものですが、一般会計の収入を 年収480万円(月収40万円)に置き換えた場合の家計簿を作成しました。

給料(市税、地方交付税など)

医療費や家の修繕などに対する助成金(国・県支出金) 家の改修などのための金融機関からの借入(市債) 会社勤めしている長男が毎月納める食費など(諸収入) 株式の配当や預貯金の利子(財産収入)

長女夫婦の家計を助けるため貸したお金の返済(貸付金元利収入)

食費(人件費)

医療費や保育料(生活保護・保育所運営費などの扶助費)

住宅ローンなど金融機関からの借入の返済(市債の返済である公債費)

家の改修、家電製品の買い替え(福祉施設・道路・公園などの整備、区画整理などの投資的経費)

学費・光熱水費・日用品費(施設管理などの物件費)

次女夫婦の家計を助けるための貸付(貸付金)

下宿している次男への仕送り(企業会計への繰出金など)

預貯金(基金)(大半がローン返済のための積立です。)

ローン残高(市債残高)

5,000円の黒字になりましたが、

ローンが残っているため、預貯金に回します。

万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月

万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月 万円/月

万円 万円

23.1 9.3 4.0 1.7 0.3 1.6 40.0

6.7 11.2 5.2 3.7 6.5 1.3 4.9 39.5

0.5

204 719 204 719

合      計

合      計

収 入

支 出

資産等の状況

万円/月

(7)

他のお財布を見てみよう!

◆ 特別会計決算(主なもの)

◆ 特別会計決算(主なもの)

3,077 1,912 1,263 351 324 39 32 7,137 3,077 1,912 1,263 351 324 39 32 7,137

349 271 263 107 254 370 16 1,630 349 271 263 107 254 370 16 1,630

337 232 243 110 237 326 11 1,496 337 232 243 110 237 326 11 1,496

12 39 20

△3 17 44 5 134 12 39 20

△3 17 44 5 134 3,077

1,891 1,239 350 319 39 32 7,077 3,077 1,891 1,239 350 319 39 32 7,077

ー 21 24 1 5 ー ー 60 ー 21 24 1 5 ー ー 60

主に、市民のみなさんの税金で市民サービスを行う一般会計のほかに、 特別会計・企業会計があります。

(会計の違いについては、2ページを参照してください。)

(8)

平成28年度 おもに取り組んだこと

平成28年度 おもに取り組んだこと

妊娠・出産・子育てへの支援 

仕事と子育ての両立支援

〈待機児童の解消〉

・保育所の新増設や幼稚園の認定こど も園への移行、小規模・事業所内保 育事業の拡充などにより、新たに約 700人分の保育定員を確保しました。

〈学童保育の充実〉

・過密の解消を図るため、学童保育 コーナーの整備などを進めるととも に、利用者のニーズに対応して公設 の学童保育施設の開設時間を19時ま で延長したほか、引き続き、高学年 の児童の受け入れを進めました。

児童・生徒の学力の向上

・教員OBなどの「学ぶ力・生きる力向上支援員」を市内の全ての公立小・中学校・義務教 育学校に配置しました。支援員の配置により、少人数指導や習熟度別学習、授業時間以 外を活用した放課後学習など、教員と連携したきめ細やかな指導を行っています。

16,000 18,000 20,000 22,000 24,000 26,000

0 200 400 600 800

H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 H22 H21 H20

487

18,743 18,908

19,698 19,328

20,145 20,145

22,061 24,569

〔人〕 〔人〕

※毎年度4月1日時点

25,545 26,250

483 423

481 531

337

123 13 59

93

待機児童数 保育定員

子育て世帯の経済的負担の軽減

〈こども医療費助成の拡充〉

・未就学児まで所得制限を撤廃するとともに、3歳児から中学3 年生までの外来の自己負担金を1日あたり上限400円に軽減しま した。(3回目以降無料)

 ※さらに、平成29年7月からは、小学1年生から中学3年生に設けていた所 得制限を撤廃し、中学3年生以下のすべての子どもの医療費を軽減してい ます。

〈多子世帯の保育料の軽減〉

・国の制度に上乗せして、年収約520万円以下の世帯について、多 子減免にかかる年齢制限を撤廃し、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無料に しました。

・児童生徒一人一人の学力の定着状況に応じて、単元、難易度等を選択してプリントを作成 できる「学習支援ツール」を市内の全ての小・中学校・義務教育学校等に導入しました。 授業における利用に加え、放課後等の自主学習にも幅広く活用されており、家庭における 学習時間の増加や学習意欲の向上につながっています。

貧困の連鎖防止対策

・生活困窮者からの相談に応じ、自立に向けた支援を行うため、各区・支所に設置する「く らし支援窓口」の増員を図り、体制を強化しました。

・民生委員等との連携により地域における生活困窮・社会的孤立などの地域課題を把握し、 必要な支援につなぐため、各区社会福祉協議会に配置する「地域福祉ネットワーカー」の 増員を図り、全区において複数配置(合計20名)を行いました。

観光プロモーションの展開

・六甲山・摩耶山のにぎわい・魅力向上を図るため、「まやビューライン」・「六甲有馬 ロープウェー」の無料運行の社会実験や、「山の日」施行記念イベントの開催を支援しま した。

・須磨海岸を子ども連れの家族等が安全・安心に利用できるよう、一部の砂浜を遠浅化する とともに遊歩道の再整備などを行いました。

ウォーターフロント地区の魅力向上

・神戸開港150年記念事業の会場となるメリケンパークの再整備 や、中突堤・新港西地区における遊歩道整備などを行いまし た。

・新港第3突堤基部において、港で働く方々や市民のみなさんの文 化発信・交流の場として、神戸港福利厚生施設「神戸ポートオア シス」を整備しました。(平成29年7月オープン)

メリケンパーク再整備

「食都神戸 」の推進

・ファーマーズマーケットの定期開催などに より地産地消の推進を図るとともに、神戸 産農水産物の輸出拡大に向けて海外展開の 促進に取り組みました。

・フルーツ・フラワーパーク「道の駅」の整 備にあわせて、大沢インターチェンジ再入 場割引を導入しました。

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢」

(9)

平成28年度 おもに取り組んだこと

平成28年度 おもに取り組んだこと

妊娠・出産・子育てへの支援 

仕事と子育ての両立支援

〈待機児童の解消〉

・保育所の新増設や幼稚園の認定こど も園への移行、小規模・事業所内保 育事業の拡充などにより、新たに約 700人分の保育定員を確保しました。

〈学童保育の充実〉

・過密の解消を図るため、学童保育 コーナーの整備などを進めるととも に、利用者のニーズに対応して公設 の学童保育施設の開設時間を19時ま で延長したほか、引き続き、高学年 の児童の受け入れを進めました。

児童・生徒の学力の向上

・教員OBなどの「学ぶ力・生きる力向上支援員」を市内の全ての公立小・中学校・義務教 育学校に配置しました。支援員の配置により、少人数指導や習熟度別学習、授業時間以 外を活用した放課後学習など、教員と連携したきめ細やかな指導を行っています。

18,000 20,000 22,000 24,000 26,000

200 400 800

H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 H22 H21 H20

487

18,743 18,908

19,698 19,328

20,145 20,145

22,061 24,569

〔人〕 〔人〕

※毎年度4月1日時点

25,545 26,250

483 423

481 531

337

123 13 59

93

待機児童数 保育定員

子育て世帯の経済的負担の軽減

〈こども医療費助成の拡充〉

・未就学児まで所得制限を撤廃するとともに、3歳児から中学3 年生までの外来の自己負担金を1日あたり上限400円に軽減しま した。(3回目以降無料)

 ※さらに、平成29年7月からは、小学1年生から中学3年生に設けていた所 得制限を撤廃し、中学3年生以下のすべての子どもの医療費を軽減してい ます。

〈多子世帯の保育料の軽減〉

・国の制度に上乗せして、年収約520万円以下の世帯について、多 子減免にかかる年齢制限を撤廃し、第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無料に しました。

・児童生徒一人一人の学力の定着状況に応じて、単元、難易度等を選択してプリントを作成 できる「学習支援ツール」を市内の全ての小・中学校・義務教育学校等に導入しました。 授業における利用に加え、放課後等の自主学習にも幅広く活用されており、家庭における 学習時間の増加や学習意欲の向上につながっています。

貧困の連鎖防止対策

・生活困窮者からの相談に応じ、自立に向けた支援を行うため、各区・支所に設置する「く らし支援窓口」の増員を図り、体制を強化しました。

・民生委員等との連携により地域における生活困窮・社会的孤立などの地域課題を把握し、 必要な支援につなぐため、各区社会福祉協議会に配置する「地域福祉ネットワーカー」の 増員を図り、全区において複数配置(合計20名)を行いました。

観光プロモーションの展開

・六甲山・摩耶山のにぎわい・魅力向上を図るため、「まやビューライン」・「六甲有馬 ロープウェー」の無料運行の社会実験や、「山の日」施行記念イベントの開催を支援しま した。

・須磨海岸を子ども連れの家族等が安全・安心に利用できるよう、一部の砂浜を遠浅化する とともに遊歩道の再整備などを行いました。

ウォーターフロント地区の魅力向上

・神戸開港150年記念事業の会場となるメリケンパークの再整備 や、中突堤・新港西地区における遊歩道整備などを行いまし た。

・新港第3突堤基部において、港で働く方々や市民のみなさんの文 化発信・交流の場として、神戸港福利厚生施設「神戸ポートオア シス」を整備しました。(平成29年7月オープン)

メリケンパーク再整備

「食都神戸2020」の推進

・ファーマーズマーケットの定期開催などに より地産地消の推進を図るとともに、神戸 産農水産物の輸出拡大に向けて海外展開の 促進に取り組みました。

・フルーツ・フラワーパーク「道の駅」の整 備にあわせて、大沢インターチェンジ再入 場割引を導入しました。

道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢」

(10)

公共交通網の整備

・地域の生活の足を確保するため、新たな移動手段の導 入に主体的に取り組む地域に対して、コミュニティバ スや乗合タクシーなどの地域コミュニティ交通の導入 に向けた取り組みを支援しました。(28年度は、垂水 区塩屋地域と北区八多町・大沢町で試験運行を支援し ました。)

・神戸電鉄の利用促進策として平成27年度より実施して いる、市内在住の70歳以上のシニア層を対象とした企 画乗車券「神鉄シーパスワン」について、神戸高速線 へ対象区間を拡大した「神鉄シーパスワンplus」を新 たに加え、社会実験を継続して実施しました。

塩屋コミュニティバス「しおかぜ」   試験運行:H28.9~H28.10   本格運行:H29.4~

都心・三宮の再整備

神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]および三宮 周辺地区の『再整備基本構想』に基づき、神戸の都心 を活性化し、魅力的で風格ある都市空間を実現するた め、スピード感をもって取り組みを推進しました。

具体的には、「えき≈まち空間」基本計画の検討を進 めるとともに、新たなバスターミナル整備にかかる基 本計画アドバイザーの公募・選定を行いました。ま た、都心・ウォーターフロントの交通体系および交通課題の調査検討を行うとともに、都心 におけるゾーン内均一料金制の調査・検討を行いました。

新バスターミナル(イメージ)

医療産業都市の推進

・休養・栄養・運動など市民生活に身近なヘルスケア分 野において、産学民協働による製品・サービスの開発 を促進する「ヘルスケアサービス開発支援事業」を実 施しました。

・iPS細胞を用いた世界初の網膜治療を始めとする再生医 療の実用化等を加速させるため、国家戦略特区プロ ジェクトである「神戸アイセンター」の整備を支援し ました。

・平成28年9月に開催されたG7神戸保健大臣会合に合わ せて、兵庫・神戸の魅力や神戸医療産業都市の取り組 みを国内外に発信しました。

神戸アイセンター(イメージ)

水素スマートシティ神戸構想の推進

・神戸空港島北東部において海上輸送した液体水素を荷揚・供給する社会実験に向けた港湾 施設の整備に着手しました。また、水素ガスタービン発電システム及び公共施設への電 気・熱供給システムの構築の推進に取り組みました。

・商用水素ステーションへの整備支援を行い、兵庫区七宮町に市内初となる商用水素ステー ションが開所しました。

神戸空港コンセッション事業の推進 

関西3空港の一体運営を目指し、神戸空港のコンセッション手続を進めました。

※コンセッション・・・公共施設について、民間事業者が一定期間運営する権利を設定すること

(神戸空港のコンセッションについては、平成 29 年 9 月に関西エアポート神戸(株)との間で実施契約を締 結し、平成 30 年 4 月の事業開始に向けた準備を進めています。)

大阪湾岸道路西伸部の新規事業化

・大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄:延長約 14.5km)が国により新たに事業化されました。

・この高速道路の整備により、阪神高速神戸線の慢性的な 渋滞が抜本的に解消され、神戸をはじめ関西全体の経済 発展が期待されます。

・平成28年度は、地元調整を進めるとともに、六甲アイラ

ンドにおいて国が実施した測量調査等の費用の一部を負担しました。

地域課題に対応したまちづくり

〈新長田駅南地区への県市関係機関の共同移転〉

・県市の税務部門等の集約による利便性の向上、にぎわ いの創出をめざして、新長田合同庁舎(31年7月供用 開始予定)の整備に向けた取り組みを進めました。

〈区役所庁舎の建替え〉

・鈴蘭台駅前再開発事業において北区役所が入居する 再開発ビルの建設(30年夏頃完成)を進めるととも に、老朽化した兵庫区庁舎の建替えや西区庁舎の西

神中央地域への移転に向け、準備を進めました。 新長田合同庁舎(完成イメージ)

(11)

公共交通網の整備

・地域の生活の足を確保するため、新たな移動手段の導 入に主体的に取り組む地域に対して、コミュニティバ スや乗合タクシーなどの地域コミュニティ交通の導入 に向けた取り組みを支援しました。(28年度は、垂水 区塩屋地域と北区八多町・大沢町で試験運行を支援し ました。)

・神戸電鉄の利用促進策として平成27年度より実施して いる、市内在住の70歳以上のシニア層を対象とした企 画乗車券「神鉄シーパスワン」について、神戸高速線 へ対象区間を拡大した「神鉄シーパスワンplus」を新 たに加え、社会実験を継続して実施しました。

塩屋コミュニティバス「しおかぜ」   試験運行:H28.9~H28.10   本格運行:H29.4~

都心・三宮の再整備

神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]および三宮 周辺地区の『再整備基本構想』に基づき、神戸の都心 を活性化し、魅力的で風格ある都市空間を実現するた め、スピード感をもって取り組みを推進しました。

具体的には、「えき≈まち空間」基本計画の検討を進 めるとともに、新たなバスターミナル整備にかかる基 本計画アドバイザーの公募・選定を行いました。ま た、都心・ウォーターフロントの交通体系および交通課題の調査検討を行うとともに、都心 におけるゾーン内均一料金制の調査・検討を行いました。

新バスターミナル(イメージ)

医療産業都市の推進

・休養・栄養・運動など市民生活に身近なヘルスケア分 野において、産学民協働による製品・サービスの開発 を促進する「ヘルスケアサービス開発支援事業」を実 施しました。

・iPS細胞を用いた世界初の網膜治療を始めとする再生医 療の実用化等を加速させるため、国家戦略特区プロ ジェクトである「神戸アイセンター」の整備を支援し ました。

・平成28年9月に開催されたG7神戸保健大臣会合に合わ せて、兵庫・神戸の魅力や神戸医療産業都市の取り組 みを国内外に発信しました。

神戸アイセンター(イメージ)

水素スマートシティ神戸構想の推進

・神戸空港島北東部において海上輸送した液体水素を荷揚・供給する社会実験に向けた港湾 施設の整備に着手しました。また、水素ガスタービン発電システム及び公共施設への電 気・熱供給システムの構築の推進に取り組みました。

・商用水素ステーションへの整備支援を行い、兵庫区七宮町に市内初となる商用水素ステー ションが開所しました。

神戸空港コンセッション事業の推進 

関西3空港の一体運営を目指し、神戸空港のコンセッション手続を進めました。

※コンセッション・・・公共施設について、民間事業者が一定期間運営する権利を設定すること

(神戸空港のコンセッションについては、平成 29 年 9 月に関西エアポート神戸(株)との間で実施契約を締 結し、平成 30 年 4 月の事業開始に向けた準備を進めています。)

大阪湾岸道路西伸部の新規事業化

・大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄:延長約 14.5km)が国により新たに事業化されました。

・この高速道路の整備により、阪神高速神戸線の慢性的な 渋滞が抜本的に解消され、神戸をはじめ関西全体の経済 発展が期待されます。

・平成28年度は、地元調整を進めるとともに、六甲アイラ

ンドにおいて国が実施した測量調査等の費用の一部を負担しました。

地域課題に対応したまちづくり

〈新長田駅南地区への県市関係機関の共同移転〉

・県市の税務部門等の集約による利便性の向上、にぎわ いの創出をめざして、新長田合同庁舎(31年7月供用 開始予定)の整備に向けた取り組みを進めました。

〈区役所庁舎の建替え〉

・鈴蘭台駅前再開発事業において北区役所が入居する 再開発ビルの建設(30年夏頃完成)を進めるととも に、老朽化した兵庫区庁舎の建替えや西区庁舎の西

神中央地域への移転に向け、準備を進めました。 新長田合同庁舎(完成イメージ)

(12)

事業に使ったお金を比べてみよう!

市民のみなさんの身近な事業について、行政サービスに使ったお金と、サービスを行うにあたって 税金や使用料などでどのように経費(コスト)がまかなわれたのか、主な事業について紹介します。

 介護保険は、介護を必要とする高齢者や家族の負担を社会全体で支え、高齢 者のみなさんに、住み慣れた地域で、できるかぎり自立した生活を行っていた だくための制度です。それぞれの能力を活かし、自立した日常生活を支援する 観点から作成するケアプランに基づいて、必要なサービスが提供されます。

1 介護保険

○制度運営に要するコスト  ・・・1,216 億 5,761 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・12,080 円

 中央図書館(中央区:大倉山)に加え、各区に地域図書館(10 館)を 設置しています。

 開館時間・開館日の拡大、インターネットによる図書の予約、市民図書 室への「予約図書受取コーナー」の設置、「おきしお文庫」の設置による 児童図書の充実など、市民に身近な図書館サービスの向上を図っています。

2 図書館の運営

○管理運営に要するコスト  ・・・16 億 1,329 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・1,000 円

 一般家庭から排出される廃棄物を収集し、処理施設や選別施設等 まで運搬しています。

 また、さらなるごみの減量・資源化を推進するため、市民のみな さんに対するごみ出しルール等の説明など、きめ細やかな啓発活動 を行っています。

3 ごみ収集業務

○ごみ収集に要するコスト  ・・・87 億 5,614 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・5,682 円

 王子動物園は、昭和 年に開園し、市街地にある交通至便な都市型動物 園として、多くの市民のみなさんに親しまれています。

 希少動物の展示に加えて、野生動物の保護・繁殖、調査・研究を推進する とともに、社会教育施設として子どもたちの環境教育、教育支援事業を積極的に行っています。

4 王子動物園の管理運営

○管理運営に要するコスト  ・・・10 億 9,372 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・429 円

 須磨海岸は、日常生活における憩いの場として、多くの市民の方に 親しまれています。特に、夏季には、関西最大級の規模を誇る「須磨 海水浴場」として、毎年、市内外からの多数の海水浴客で賑わいます。  来場者のみなさんが安全で安心に須磨海岸を利用できるよう、管理 体制の強化に努めています。

5 須磨海岸の管理運営

○管理運営に要するコスト  ・・・1 億 6,088 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・101 円

須磨海岸の一部遠浅化完了

 区役所等市民課窓口では、出生・婚姻時などの戸籍の届け出、引越 し時などの住民異動届、住民票・印鑑証明など各種証明書の発行、印 鑑登録など市民のみなさんにとって身近な手続きを行っています。

6 区役所等市民課窓口業務

○市民課窓口業務に要するコスト  ・・・37 億 1,991 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・2,026 円

総合窓口のモデル設置(東灘区)

 市における 1 年間の救急出動件数は約 8 万件にのぼります。昼夜を問わず発 生する急病や事故による負傷に対応するため、救急隊 33 隊、300 名を超える 隊員が救急救命業務に従事しており、6 分 29 秒に 1 回の割合で出動しています。

7 救急業務

○救急業務に要するコスト  ・・・41 億 261 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・2,642 円

(13)

事業に使ったお金を比べてみよう!

市民のみなさんの身近な事業について、行政サービスに使ったお金と、サービスを行うにあたって 税金や使用料などでどのように経費(コスト)がまかなわれたのか、主な事業について紹介します。

 介護保険は、介護を必要とする高齢者や家族の負担を社会全体で支え、高齢 者のみなさんに、住み慣れた地域で、できるかぎり自立した生活を行っていた だくための制度です。それぞれの能力を活かし、自立した日常生活を支援する 観点から作成するケアプランに基づいて、必要なサービスが提供されます。

1 介護保険

○制度運営に要するコスト  ・・・1,216 億 5,761 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・12,080 円

 中央図書館(中央区:大倉山)に加え、各区に地域図書館( 館)を 設置しています。

 開館時間・開館日の拡大、インターネットによる図書の予約、市民図書 室への「予約図書受取コーナー」の設置、「おきしお文庫」の設置による 児童図書の充実など、市民に身近な図書館サービスの向上を図っています。

2 図書館の運営

○管理運営に要するコスト  ・・・16 億 1,329 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・1,000 円

 一般家庭から排出される廃棄物を収集し、処理施設や選別施設等 まで運搬しています。

 また、さらなるごみの減量・資源化を推進するため、市民のみな さんに対するごみ出しルール等の説明など、きめ細やかな啓発活動 を行っています。

3 ごみ収集業務

○ごみ収集に要するコスト  ・・・87 億 5,614 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・5,682 円

 王子動物園は、昭和 26 年に開園し、市街地にある交通至便な都市型動物 園として、多くの市民のみなさんに親しまれています。

 希少動物の展示に加えて、野生動物の保護・繁殖、調査・研究を推進する とともに、社会教育施設として子どもたちの環境教育、教育支援事業を積極的に行っています。

4 王子動物園の管理運営

○管理運営に要するコスト  ・・・10 億 9,372 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・429 円

 須磨海岸は、日常生活における憩いの場として、多くの市民の方に 親しまれています。特に、夏季には、関西最大級の規模を誇る「須磨 海水浴場」として、毎年、市内外からの多数の海水浴客で賑わいます。  来場者のみなさんが安全で安心に須磨海岸を利用できるよう、管理 体制の強化に努めています。

5 須磨海岸の管理運営

○管理運営に要するコスト  ・・・1 億 6,088 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・101 円

須磨海岸の一部遠浅化完了

 区役所等市民課窓口では、出生・婚姻時などの戸籍の届け出、引越 し時などの住民異動届、住民票・印鑑証明など各種証明書の発行、印 鑑登録など市民のみなさんにとって身近な手続きを行っています。

6 区役所等市民課窓口業務

○市民課窓口業務に要するコスト  ・・・37 億 1,991 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・2,026 円

総合窓口のモデル設置(東灘区)

 市における 1 年間の救急出動件数は約 8 万件にのぼります。昼夜を問わず発 生する急病や事故による負傷に対応するため、救急隊 33 隊、300 名を超える 隊員が救急救命業務に従事しており、6 分 29 秒に 1 回の割合で出動しています。

7 救急業務

○救急業務に要するコスト  ・・・41 億 261 万円

○市民1人あたりの市税等の投入額  ・・・2,642 円

(14)

財政運営の健全度をチェックしよう!

 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では、地方公共団体の財政状況を統一的な指標に より公表することになっています。

 神戸市では、すべての指標において、国が定める基準(早期健全化基準)を下回り健全性を維持 しており、指定都市の上位程度を確保しています。

地方公共団体の最も主要な会計である「一般会計」等に生じている赤字の 大きさを、その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇 実 質 赤 字 比 率

公立病院や下水道など公営企業を含む「地方公共団体の全会計」に生じて いる赤字の大きさを、財政規模に対する割合で表したものです。

〇連結実質赤字比率

地方公共団体の借入金(地方債)の返済額(公債費)の大きさを、その地 方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇実質公債費比率

地方公共団体の借入金(地方債)など現在抱えている負債の大きさを、そ の地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇 将 来 負 担 比 率

◆ 健全化判断比率の状況

財政指標 実質赤字比率 連結実質赤字比率

実質公債費比率 将来負担比率

平成28年度

7.4% 80.0%

平成27年度

7.9% 80.2%

△0.5 △0.2 増△減

11.25% 16.25% 25% 400%

20% 30% 35% 早期健全化基準 財政再生基準

(参考)実質公債費比率・将来負担比率の他都市比較(他都市は平成 27 年度決算)

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0

さいたま

相模原

札幌

浜松 岡山

静岡

川崎 大阪 仙台

124.2 熊本

(%)

(%) 80.0

7.4 H28

H27 H26 H25

平均H24 H23

H21 H19

10.9

新潟 名古屋

広島 京都

千葉 福岡 横浜

北九州

負担が少ない

将来負担比率

実質公債費比率

社会保障関係費が増え続ける見通しです!

少子・超高齢化に伴う人口構造の変化などによって、国民健康保険や介護保険などの給付費や 児童・障害者に対する給付費が、年々増加しており、今後も拡大することが予想されます。

◆ 社会保障関係費(扶助費)の推移

消費税率引上げに伴う増収分の使途について

生活保護  

児童・教育  

障害  

老人  

その他(衛生など)

国民健康保険  

老人保健医療  

後期高齢者医療  

介護保険

(億円)

(億円)

37年度 28年度

27年度 26年度

25年度 24年度

23年度 22年度

21年度 20年度

19年度 18年度

 平成26年4月からの消費税率の改定(5%→8%)に伴い、地方消費税交付金が約102億円 増収になりました。増収分については、全額を社会保障施策の充実・安定化に活用しました。

●こども医療費助成の拡充 12 億円

 (未就学児までの所得制限撤廃、3歳~中学 3 年生までの外来一部負担金の上限額引下げ)

●保育料の軽減 (多子計算に係る年齢制限の撤廃、ひとり親世帯等の第 1 子半額・第 2 子無償化 等) 4 億円

●保育所待機児童の解消 (保育定員の拡大に伴う保育所・認定こども園等の運営費の増加) 24 億円

●障害者(児)福祉の充実 (自立支援給付、地域生活支援事業費等の増加) 18 億円

●国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険の安定的な運営 34 億円

●       〃      保険料の軽減 10 億円

37年度 28年度

27年度 26年度

25年度 24年度

23年度 22年度

21年度 20年度

19年度 18年度

(15)

財政運営の健全度をチェックしよう!

 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では、地方公共団体の財政状況を統一的な指標に より公表することになっています。

 神戸市では、すべての指標において、国が定める基準(早期健全化基準)を下回り健全性を維持 しており、指定都市の上位程度を確保しています。

地方公共団体の最も主要な会計である「一般会計」等に生じている赤字の 大きさを、その地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇 実 質 赤 字 比 率

公立病院や下水道など公営企業を含む「地方公共団体の全会計」に生じて いる赤字の大きさを、財政規模に対する割合で表したものです。

〇連結実質赤字比率

地方公共団体の借入金(地方債)の返済額(公債費)の大きさを、その地 方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇実質公債費比率

地方公共団体の借入金(地方債)など現在抱えている負債の大きさを、そ の地方公共団体の財政規模に対する割合で表したものです。

〇 将 来 負 担 比 率

◆ 健全化判断比率の状況

財政指標 実質赤字比率 連結実質赤字比率

実質公債費比率 将来負担比率

平成28年度

80.0%

平成27年度

80.2%

△0.5 △0.2 増△減

11.25% 16.25% 25% 400%

20% 30% 35% 早期健全化基準 財政再生基準

(参考)実質公債費比率・将来負担比率の他都市比較(他都市は平成 27 年度決算)

0.0 5.0 10.0 15.0 20.0

0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0

さいたま

相模原

札幌

浜松 岡山

静岡

川崎 大阪 仙台

124.2 熊本

(%)

80.0

平均

10.9

新潟 名古屋

広島 京都

千葉 福岡 横浜

北九州 将来負担比率

実質公債費比率

社会保障関係費が増え続ける見通しです!

少子・超高齢化に伴う人口構造の変化などによって、国民健康保険や介護保険などの給付費や 児童・障害者に対する給付費が、年々増加しており、今後も拡大することが予想されます。

◆ 社会保障関係費(扶助費)の推移

消費税率引上げに伴う増収分の使途について

生活保護  

児童・教育  

障害  

老人  

その他(衛生など)

国民健康保険  

老人保健医療  

後期高齢者医療  

介護保険

(億円)

(億円) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000

37年度 28年度

27年度 26年度

25年度 24年度

23年度 22年度

21年度 20年度

19年度 18年度

360 391 399 402

432 438 448 479

502 536 542

779 696

412 155 49

670 441 186 49

682 423 225 51

726 427 252 48

776 598 280 47

809 615 298 44

826 585 326 42

821 575 347 42

835 588 372 42

827 661 406 42

819 682 435 40

1,362

1,327 1,396

1,469

1,719 1,784

1,797 1,802 1,853

1,951 1,991

2,196

 平成26年4月からの消費税率の改定(5%→8%)に伴い、地方消費税交付金が約102億円 増収になりました。増収分については、全額を社会保障施策の充実・安定化に活用しました。

●こども医療費助成の拡充 12 億円

 (未就学児までの所得制限撤廃、3歳~中学 3 年生までの外来一部負担金の上限額引下げ)

●保育料の軽減 (多子計算に係る年齢制限の撤廃、ひとり親世帯等の第 1 子半額・第 2 子無償化 等) 4 億円

●保育所待機児童の解消 (保育定員の拡大に伴う保育所・認定こども園等の運営費の増加) 24 億円

●障害者(児)福祉の充実 (自立支援給付、地域生活支援事業費等の増加) 18 億円

●国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険の安定的な運営 34 億円

●       〃      保険料の軽減 10 億円

0 100 200 300 400 500 600 700

37年度 28年度

27年度 26年度

25年度 24年度

23年度 22年度

21年度 20年度

19年度 18年度

134 103 123

166 97 128

136 119 9 135

131 131 140

145 140 147

135 150 153

132 157 159

157 157 165

154 174 174

177 173 186

162 189 191

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