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三井化学グループは、常に地域社会に開かれた事業所を目指しています。それぞれの事業所が地域の方々とのコミュニ ケーションを大切にし、これからの社会を担う子どもたちや環境に対して様々な働きかけを行い、地域との共生に努めて います。

マネジメントシステム

地域との持続した信頼関係の構築は重要であるとの考えのもと、各事業所が地域の状況に合わせた交流・意見交換会を開 催しています。地域の方々を含めたステークホルダーの方との対話を通じて、工場運営の参考にしています。

実施内容は、各地域の広報誌に掲載、データベースで共有することで、次年度の活動に反映させています。

目標と実績

2015年度の目標

地域意見交換会でのより積極的な対話を通じたステークホルダーとの交流 地域情報誌の発行

2015年度の実績と評価 達成度A

地域意見交換会や見学会の実施 1回以上/年(国内事業所合計)

地域情報誌の発行 10回以上/年(国内事業所合計)

2016年度の目標

地域意見交換会等でのより積極的な対話を通じたステークホルダーとの交流

※ 自己評価による達成度:A 95%以上、B 70%以上95%未満、C 70%未満

目標と実績 地域対話 地域からの表彰

地域コミュニケーションの推進

国内製造拠点では、近隣住民の方々をお招きして様々な機会に地域対話や見学 会を実施しました。

特に地域意見交換会では、工場概要、環境保全活動、安全への取り組み、社会 貢献活動などをご紹介するほか、住民の皆様からは日頃感じていること、工場 への要望などをお話しいただき活発な意見交換が行われました。

大阪工場では工場立地の高石市市内52自治会を3グループに分け、毎年1グルー プを対象に意見交換会を開催することとしています。2015年は6月12日に中央 グループの16自治会より各自治会代表者の方2~3名をお招きし意見交換会を開 催しました。地道な取り組みを継続していくことにより、相互理解を深めてい きたいと考えています。

大阪工場の意見交換会の様子

市原工場では、2015年11月10日に、日頃工場にはなじみの少ない地元の婦人会 の皆様にお越しいただき、工場概要の紹介と工場見学を実施しました。ま た、12月1日には地元町会役員の皆様をお招きした意見交換会を実施し、日頃は ご覧いただく機会のない工場内部や研究所を見学いただきました。

市原工場での婦人会の皆様を対象にし た意見交換会の様子

名古屋工場では、2016年4月19日に、近隣学区の会長・女性会長ならびに南区 役所地域力推進室の方々を工場にお招きし、環境に関する意見交換会を開催し ました。当社の環境保全や保安防災の取り組みをご紹介するなかで、地域代表 の皆様からのご意見・ご要望を工場運営に反映させていただく目的で毎年行っ ており、今回で11回目となりました。

名古屋工場での環境に関する意見交換 会の様子

地域社会とともに

地域対話

三井化学グループでは、重要なステークホルダーである近隣住民の方々と、様々なかたちでコミュニケーションの機会を 設けています。

当社グループは、それぞれが属する地域において、事業を正常かつ安定的に運営していくためには、地域の一員として地 域との密接な関係に基づく信頼関係が重要であると考えています。

地域の方々との密接な関係を構築するために、工場地区においては安全の取り組みや環境保全について話し合う意見交換 会、工場見学などを実施しています。

さらに、地域自治会との交流や地域行事へ積極的に参加することなどにより、双方の理解がいっそう深まるよう努めてい ます。また、国内製造拠点5工場では年2回以上広報誌を発行し、近隣住民の方々にもご覧いただき広くコミュニケーションでき る場をつくっています。

岩国大竹工場では、2015年10月4日に16回目の秋祭りを行い、工場見学や子供 向け実験教室、ステージでの催しもの等を実施しました。今後も地域の皆様と の関係を深め、信頼される工場を目指していきます。

岩国大竹工場秋祭りでの地域住民向け 工場見学の様子

大牟田工場では、2015年10月7日に「第9回地域意見交換会」を行いました。近 隣地域の皆様をお迎えし、消防本部・警察署・大牟田市関係部局・学識経験者 等ご同席のもと、当工場の安全および環境保全の取り組みを中心に意見交換を 行いました。また、普段は市内の小学校で行っている、ふしぎ探検隊化学実験 教室の実演も行いました。

大牟田工場での地域意見交換会の様子

大牟田工場:地域一斉清掃活動 岩国大竹工場:瀬田八幡宮秋季例大祭

にみこしの担ぎ手としての参加 市原工場:地域の少年野球チームを対 象に、「三井化学杯争奪市原市少年野 球夏季大会」を開催

各工場では、それぞれの特徴を活かした広報誌を発行しています。広報誌の主 な内容としては、各工場での安全操業、生産している製品や用途、環境保全へ の取り組み状況などをご紹介しています。また健康に関するミニ知識の掲載 や、化学実験の実施方法、地域での美化清掃活動の紹介など、工場地区の特色 を出すよう工夫しています。また、これらの広報誌に対する地域の方々のご意 見やそれに対する回答を掲載し、誌面を通じた双方向のコミュニケーションが より深まるよう努めています。

そのほか、国内関係会社においても、工場規模や立地状況などの実情に合わせて、工場見学、地域行事への参加など積極 的にコミュニケーションを図っており、こうした地道な取り組みにより、相互理解が深まると考えています。

広報誌の発行

194 目標と実績 地域対話 地域からの表彰

各事業所で安全活動、環境負荷の低減、地域の発展への寄与などに取り組んで います。 その活動の成果と実績が認められ、数々の表彰を受けました。

岩国大竹工場

自主防災組織技能コンテストで優秀賞(総務大臣賞)受賞

岩国大竹工場の自衛防災組織が総務省消防庁主催の「石油コンビナート等にお ける自衛防災組織の技能コンテスト」において優秀賞(総務大臣賞)を受賞しまし た。このコンテストは、2014年度より自衛防災組織の技能や士気の向上を図る ことを目的として行われています。審査員(消防庁職員4名)による実技競技の審 査を受け、上位5社に与えられる優秀賞を受賞しました。2015年12月7日総務

省において表彰式が行われ、佐々木消防庁長官より表彰状が授与されました。 受賞した自衛防災組織のメンバー

市原工場

警察署交通安全感謝状授与

市原工場が定期的に実施している交通安全活動が評価され2016年1月20日に市 原警察署長より感謝状が授与されました。

警察署交通安全感謝状 下関三井化学

「平成26年度下関市ノーマイカーデー優良取組事業所表彰」優秀賞を受賞 2015年5月27日に開催された下関市地球温暖化対策地域協議会平成27年度総会 において、同協議会主催の「平成26年度下関市ノーマイカーデー優良取組事業 所表彰」優秀賞を受賞しました。「下関市ノーマイカーデー」とは、毎月第3金 曜日を「ノーマイカーデー」と定め、通勤手段を公共交通、自転車、徒歩に切 り替えることで、CO 削減だけではなく、エコライフへのきっかけや、健康増 進といった波及効果も期待する取り組みです。

優秀賞の表彰状

茂原分工場

「小さな親切」実行章受贈

2016年3月1日に公益財団法人「小さな親切」運動本部より「小さな親切」実行 章が贈呈されました。これは、茂原分工場が1997年より活動を開始した、毎月 第2火曜日の昼休みに行っている「ランチタイム美化活動 」が評価されたもの です。これからも地域のため、小さなことからコツコツと活動を積み重ねてい きます。

1997年より「グリーンボランティア」として活動を開始。2012年に現在の名

称に変更し活動を継続。 「ランチタイム美化活動」の様子

「小さな親切」実行章

地域社会とともに

地域からの表彰

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目標と実績 次世代育成 環境コミュニケーション 社員の社会貢献活動参加支援

災害支援 東日本大震災 復興支援

社会貢献活動

三井化学グループでは、「三井化学グループ社会活動方針」に基づき、社員自身の発案・企画による活動をはじめ、様々 な活動を通して社会の発展および課題解決に取り組んでいます。化学会社である当社の特徴や強みを活かした取り組みこ そが、社会課題解決に向けた効果的アプローチであると考え、当社の化学技術や製品を活用して、化学実験教室や災害支 援などの活動を展開しています。

また、社員の参加型活動として、社員有志による寄付基金の制度があり、会員拡大を目指しています。

マネジメントシステム

社会活動方針に基づき、各事業所が自主的かつ継続的に活動しています。

三井化学グループ社会活動方針 三井化学グループは、継続的に

1. 化学技術を活用・進化させて、広く社会に貢献します。

2. 開かれた事業所を目指し、地域社会との共生を図ります。

3. 地球の将来を担う次世代の育成に役立つ活動を行います。

4. 地球環境を守るための活動を行います。

5. 国際的な交流や協力に積極的に取り組みます。

6. 社員ひとり一人が主体的に社会活動に参画できる企業風土をつくります。

体制・責任者

年2回開催されるCSR委員会(委員長:社長)にて、状況を確認しています。

モニタリング方法

年1回CSR担当部が社会活動実績調査を行い活動内容を確認し、CSR報告書への反映と全社への共有をしています。

成果・レビュー

トピックスとしてCSR委員会で報告するとともに、次年度計画に反映しています。

目標と実績

2015年度の目標

既存・新規社会活動プログラムによる活動参画社員の拡大(新規1件以上)

東日本大震災への持続的支援策の検討(1件以上)