SYNTAX
オブジェクトID値 1. 3.6.1.2.1.7.6項
2.10 rmon グループ (Remote Network Monitoring MIB)
2.10.5 Event グループ
(1) 識別子
rmon OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 16}
event OBJECT IDENTIFIER ::= {rmon 9}
オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.9
eventTable OBJECT IDENTIFIER ::= {event 1}
オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.16.9.1
8 alarmStartupAlarm{alarmEntry 6}※1
R/W [規格] 最初にアラームを生成するタイミング。
• risingAlarm(1)
• fallingAlarm(2)
• rising Or fallingAlarm(3)
[実装] 規格に同じ。
●
9 alarmRisingThreshold {alarmEntry 7}※1
R/W [規格] サンプリングした統計に対する上方閾値。
[実装] 規格に同じ。※2
●
10 alarmFallingThreshold {alarmEntry 8}※1
R/W [規格] サンプリングした統計に対する下方閾値。
[実装] 規格に同じ。※2
●
11 alarmRisingEventIndex {alarmEntry 9}※1
R/W [規格] 上方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデッ
クス番号。設定できる範囲は0〜65535。
[実装] 規格に同じ。
●
12 alarmFallingEventInde x
{alarmEntry 10}※1
R/W [規格] 下方閾値を超えた場合に使用するイベントグループのインデッ
クス番号。設定できる範囲は0〜65535。
[実装] 規格に同じ。
●
13 alarmOwner {alarmEntry 11}※1
R/W [規格] エントリを構成する実態およびリソースを割り当てたオー
ナー。
[実装] 24文字以内の文字列を読み書きできます。
●
14 alarmStatus {alarmEntry 12}
R/W [規格] エントリの状態を示します。
[実装] このエントリに追加するときは,まず,createRequest(2)を Setします。エントリ内のMIBにSetを行い,最後にvalid(1)を Setします。
削除するときは,invalid(4)をSetします。createRequest(2)を Setした後で,Getすると,underCreation(3)を応答し,valid(1)
をSetした後でGetすると,valid(1)を応答します。※3
すでにエントリがある場合は,いったんinvalid(4)をSetしてエン トリを削除してから追加してください。
• valid(1):alarmVariableに設定されたオブジェクトの情報を alarmIntervalの間にサンプリングできます。
• invalid(4):alarmVariableに設定されたオブジェクトが存在しま せん。または,alarmIntervalの間にサンプリングできませんでし た。
● 項
番
オブジェクト識別子 アク セス
実装仕様 実装
有無
2.10
rmonグループ(Remote Network Monitoring MIB)(2) 実装仕様
Event グループの実装仕様を次の表に示します。
表
2-19 Event
グループの実装仕様 項番
オブジェクト識別子 アク セス
実装仕様 実装
有無 1 eventTable
{event 1}
NA [規格] RMONエージェントによって生成されるイベントのテーブル。
[実装] 規格に同じ。
● 2 eventEntry
{eventTable 1}
NA [規格] RMONエージェントによって生成されるイベントのリスト。
INDEX { eventIndex }
[実装] 規格に同じ。ただし,最大16エントリまで。
●
3 eventIndex {eventEntry 1}
R/O [規格] eventEntryリストのインデックス値。これは,logEntryリス トのlogEventIndexと同等の値です。設定できる範囲は1〜65535。
[実装] 規格に同じ。
●
4 eventDescription {eventEntry 2}※1
R/W [規格] このリストの説明。最大127文字の文字列。
[実装] 79文字以内の文字列。
●
5 eventType {eventEntry 3}※1
R/W [規格] イベント通知方法。
• none(1)
• log(2)
• snmp-trap(3)
• log-and-trap(4)
[実装] 規格に同じ。
●
6 eventCommunity {eventEntry 4}※1
R/W [規格] eventTypeにTrapを指定したときに発行されるTrapのコ ミュニティ名。最大127文字の文字列。
[実装] 60文字以内の文字列。
●
7 eventLastTimeSent {eventEntry 5}
R/O [規格] イベントが最後に生成されたときのsysUpTime値(単位:1/
100秒)。
[実装] 規格に同じ。
●
8 eventOwner {eventEntry 6}※1
R/W [規格] このエンティティを構成する実態およびリソースを割り当てる
オーナー。最大127文字。
[実装] 24文字以内の文字列を読み書きできます。
●
9 eventStatus {eventEntry 7}
R/W [規格] このエントリの状態。
• valid(1)
• createRequest(2)
• underCreation(3)
• invalid(4)
[実装] このエントリに追加するときは,まず,createRequest(2)を Setします。エントリ内のMIBにSetを行い,最後にvalid(1)を Setします。
削除するときは,invalid(4)をSetします。createRequest(2)を Setした後で,Getすると,underCreation(3)を応答し,valid(1)
をSetした後でGetすると,valid(1)を応答します。※2
すでにエントリがある場合は,いったんinvalid(4)をSetしてエン トリを削除してから追加してください。
●
10 logTable {event 2}
NA [規格] logされたイベントのテーブル。
[実装] 規格に同じ。
●
2.10
rmonグループ(Remote Network Monitoring MIB)注※1 コンフィグレーションコマンドrmon eventでも設定できます。
注※2 コンフィグレーションで設定したイベントグループを,SNMPマネージャからSetで無効にし,再び有効にす
る場合は,コンフィグレーションで設定したevent設定を削除してから再設定してください。
12 logEventIndex {logEntry 1}
R/O [規格] このログを生成することになったイベントを示すインデック
ス。この値は,eventIndexと同じ値を持つイベントを示します。値の 範囲は1〜65535。
[実装] 規格に同じ。
●
13 logIndex {logEntry 2}
R/O [規格] 同じイベントに対するログのインデックス。値の範囲は1〜
2147483647。
[実装] 規格に同じ。
●
14 logTime {logEntry 3}
R/O [規格] このログリストが生成されたときのsysUpTime値。
[実装] 規格に同じ。
● 15 logDescription
{logEntry 4}
R/O [規格] このログリストの元になったイベントに関するコメント。最大
255文字の文字列。
[実装] 最大72文字の文字列で応答。
● 項
番
オブジェクト識別子 アク セス
実装仕様 実装
有無