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三井化学グループは、全社を挙げて「事故・労働災害の防止」に取り組んでいます。

従業員の生活習慣病およびメンタルヘルス対策については、「社員の健康づくり」をご覧ください。

マネジメントシステム

方針

「レスポンシブル・ケア基本方針」に基づいてレスポンシブル・ケア活動に取り組んでいます。

体制・責任者

レスポンシブル・ケア委員会担当役員を委員長とし、「労働安全・衛生」の所管部長(安全・環境技術部長、人事部長)、

各事業本部担当部長を委員とするレスポンシブル・ケア委員会において、「労働安全・衛生」に関する方針・戦略および計 画の立案、実績評価、レスポンシブル・ケアシステムの見直しを行います。

「労働安全・衛生」担当部署は日頃から情報交換を行って、全社に関わるレスポンシブル・ケア活動「労働安全・衛生」

の推進を図っています。

モニタリング方法

レスポンシブル・ケア委員会を定期的に開催し、レスポンシブル・ケア活動に関する計画の進捗管理、および実績の評価を 行っています。

成果・レビュー

レスポンシブル・ケア委員会にその成果を都度報告し、次年度計画に展開しています。

目標と実績

2015年度の目標

労働災害防止対策の強化 同型労働災害の防止対策の実施

2015年度の実績と評価 達成度C

重大労働災害 度数率 0.30(目標0.15以下)

国内・海外工場共に重大労働災害度数率が前年度に比べて増加し、三井化学グループ(国内外含む)全体の2015年度 重大 労働災害度数率は0.30となりました

重大労災

目標と実績 安心・安全な職場づくり 各生産拠点安全活動紹介

労働安全衛生

安心・安全な職場づくり

労働災害の発生状況

国内・海外工場ともに重大労働災害度数率が前年度に比べて増加しました。特に国内については2年連続で重大労働災害度 数率が増加傾向にあります。

三井化学グループ(国内外含む)全体の2015年度 重大労働災害度数率は0.30となり、世界最高水準の安全を目指した目標 値0.15には未達でした。 原因としては、「回転体には近づかない」といった基本事項が徹底されていなかったことが挙げ られます。動機器による挟まれ巻き込まれによる重大労働災害は、三井化学グループ全体で半数近くを占めました。

そのため、2016年度は「基本事項のさらなる徹底」、「同型労災の防止対策の推進」を目標として挙げ、労働災害の撲滅 に取り組んでいきます。

労働災害度数率の推移(全産業/化学業界/三井化学社員)

三井化学技術研修センター

三井化学グループ重大労働災害度数率の推移(三井化学<社員+運転協力会社>)

技術研修センターの社外開放

当社は、2015年4月より、当社の研修施設として茂原分工場内にある「三井化学技術研修センター」を社外開放しまし た。当センターは、当社の生産現場力強化のために、製造系オペレーターの人材育成を目的として、2006年10月に開講し ました。その後、対象者やカリキュラムを拡大するとともに、海外生産拠点にも同様のトレーニングセンターを設置し、

グループ全体の「安全・運転・設備のすべてに強い、自ら問題を解決できる人材の育成」を推進してきました。これま で、社外からも442人と多くの見学者を受け入れてきましたが、高い評価と多くのリクエストをいただき、社外開放を決 定しました。当社内で経験した各種の事故・トラブル事例を元に、主に安全を中心とした、生産現場ではできない「体験 型の研修カリキュラム」を提供し、産業界の安全に貢献していきます。

目標と実績 安心・安全な職場づくり 各生産拠点安全活動紹介

・ 市原工場

2016年5月25日、市原工場で2015年度小集団活動工場発表会が開催されまし た。茂原分工場も含め、製造部、技術部、関係会社の代表10チームから活動成 果が報告されました。

技術伝承、業務効率アップ、コストダウン等素晴らしい成果で、今後の安全安 定運転に大きく貢献することが期待されます。

市原工場 小集団活動工場発表会の様子

・ 大牟田工場

2016年2月5日に大牟田工場5S活動発表会が開催されました。会場には236人が 参加し、12サークルより活動の取り組みが熱く発表されました。12サークル は、製造部、技術部、大牟田在勤の研究所等の代表サークルです。

工場長の講評では、「大牟田工場が元気なのは、5S活動を若手中心にしっかり と取り組んでいるから」との総括がありました。

大牟田工場 5S活動発表会の様子

・ 大阪工場

2015年6月19日に大阪工場でMCOS全社小集団活動発表会が開催されまし た。MCOSとは、三井化学の生産支援の機能分社「エムシー・オペレーション サポート」のことで、主に本体国内主要工場構内で防災警備、充填包装、運 転・運転補助業務を担当しています。

この日は、三井化学より生産・技術本部長、大阪工場長を含め、120数人と会場 いっぱいの参加者の中、北は市原、南は大牟田から協力会社も含め代表11チー ムから熱い報告がなされました。今回も現場目線のすぐれた発表で、今後の各

工場の基盤をしっかりと支え続けることが期待されます。 MCOS全社小集団活動発表会の様子

安全・環境技術部では、2006年度より国内外関係会社の労働災害の撲滅のた め、労働安全関連の支援をしています。

支援の中で 特に重要な危険予知活動定着に向け、「KY研修」を継続して開催し ています。

危険予知活動の定着のためには、関係会社主体でKY研修ができるキーマンの育 成が必要です。一部の会社ではキーマンによる自前研修が行われており、効果 を上げています。今後もすべての関係会社にキーマンを育成するため、支援を していきます。

海外関係会社においては、自主的にKY指導員を育成し、研修体制を作り始めて

いるところであり、今後も積極的に支援していきます。 国内関係会社でのKY研修の様子

労働安全衛生

各生産拠点安全活動紹介

三井化学の各工場では、小集団活動を通じて、工場活性化のボトムアップを図っています。代表的な具体的活動例は以下 の通りです。

KY・指さし呼称指導

KY研修実績

13年度 14年度 15年度

国内関係会社 157名 / 8回 206名 / 12回 347名 / 15回 海外関係会社 201名 / 7回 160名 / 7回 56名 / 4回

計 358名 / 15回 366名 / 19回 403名 / 19回

中国の関係会社でのKY研修の様子

社長賞 大牟田工場 ファイン製造部 精密薬品課

生産・技術本部長賞 市原工場 製造1部 FR課

三井化学東セロ 名古屋工場 製造一部 ソーラーマテリアル課

MHM(Mitsui Hygiene Materials)(タイ)

TCPC(Tianjin Cosmo Polyuretane)(中国)

TPRC(Thai PET Resin)(タイ)

ACP-OH(Advanced Composites,Inc. Ohio Plant)

(USA)

今年は海外の生産拠点が多く選出されており、弊社のグ ローバル展開の状況が伺えます。

なお、上記の表彰に合わせ、工場長賞、本社部長賞も同時 に表彰されています。

2015年度 製造課表彰 社長表彰 2015年度製造課表彰

2015年度 製造課表彰を実施しました。三井化学は、2013年度より安全成績等だけに留まらず、安全への取り組みプロセ スに着目し、製造課の努力、苦労等も評価することにしました。2015年度の表彰職場は以下のとおりとなりました。

目標と実績 地球温暖化防止 産業廃棄物の削減 PRTR法対象物質

大気環境の保全 水資源に関する考え方 各生産拠点活動紹介 生物多様性

環境会計 INPUTOUTPUT 環境苦情への対応

環境保全

当社グループは化学会社として、事業活動にともなう環境負荷の低減と化学物質の適正管理の両面から、環境保全に取り 組んでいます。

具体的には、地球温暖化防止、省エネルギー推進、3R(Reduce, Reuse, Recycle)推進による産業廃棄物の最終処分(埋 立)量削減、PRTR法対象物質や揮発性有機化合物(VOC)の負荷削減などがあります。

また、環境会計の公表や環境負荷と経済活動との関係等を評価することで、活動の効果を把握し持続可能な発展を目指し ています。

マネジメントシステム

方針

「レスポンシブル・ケア基本方針」に基づいてレスポンシブル・ケア活動に取り組んでいます。

体制・責任者

レスポンシブル・ケア委員会担当役員を委員長とし、「環境保全」の所管部長(安全・環境技術部長)、各事業本部担当部 長を委員とするレスポンシブル・ケア委員会において、「環境保全」に関する方針・戦略および計画の立案、実績評価、レ スポンシブル・ケアシステムの見直しを行います。

「環境保全」担当部署は日頃から情報交換を行い、全社に関わるレスポンシブル・ケア活動「環境保全」の推進を図ってい ます。

モニタリング方法

レスポンシブル・ケア委員会を定期的に開催し、レスポンシブル・ケア活動に関する計画の進捗管理、および実績の評価を 行っています。

成果・レビュー

レスポンシブル・ケア委員会にその成果を都度報告し、次年度計画に展開しています。

目標と実績 2015年度の目標

GHG削減計画の実行:目標1万トン以上

産業廃棄物ミニマム化 に向けた着実な計画実行

産業廃棄物ミニマム化:産業廃棄物の発生量に対する最終(埋立)処分量の割合が1%以下