• 検索結果がありません。

 自然の恵みである農産物の持続可能な調達を行うため には、原料生産時の生態系・生物多様性への配慮が重要 です。小麦有機若葉は、契約農場で有機栽培された小麦 若葉を使用しています。

■小麦有機若葉加工食品の販売

 当社は、生物多様性に関する環境教育の一環として、日 本鳥類保護連盟の活動に協賛しています。今後はさらに生 物多様性に対する理解を従業員に広めていきます。

■生物多様性に関する教育

1.事業活動が生物多様性に与える影響を把握し、

その影響を軽減するため継続的に努力します。

2.商品・サービスのライフサイクルに着目した、省 資源、省エネルギー、3R(リデュース・リユース・

リサイクル)を継続的に推進します。

3.NGO/NPO、教育・研究機関、地方自治体等と のコミュニケーションの拡充とその活動の支援 に努めます。

4.生物多様性への取り組みに関する情報の適切な 発信共有を図ります。

生物多様性に関する基本方針  

2010年6月制定

省エ

再資

生物

環境

 冷凍食品(パスタ)の紙トレーにPEFC認証紙を使用しました(P.11参 照)。また、社内報や社会・環境報告書などの定期発行物にFSC認証紙 を使用しています。今後も森林管理保全につながるよう取り組みを推進し ていきます。

※FSC認証紙:国際的な会員制非営利組織のFSC(Forest  Stewardship  Council:森林管理協議会)が、適切に 管理された木材・木材製品であると認証した紙です。

■森林認証紙の使用

■COP10への支援

COP10ロゴマーク

商品カタログ 社内報

FSC認証紙 冷凍パスタ

冷凍パスタ

 2010年10月に名古屋で開催されるCOP10に協賛するとともに、

商品カタログ・ホームページに支援していることを掲載しています。

 また、「生物多様性民間参画パートナーシップ」への参画も予定して います。

企 業 統 治 と 内 部 統 制

社 会 と 日 本 製 粉

お客 さま のた めに

お取 引先 さま とと もに

株主

・投 資家 さま とと もに

従業 員と とも に

地域 社会 との かか わり

地 球 環 境 と 日 本 製 粉

地球環境と日本製粉 製品の環境配慮

環境に配慮した商品・技術開発を行い、生産段階から

お客さまのご使用時の省エネ・省資源にもつながる製品をご提供します。

月には名 会議)が 取り組み

 日本製粉の環境方針である、「商品開発、技術開発にお いて環境との調和に配慮します」を踏まえ、商品を提供す るにあたり、品質を第一としながらも次の定義を定めてい ます。

具体的な取り組みは、次の通りです。

●ご家庭での調理の際に要するエネルギーの省力化を図 ります。

●包装資材は、軽量化や廃棄処理による環境負荷が軽減 できる仕様で設計します。

●商品製造時における、原材料や包装資材の廃棄リスク の軽減をめざします。

●パスタの包装資材の厚みを改善

 2010年春、新商品で発売した「イタリアンデリ」(冷凍 パスタ)では、包装資材の厚みを見直し、従来の厚みより 10%薄くして設計しました。年間では、約200kg-CO2削 減できる見込みです。今後

はさらに他の商品にも包 装資材の見直しを広げて いく予定です。

●冷凍食品のシュリンク包装をトップシール化

 シュリンクラップ包装の冷凍食品には、電子レンジ調理 後に包装が熱くなりはがしにくいという課題がありまし た。トップシール化によってこの課題を解消し、調理後の 容器が扱いやすくなりました。さらに、保温力アップと解 凍ムラがなくなることで、一部商品でレンジ調理時間短縮 が可能になり、省電力にもつながりました。

製品の環境配慮に関する基本方針

■製品開発事例

 私は、市販冷凍食品の商品開発を行っています。

商品の包装形態の改善、特に今回のシュリンク包装 のトップシール化に当たっては、環境にも配慮し、

●現行設備の活用と生産能力の維持。

●供給メーカー各社(包装機械、トレー、上蓋シー ル)のスケジュールの管理。

●設備投資のイニシャルコスト、包装資材のランニン グコストを極力抑える。

●安全性と利便性・簡便性の向上。

をいかにスムースに解決していくかに心を悩ませま した。今後もお客さまに感動していただけるような 商品、人に優しい・環境に優しい商品の開発に取り組 みます。

食品カンパニー 開発部

商品開発チーム主幹

中村保司

担当者

包装の環境配慮に努めています 行うため

慮が重要 れた小麦

として、日 さらに生 す。

冷凍食品(らくあけ紙トレー)

省エネルギーや省資源に寄与する製品

再資源化が容易な製品

生物多様性の保全につながる製品

環境配慮製品の定義

オーマイ イタリアンデリシリーズ

小麦は利用価値の高い穀物です。小麦粒 は胚乳(小麦粉)、表皮(ふすま)、胚芽

の3つの部分からなっています。小麦粉は食料品、ふすま は飼料、胚芽は健康食品などに利用されています。

小麦は利用価値の高い穀物です。小麦粒 は胚乳(小麦粉)、表皮(ふすま)、胚芽

の3つの部分からなっています。小麦粉は食料品、ふすま は飼料、胚芽は健康食品などに利用されています。

■小麦は捨てるところがありません

小麦粉 C認証紙

表皮 胚乳

胚芽

健康食品 ふすま

(飼料)

地球環境と日本製粉 環境会計

環境保全に関わる費用とその効果を検証することによって、

効率的な環境保全活動を進めています。

■環境保全コスト

■環境保全効果

■環境保全対策にともなう経済効果

  高

「生 に な   環 し て

  球 対 に て 商 さ や

1

  ン 発 こ り く や 料 る

2

  管 ま 調 だ た

3

  や 労 の い て 軸  日本製粉グループでは、環境負荷の低減とコスト削減を図るツールとして、環境会計を取り入れ、より効率的かつ効果的な環

境保全活動を行うことをめざしています。2002年度から導入を開始し、2004年度に当社グループの主要事業所をほぼ網羅 しました。

分 類 2009 年度の主な取り組み内容 2008 年度 2009 年度 前年度との差

投資 費用 投資 費用 投資 費用

   事業エリア内コスト 61,073 261,316 54,554 261,231 -6,519 -85 公害防止コスト 投資 騒音防止設備の設置

17,621 68,015 8,140 65,443 -9,481 -2,572 費用 排水処理設備の維持管理費用

地球環境保全

コスト 投資 制御変更による省エネルギー化※1

43,452 73,914 46,414 83,718 2,962 9,804 費用 コジェネリース料、高圧エアー関連改善費用※1

資源循環コスト 費用 廃棄物分別・委託処理費用※2 119,387 112,070 -7,317 上・下流コスト 費用 再商品化委託料金など 32,461 26,469 -5,992 管理活動コスト 費用 環境委員会、環境教育にともなう費用 27,402 27,282 -120 研究開発コスト 費用 環境負荷低減の研究にともなう費用 11,616 9,504 -2,112 社会活動コスト 費用 環境研究会参加費用、環境団体への寄付金 349 364 15

環境損傷対応コスト 集計対象となるコストはありません

合 計 61,073 333,144 54,554 324,850 -6,519 -8,294

(単位:千円)

分 類 環境パフォーマンス指標 単位 2008 年度 2009 年度 前年度との差

事業活動に投入する資源に

関する効果 総エネルギー投入量(原油換算) kℓ 37,525 37,918 394

水資源投入量 千m3 495 499 4

事業活動から排出する環境負荷 および廃棄物に関する効果

温室効果ガス排出量 t-CO2 68,321 64,263 -4,058

廃棄物等総排出量 t 8,936 8,594 -342

廃棄物最終処分量 t 234 158 -76

再資源化率 % 97.4 98,2 0.8

効果の内容 2008年度 2009年度 備  考

利 益 有価物売却益 35,226 28,519 当該年度における有価物売却益 前年度に対する削減金額 費用節減

電力料金低減 63,903 16,222

クラフト袋購入費用低減など 9,160 2,097 再商品化委託義務料金低減 770 4,110

合 計 109,059 50,948

(単位:千円)

2009年度の主な取り組み事項

  ※1:各工場で制御の見直しや高圧エアー関連改善等による電力使用量低減を図りました(詳細はP.31)。     

  ※2:廃棄物等の再資源化率向上、委託・分別料金の低減を図りました(詳細はP.34)。     

計算基礎

  1.減価償却費は償却期間を3年として計算しています。

  2.経済効果は積み上げで計算しています。また、設備から生じる効果は償却期間(3年)にわたって計上しています。

  3.金額は切捨、金額以外については四捨五入しています(文中も同様)。

  4.エネルギーの原油換算およびCO2排出量は、日本経団連自主行動計画で使用している係数により算出しています。  

集計範囲:日本製粉(本店、研究所、製粉、プレミックス、コーングリッツ)、ニップン冷食(冷凍食品)、オーマイ(パスタ)

対象期間:2009年4月1日〜2010年3月31日

参考ガイドライン:環境省「環境会計ガイドライン2005年版」

2009年度の実績

企 業 統 治 と 内 部 統 制

社 会 と 日 本 製 粉

お客 さま のた めに

お取 引先 さま とと もに

株主

・投 資家 さま とと もに

従業 員と とも に

地域 社会 との かか わり

地 球 環 境 と 日 本 製 粉

第三者所見に応えて

第三者所見

第三者所見に応えて

第三者所見

 2009年度は、CSRの全社共通あるいは各部署設定の課題に取り組むことを通して、社員一人ひとりのCSR活動に対する意識が 高まったと感じています。頂戴したご意見により、「企業統治、食の安全管理、働きやすい職場環境づくりに関するさらなる取り組み」

「生物多様性に関するより具体的取り組み」など今後の課題が明らかになりました。2010年度は、こうした課題一つひとつに計画的 に対処して、その結果を報告することをめざします。そうすることが持続的成長を実現し、社会から期待される企業に近づく第一歩に なると考えています。

 日本製粉株式会社(以下、「会社」という。)の「社会・

環境報告書2010」(以下、「報告書」という。)を拝読 し、以下、報告書に対する第三者としての所見を述べさせ ていただきます。

 会社は報告書において顧客、取引先、株主・投資家、地 球環境、従業員、地域社会の6つのステークホルダーに 対する責任を示し、特集において、顧客満足への取り組み に関して現場担当者の意見交換の様子を詳細に記載され ています。このことにより会社における顧客視点による 商品開発や食品の安全性への取り組みが理解できます。

さらには、顧客・取引先を交えたミーティングの取り組み やその報告も期待致します。

1. 企業統治等について

 食品を取り扱う企業に対して社会は高いコンプライア ンスやガバナンスを求めています。また、企業の持続的な 発展の基礎をなすものがガバナンスなどの体制であり、

これらはCSRを含めたマネジメントの対象すべてと関わ りを持つものです。従って、今後は体制の説明だけではな く、ガバナンスが有効性に機能していることの検証結果 や改善点などの説明をされることも望みます。なお、原材 料等の表示違反についてのネガティブ情報を開示してい ることは、高く評価できます。

2. 顧客・取引先への取り組みについて

 食の安全・安心のために,原料の調達から出荷まで安全 管理の仕組みが説明されており、その取り組みが理解でき ます。解説が少し断片的ですので、さらには、製品・原料の 調達先から消費者までのサプライチェーンを図示していた だき、そこにおけるプロセスごとの取り組みを説明してい ただくと読者の理解がより増すものと思われます。

3. 従業員への取り組みについて

 企業が持続的に成長していくためには、従業員の人格 や個性を尊重し、一人ひとりが能力を十分に発揮できる 労働環境が必要です。そのために、会社の発展と従業員 の成長の両立をめざし、さまざまな労働環境を整備して います。特に各階層の従業員に対する教育・研修につい て力を入れていることが理解できます。今後は、従業員を 軸としたワーク・ライフ・バランスの取り組みや働きやす

い職場環境づくりのアイデアなどについても説明してい ただければと思います。

4. 環境活動について

 会社は、製造過程から物流までの間において明確な環 境指針と環境目標を制定して、環境負荷低減に向けて取 り組んでいます。特に、CO2排出量については、製造部門 ごとに削減目標を掲げ、2009年度の結果が示されてお り、目標値をほぼ100%達成していることは評価できま す。また、会社は製造部門におけるCO2削減の取り組み だけではなく、物流時におけるCO2削減をめざし、モーダ ルシフトの促進に取り組み、転換率の上昇が示され、その 取り組みの効果があがっていることが理解できます。さ らに、製品の主要原料は小麦であり、これは生物多様性 からの恵みともいえ、会社が生物多様性方針を策定しそ の保全に取り組み始めたことは評価できます。今後は具 体的な目標設定と活動の推進を行い、その結果を説明さ れることを望みます。

 今年度のCSR活動の課題は、下請取引の適正化で、そ の結果は問題がない旨開示されておりCSR活動がスムー ズに流れていることが推測できます。また、今年は天候不 順などにより小麦の供給や価格が大きく変動することが 報じられています。このような問題について会社のなすべ き対策、供給、備蓄、価格などについて報告書で説明する ことも社会的責任であると感じます。今後、CSR活動の 幅を広げ目標・計画を明確に打ち出し、その結果と評価 を継続的に開示していくことが必要と感じます。そのこと がステークホルダーからの信頼性を得て会社の持続的な 発展につながる方策であると思います。

(この所見は、報告書の記載内容の正確性や網羅性につ いて、意見を表明するものではありません。)

取締役常務執行役員 CSR担当

近藤雅之

東洋大学経営学部 教授 公認会計士

中村義人

効果的な環 をほぼ網羅

との差 費用

-85 -2,572

9,804 -7,317 -5,992 -120 -2,112 15

-8,294

(単位:千円)

年度との差 394 4 -4,058 -342 -76 0.8

(単位:千円)

関連したドキュメント