3 KeyManager の使用方法
3.4 有効期限の通知機能を使用する
図3.3.8の「ホスト名またはIPアドレス」「ユーザーID」はV1.2.3以降のKeyManagerで取得し た証明書を更新する際に入力済みの状態になります。
3.4.2 証明書単位で通知設定を変更する
インストール済みの証明書は、個別に有効期限通知の設定を変更することができます。
証明書単位で有効期限通知の設定を変更する手順は、以下のとおりです。
1. KeyManagerを起動してください。
2. 図3.4.2が表示されます。設定を変更する証明書を右クリックし、表示されるメニューから[通知設定]
をクリックしてください。
図3.4.2 インストール済み証明書一覧
3. 図3.4.3が表示されます。設定項目および入力仕様は、図3.4.1と同様です。証明書の有効期限通知
に関する設定を行い、<OK>をクリックしてください。
図3.4.3 通知設定タブ
有効期限切れ間近のメッセージ通知例
証明書の有効期限切れ間近になった場合、KeyManagerが起動し、図3.4.4のメッセージが表示されま す。
図3.4.4 期限切れ間近のメッセージ通知例
表3.4.2 期限切れ間近のメッセージ通知例
項目 説明
証明書 証明書のCN(コモンネーム)が表示されます。
有効期限 証明書の有効期限が表示されます。
証明書の種類 証明書の種類が表示されます。
・ユーザー証明書
・コンピューター証明書
また、KeyManagerのインストール済み証明書一覧では、有効期限切れ間近になった証明書は赤色で表 示されるようになります。
図3.4.5 インストール済み証明書一覧
有効期限切れのメッセージ通知画面例
証明書の有効期限が切れた場合、KeyManagerが起動し、図3.4.6のメッセージが表示されます。表示 される項目は、有効期限切れ間近のメッセージと同様です。
図3.4.6 有効期限切れのメッセージ通知例
また、KeyManagerのインストール済み証明書一覧では、有効期限が切れた証明書は灰色で表示される ようになります。
図3.4.7 インストール済み証明書一覧
有効期限切れ間近のメッセージは、有効期限が切れるまで1日1回、証明書の有効期限が切れる時 刻と同じ時間に通知されます。
有効期限切れのメッセージは、証明書の有効期限に表示されている時間に通知されます。
通知時間にコンピューターを起動していない、またはログインしていない場合を考慮し、ユーザー がログインした際に証明書の有効期限を確認し、通知条件に該当するとメッセージを通知します。
ログイン時の有効期限切れのメッセージは、ログインする度に通知されます。有効期限切れのメッ セージを停止するには、該当する証明書の更新、削除、または通知設定を解除してください。