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複数台のモニタがある環境で Horizon Client にその中の 1 台のみを使用させる場合、クライアントをインストールした 後に、[すべてのモニタ] 以外のモードでデスクトップウィンドウを起動させるように選択できます。デフォルトでは、

ウィンドウはプライマリモニタで起動します。

Horizon Client 3.4 以降では、デスクトップウィンドウをプライマリではないモニタにドラッグできます。デスクトップ

を次回起動するときに、デスクトップウィンドウは同じモニタに表示されます。最後に使用したモニタを記憶するこの設 定には、次の制限があります。

n 表示モードについては、 [全画面表示] [すべてのモニタ] モードではなく、いずれかのウィンドウモード(大、小 またはカスタムなど)でウィンドウを起動するように選択する必要があります。

n Blast Extreme 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する必要があります。

n ウィンドウが起動され、モニタの中央に表示されます。サイズ変更するためにウィンドウをドラッグして作成したサ イズではく、表示モードでユーザーが選択したウィンドウサイズが使用されます。

n この設定は、リモート(ホスト型)アプリケーションではサポートされません。

この設定は、デスクトップごとに記憶されます。

ディスプレイのスケーリングの使用

4K モニタなどの高解像度画面を使用しているユーザーまたは視覚障害者は通常、クライアントマシンで DPI 100% り大きく設定することで、スケーリングを有効にします。画面のスケーリング機能によって、Horizon リモートデスク トップまたはアプリケーションはスケーリング設定をサポートし、リモートデスクトップまたはアプリケーションが非常 に小さいサイズではなく通常のサイズで表示されます。VMware Blast Extreme または PCoIP 表示プロトコルを使用す る場合、Horizon Client は、DPI 100% より大きく設定されているクライアントでのリモートデスクトップおよびア プリケーションでの画面のスケーリングもサポートします。リモートデスクトップに接続したら、[オプション] - [画面の スケーリングを有効にする] メニュー項目を選択できます。または、リモートアプリケーションまたはデスクトップの [ 定] ウィンドウで、[画面のスケーリングを有効にする] チェックボックスを選択できます。リモートデスクトップの場合、

5 リモートデスクトップまたはアプリケーションの操作

この設定は、デスクトップごとに別々に保存されます。リモートデスクトップでは、現在ログインしているユーザーが使 用できるすべてのリモートアプリケーションにこの設定が適用されます。Windows 10 以外のクライアントの場合、こ のオプションは、DPI 100% より大きく設定されている場合のみ表示されます。Windows 10 クライアントの場合、

このオプションは、プライマリモニタの DPI 100% より大きく設定されている場合のみ表示されます。

デスクトップ ウィンドウが開いているときに表示モードを変更する

Horizon Client 3.4 以降を使用している場合、デスクトップから切断しなくても、[すべてのモニタ] から [全画面表示] どに表示モードを変更できます。

デスクトップウィンドウが開いているときに表示モードを変更する機能は、デスクトップウィンドウのみでサポートさ れ、リモート(ホスト型)アプリケーションではサポートされません。

開始する前に

n Horizon Client 3.4 以降が必要です。Horizon Client 3.3 以前では、表示モードを変更する場合、リモートデスク トップから切断してから、再接続する前に新しい表示モードを選択する必要があります。

n Blast Extreme 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用している必要があります。

手順

1 クライアントシステムの通知領域(システムトレイ)で、[Horizon Client] アイコンを右クリックして、[設定] ウィ ンドウを開くオプションを選択します。

注意 アプリケーションおよびデスクトップ選択ウィンドウから [設定] ウィンドウを開くこともできます。

2 デスクトップを選択して、表示オプションを選択します。

USB デバイスの接続

リモートデスクトップから、小型のフラッシュドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイス を使用できます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能を使用すると、ローカルクライアントシステムに接続されているほとんどの USB デバイスを Horizon Client のメニューから使用できるようになります。デバイスの接続や接続解除にもこのメニューを使用します。

注意 Horizon Client 3.3 以降および View Agent 6.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降では、ローカルで接続され

た小型の USB フラッシュドライブやハードディスクをリダイレクトして、RDS デスクトップおよびアプリケーションで

使用することもできます。他のタイプの USB デバイス(セキュリティストレージドライブ、USB CD-ROM などの他の タイプのストレージデバイスを含む)は、RDS デスクトップとアプリケーションでサポートされません。

リモートデスクトップで USB デバイスを使用するには、次のような制限があります。

n Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモートデスクトップでそのデバイスを使用してい

るとき、ローカルコンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

n キーボードやポインティングデバイスなどのヒューマンインターフェイスデバイスを含め、メニューには表示され ないが、リモートデスクトップには表示される USB デバイス。リモートデスクトップとローカルコンピュータは、

これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低速になる場合 があります。

n 大容量 USB ディスクドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

n USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモートデスクトップにインス トールされていない場合、USB デバイスをリモートデスクトップに接続するとドライバのインストールを求められ ます。

n Android ベースの Samsung 製スマートフォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続 する場合には、USB デバイスをリモートデスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があり ます。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取 り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

n VMware は、[USB デバイスを接続] メニューを使用して、スキャナに接続することを推奨していません。スキャナ

デバイスを使用するには、スキャナリダイレクト機能を使用します。View Agent 6.0.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降のリリースと併用すれば、Horizon Client 3.2 以降でこの機能を使用できます。「スキャナの使用 (P. 92) を参照してください。

n Webcam は、[USB デバイスを接続] メニューを使用する USB リダイレクトでサポートされません。webcam また はオーディオ入力デバイスを使用するには、リアルタイムオーディオビデオ機能を使用する必要があります。View

5.2 Feature Pack 2 以降のリリースと併用すれば、この機能を使用できます。「Webcam とマイクロフォンでリア

ルタイムオーディオビデオ機能を使用 (P. 86)」を参照してください。

n USB オーディオデバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、

アイドル状態のときでさえ、高いデータスループットが必要です。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースに含ま れるリアルタイムオーディオビデオ機能があれば、オーディオ入力および出力デバイスはこの機能を使用して問題 なく動作し、それらのデバイス用に USB リダイレクトを使用する必要はありません。

USB デバイスをリモートデスクトップに手動または自動で接続できます。

注意 USB イーサネットデバイスやタッチ画面デバイスなどの USB デバイスをリモートデスクトップにリダイレクトし

ないでください。USB イーサネットデバイスをリダイレクトすると、クライアントシステムはネットワーク接続を失い ます。タッチ画面デバイスをリダイレクトすると、リモートデスクトップはタッチ入力を受け付けますが、キーボード入 力は受け付けません。仮想デスクトップと USB デバイスとの自動接続がすでに設定してあれば、特定のデバイスを除外 するためのポリシーを構成できます。『View でのデスクトップおよびアプリケーションプールの設定』の「USB デバイ スのフィルタポリシー設定の構成」を参照してください。

重要 この手順で、USB デバイスをリモートデスクトップに自動接続するように構成するための VMware Horizon Client メニュー項目の使用方法について説明します。また、自動接続は Horizon Client のコマンドラインインターフェイスを 使用するか、グループポリシーを作成して構成することもできます。

コマンドラインインターフェイスの詳細については、「コマンドラインからの Horizon Client の実行 (P. 59)を参照し てください。グループポリシーの作成についての詳細は、『View でのデスクトップおよびアプリケーションプールの設 定』を参照してください。

開始する前に

n リモートデスクトップで USB デバイスを使用するには、View 管理者がリモートデスクトップの USB 機能を有効 にしておく必要があります。

このタスクには、エージェントの [USB リダイレクト] コンポーネントのインストールが含まれ、USB リダイレクト に関するポリシー設定が含まれる場合もあります。詳細については、接続サーバと Agent 5.3.x を使用している場 合、『View 管理ガイド』を参照してください。接続サーバと Agent 6.0 以降を使用している場合、『View でのデス クトップおよびアプリケーションプールの設定』を参照してください。

n Horizon Client のインストール時に、[USB リダイレクト] コンポーネントがインストールされている必要がありま

す。このコンポーネントをインストールに含めていなかった場合、クライアントをアンインストールして、もう一度 インストーラを実行して、[USB リダイレクト] コンポーネントを追加します。

手順

n 手動で USB デバイスをリモートデスクトップに接続します。

a USB デバイスをローカルクライアントシステムに接続します。

b VMware Horizon Client メニューバーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

c USB デバイスを選択します。

デバイスは手動でローカルシステムからリモートデスクトップにリダイレクトされます。

5 リモートデスクトップまたはアプリケーションの操作

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