HTML
② 添付文書を保存
3-11-1 フォルダとファイルの構成
公告の提出ファイルを作成する場合のフォルダとファイルの構成について説明します。
次の図表は「edinet_data」というフォルダの配下に各提出用フォルダを作成した場合の 例です。また、各提出用フォルダの名前(①、②)は英字の大文字、小文字及び名前が、
次のように決められています。作成時には英字の大文字、小文字及び名前間違いのないよ う設定してください。
図表 3-11-1 公告を提出する場合のフォルダの構成イメージ
edinet_data
PublicDoc
sub1
AttachDoc
sub1
① 本文を保存
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3-11-2 保存できるファイル
公告の提出書類データとして保存できるファイルは次のとおりです。
3-11-2-1 PublicDoc
公告の本文を保存します。
「index.htm」というファイル名の
HTML
ファイルをひとつ作成し、保存します。ただし、ファイルサイズが
1MB
を超える場合は、付随フォルダを作成し、その中に分割し て保存します。付随ファイルがある場合は「index.htm」からリンク参照できるように、リ ンク設定してください。「PublicDoc」フォルダには、次の形式のファイルを保存できます。
図表 3-11-2 PublicDocに保存できるファイル形式
種別 保存先 保存できるファイル形式
本文ファイル
PublicDoc
フォルダの直 下に保存HTML(.htm)
付随ファイル
PublicDoc
フォルダのサ ブフォルダに保存HTML(.htm)又は画像ファイル(.gif, .jpg)
3-11-2-2 AttachDoc
公告の添付文書を保存します。
HTML
ファイル又は添付文書に付随するファイルがある場合は、付随フォルダを作成し、その中に保存します。
添付文書がない場合は、「AttachDoc」フォルダを作成しません。
「AttachDoc」フォルダには、次の形式のファイルを保存できます。
図表 3-11-3 AttachDocに保存できるファイル形式
種別 保存先 保存できるファイル形式
添付文書の 本文ファイル
AttachDoc
フ ォ ル ダ の直下に保存
HTML(.htm)又は PDF(.pdf)
添付文書の 付随ファイル
AttachDoc
フ ォ ル ダ のサブフォルダに保存
HTML(.htm)又は画像ファイル(.gif, .jpg)
3-12 その他
その他のファイル作成時の注意点について説明します。
3-12-1 不可視ファイルの削除
書類提出操作時に、次のエラーメッセージが表示された場合は、提出書類データの保存 されているフォルダ内に「Thumbs.db」というファイルが存在することが原因として考えら れます。
図表 3-12-1 不可視ファイルを含んだフォルダをEDINETへアップロードした際のメッセージ
提出書類データの保存されている各フォルダ内に「Thumbs.db」というファイルがないか どうかを確認してください。「Thumbs.db」が表示されない場合は、次の「3-12-1-1 不可視 ファイルの削除方法」に従って、「Thumbs.db」を表示し、削除後、再アップロードしてくだ さい。
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3-12-1-1 不可視ファイルの削除方法
作業前のコンピュータ環境を確認してから、次の操作を行ってください。
操作後は元の設定に戻してください。
1
提出書類データが保存されているフォ ルダを開き、《整理》→《フォルダーと検 索のオプション》をクリックします。
画面
クラシック表示になっている場合は、右 の画面とイメージが異なります。
[フォルダオプション]が表示されま す。
2
《表示》タブをクリックします。
3
《詳細設定》の一覧から「ファイルとフォ ルダーの表示」にある「隠しファイル、隠 しフォルダー、および隠しドライブを表示 する」を にします。
現在の設定を確認し、メモしておきましょう
現在の設定のオンオフをメモし、元の設定に戻す際に御利用く ださい。(オンになっている方を
しましょう)○隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する
○隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示しな い
4
《詳細設定》の一覧から「保護されたオ ペレーティング システム ファイルを表 示しない(推奨)」を にします。
現在の設定を確認し、メモしておきましょう 現在の設定のオンオフをメモし、元の 設定に戻す際に御利用ください。(オンに なっている方を
しましょう)○本設定が ○本設定が
5
各提出 書類データの保存 され てい る フォルダを開き、「Thumbs.db」の有無 を確認します。
6
「Thumbs.db」を削除します。
「Thumbs.db」を選択し、【Delete】キー を押します。
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4章 XBRL から HTML
への表示変換ガイド
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4-1 表示変換方式で書類 を提出する場合
表示変換方式で書類を提出する場合の、フォルダ構成につ いて説明します。
表示変換方式(平成
20
年から開始したEDINET
におけるXBRL
をHTML
に変換する方式)での新規書類提出は、インライン
XBRL
への移行時期にのみ可能で、各社の決算期に合わせ て順次インラインXBRL
での提出に切り替わります。表示変換方式での日本語による書類提出時のフォルダ構成は次の図表のとおりです。
図表 4-1-1 フォルダ構成(全体-日本語による書類提出の場合)
公衆の縦覧に供しない書類提出時に作成します。非縦覧書 類(代替書面、添付文書)データを「PrivateAttach」の直下に 保存します。付随ファイルはサブフォルダ内に保存します。
③公衆の縦覧に供しない書類(代替書面・
添付文書)を保存
XBRL提出時に作成します。XBRLデータ(報告書インスタンス、
提出者別タクソノミ及び表示情報ファイル)を「PublicDoc」の 直下に保存します。
公衆の縦覧に供しない書類提出時に作成します。非縦覧書 類(本文)データを「PrivateDoc」の直下に保存します。付随 ファイルはサブフォルダ内に保存します。
代替書面、添付文書を「AttachDoc」の直下に保存します。
付随ファイルはサブフォルダ内に保存します。
④公衆の縦覧に供しない書類(本文)を保存
⑥XBRLを保存
①代替書面、添付文書を保存